様々なローンを提供しているりそな銀行ですが、りそな銀行フリーローンも提供しています。
フリーローンの中でも固定金利を採用しているほか、借りられる限度額を増やして大きな借入にも対応しています。
大きな借入も期待できるりそな銀行フリーローンを利用すれば、大きな融資が必要となった場合でも安心できます。どうしてもお金が必要であれば検討してみるといいでしょう。
ここではりそな銀行フリーローンについて説明します。
フリーローンの審査基準を徹底比較！金利が高いほど審査に通りやすい
りそな銀行フリーローンの基本情報
りそな銀行フリーローンは以下の条件で貸しています。
| 限度額 | 10万円～500万円 |
|---|---|
| 金利 | 6.0％～14.0％（固定金利） |
| 担保・保証人 | 不要 |
| 返済期間 | 1年～10年 |
| 返済方法 | 元利均等方式 |
| 用途 | 事業資金以外自由 |
| 遅延損害金 | 14.0％ |
以上がりそな銀行フリーローンの基本情報です。
限度額はカードローンに比べると大きなものではありませんが、500万円まで借りられるようにしています。
金利はそれに合わせて適切な数字が設定されているため、高い金利で借りるというわけではありません。ある程度安心して借りられるような金利が設定されています。
他には返済期間がある程度長く設定されているフリーローンです。
返済期間は10年間で、毎月定額の返済をしていけば問題なく返済できるようにしています。
返済期間がしっかりと用意されているので、返済しやすいと感じられるでしょう。
なお、どのような状況であっても1年間は借りなければなりません。
用途は事業性の資金以外であれば何でも認めてくれるため、あまり用途は気にしなくてもいいでしょう。
ただ、用途によっては厳しく見られる場合があります。
りそな銀行に対して用途がわからないような説明をしないように注意しておきましょう。
りそな銀行フリーローンの審査に申し込む条件
りそな銀行フリーローンは審査に申し込む条件が色々と用意されています。
いくつかの条件をしっかり満たしておけば、安心して審査を受けられてフリーローンの借入が期待できるでしょう。
まずは条件をしっかりと確認しておきましょう。
基本的に年収などの条件は設けていませんが、ある程度の収入を持っていないと借りられない場合が多くなっています。
りそな銀行フリーローンを利用するなら、余裕を持った返済能力をしっかり示すためにも、できる限り年収は多く持っておきましょう。
他にも保証会社が指定されているため、保証会社の審査をしっかり通過できるように心がけておきましょう。
りそな銀行フリーローンに年収条件はない
りそな銀行フリーローンは年収条件を設定していません。
つまりどのような年収でも審査を受けられますが、年収がほとんどないような状態で審査を受けても審査に落とされてしまいます。
審査を通過する場合は、基本的にりそな銀行へ余裕を持った年収を示さなければなりません。
いくつかのフリーローンは最低でも年収がこれだけ必要だと条件を設定しています。
しかし、りそな銀行フリーローンは年収の条件は全く用意されておらず、色々な人が審査を受けられる形を採用しています。
あまり年収が多くないと感じている人も、限度額を調整すれば審査を通過できる場合があるのです。
ただ、年収条件がないからと言って、明らかに審査を通過できないような収入では審査を受けないようにしましょう。
特に無収入で審査を受けると間違いなく審査に落とされてしまいます。
りそな銀行フリーローンを利用する場合は、なるべく安定した収入を持っている人が審査を受けるようにしましょう。
年齢制限に注意
りそな銀行フリーローンを利用する場合、年齢制限をクリアしていなければなりません。
年齢制限に引っかかった場合、どのような状況でも審査に落とされてしまうので注意しましょう。
基本的にローンは全て20歳以上の利用に限られています。
りそな銀行フリーローンも同様に20歳以上でなければ借りられないため、まずは20歳という年齢を満たすようにしましょう。
指定の保証会社の保証を受けられること
りそな銀行フリーローンは、りそな銀行が認めている人だけにサービスを提供していますが、実はりそな銀行フリーローンの審査をしているのはりそな銀行ではありません。
りそな銀行フリーローンの審査を担当しているのは、りそなカード株式会社、もしくはオリックス・クレジット株式会社です。
りそなカード株式会社は、りそな銀行の系列会社であり、銀行から委託されて審査を担当している会社です。
つまりりそなカード株式会社が審査をする場合は、りそな銀行系列が保証会社として審査を担当する形となります。
一方でオリックス・クレジット株式会社は、オリックス銀行等の系列にある会社です。基本的にりそな銀行とは別の会社が保証会社を担当していると考えてください。
ただ、審査基準はりそな銀行から指定された内容で実施しているため、基本的にりそなカード株式会社と同じ内容で審査を受けます。
どちらの保証会社が審査を担当するかは申込みが完了してから決定されます。
会社によって違いはほとんどありませんが、審査を担当している保証会社の保証が受けられないと借りられない点には気を付けておきましょう。
りそな銀行フリーローンの審査は消費者金融カードローンより厳しい傾向
りそな銀行フリーローンの審査は、消費者金融よりも厳しく設定されています。
消費者金融以上に低金利で貸している点が大きな理由ですが、他にも高い限度額が設定される傾向にある他、年収をかなり求める傾向があります。
消費者金融のカードローンは、金利を高くして審査を通過しやすくしていますが、りそな銀行フリーローンは金利を高く設定していないため、基本的には利息収入があまり発生しない形となります。
りそな銀行にとって若干不利な状況となるため、金利を高くして対応している傾向があるのです。
更にりそな銀行側は年収基準が高く設定されています。
年収条件を指定していないものの、求められている年収は高いものと考えてください。
高い年収条件が付けられている以上、しっかりと収入を確保しないと審査に落とされる可能性が高い点に気を付けておきましょう。
審査の甘いフリーローンはない！フリーローンの審査が通りにくい理由
金利の低いフリーローンほど審査は厳しい
金利の低いローンほど審査は厳しくなります。
消費者金融のカードローンは金利を最大限まで引き上げているため審査基準が緩和されているものの、りそな銀行フリーローンは最大でも金利は14.0％に設定されているため、あまり高い金利ではありません。
金利を下げるというのは、銀行側が得られる収入源が大幅に減るという問題が発生します。
つまり返済されなかった際の利息収入がほとんど確保できず、銀行が損をする場合が多いのです。
こうした問題を発生させるリスクを避けるため、りそな銀行フリーローンは厳しい審査を実施しているのです。
金利が低いというのは借りる側にはメリットが多いものの、審査という観点ではかなり厳しい判断を受ける可能性が高いと考えておきましょう。
フリーローン利用者に求める年収基準がカードローンより高い
年収基準もカードローンより高くなっており、りそな銀行フリーローンは大きな年収を求める傾向が多くなっています。
年収にある程度の余裕がなければ、りそな銀行フリーローンの審査を通過できない場合があります。
年収条件こそ設定されていませんが、りそな銀行フリーローンはかなりの年収を確保しなければ審査を通過できない傾向があります。
より安定した返済能力を示すためにも、できる限り高い年収を示せるように努力しましょう。
りそな銀行フリーローンの審査ではどこを見られる？
ここからはりそな銀行フリーローンの審査で見られる項目について説明します。
基本的にはカードローンなどと同じ項目を審査されていますが、その条件はかなり厳しくなります。
厳格に色々な項目を見られていると考えて、安心できる情報をりそな銀行に見てもらえるようにしましょう。
保証会社も厳しい判断で審査を担当しているため、りそな銀行フリーローンでは悪い情報が少しでも残っていると厳しいと考えてください。
より安心して返済できる状況にならないと、審査を通過できない可能性があると考え、しっかり情報を整えておきましょう。
最重要なのは申込者の年収(返済能力)
一番重要な項目は年収です。年収は返済能力の有無を判断するために重要な項目で、ここで落とされている人が多くなっています。
年収が足りない人は審査に落とされやすくなってしまうほか、審査を何度受けても審査に落とされる傾向があります。
りそな銀行フリーローンは求める年収の条件が厳しくなっています。
高い年収を必要としているローンだと考えて、希望している限度額よりも多くの年収をしっかり確保するようにしましょう。
希望する限度額に対して、年収が3倍以上確保されていれば審査を通過しやすいと考えておきましょう。
フリーローンの審査は年収の何％まで通る？借入に必要な最低年収は？
信用情報がクリーンであることも重要
信用情報に問題があると、審査を通過しても返済されないと判断されて審査に落とされてしまいます。
審査に落とされたくないと思っている場合は、信用情報をしっかりといいものに整えておきましょう。
ただ、信用情報というのはこれまでの積み重ねによって作られている情報です。
りそな銀行フリーローンの審査前にすぐ綺麗にするというのは不可能です。どうしてもいい状態に持っていく必要があるなら、時間をかけてゆっくりと調整しましょう。
利用目的もしっかり審査される
りそな銀行フリーローンの利用目的はしっかりと確認されています。利用目的の中には、事業用の資金と思われる用途があるかもしれません。
りそな銀行フリーローンとしては、事業用資金として貸すわけにはいかないので、用途については厳格に確認を取っています。
明らかに事業性資金と判断される場合はもちろんのこと、何に利用するのか明確にわからない場合も審査に落とされてしまいます。
審査を通過したいのであれば、なるべく用途は明確にしておきましょう。
他社借入があると審査に通りにくい
他社借入を持っていると審査に通りにくくなり、りそな銀行フリーローンを利用できない場合が多くあります。
理由は他社借入によって返済能力が足りないと判断されているほか、返済能力をある程度持っていても他社借入を優先して返済される場合と思われるからです。
また、りそな銀行フリーローン以外に借りている会社があった場合、他社借入によって多重債務状態となり、信用できる返済能力が確保できていないと判断される傾向が多くなります。
多重債務は審査に落とされる原因となるので、できる限り避けておきましょう。
りそな銀行フリーローンの審査に通るコツ
りそな銀行フリーローンは厳しい審査を担当していますが、審査を通過するコツはいくつかあります。
まずはとにかく申込内容のミスや嘘を避けるようにして、安心して審査を通過できるように整えておきましょう。同時に多重債務と思われる状況は作らないようにしてください。
収入などに不安があるなら、借入額等を減らして安心して審査を通過できるように心がけておきましょう。
希望している借入額を減らせば、りそな銀行フリーローンの審査基準は下がります。
審査を通過するのが難しいと思われる場合は、借入額を調整して対応しましょう。
借入額は必要最低限に設定する
借入額は最低限の数字に設定しておきましょう。
自分が必要だと思われる金額以上は借りないようにして、少しでも限度額を減らしておくといいでしょう。
借入額が多くなってしまうと、りそな銀行フリーローンの審査基準は厳しくなる他、用途に対して借りる額が多すぎるのではないかと不信感を抱く可能性があります。
最低限度の金額だけを借りるようにして、審査を通過しやすい状況を作りだすと安心です。
クレカ・スマホ代の延滞には日頃から気を付ける
クレジットカードやスマホ代も返済が遅れている場合、審査に落とされる場合があります。
普段の生活からクレジットカードやスマホ代の返済は遅れないようにしてください。
もし返済が遅れている期間があるなら、りそな銀行フリーローンの申し込みは避けたほうがいいでしょう。
返済が遅れている時点で信用情報に問題が起きているため、審査を通過する可能性はかなり低くなります。
遅延等を起こした経験があるなら、しばらくはローン審査を受けないほうが無難です。
複数社の同時申込はNG！できるだけ期間を空ける
他社と一緒に申し込む状態は絶対に避けてください。
他社と一緒に申し込んだ場合、りそな銀行フリーローンの審査中に同時に申し込んだ状況が判明し、信用できないと判断されて審査に落とされる可能性が高くなってしまいます。
高い信用を得るためには、複数の申し込みは絶対に避けましょう。
また、どうしても他のフリーローンとも契約したいと考えているなら、ある程度の期間を空けて頻繁に審査を受けている状況を作らないようにしましょう。
何度も審査を受けるのは、審査に落とされる原因を作るため注意してください。
申込内容のミスや嘘の記入は絶対に避ける
申込内容にミスが生じているだけならまだ許される場合もありますが、嘘の記入が見つかった場合は審査に落とされてしまいます。
嘘の記入は信用できる情報が提供されていないと判断される場合が多いため、審査落ちの可能性が相当高くなるのです。
更に、審査落ちの中でも一番厳しい対応であるブラックリストに掲載される場合があります。
ブラックリストに入ればもうりそな銀行フリーローン以外のローンも含めて利用できません。
信用されない状態となりますので、嘘の記入は絶対に避けてください。
りそな銀行フリーローンは金利がお得！まずは審査に通ろう
りそな銀行フリーローンは金利面でカードローンよりも低く設定されているため、用途によってはかなり低金利で借りられるメリットがあるでしょう。
ただ、フリーローンの審査は厳しい傾向があるため、審査を通過できる条件をしっかり整えてから申し込みましょう。
なお、りそな銀行フリーローンの金利は4つの数字が採用されていて、限度額に応じて金利が一気に変わるシステムが使われます。
低金利で借りたい人は、少しでも高い限度額を狙ってみましょう。