※このページは、2018年8月に加筆・修正済です。
上限金利年14.6%のお得な横浜銀行カードローン。午前中にネット申し込みをすれば即日融資を受けられるのが大きなメリットでしたが、2018年から横浜銀行を含む全ての銀行カードローンで即日融資ができなくなってしまいました。
急いでお金を借りたい方にとって、この改正は痛手ではありますが、それでも工夫次第で、申し込みから借り入れまでの時間をギュッと短縮することはできます。
今回は直接電話取材をして調べた、最短で横浜銀行カードローンの融資を受ける条件や、融資を受けるまでの流れを解説していきます。
ページの最後には、最短でカードローンの審査を終わらせるコツも紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
※まずはなぜ即日融資が受けられなくなったかを解説するので、「そんなこといいから早く融資を受ける方法を知りたい!」という方は、↓のページ内目次リンクを活用してください。
※横浜銀行の口座を持っていない方は、「口座を持っていない人の場合」パートから、横浜銀行の口座を開設している方は、「口座がすでにある人の場合」のパートからご覧ください。
横浜銀行の公式サイトはこちら
2018年1月から即日融資を受けることはできなくなります
残念なことに2018年の1月から、銀行カードローン業界では新たな審査システムが導入され、原則的に即日融資を受けることはできなくなります。
従来の審査では、横浜銀行と保証会社であるSMBCコンシューマーファイナンスが審査を行い、信用情報機関に記録されている顧客情報を確認すれば審査は終わっていました。
そのため最短1時間程度で審査を終わらせることができていたのです。
しかし2018年の1月からは、銀行と保証会社だけでなく、警察と提携した第三機関が審査に加わることになります。
反社会的勢力に資金が流出するのを防ぐため、警察のデータベースで顧客情報をさらに詳しくチェックするようになったのです。
その結果、審査には最短でも2~3営業日はかかると言われており、横浜銀行カードローンへ申し込んでも、即日融資を受けることはできなくなります。
なぜ銀行カードローンの審査システムは変わるの?
2017年になって13年ぶりに自己破産を申請する人の数が増加するという衝撃的なニュースが流れました。
自己破産者が増えることになった一番の要因としては、銀行カードローンの過剰貸付が最も大きく、銀行カードローンの審査基準の甘さが大きな社会問題となりました。
上の図のように、今までのカードローン審査は銀行に申し込んでいるとはいえ、実際には保証会社に全て作業を丸投げしているという状況でした。
銀行がずさんな審査をおこなっていたのではなく、そもそも銀行が審査にノータッチなのが問題だという批判を受け、各銀行は審査の厳格化、そして自主規制を始めることになったのでした。
横浜銀行カードローンでも当然過剰貸し付けを制限する動きは始まっており、すでに審査基準は厳しくなっています。
特に他社借り入れを抱えている方や、自身に収入のない専業主婦はいままで以上に審査に通りにくくなっています。
ただ、今後さらなる制限が起こるかもしれないので、早いうちにに申し込んでおいた方がいいでしょう。
銀行カードローンを規制して意味はあるの?
一方、銀行カードローンの審査を厳しくしたからといって、意味はないという意見もあります。
銀行カードローンの審査に通らない人は、消費者金融を利用するだけなので、結局借金をする人は減らないというわけです。
しかし消費者金融には貸金業法で定める総量規制という規制があり、年収の1/3以上は融資を受けられないようになっています。
銀行カードローンは総量規制に関係なく融資を行っていたので、年収の1/3以上貸し付けも行っており、破産者を増やしていたという事情もあります。
そのため私個人としては、銀行カードローンを規制することで、自己破産まで追い込まれる人はいくらかは減ると考えています。
しかし銀行カードローンからは借りられない、消費者金融からも年収の1/3以上借りられないということになれば、闇金など違法な手段によって融資を受ける人が増えるのでは…という懸念もあります。
犯罪組織・反社会的勢力への資金流出を防ぐために規制を強めた結果、闇金に流れる人が増えては意味がありません。
貸付を制限するのであれば、お金に困っている人を助ける救済措置も用意してあげなければ、更なる問題を生むことに繋がるのではないでしょうか。
横浜銀行カードローンで最短融資!~口座を持っていない人の場合~
さて、ここからが本題です。
まずは横浜銀行の口座を持っていない人が、融資を受ける方法を解説していきます。
- カードローン申し込み
- 店頭またはアプリで口座開設
- 身分証明書類提出
- 契約書類提出
- 店頭でお金を引き出す
横浜銀行の営業時間は15:00までなので、遅くても14:00までには審査を終わらせるようにしましょう。
STEP1:早めに電話でカードローンに申し込む
まず、午前の間に電話で横浜銀行カードローンへ申し込みましょう。
WEBからの申し込みでも良いのですがそれだと急いでいることが伝わらない可能性があります。
もし自分でパソコン入力するほうが早いのであれば、WEBから申し込んだ直後に電話して急いでいる旨を伝えましょう。
急いで融資を受けたい旨を担当者に伝えることで、優先的に審査を行ってもらい、早めに融資を受けられる可能性を上げることができます。
ちなみに、電話での申し込み番号は以下の通りです。
電話番号 | 平日受付 | 土日・祝日受付 |
---|---|---|
0120-458-014 | 9:00~20:00 | 9:00~17:00 |
STEP2:カードローン申し込み完了後、横浜銀行の店頭で口座開設する
横浜銀行カードローンを契約するためには、横浜銀行の口座が必要となります。
そのためカードローンへ申し込んだあとは、横浜銀行の店舗へ直接向かって、口座開設手続きを行いましょう。
※口座開設はアプリでも可能です
新規に口座を開設する場合、入念に本人確認が行われるため、通常1~2時間程度はかかってしまいます。
開店直後の9:00に申し込んだとしても、口座開設が終わるのは11時ごろです。
そこからカードローンの審査が始まるので、すでに開設済みの場合よりも手間はどうしてもかかります。
なお、横浜銀行の口座を開設するためには、以下の書類が必要となるので用意しておきましょう。
- マイナンバーカード
- 運転免許証
- 健康保険証などの本人確認書類
STEP3:契約書類をFAXで送信
横浜銀行カードローンの審査を待っている間、家に戻った方は横浜銀行公式サイトから契約書類をプリントアウトし、必要事項を記入しておきましょう。
そして翌日以降審査に通過したあと、契約書類をFAXで送信して契約手続きは完了です。
FAX番号 | 受付時間 |
---|---|
0120-144-244 | 24時間365日 |
自宅にプリンターやFAXがない方でも、コンビニでプリントアウトとFAXを使うことができます。
すでに口座開設が終わっていれば、カードローン受付センターに電話をして、「もう口座はあるから契約手続きが終わったらその口座に振り込んでほしい」と伝えましょう。
STEP4:店舗に戻って窓口でお金を引き出す
契約手続きも振り込みも出来たことを確認したら急いで店舗に戻ります。
とにかく15時より前に整理券を受け取れればセーフです。
口座開設しても、通帳やキャッシュカードがまだ手元にない状態だと、大変面倒くさいですが窓口で引き出し手続きをするしかないのです。
15時前後は銀行内が大変混雑しているとは思いますが、どんなに待たされようと順番待ちさえ出来ていれば最短で引き出すことは可能です。
お疲れ様でした!これで、口座を持っていない状態から横浜銀行カードローンで融資できました!
注意点:混雑具合にかなり左右される
ここまでお読みいただいたら今日が休みである必要性をご理解いただけたと思います。
少なくとも横浜銀行と家の間を2往復はしなくてはいけませんし、合間の待ち時間も相当発生するはずです。
もし、今が25日や金曜日(一般的に銀行が混雑しやすいタイミング)であれば15時までに全ての手続きを終えられないかもしれません。
かなり綱渡りな方法であると覚悟していただいた上で実行していただくようお願いします。
横浜銀行の口座開設にかかる時間については、こちらの記事でもさらに詳しく解説しているのでぜひご参照ください。
・横浜銀行の口座を即日で開設する方法!口座開設にはどれくらい時間がかかる?
横浜銀行カードローンで最短融資!~口座がすでにある人の場合~
次は横浜銀行の口座をすでに持っていて、初めてカードローンを最短で融資しようとしている人のケースを見ていきます。
WEB完結申し込みで融資
申込時に横浜銀行の口座がなくても契約までWEB完結が可能です。
※契約までに口座開設が必要
氏名や連絡先、そして開設した口座情報を入力することで、WEB上で本人確認を済ませることができるからです。
また審査に通ったあとは、審査結果の連絡時に教えられる専用ページ上で契約手続きを終わらせることができます。
そのためお昼過ぎに申し込んだとしても、審査に大きな問題がなければ最短翌営業日に融資を受けることができます。
なお、ローンカードが自宅へ郵送されるには、5営業日程度かかるので、その間は振込融資を受けるしかありません。
横浜銀行カードローンでは土日は融資できません
まず、口座を持っている人にも持っていない人にも共通する大前提からお話します。
横浜銀行カードローンでは、土日に申し込んでも融資を受けることができません。
土日は横浜銀行の店頭窓口が閉まっており、振込融資を受けたとしても口座に反映されるのは翌営業日以降となるからです。
そのため新規で申し込みをして、最短で融資を受けるのであれば、平日であることが絶対条件となります。
しかしすでに新規申込を済ませており、横浜銀行カードローンのローンカードを持っている方であれば、提携しているコンビニATMから借り入れは可能です。
もしもの時に備えるためにも、平日のうちにカードローンの契約を済ませておくと大変便利です。
土日の横浜銀行カードローンの営業状態に関しては、こちらの記事で詳しく解説しています。
・横浜銀行カードローンの審査は土日・祝日不可!休日に融資を受けるには?
横浜銀行カードローンの審査期間を更に短くするコツ
最後に横浜銀行カードローンの審査を更に短く終わらせる方法を解説していきます。
横浜銀行カードローンでは、スムーズに申し込み手続きが進めば、1~3時間程度で審査は終わるようになっていましたが、現在では1日以上の審査期間がかかるようになっています。
更に場合によっては、さらに時間がかかってしまうケースもあるので、早く融資を受けたい方は審査を早く終わらせる工夫が必要となります。
横浜銀行カードローンの審査時間については、こちらの記事でも詳しく解説しています。
限度額を低めに抑えて申し込む
横浜銀行カードローンでは、限度額の上限は1000万円まで設定できますが、限度額が高くなると審査に時間がかかるので注意が必要です。
限度額が高くなると、それだけ貸付金額の上限も高くなるため、横浜銀行の審査も慎重になってしまうのです。
数万円程度の限度額であれば、担当者が独断で審査の可否を決めることができますが、100万円を超えると部長クラスの許可が必要となり、審査結果が出るまで時間がかかります。
最短で融資を受けたいのであれば、限度額は必要な分だけ借り入れできるようにおさえておきましょう。
ちなみに、100万円以下の定例返済額は以下の通りになります。借り入れ額決定の参考にしましょう。
前月の返済後の残高 | 定例返済額 |
---|---|
2,000円超~10万円以下 | 2,000円 |
10万円超~20万円以下 | 4,000円 |
20万円超~30万円以下 | 6,000円 |
30万円超~40万円以下 | 8,000円 |
40万円超~50万円以下 | 10,000円 |
50万円超~100万円以下 | 15,000円 |
収入証明書を提出する
横浜銀行カードローンでは、借入限度額50万円超から収入証明書が必要となります。
収入証明書を提出することで、横浜銀行からの信用度を上げることができ、結果的に審査を早く終わらせることができます。
収入額が高くなくても、毎月安定した収入があることを証明できれば、カードローンの審査ではかなり有利になります。
手元に源泉徴収票など残っている方は、申し込み時に提出しておくといいでしょう。
申し込み情報を細かく入力する
急いでいるからと言って、申し込み情報を空欄がある状態で記入すると、再申し込みが求められる可能性があります。
申し込み情報に不備や間違いがあれば、審査にも悪影響を及ぼすので、必ず申込情報は細かく入力するようにしましょう。
連絡先など携帯電話だけ入力するのではなく、持っている人は必ず固定電話まで入力するようにしてください。
不要なクレジットカードやキャッシングは解約しておく
もう使っていないクレジットカードをたくさん持っている方は、潜在的に借金をするリスクが高いとして、カードローンの審査で不利になる可能性があります。
特にキャッシング枠付きのクレジットカードを持っていると、他社のカードローンと契約している状態と一緒の扱いになるので、不要なクレジットカードは解約しておくことをおすすめします。
ただし一気に何枚もカードを解約すると、経済的に何か問題があったのかもしれないと誤解を招く可能性があるので、日にちを置いて整理するようにしましょう。
横浜銀行カードローンの借り入れ方法
せっかく審査を終わらせたとしても、借り入れできなければ意味はありません。
ここからは横浜銀行カードローンの借り入れ方法と、即日融資が可能かどうか解説していきます。
<はまぎん>マイダイレクトからの振込
横浜銀行の口座を開設してる方は、<はまぎん>マイダイレクトにカードローン口座を登録することで、ネットから振込を受けることができます。
<はまぎん>マイダイレクトであれば手数料無料で振り込みを依頼できるので、こまめに借り入れしたい方にもおすすめです。
また借入・返済ともに24時間受け付けているので、空いた時間で手軽に利用することができます。
<はまぎん>マイダイレクトの詳細は、当サイトのこちらのページで詳しく解説しているのでぜひ参考にしてください。
・横浜銀行の便利なネットバンキングサービス「〈はまぎん〉マイダイレクト」を利用しよう
提携ATMから借り入れ
すでにローンカードを持っている方であれば、横浜銀行のATMと提携しているATMから借り入れできるようになります。
コンビニATMであれば24時間営業しているので、深夜に現金が必要になったときにも安心です。
横浜銀行カードローンは以下の提携ATMでも利用することができます。
- 横浜銀行ATM
- セブン銀行ATM
- ローソン銀行ATM
- E net
横浜銀行カードローンの融資に関するよくある質問
最後に横浜銀行カードローンの融資に関するよくある質問と答えを解説していきます。
横浜銀行から融資を受けようと考えている方はぜひ参考にしてください。
横浜銀行から即日融資は絶対に無理?
今回の即日融資停止は、カードローンだけでなく、無担保の個人向け融資にはすべて適用されるものであると予想されます。
そのため横浜銀行カードローン以外にも、フリーローンやアパートローンでも即日融資を受けることはできないでしょう。
また横浜銀行には「横浜バンクカード」というクレジットカード商品も用意しています。
こちらもショッピング枠であれば即日審査が可能だとは思いますが、キャッシング枠は即日融資はできないと考えた方がいいでしょう。
ただし新規申込さえ済ませておけば、2回目の追加融資からは審査なしで融資を受けることができます。
そのため近い将来、急にお金が必要になるタイミングが来そうなときには、早めに横浜銀行カードローンへ申し込み、契約だけ済ませておくといいでしょう。
即日融資ができなくなったといっても、金利で比べると消費者金融よりも断然お得です。
お金を借りる際には、なるべく金利の低い金融機関を利用するようにしましょう。
横浜銀行の他のローンも審査基準は厳しくなる?
今のところ審査基準が厳しくなっているのは、カードローン商品のみであると予想されます。
住宅ローンや教育ローンなどの審査基準も厳しくしてしまうと、銀行として利益を確保することができず、破たんへ追い込まれてしまうからです。
銀行カードローンは他のローン商品よりも金利が高く、資金が豊富な銀行としては利益性の高い金融商品でした。
しかし今後は従来の銀行業務で、利益を上げようとする動きが強まると予想されます。
専業主婦でも融資は可能?
横浜銀行カードローンでは、専業主婦の方でも審査に申し込むことは可能です。
ただ、専業主婦の場合、限度額が制限される可能性があります。
パートやアルバイトでも審査には通る?
横浜銀行カードローンは、定期的な収入さえあれば、パートやアルバイトの方でも審査には通ります。
しかし収入が低い場合、限度額の上限は低く設定される可能性が高いのでご注意ください。
在籍確認を回避することはできる?
横浜銀行カードローンの審査では、原則的に電話での在籍確認を回避することはできません。
勤務先への電話確認は必ず行われると考えていいでしょう。
在籍確認では本人が出なくても、会社に在籍していることが分かれば確認が取れたとみなされます。
「席を外しています」「本日は出社していません」といった対応でもOKなので、会社にいないからといって在籍確認に不安を抱く必要はありません。
またカードローンの在籍確認では、カードローンを利用していると第三者に漏らさないように徹底されているので、周囲に気付かれることを過度に心配しなくても大丈夫です。
しかしもし会社が休みで誰も電話に出られない場合には、審査に通らない可能性が高いので、担当者に確認してみるといいでしょう。
※横浜銀行カードローンは在籍確認が必須!会社に気付かれるのを完全に防ぐ方法・対策をご紹介!
即日融資はできないが未だ魅力的な横浜銀行カードローン
- 2018年1月から横浜銀行は即日融資が不可能に
- 最短で申し込むならWebか電話での申し込みがおすすめ
- 振り込み融資の方法まで考えておくとスムーズ
即日融資ができなくなったのは大きな打撃ですが、それでも低金利で地元からの評判が良く、ネットとの相性がよい横浜銀行カードローンのサービス自体は変わらないので、需要が著しく減るということはないでしょう。
この記事で紹介されているポイントをしっかりとおさえ、余裕を持って審査申し込みをしましょう!
確実に即日融資を受けたいなら消費者金融へ
今後は確実に即日融資を受けたいのであれば、消費者金融を利用するのが主流となるでしょう。
大手消費者金融であれば、初回契約時から30日間無利息になるサービスを行っているので、すぐに返済できれば高い利息を支払う必要はありません。
また無利息期間中に横浜銀行カードローンと契約しておき、無利息期間が終わるタイミングで、横浜銀行カードローンへ借り換えるケースも増えるでしょう。
年収の1/3近くまで借金をしている方や、信用情報に大きな問題がある方でなければ、大手消費者金融から問題なく即日融資を受けることはできるので、まずは慌てずに資金の調達方法を考えるようにしてください。
ただ、横浜銀行と消費者金融の金利等を以下のように比較すると、やはり横浜銀行の方がお得ではあります。
会社名 | 金利 |
---|---|
横浜銀行 | 年1.5%~14.6% |
アイフル | 年4.5%~18.0% |
アコム | 年3.0%~18.0% |
プロミス | 年4.5%~17.8% |
即日融資が不可能になったとはいえ、まだまだお得な横浜銀行カードローン。準備をしっかりおこなった上で申し込むようにしましょう!
■この記事を書いた研究会メンバー
NAME:まりー
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