信用金庫のカードローンは審査が甘い？独自の審査基準で通りやすい？

カードローンは銀行や消費者金融だけが提供しているものではありません。

全国にある信用金庫も、オリジナルのカードローンを提供しています。

信用金庫のカードローンは審査が甘く、通りやすいのでしょうか？詳しく解説していきます。

信用金庫カードローンは審査が甘い！

信用金庫は銀行や消費者金融など、100％自社の利益を追求する法人組織とは一線を画します。

全国に設置されている信用金庫は、その地域の人々の生活をサポートするという行動規範があり、地域の困っている人にはできるだけお金を貸してあげるという方針です。

そのため、管轄の信用金庫が提供しているカードローンであれば、銀行カードローンなどに比べて審査に通る可能性が高いのです。

審査が柔軟で事情を理解してくれる

大手のカードローンは申込情報をデータ化し、あるスコアに届かない方は機械的に審査に落としています。

一方、信用金庫のカードローン審査は書類をじっくり読んでくれますし、来店相談も可能です。

例えば、急な病気でお金がない、親の介護でお金が必要だといった強い理由があれば、目的でなく属性を重視する大手カードローンより、親身に相談にのり、柔軟に審査してくれる信用金庫のカードローンがおすすめです。

信用金庫の会員(組合員)ならカードローン審査がより通りやすい！

信用金庫の会員になっていると、カードローン審査がより通りやすくなります。

信用金庫のカードローンは基本的に会員向けのサービスなので、審査で優遇してもらう他、金利も低くしてくれます。

逆に会員以外が信用金庫カードローンに申し込むのは、メリットを100％受けられないのでおすすめできません。

信用金庫カードローンは2種類あることが多い！審査が甘いのはどっち？

１つの信用金庫につき、２種類以上のカードローンを提供しているのを良く見ます。

「信用金庫のカードローンは審査が甘い」とは言うものの、果たしてどちらの審査が甘いのか分かりにくいですよね？

提供のカードローンが２種類ある場合、片方の保証会社がしんきん保証基金となっていることが多いです。

しんきん保証基金は信用金庫会員向けの保証会社なので、民間の信販会社や消費者金融とは一味違う独自の審査基準を設けています。

一般の保証会社のカードローンより、こちらのカードローンのほうが審査に通りやすい傾向があります。

フリーターや自営業者には審査の甘い信用金庫カードローンがおすすめ！

正社員や公務員以外だと、銀行や消費者金融のカードローン審査になかなか通りにくい傾向にあります。

これは、一般的に非正規雇用や自由業だと収入の安定性が低いと言われているからです。

ただ、中にはフリーター、自営業者でも十分な収入を稼いでいる方も多くいます。

こうした方は、信用金庫カードローンの審査を受けることをおすすめします。

全体的な審査基準が低いので通りやすく、更に申込者の事情をしっかり聴いてくれます。

自営業者でも今後の事業計画をしっかり説明できれば、審査に通る可能性は高いですよ！

信用金庫カードローンは審査が甘い！ただし誰でも通る訳ではない

信用金庫カードローンは審査が甘いですが、かといって誰でも審査に通る訳ではありません。

最低限の審査基準はしっかり設けられており、その基準を超えなければ融資を受けることはできません。

審査が甘いからといって油断せず、しっかり審査対策をしていきましょう。

審査の甘いカードローンはない！審査通過率に見る審査の実情と通りやすさに関する噂を検証

信用金庫カードローンはブラックだと通過できない

信用金庫のカードローンは金融ブラックの方も審査に通る訳ではありません。

金融ブラックでも通る可能性があるダイレクトワンやフクホーなどの独立系中小サラ金とは信用金庫カードローンの甘さは少し異なります。

中小サラ金の場合は金利が高い分、審査を甘くしているのですが、信用金庫カードローンは金利も低いのに加えて、大手の審査ではじかれた、どうしてもお金を借りたい方に向けても融資してくれるという方向性の違いがあります。

「審査が甘い」と一口に言っても、実情は消費者金融と少し違います。

審査に通るには信用金庫の口座が必要

信用金庫カードローンの審査に通るには、口座の開設が必要になります。

申し込み自体は口座がなくてもできますが、この場合は契約前に口座を開設しなければなりません。

手間も時間もかかってしまうので注意が必要です。

信用金庫カードローンは地元の人しか審査に申し込めない

信用金庫のカードローンは、基本的に管轄の信用金庫にしか申し込むことができません。

地元の人以外が申し込むことはできないので注意しましょう。

信用金庫は都道府県ごとに１つという訳ではありません。大規模なエリアな信用金庫が複数ある場合もあります。

この場合、市町村単位で使える信用金庫が決められているので、注意が必要です。

借入件数の多い方は審査に通りにくい

すでに複数のカードローンから借入を行っている場合、信用金庫カードローンの新規の審査に通過するのは困難です。

この辺は他のカードローンと同じで、できるだけ他社借入は少ないほうが良いです。

借入額が高すぎると審査に通りにくい

年収に対して返済負担率が高いと審査に通ることができません。

信用金庫カードローンは銀行カードローンと同じく総量規制の対象外ですが、希望借入額は多くても、返済額が年収の３分の１以下になるようにしましょう。

信用金庫カードローンの独自審査の基準を理解しよう

信用金庫のカードローンは審査が甘いとよく言われますが、他のカードローンと同じ審査基準のまま成約率が高いという訳ではありません。

審査基準そのものが若干異なるというイメージをもって、それに合わせて対策をする必要があります。

審査基準を理解しないと、普通のカードローンには十分通るステータスの方が、逆に信用金庫のカードローン審査には落ちてしまうこともあり得るので注意しましょう。