消費者金融カードローンの情報などを見ていると良く出てくるのが、即日融資と即日キャッシングという言葉です。
似ている言葉ですが違う文脈で使われているケースもあり、色々混乱してしまいがちですよね。
いったい、この2つの言葉にはどんな違いがあるのでしょうか?詳しく解説していきます。
本当に即日融資ができる!おすすめ消費者金融カードローンランキング
即日融資とはその日のうちにお金を借りることを指す
即日融資とは、「申し込んだ当日に融資を受けること」を指します。
特に消費者金融カードローンで多く使われてきた用語で、現在は消費者金融のみが即日融資に対応しています。
銀行カードローンも以前は即日融資に対応していましたが、2018年以降は審査手続きに警察データベースとの照合手続きが加わり、即日融資ができなくなってしまいました。
銀行カードローンは保証会社に審査を丸投げしていた結果、反社会勢力へ融資してしまったり、過剰貸付による自己破産者を生んでしまったりするといった過去があります。
こうしたケースを改善するために、審査手続きが追加されたのです。
金融機関によって即日キャッシングというところもある
即日キャッシングと言うのも、即日融資と意味は全く変わりません。
ただ、消費者金融によって表記が異なるケースもあるというだけの話です。
中小の消費者金融のほうが、「キャッシング」という言葉を好んで使う傾向にあります。
即日審査と即日融資は意味が異なるので注意
カードローンの中には、“即日審査”を謳ったものがあります。
即日融資は「当日にお金の融資を受けること」ですが、即日審査というのは「即日で審査が完了すること」になります。
即日審査の場合は融資が当日中に行われるかどうかに関しては規定されていません。
即日審査は融資が当日受けられるとは限らない
そのため、即日審査を謳っているカードローンに申し込んだところで、当日中に融資を受けられる保証はありません。
全て即日融資ができなくなった銀行カードローンでも、未だ「即日審査」と記載があるケースもあります。
こちら紛らわしいですが、決して騙されることのないようにしましょう。
即日審査で融資が1週間以上後のキャッシング業者も多い
実際、「即日審査」と書かれている銀行カードローンでも審査が即日完了して、そこから融資まで1週間以上かかるケースも十分あります。
特に地方銀行カードローンは、契約の際に書類の返送が必要だったり、ローンカードが郵送受け取りしかできなかったりするなど、時間が長引くさまざまな要素が存在します。
スムーズにお金を借りれるのは、やはり消費者金融カードローン一本で考えて良いでしょう。
即日融資に対応しているのは消費者金融カードローン
即日融資に対応しているのは消費者金融カードローンです。
消費者金融カードローンであれば基本的にどのカードローンも即日融資が可能だと思ってもらって良いでしょう。
最短1時間で即日融資が可能
大手のカードローンは審査時間が最短30分、そこから融資まで最短30分ほどとなっています。
そのため、トータル1時間ほどで即日融資が可能な計算になります。
これは、他のローンやローン以外のお金の借り方の多くよりも、スピーディに融資を受けられるものになっています。
無人契約機を使えば即日でカードを受け取れる
特にプロミスやアコムといった大手消費者金融は、全国に無人契約機と言われるものを設置しています。
繁華街の雑居ビルに消費者金融の看板が立っているのを見たことのある方も多いのではないでしょうか。
無人契約機の中はブースになっており、契約手続きがタッチパネルで簡単にできます。
また、カードの自動発券機からスムーズにカードを受け取れて、そのままATMに挿入して利用することができます。
無人契約機がない場合はカード受け取りが基本郵送になってしまい、時間がかかるので注意しましょう。
即日融資を受けたい時の注意点
即日融資可能なカードローンも、確実に当日お金を借りられる訳ではありません。
実際、最短30分審査のカードローンでも3~4割の方は数時間かかっていますし、1割弱の方は結果通知が翌日以降になっています。
確実に即日融資を受けるには、どんなところに注意したら良いのでしょうか。
申し込み時間に注意する
即日融資というのを「申し込んだその日に融資を受ける」ことだと解釈すれば、審査が数時間かかる場合もその日のうちに融資を受けられれば即日融資は達成と言えます。
そのためには、もしもの事態も考慮して申し込みのタイミングを早めにおこなうことで、審査が延びてもその日のうちに融資を受けられます。
営業時間終了ギリギリに申し込むと、翌営業日に持ち越される確率が高くなるので注意しましょう。
審査対策をしっかりしておく
審査は、どんな人でも同じ時間で終わる訳ではありません。
人によっては様々な情報を参照する必要があるでしょう。
審査がスピーディな人というのは、「誰が見ても審査に通るくらい余裕のある人」でもあります。
上記のような人なら、審査も簡略化したもので終わる可能性が高いからです。
逆に審査基準ギリギリの方は、本当に通しても良いのか様々な項目を確認しなければいけません。
審査対策をすることで通りやすくなるだけでなく、即日融資が受けやすくもなるのです
必要書類を早めにそろえる
カードローンの審査には、本人確認書類と収入証明書類の2点が必要になります。
提出書類は現住所が記載されていないといけない、最新のものでないといけないといった細かい条件があるので、早めにそろえておき、確認しましょう。
また、カードローンの中には50万円未満の借入では収入証明書類の提出が不要となっていることもあります。
しかし、場合によっては少額の借入でも書類提出を要求されるケースがあるので注意しましょう。
申し込み内容を正確に記入
ちょっとしたポイントですが、申し込み内容を細かく正確に記入することで、審査をスムーズに進めることができます。
逆に嘘の内容を記入すると、バレた時に無条件で審査に落とされるだけでなく、今後もローン審査に悪影響を及ぼします。
場合によっては詐欺で逮捕されることもあるので注意しましょう。
即日融資は当たり前ではないので注意
上記の対策をしても、保証会社のメンテナンスと重なったりすれば、即日融資が受けられない可能性もあります。
自分がいくら対策をしても、その日のうちにお金を借りられる可能性は100%ではないのです。
今日中に借りられなければ終わり…という状況にならないように、早めの申し込みをしておきましょう。