横浜銀行カードローンの自動融資機能を徹底解説

最初に「横浜銀行カードローンには自動融資機能がついていない」。
「自動融資機能が使えるのは横浜銀行バンクカードローン」。

この2点をご理解ください。

自動融資機能があるのは横浜銀行バンクカードローン。横浜銀行カードローンにはない

全てはこんなややこしい名前をつけた横浜銀行が悪い。
「横浜銀行バンクカードローン」と「ミラクルローン」ぐらい名前が違っていたら混乱を招くこともなかったでしょう。
しかし、外野がいまさら言ってもどうしようもないので苦言はこれで終わります。

とにかく、自動融資機能が使えるのはバンクカードローンの方。
「バンク」がついてる方。
それだけ念頭に置いておいていただいて、バンクカードローンの自動融資機能の解説していきたいと思います。

「そもそもバンクカードローンって何よ?横浜銀行カードローンと何が違うのよ?」
という方は下記の記事を一度ご覧いただいてからお読みいただくと話がスムーズです。
『横浜銀行のバンクカードローンとは?』

自動融資ってどんな機能?

簡単に言うと、公共料金やローンを口座引き落としに設定していて、残高不足で引き落としが出来なかった時に活躍する機能です。

口座の中に5,000円しか残っていないのに電気代6,000円の引き落としが来ても、出来ないですよね。
そんな時横浜銀行が自動的に1万円融資してくれて引き落としを完了させてくれます。

信用情報を死守したいあなたにオススメ

筆者もたまにあります。
「あっ!そうか!あれをクレジットカードで支払ったヤツの支払い、今月だった」
と、すっかり2ヶ月近く前にクレジットカードで買ったものの存在を忘れていて、うっかり電気代の支払いだけ出来ていないことが。

フリーターの方や転職をされた方で、昔の勤務先の給料日に併せてクレジットカードや公共料金の支払い日を設定している方も多いのではないでしょうか。
そして、今となってはどれがいつ引き落とされるのか確証を持てない方も少ないと思います。

これが公共料金ならまだいいですが(良くはないですが)、クレジットカードの方が引き落とし出来ていなかったら信用情報にキズがつきます。
本当にお金がなくて支払えなかったのならまだしも、「1,000円足りないって分かってたら余裕で払えたのに!」なんて状態で滞納記録がついたら悔しいですよね。

そのたった1回が将来の住宅ローンの審査に響いて来るかもしれませんよ。

横浜銀行の自動融資には2種類ある

自動融資という機能。
実は、横浜銀行バンクカードローン固有の機能ではなく、普通口座しか持っていない人でも使えるのです。

「あ?」ってなりますよね。
ややこしすぎて気が遠くなってきそうですがもう少しお付き合いください。

普通口座用自動融資

審査が無い変わりに条件が1つあります。
それは横浜銀行の口座に定期預金があることです。

定期預金は、基本的には満期になるまで銀行に預けたままのお金ですよね。
そのお金を担保の変わりとみなして、自動融資機能を使えるようにしてくれます。

バンクカードローン用自動融資機能

先ほど紹介した『横浜銀行のバンクカードローンとは?』の記事でも書きましたが、バンクカードローンは、横浜銀行のキャッシュカードやクレジットカードのオマケ機能です。

普通口座を持っている人向けのオマケ機能でバンクカードローンがある。
だから普通口座についてる自動融資機能も使える。

バンクカードローンにしろ自動融資にしろ「普通口座」が本体なのだと思っていただけると分かりやすいでしょうか。

バンクカードローンはその機能をつける時に審査されていて、保証会社の保証を受けているという担保があります。
よって、バンクカードローンに自動融資機能をつける際にも審査はありません。

利用上の注意点

さて、ここまでで普通口座についてくるサービスだということはご理解いただけかと思います。
しかし、デメリットもあるということは絶対に忘れちゃいけない部分なのでしっかりお伝えします。

利息を取られる

普通口座のサービスだからといって借金であるということに変わりはありません。
例え一時的なものであろうとなんだろうと利息が発生します。

利率は借り入れ額10万円枠なら13.6%。
自動融資で1万円立て替えてもらったら、1日あたり3~4円の利息が発生します。
一ヶ月後に返済しても100円前後です。

100円で信用情報を守れるなら安いと思うか。
無駄なお金は100円だって1円だって払いたくないと思うか。
それは、自由です。

借り入れ状況を把握しにくくなる

先ほどの「口座の中に5,000円しか残っていないのに電気代6,000円の引き落としが来た時」の例を見てみます。
この状況で自動融資されると一時的に口座は1万5千円あることになり、6,000円引き落としても9,000円残ることになります。

この時点で「あれ?」って気づけたら自動融資がされたのだと分かります。
しかし、さらに携帯代や他の光熱費の引き落としがあって口座の中に数百円しか残ってない状態になったとします。

この状態になってからATM等で残高照会したら、「あー、無事に全部引き落とされたんだな」って思うでしょう。

ここが罠です。

金銭感覚がじわじわ狂い始める

この状態の何が怖いって、結果的にその月は1万円近く多く使っていることになります。
それは、先月より1回多く飲みに行けて、毎日のコンビニでビールを一本多く買える程度の変化しないでしょう。

この状態が何ヶ月も続くと地味に金銭感覚が狂ってきます。
少しずつ、少しずつ、生活水準が上がっていってしまうのです。

「人は、一度上がった生活水準を自分では下げられない」byヤミ金ウシジマくん

まさにこれ。
こうした地味な変化だからこそ危機感も覚えにくいです。
最初は自動融資でうっかりを防止してもらうだけだったのに、気づいたらカードローンで現金を引き出すようになってしまう人もゼロではありません。

上手く使わないとどこまでも深い沼へと引きずり込まれてしまうので注意してください。

まとめ

  • 横浜銀行カードローンには自動融資機能がない
  • 横浜銀行バンクカードローンにはある
  • そもそも普通口座の付随サービスとして存在している
  • 普通口座に付随されるには定期預金が担保
  • バンクカードローンに自動融資機能をつける時は審査いらない
  • 油断すると借金沼の入り口になりかねない

以上です!


■この記事を書いた研究会メンバー
NAME:たぐち
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ひとこと:ヤミ金ウシジマくんの実写版はTVドラマ版1期が一番おもしろかったと思います。

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