横浜銀行カードローンの審査は通りやすいという噂をネット上のあちこちで見かけます。
しかし、私は思います。
「そんなワケないじゃん！」と。
そこで、この記事では、横浜銀行カードローンの審査が通りやすいという噂の根拠をぶった切って行きたいと思います。
横浜銀行カードローンの審査は通りやすいって噂はウソ！その理由は？
まず、ネット上で見かける「横浜銀行カードローンの審査は通りやすい」という説の根拠として挙げられているものをいくつか紹介します。
＜よく見かける謎な根拠たち＞
- 地方銀行は新規顧客獲得に必死だから通りやすい
- 地方銀行は地域での評判が大事。だからメガバンクより審査に通りやすい
- 専業主婦でも借りられるんだから通りやすい
- 69歳まで借りられるんだから通りやすい
「いやいや、待って？」と、言いたくなる根拠のオンパレードですね。
地方銀行とメガバンクだと通りやすいのは？
見出しっぽくするために疑問形にしましたが答えは分かりきっています。
メガバンクです。
金融機関にとっての筋肉であり骨である「預金残高」。
これの量が、金融機関としての余裕を生み出すことは言わずもがなです。
横浜銀行は確かに地方銀行の中では一番大きい地銀です。
しかしメガバンク最大手のUFJと比べるとその残高差は、10倍以上です。
「預金残高が少ないからこそ新規顧客獲得活動の一環として、カードローンの審査基準を緩くするということも有り得るのでは？」
そんな疑問もなくはないでしょう。
ただ、私なら、貸し倒れのリスクを抱えるぐらいなら定期預金の金利を上げたり、地域密着性を活かして住宅ローンの金利を下げたりしますね。
「横浜銀行って住宅ローンもやってるっけ？」と思われた方はこちらからどうそ。
『横浜銀行バンクカードローンには住宅ローン利用者だけの優遇金利があるらしい』
評判と審査って関係あるのか？
ちなみに、地域の評判が大事だというのは全ての地銀に言えることです。確かにそうです。
でも、近所の奥様方が下記のような会話をするでしょうか？
「ウチ、この間横浜銀行カードローンに申し込んだけど審査落ちたのよ」
「あら、あそこ酷いのね。ウチ、普通口座あるけど解約しちゃおうかしら？」
しないよ！
主婦の方に限らずカードローンで借金しようとして、しかも審査に落ちたなんて絶対誰にも言いたくないですよ。
というわけでこれもこじつけですね。
専業主婦も通るというのは関係ある？
これも、分かりきっています。
関係ありません。
消費者金融は貸金業法改正によって専業主婦には貸付できなくなりました。
しかし、銀行は無関係。
消費者金融と差別化させやすいからここぞとばかりにアピールしているだけです。
実際は、専業主婦じゃ審査に通らないのか？
横浜銀行カードローンは、専業主婦でも貸付上限を設けていない珍しい銀行カードローンです。
でも、それと審査の通りやすさは別問題です。
あくまで、本人の信用情報のキレイさと、旦那さんの稼ぎ次第です。
あなたが今までクレジットカードの支払いに遅れたこともなく、あなた名義の大きなローンも組んでいなければ専業主婦だろうとなんだろうと関係なく審査に通ります。
69歳までOKだから通りやすい説は？
ビックリするぐらい審査に関係ないですね。
もちろん年齢制限は絶対のルールですから未成年と70歳以上は申し込むことすら出来ません。
でも、審査に落ちる人は20歳だろうと30歳だろうと関係なく落ちます。
さっきの専業主婦の話と同じです。
あなたの信用情報と現在の収入次第です。
ただ、高齢の方ほど高額融資は受けにくい説は確実に年齢が関係していることです。
でも、これは審査そのものではなく、審査通過後の「いくらまでなら貸せそうか」を決める段階の話なので、ここではサックリ割愛します。
どんな人なら横浜銀行カードローンがオススメなのか？
しつこいようですが、信用情報が綺麗で、自分名義の大きなローンを組んでいなくて、自分か配偶者にそこそこの稼ぎがある人。
これにつきます。
上記の上限に当てはまる人だったら正直言って、横浜銀行カードローン以外でも普通に審査通りやすいです。
あと、今現在すでに横浜銀行の口座を持っている人にはオススメします。
申し込んだ後の手続きがワンステップ飛ばせるので時短に繋がります。
銀行カードローンは2週間前後かかるところが多いので時短要素は大事にしたいですね。
どのカードローンの審査が通りやすいなんて証明出来ない！
そもそも審査に通りやすいかどうかなんて誰にも証明しようがないことですよね。
仮に各銀行カードローンが審査通過率を発表したとしましょう。
それでも、申込者の数と申込み内容が完全一致している条件下じゃないと比較しようがありません。
そんなことはわかってる。でも一縷の望みを賭けて検索してきてるんじゃないか。
そう憤ってらっしゃる方も多いかもしれませんね。
もし、少しでも審査に通りやすい要素を求めるなら消費者金融に行くべきです。
銀行カードローンの中でこだわるなら、まだナンボかメガバンクの方が通りやすいと言えなくもないです。
よって、「絶対横浜銀行にした方が良いですよ！」って自信持って力いっぱい言えるのは、「口座を持っている」か「CMで使われているサッカー選手の超ファンの人」のどっちかの条件に当てはまる人ぐらいですかね。
あとは、地銀の中では間違いなく横浜銀行が一番預金残高が多く、体力ある地銀No.1であることは事実です。
だから、アンチ・メガバンクで地銀を応援していきたい派の人にもオススメですよ！
当サイトのこちらの記事では、横浜銀行カードローンの審査基準を、独自の目線で徹底解説しています。
気になる方はぜひこちらの記事を参考にしてください。
https://www.cardloan-kuraberu.com/yokohamabank-cardloan/shinsa-jikan/
■この記事を書いた研究会メンバー
NAME：たぐち
ひとこと：千葉県出身だから横浜には辛く当たってしまいます。