住信SBIネット銀行カードローンは低金利が魅力!他社ローンと徹底比較

住信SBIネット銀行カードローンの金利

ネット銀行の中でも人気の高い住信SBIネット銀行カードローンは、他の金融機関と比べ、金利がお得と評判です。

では、どの程度金利がお得なのでしょうか?

今回は、住信SBIネット銀行カードローンの金利と他の金融機関との金利を比較し、住信SBIネット銀行カードローンをお得に使う方法をご紹介します。

住信SBIネット銀行カードローンの審査は厳しい?審査に落ちる原因と対処法

住信SBIネット銀行カードローンの上限金利は年14.79 %

住信SBIネット銀行カードローンの商品概要は、以下の通りです。

プレミアムコース スタンダードコース
融資額 10万円~1,200万円 10万円~300万円
金利(実質年利) 1.59%~7.99% 8.99%~14.79%
遅延金利  設定内 設定なし

住信SBIネット銀行カードローンには、プレミアムコースとスタンダードコースの2種類があり、審査によってコース設定が決まります。

このコース設定の違いによって、例えば同じ10万円の借入でも、上限金利に違いがありますので、プレミアムコースなら7.99%とかなり低い金利設定となります。

一方でスタンダードコースの場合には、14.79%となります。

また、遅延金利(遅延損害金)についての記載はなく、特に延滞金が発生するわけではありません。

但し、返済が遅れそうな時や遅れた時は返済予定日を必ず連絡しましょう。また、返済されるまでは新たな利用が出来ません。

銀行カードローンの中では標準的な金利

プレミアムコースの上限金利から見ると、スタンダードコースの上限金利がかなり高めに設定されているように感じてしまいます。

ですが、他の銀行カードローンの条件金利と比べると、決して高めに設定されているわけではなく、標準的な金利設定がされています。

住信SBIネット銀行カードローンの金利を他の金融機関と比較!

では、実際に他の銀行カードローンの金利とどの程度の違いがあるのか、比較をして確認してみましょう。

金融機関名 上限金利 (年) 下限金利(年)
住信SBIネット銀行(プレミアムコース) 7.99% 1.59%
住信SBIネット銀行(スタンダードコース) 14.79% 8.99%
イオン銀行 13.8% 3.8%
楽天銀行 14.5% 1.9%
じぶん銀行 17.5% 2.2%
ジャパンネット銀行 18.0% 2.5%
オリックス銀行 17.8% 1.7%
北海道銀行 14.95% 1.9%
三菱UFJ銀行 14.6% 1.8%
三井住友銀行 14.5% 4.0%
みずほ銀行 14.0% 2.0%
りそな銀行 12.475% 3.5%
プロミス 17.8% 4.5%
アイフル 18.0% 3.0%
SMBCモビット 18.0% 3.0%
レイクALSA 18.0% 4.5%
アコム 18.0% 3.0%
ダイレクトワン 20.0% 4.9%

ご覧いただいた通り、銀行カードローンは概ね14%台、プロミスなどの消費者金融が18%前後と、金利設定に差があることが判ります。

これは、2010年に改正された貸金業法による上限金利の設定によるもので、貸付金額に応じて上限金利が決められていることが、各社の金利設定の理由の1つとなっています。

金融機関各社では、住宅ローンや目的別ローン、カードローンなどに設定されている金利によって得られる、利息分が収入源となります。

つまり、利息が高ければ高いほど、金融機関の収入が増加するのです。

ですが、高すぎる金利設定では、残念ながら多くの方に利用してもらえません。借りる側としては、出来るだけ金利が低くお得に借りられる金融機関で借りることを希望します。

また、同じ金利設定ならネームバリューがあり、不祥事や倒産などの心配がないような銀行で借りることを希望します。

その結果として、多くの金融機関、特に銀行で借入希望者の取り合いとなり、各社上限金利を低めに設定するようになるのです。

住信SBIネット銀行カードローンを大手8社と徹底比較!メリット・デメリット

メガバンク・ネットバンクの中では同レベルの金利

では、住信SBIネット銀行カードローンの金利は同じ銀行、特にメガバンクやネットバンクと比べ、その上限金利はどの程度なのでしょうか?

上の一覧表を見て頂くとわかる通り、スタンダードコースの上限金利は他の銀行カードローンの金利と同程度であることが判ります。

多くの銀行、特にメガバンクでは個人向けのローンなどの商品よりも、法人向けの貸し付けによる金利での収入がその売り上げのメインであり、その為、消費者金融の様にローン商品に力を入れる必要もなく、また地方銀行などのように個人向けローンに力を入れる必要もなく、その為金利を高くする必要がありません。

また、ネットバンクの場合は、多くの銀行の様に路面店を持つ必要がなく、支店にかかる経費が必要ありませんので、特に金利を高く設定する必要がないのです。

その中に合って、住信SBIネット銀行はネットバンクであり、更にその株主にメガバンクを持っているということもあり、上限金利を他の銀行と同じように低めに設定することが出来るのです。

消費者金融と比較するとかなりお得なのがわかる

消費者金融と比較すると、言うまでもなく金利が低く設定されていることが判ります。

消費者金融では、お金を貸してその金利によって利益を上げています。それ以外の商品はありませんので利息がそのまま企業の売り上げとなります。

特に消費者金融は大手企業などが利用することはなく、巨額の貸し付けということもありません。

個人向けや個人事業主向けの融資のみを商品として取り扱っているところも多く、その為、どうしても金利を高めに設定する必要があるのです。

また、消費者金融で融資を受ける方の中には、遅延・延滞と返済が滞る方もいたり、中にはそのまま返済しないでいるという方も。

そうなると、貸したお金は返ってきませんので、消費者金融側としては損失となってしまいます。

他の商品で穴埋めをすることも出来ませんので、金利を高く設定して利益を上げるしかないのです。

結果、銀行カードローンに比べ上限金利が高く設定されているのです。

住信SBIネット銀行カードローンより金利が低いところに申し込むべき?

住信SBIネット銀行カードローンよりも、例えば楽天銀行やイオン銀行、りそな銀行など金利が低い銀行カードローンも多くあります。

どうせ借りるのなら、支払う利息が少なくて済むように少しでも金利の低いカードローンで申し込みをしたいですよね。

利息が下がれば返済負担が減る

カードローンなどを使ってお金を借りると、その設定された金利に応じて利息が付きます。その利息分も含めて返済しなければなりません。

つまり、金利が低ければその分支払う利息が少なくて済むということでもあり、全体の返済額も減らすことが出来て、自身の負担も少なくて済むのです。

金利が低いとその分審査が厳しくなる

但し、金利が低いということはその分審査も厳しいということをお忘れなく。

金利が低いということは、先ほどもご紹介した通り利息が少ないということで、当然金融機関としては利益が上がらないということでもあるのです。

ただでさえ利益が上がりにくい金融商品なのに、もしそのまま返済されなかったら?当然、銀行としては損失になってしまいます。

金利が低ければ多くの方が申し込みをしますが、その申込者すべてに貸し付けをして返済が滞ってしまえば当然、赤字です。

信用を第一とする銀行にとって、赤字ということはそのまま銀行に対する不信を招く結果となり、当然預貯金の口座を持っている顧客なども、他行へお金を移動させて今います。

赤字で、経営不振と聞けば多くの方はその銀行にお金を預けたいとは思いませんよね。

銀行に限らず、多くの金融機関では融資希望者の返済能力を金融機関毎の基準で審査をしています。

金利を低く設定している銀行の多くは、借入希望者を増やしたいと考える一方で、返済能力の高い方に貸したいという願望もあり、結果として審査が厳しくなるのです。

メガバンクのカードローンは金利以上に通りにくい?

メガバンクの様に大手企業などを顧客に持っている銀行などは特に、銀行の信用というものを大切にします。

2018年5月頃から世間を賑わした、某地方都市の地方銀行が起こした金融不祥事は、当然その銀行の信用を失墜させる結果となりました。

返済能力がない方に巨額の融資を行ったという事実は消えることはありませんし、融資を受けた方の返済をどのようにするのかという問題も残ったままです。

このような、世間を大きく騒がせるような問題が起こると銀行としては致命傷で、特に大手企業を顧客として持っているメガバンクとしては、世界金融にも関係していますので、信用失墜はそのまま経済不安を招きかねないのです。

その為、多くのメガバンクでは金利を低くして多くの方にカードローン利用を促しながら、その審査は実に厳しいし基準を設けているのです。

住信SBIネット銀行カードローンを金利以上にお得に使うコツ

ネットバンクは、店舗などがなく他の銀行に比べ経費が掛かりません。その為、カードローンの金利を低くすることが出来るのです。

住信SBIネット銀行カードローンも同様に、ネットバンクという強みと、そのバックに大手銀行がいるという強みから、金利を低く設定できているのです。

わざわざ審査が厳しいメガバンクのカードローンに申し込まなくても、住信SBIネット銀行カードローンでも十分にお得に活用することが出来ます。

限度額を増額して金利を下げる

もし可能なら、借入金額を100万円以上にすれば金利を低くすることが出来ます。

住信SBIネット銀行カードローンでは、100万円単位で金利設定をしています。

限度額 プレミアムコース スタンダードコース
10万円~100万円 7.99% 14.79%
100万円超~200万円  6.39%~6.99% 11.99%
200万円超~300万円 5.29%~5.99% 8.99%

因みに、条件をクリアできれば特別に金利を引き下げるサービスも行っています。

【条件】

  1. ミライノカード(JCB)を持っており、住信SBIネット銀行口座を引き落とし口座に設定している。
  2.  SBI証券の口座を持っているか、住信SBIネット銀行の住宅ローンの残高がある。
  3. 1.と2.の条件を2つともクリアしている。

条件1.に当てはまる場合、設定されている基準金利から0.1%引き下げます。

条件2.に当てはまる場合には、設定されている基準金利から0.5%引き下げます。

2つの条件をクリアしている場合には、合計0.6%の引き下げとなります。

基準金利14.79%なら、金利引き下げで14.19%となるのです。

借入額を増やして金利を引き下げるという方法が難しい方は、せめて条件1.をクリアすることで例え0.1%でも金利を引き下げるようにしましょう。

頻繁に随時返済をおこなう

住信SBIネット銀行カードローンの返済は、毎月5日を約定返済日として指定されており、住信SBIネット銀行口座から自動で引き落としされます。

返済額は借入額に応じて決定する残高スライド式リボルビング方式を採用しています。

例えば、10万円の借入があった場合、毎月2千円ずつの返済となります。この返済方法だと返済期間は50か月です。

つまり、50か月の間無駄な利息が残高に応じて加算されるのです。

随時返済を頻繁に行えば、この返済回数を減らすこととなり、早期に完済が出来ます。更に言うと利息分も減らすことが出来ますので、完済までに支払う金額を減らすことも出来るのです。

随時返済は、カードを使ってATMから行うことも出来ますが、住信SBIネット銀行Webサイトで振替という方法で返済することも出来ます。

まとまったお金が入ったら一括返済する

副業やボーナスなど、臨時収入があった時などは、出来る限り随時返済を行い、また、まとまったお金が入った時などは、一括で返済するようにしましょう。

それにより、利息を余分に払う必要がなくなり、毎月の約定日に返済し続けるよりもお得に利用できます。

ボーナスなどで、期待以上の収入があるとついつい欲しいものを購入したり、旅行に行ったりと使ってしまいがちです。

ですが、返済するべき借入残高があるのなら、そちらを先に片づける様にしましょう。

住信SBIネット銀行カードローンの場合、借入残高に応じて返済額が決まっており、また、毎月約定日になるとその返済額が自動で引き落としされます。

その為、借入残高がどの程度残っているのか、あと何回返済があるのかということに、無頓着となる方も少なくありません。

この様に、返済に対して無頓着だと無駄に利息を支払い続けることとなってしまうのです。

随時返済を行いながら借入残高を確認するだけでなく、ボーナスなどのまとまった収入があった時などには、その残高に応じて一括返済するようにしましょう。

住信SBIネット銀行の利息を上手に減らそう!

カードローンには年利で金利が設定されており、その金利に応じて利息が発生します。この利息とは、借りたお金のレンタル料的なものに当たります。

つまり、長くお金を借りれば借りるほど利息が加算されていくのです。

実は金利が低くても借入期間が長ければ完済までに支払う利息が高くなってしまう可能があるのです。同様に、金利が高めでも完済までの期間が短ければ、支払う利息を抑えることも可能なのです。

随時返済や、まとめて全額返済など、少しでも早く完済するように返済を続けることで、上手に利息を減らしながらお得に住信SBIネット銀行カードローンを利用しましょう。

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