スルガ銀行カードローンは毎月の返済期限が決められており、返済期限を過ぎてしまった場合は遅延損害金を取られてしまいます。
遅延損害金を取られないようにしっかり対策をしておかないと、様々な問題が起きてしまうので注意しましょう。
毎月の最低返済額をしっかりと確認しておくだけでなく、返済方法も理解しておかなければなりません。
返済方法を変更すれば返済が楽になる他、一括返済によって借金をすぐに返し切れる可能性があります。
返済方法や返済のコツをしっかりと理解してスルガ銀行カードローンを返済しましょう。
スルガ銀行カードローンの審査は厳しくない!審査に通る5つのポイント
スルガ銀行カードローンの返済期限は毎月1日
スルガ銀行カードローンの返済期限は毎月1日に設定されています。毎月1日というのはカードローンにしては珍しいタイプです。
大半のカードローンは月末に設定する、もしくはカードローンが定めている返済日から選択する方式を採用しています。
返済日が月初めに設定されるカードローンは、給料日の関係なども含めるとあまり多くありません。
返済期限が1日に設定されているため、毎月の返済が他のカードローンと違うと感じてしまい、返済日を忘れるリスクも少し高くなります。
毎月の返済日をしっかりと理解しておかないと、返済しないまま時間が過ぎてしまい、返済期限を超える可能性があります。
返済期限を超えると遅延損害金の対象となるため、すぐに返済をしなければなりません。
毎月1日だと覚えておくのは少し難しい部分もあります。カレンダーに書いておく、もしくは何らかの通知サービスを利用して覚えるようにしてください。
しっかりと返済日を覚えるようにしていれば、毎月1日の返済もしっかりできるようになるでしょう。
なお、毎月1日が休日だった場合、翌営業日まで返済日が延期されます。
当月20日から翌月1日までの間に返済する
スルガ銀行カードローンの返済は当月20日から翌月1日の間で実施しなければなりません。
当月19日以前に返済をしても随時返済として扱われてしまいます。
随時返済は約定返済として見なされないため、再度返済をしないと遅延損害金の対象となります。返済期間を間違えないようにして、確実に返済を進めておきましょう。
当月20日から翌月1日に返済した場合は約定返済となり、毎月1回の返済で問題なくスルガ銀行カードローンの返済は完了します。
間違って20日以前に返済した場合は、もう1度指定された期間の間に返済し、約定返済を確実に実施しておきましょう。
スルガ銀行カードローンの最低返済額まとめ
スルガ銀行カードローンでは最低返済額が定められており、最低返済額を満たさなかった場合は返済扱いとなりません。
返済額はしっかりと確認しておくほか、最低返済額をしっかりと理解して毎月の返済に生かしてください。
現時点でスルガ銀行カードローンの最低返済額としてまとめられている金額は以下の通りです。
希望限度額 | 最低返済額(月) |
---|---|
10万円以下 | 3,000円 |
10万円超20万円以下 | 6,000円 |
20万円超30万円以下 | 9,000円 |
30万円超40万円以下 | 12,000円 |
40万円超50万円以下 | 15,000円 |
50万円超100万円以下 | 20,000円 |
100万円超150万円以下 | 30,000円 |
150万円超200万円以下 | 40,000円 |
200万円超250万円以下 | 50,000円 |
250万円超300万円以下 | 60,000円 |
300万円超350万円以下 | 70,000円 |
350万円超400万円以下 | 80,000円 |
※以下、借入額が50万円増えるたびに最低返済額が1万円増加(最大16万円) |
以上が最低返済額として設定されています。
他のカードローンと比較しても返済額がやや多く設定されているスルガ銀行カードローンですが、大きな借入だと最低返済額がかなり多くなります。
特に800万円まで借りると16万円の返済を毎月実施しなければならず、かなり大きな負担を強いられてしまいます。
借りている金額がそこまで多くないのに返済額がかなり多くなる問題もあります。
50万円を借りていると15,000円の返済求められますが、他の会社だと10,000円程度で済む場合があります。
返済額がかなり多くなってしまうのは、スルガ銀行側の方針で返済額をかなり多めに取っているためです。
返済額がかなり多くなると想定して、現時点で借りている金額をしっかりと確認しておきましょう。
大きな借入になると更に大きな返済を求められる可能性があるので、安易に借りて返済できないような状況を作らないように気を付けてください。
スルガ銀行カードローンの返済方法は2通り
スルガ銀行カードローンの返済方法は2つ用意されています。1つは登録している口座から自動的に引き落としてもらう方法です。
この方法は返済日を間違えないメリットを持っているほか、お金さえしっかりと残されていれば返済できる可能性があります。
しっかりと返済できる方法ではありますが、口座の中にお金を入れていないと返済できない問題が起きてしまいます。
もう1つは現金を提携しているATMから返済する方法です。
現金を提携しているATMに入れて返済すると、毎月の返済として扱われます。
この方法は自分で手続きをしなければならないほか、提携しているATMが近くにないと返済できない可能性があります。
より安心して返済したいと考えているなら、スルガ銀行カードローンに登録した口座から自動引き落としを実施したほうがいいでしょう。
2つの方法をどのようにして使っていくか、慎重に考えて1つの返済方法を決めましょう。
登録口座からの自動引落とし
一番利用されている方法が登録口座からの自動引き落としです。
この方法を選べば、毎月決まったタイミングで返済が実施されるため、お金さえ入れておけば問題なく返済が続けられます。
返済方法としては一番楽な手法でもあります。
登録する口座はスルガ銀行の普通口座以外でも可能です。
スルガ銀行カードローンは、スルガ銀行の口座を持っていない人でもカードを発行できるため、登録する口座は普通口座であればどの銀行でも構いません。
自分が良く使っている銀行の口座を指定するといいでしょう。
ただ、この方法は口座内に返済額が足りていない場合、自動的に引き落としができません。
引き落としができない場合、銀行から連絡が入ります。
指定されたタイミングまでに入金した場合、引き落としが当日中に実施されますが、できなかった場合は遅延損害金の対象となり、返済額が増えてしまいます。
口座内のお金はしっかりと確認しておきましょう。
現金を提携のATMから入金
もう1つの返済方法が提携しているATMにお金を入れて返済する方法です。
現金をATMに入れてスルガ銀行カードローンの返済を実施します。提携しているATMは以下の通りです。
- ゆうちょ銀行
- イオン銀行
- セブン銀行
- 東京ネットワークサービス
- E-net
- スルガ銀行ATM
以上のATMに対応しています。
セブンイレブンやファミリーマートのATMに対応しているため、返済できるATMが近くにないという問題はほぼありません。
ただ、山間部などなかなかATMが置かれていない地域の場合、返済が難しいケースもあります。
ATMでの返済を希望する場合、ATMに必要な現金を持っていかなければなりません。
必要な現金は最低返済額以上が必要となるので、かなり多くの現金を入れる場合があります。
返済額が多いとお金を持ち歩くリスクが高まるため、金額によっては口座引き落としを選んだほうがいいかもしれません。
また、この方法は返済日を忘れやすいため、返済日を忘れる人は口座引き落としを選択してください。
何も手続きをしなかった場合は遅延損害金の対象となり、更に利息が多くなってしまいます。
毎月の返済日を忘れないように、通知サービス等を利用して返済をしっかり続けましょう。
お得に使うなら積極的に随時返済すべし
スルガ銀行カードローンをお得に利用したいと考えているなら、随時返済という方法を使ってください。
随時返済はどのタイミングで返済してもいい方法として使われており、元本が直接減る仕組みを採用しています。
利息の支払いはできないものの、元本の支払いが簡単にできるため、より早く返済を完了させられる可能性があります。
また、随時返済を採用した場合は、元本が減るために利息も大幅に下がります。
約定返済だけを使っている方法よりも元本が早く減るため、最終的に支払う利息が下がります。
場合によっては倍近くも利息を減らせる可能性があるため、積極的に取り入れて返済を早めるといいでしょう。
随時返済をすると元金を直接減らせる
随時返済をするメリットは、元本を直接減らせるという部分です。
現時点で借りている金額を直接返せるため、利息等を気にせずに返済を進められます。
元本が減ると最低返済額を下げられる可能性があり、約定返済時に支払う最低返済額を抑えて返済を進めやすくするメリットも生まれます。
また、随時返済によって元本が減ると、返済期間を短くできる可能性があります。
返済期間が短くなれば利息の発生も大幅に抑えられるほか、短時間での返済による信頼性アップも期待できます。
より高い信頼性を得て、将来的に増額申請などを希望しているなら、随時返済を有効に使って返済を進めましょう。
随時返済を繰り返せば利息は大幅に減る
随時返済をするもう1つのメリットは、返済を繰り返して使うと利息を大幅に減らせる部分です。
随時返済によって元本を直接返していくと、残された金額が減るため利息を抑えられます。
多くの返済を実施すると、返済した金額分だけ利息の発生は抑えられるため、最終的にスルガ銀行に返済する金額もかなり下がります。
大きな利息に困っているなど、なるべく利息を増やしたくないと考えているなら随時返済を使ってください。
随時返済によって元本をしっかり返済できれば、利息の支払いが大幅に下がり、将来的にかなり得をする場合があります。
まとまったお金が入ったら一括返済をしよう
まとまったお金が入ったとき、そのまま残しておくのはもったいないでしょう。
もしスルガ銀行カードローンを利用していたのであれば、このタイミングで一括返済を考えてください。
一括返済を利用すると、その時点でカードローンの返済が終わり、翌月以降の返済義務がなくなります。
一括返済は借りている残高を全て返す方法です。
現時点で借りている残高を指定された日までに返済しておけば、スルガ銀行が完済したと判断します。
完済した場合は翌月以降の支払いが生じないため、カードローンの返済に悩まされません。自由にお金を使えます。
一括返済を使うと、その時点でカードローンの返済が終わり、お金のやりくり等を考えなくていい状態が生まれます。
同時にスルガ銀行カードローンを解約できるため、カードローンを利用したくないと思った時、これ以上カードローンを持つ必要がないと思ったときに一括返済により解約できる状況を作れます。
まとまったお金が得られたら一括返済を考えるといいでしょう。
カードローン利用を一気に終わらせられる
カードローンの利用を終了させられるメリットを持つ一括返済は、これまでに紹介した約定返済や随時返済と違い、残高を一気に返す方法です。
一括で返してしまえば、残されている金額は0円となりますので、翌月以降は返済しなくてもいい状態が生まれます。
カードローンをこれ以上利用するつもりがない、スルガ銀行カードローン以外のカードローン利用を検討しており、解約したいと考えているなら一括返済を利用して返済しておきましょう。
一括返済が完了すれば、カードローンの解約も自由にできるのです。
完済した後は解約手続きを忘れずにおこなう
一括返済をした後、このままスルガ銀行カードローンを持っているのはあまりいい方法ではありません。
もしスルガ銀行カードローンを使い続けたいと考えるなら、一括返済をするのではなく約定返済や随時返済によって元本を減らし、利用可能枠を多く確保したほうがいいのです。
つまり解約しないのであれば、一括返済を使う意味はほとんどありません。
スルガ銀行カードローンで一括返済を使ったのであれば、基本的に解約手続きをしっかり実施してください。
解約手続きをしてスルガ銀行カードローンの契約を切っておけば、今後はカードローンによる借入をしなくなり、更にカードローンを保有していることで債務者という扱いにもなりません。
返済が終わったら確実に解約手続きを進めてください。
期限までに返済ができないとどうなる?
期限までに返済できなかった場合、遅延損害金の対象となります。
遅延損害金は通常の利息に加えて遅延損害金を支払うことになり、さらに返済額が増えてしまいます。返済額を抑えたいと考えているなら、絶対に返済を忘れないようにしてください。
更に、スルガ銀行から催促の手紙が届きます。
手紙によってスルガ銀行カードローンを利用していると気づかれる可能性が高くなり、家庭内でのトラブルが起きてしまいます。
気づかれたくない人は、返済を忘れないように心がけてください。
なお、手紙以外にも電話による催促が実施される場合もあります。
延滞した日数分の遅延損害金がかかる
延滞した日数分だけ遅延損害金を支払わなければなりません。
遅延損害金は独自の金利が設定されており、設定された金利によって追加の支払いが発生します。
この支払いは利息とは別の扱いを受けており、返済した場合でも遅延損害金が元本よりも優先的に処理されてしまいます。
より返済が遅れる可能性を持っているため、遅延損害金は出さないほうがいいのです。
スルガ銀行カードローンの遅延損害金は19.5%の金利が設定されています。
この数字は消費者金融の大手なども遅延損害金以外では採用しない数字であり、金利としては相当高いものです。
特に高額な借入をしていると、遅延損害金がかなり多くなるので注意しなければなりません。
返済に影響しないためにも、遅延損害金を取られないように気を付けましょう。
スルガ銀行から催促の手紙が届く
スルガ銀行から返済するように手紙が届きます。
催促の手紙が届いた後、返済しなかった場合は更にハガキが送られるほか、場合によっては電話による催促も実施します。
電話による方法は携帯電話に連絡するケースが多いものの、返済をしなかった場合は自宅に電話がかかってくる場合もあります。
催促によってスルガ銀行カードローンを利用していると家族に気づかれる可能性がある他、家族との間でトラブルが起きてしまい、家庭内の危機が訪れる場合もあります。
催促の手紙は誰でも見られる状態となっているため、スルガ銀行カードローンを利用する場合は必ず返済を指定された日までに実施してください。
返済は期限を守っておこなおう
返済期限を守らないで放置していると、スルガ銀行カードローン側から催促されてしまうほか、遅延損害金によって返済が大幅に遅れてしまいます。
期限を守らないで返済するのは避け、確実に返済できるようにしましょう。
毎月の約定返済を実施する以外にも、随時返済によって元本をしっかり返済しておくと、将来的には利息の支払いも抑えられます。
あまり多くの利息を支払いたくないと考えているなら、随時返済を有効に使うといいでしょう。
もしお金に余裕があれば一括返済を実施し、スルガ銀行カードローンの借入をすべて返すのもいい方法です。