横浜銀行カードローンで無事にお金を借りることに成功したら、次に待っているのは返済です。
返済といってもただお金を返せば良いというわけではありません。
きちんと返済について理解していないととんでもないことになるかもしれません。
是非一緒に横浜銀行カードローンの返済について学んでいきましょう!
横浜銀行カードローンの返済方法は?
横浜銀行カードローンの返済方法は、基本的に横浜銀行の預金口座から毎月10日に自動的に引き落としが行われる「自動引き落とし返済」です。
そのため返済日である10日までに借入額に応じて決められた返済額(最低返済額)を、口座に用意しておかなければなりません。
口座の預金が足りなかった場合、返済の延滞扱いとなり、遅れた日数分遅延損害金が発生するので注意しましょう。
このように毎月の返済日に所定の金額を返済していくことを、「定例返済」や「約定返済」と呼びます。
カードローンの場合、この定例返済さえ遅れることがなければ、どれだけ借金が残っていようと、銀行側から催促されることはありません。
しかし毎月の定例返済だけで、借金を全額返済しようとすると、大きく損をしてしまうので要注意です。
ここからは定例返済と利息の仕組みについて説明していきます。
定例返済額・最低返済額って何?
先ほども簡単に説明しましたが、定例返済とは毎月行われる返済のことで、契約時に決めた返済日までに所定の金額を返済することで、来月まで返済する必要はありません。
たとえば横浜銀行カードローンから50万円借りたとしても、返済日に1万円支払えば来月まで返済しなくて大丈夫ということです。
このとき返済日に自動的に引き落とされる金額は「定例返済額」や「最低返済額」と呼ばれています。
「定例返済額」や「最低返済額」は勝手に決められるものではなく、横浜銀行の場合、借入残高に応じて毎月の返済額があらかじめ設定されています。
そのため借り入れする際には、毎月の返済がどれくらいになるのか確認しておくことが重要です。
横浜銀行カードローンの定例返済額
実際に横浜銀行カードローンが設定している定例返済額は以下の通りです。
借入残高 | 定例返済額 |
---|---|
2000円以下 | 借入残高 |
2000円超~10万円以下 | 2000円 |
10万円超~20万円以下 | 4000円 |
20万円超~30万円以下 | 6000円 |
30万円超~40万円以下 | 8000円 |
40万円超~50万円以下 | 10,000円 |
50万円超~100万円以下 | 15,000円 |
100万円超~150万円以下 | 20,000円 |
150万円超~200万円以下 | 25,000円 |
200万円超~250万円以下 | 30,000円 |
250万円超~300万円以下 | 35,000円 |
300万円超~350万円以下 | 40,000円 |
350万円超~400万円以下 | 45,000円 |
400万円超~450万円以下 | 50,000円 |
450万円超~500万円以下 | 55,000円 |
500万円超~600万円以下 | 60,000円 |
600万円超~700万円以下 | 65,000円 |
700万円超~800万円以下 | 70,000円 |
800万円超~900万円以下 | 75,000円 |
900万円超~1000万円以下 | 80,000円 |
1000万円超 | 85,000円 |
横浜銀行カードローンでは、前月の定例返済が行われた時点での借り入れ残高に応じて、翌月の定例返済額が設定されています。
では、毎月定例返済だけを続けていると、どのようなデメリットがあるのか、これから詳しく解説していきます。
定例返済だけで返済を続ける怖いところ
定例返済額の大部分が利息に充てられてしまう
例えば横浜銀行カードローンで5万円借りたとします。※限度額50万円の場合
この場合毎月の定例返済額は2,000円です。
貸付枠によって金利がいくらになるかは変わるのですが、今回は最高金利の14.6%ということにしましょう。
こうすると毎月の定例返済額2,000円のうち600円が利息となります。
(※利息についてはこちらの記事で解説していますのでそちらをご参照ください。)
『横浜銀行カードローンの金利を他社と比較』
5万円借りていて2,000円返していれば、利用者は「あとは4万8,000円返せばいいんだ」と思いますよね。
しかし実際の貸付残高は4万8,600円も残っています。
1回分だけ見るとあまり大きな額には感じないかもしれません。
でももし5か月ほど返済を続けた時にこのことに気づいたとしたらどうでしょうか。
1万円(2000円×5回)返しているのに貸付残高がまだ4万4,000円も残っていたら、「えっなんで!?」と焦るでしょう。
ちなみに、この誤差は借り入れ額が大きくなればなるほど広がっていきます。
しかし、公式サイト上にしっかりとこの辺の説明は掲載されていることです。
「銀行から自動的に引き落としされる定例返済は(5万円なら)2,000円です」と明記しています。
お金を借りた後でいくらゴネたところで後の祭りです。
これが定例返済の怖いところその1です。
いくら借りているのか把握しづらくなる
もし、あなたが正社員として働いているのであれば、毎月4,000円くらいの返済だけならさほど辛くないかと思います。
(もちろん人によっては捻り出すようにしないと用意出来ないかもしれませんが)
横浜銀行カードローンの場合借入額が20万円を超えるまでは月々の返済額が4,000円で済みます。
「あっ、今日飲み会だった。お金全然足りないからちょっと1万円借りちゃおう」
「えっ?田舎のお祖父ちゃんが亡くなった?帰省する新幹線代ないから3万円借りちゃおう」
そうやってちょっとした出費で手持ちが足りなくなった時に少額で借りるクセがついても、返す額は2,000~4,000円。
もし借りた分は翌月一括返済しなければならないのであれば、1万円借りるにしても来月の家計を計算して悩むと思います。
しかし横浜銀行カードローンの場合、20万円まではいくら借りても毎月4000円の返済でOKなので、つい軽い気持ちで利用してしまうのです。
しかし20万円を毎月4,000円で返していると完済まで6年かかります。
そして最終的な総支払額は30万1,369円。10万円近く多く返済しないといけないことになります。
この状態に陥りそうな条件
- 1万円~3万円ぐらいずつの少額の借り入れを重ねる。
- 結果、自分が合計でいくら借りているか把握しなくなる。
- 月々の返済後の残高を確認しない
- いつ完済するんだろうと気になり出すまで、利息がいくらなのか計算しない
意外とこの状況に陥ってしまう人少なくないのです。
気をつけてくださいね!
金利地獄の回避方法は「繰り上げ返済」にアリ!
これだけだとただのめちゃくちゃ怖いシステムですが、もちろん回避する方法もきちんと横浜銀行カードローンの公式サイトに明記されています。
それが「繰り上げ返済」です。
こちらは定例返済とは異なり返済した分が100%元金の返済に充当されます。
「よーしじゃあ1,000円でもお財布に余裕があったらどんどん返済していこう!」
そう意気込む気持ち自体はとても素晴らしいのですが1個だけ注意点があります。
<はまぎん>マイダイレクトから返済する
横浜銀行カードローンを作った際には普通口座も開設することになります。
この時ついでにオンラインバンクにも申し込んでしまいましょう。
(すでに借りている方でも今から申し込めばOK)
このオンラインバンク上からの繰り上げ返済ならいつ何時手続きしても手数料がかかりません。
ATMで平日の間に返済する
手持ちのお金の中で余裕がある時はオンラインバンクよりもATMで返済する方が楽ですよね。
横浜銀行ATM、ローソン銀行、イーネット、セブン銀行なら、いつでも何回でも手数料0円でご返済できます。
繰り上げ返済をしても約定返済を忘れずに!
よくある返済の失敗例が、繰り上げ返済をして安心してしまい、今月の約定返済を忘れてしまった…というパターン!
横浜銀行カードローンでは、繰り上げ返済と約定返済は全くの別もの。
繰り上げ返済をしたからといって、約定返済で口座残高が足りず引き落としできなかった場合、返済の延滞としてカウントされてしまいます。
横浜銀行カードローンの返済に延滞してしまうと、遅延損害金と呼ばれる違約金が利息とは別の発生するだけでなく、信用情報にも傷がついてしまいます。
信用情報に傷がつくと、今後ローンを組むときに審査で不利になるなど、今後の人生にも大きく左右するので気をつけてください!
毎月の返済日の近くには、必ず口座残高と返済額を確認して、確実に約定返済を乗り切れるようにしましょう。
万が一、横浜銀行カードローンの返済に遅れた場合のデメリットや対策法は、こちらの記事でさらに詳しく解説しています!
https://www.cardloan-kuraberu.com/yokohamabank-cardloan/hensai-entai/
また信用情報について詳しく知りたい!という方にはこちらの記事がおすすめ!
https://www.cardloan-kuraberu.com/yokohamabank-cardloan/shiyojoho/
横浜銀行バンクカードと返済方法は違う?
横浜銀行バンクカードで借り入れた場合でも、返済には毎月10日と変わりません。
しかし毎月の最低返済額は大きく異なるのでご注意ください。
横浜銀行バンクカードの毎月の最低返済額は↓の通りです。
前月返済日時点での借入残高 | 当月の返済額 |
---|---|
1万円以下 | 借入残高の全額 |
1万円~60万円以下 | 1万円 |
60万円超~100万円以下 | 2万円 |
100万円超以降は100万円ごと | 1万円ずつプラス |
横浜銀行バンクカードでは、最低返済額は1万円からとなっています。
カードローンの場合、10万円までの借り入れであれば毎月2000円でOKですが、バンクカードでは毎月1万円支払わなければいけません。
最低返済額が高いと、返済が早期に済むというメリットもありますが、お金がきついときに毎月1万円はしんどいものです。
少しずつ返済したいのであれば、バンクカードよりカードローンがおすすめですね。
結論
- 定例返済だけで返そうとしない
- 繰り上げ返済はオンラインバンクが最強
- ATMから返すならセブン銀行かローソン銀行ATMかイーネット
- 少額ずつ借りるクセはつけない
特に力強く言いたいのは一番最後の結論。
少額ずつ借りるクセはつけるな!
とっても大事なことなので2回言った上に赤字で書いておきました。
是非上手に横浜銀行カードローンと付き合って行けるように頑張ってください!
■この記事を書いた研究会メンバー
NAME:たぐち
ひとこと:この間ボクの記事を読んだまりーから「千葉県民の嫉妬が凄い」って言われました。誤解です。