お金が必要な時に強い味方となってくれるカードローンですが、消費者金融系などと比較すると銀行のカードローンは審査が厳しい傾向にあることはよく知られている話です。
そんな中、銀行のカードローンであるにも関わらず楽天銀行のカードローンは、比較的審査基準が甘く学生やアルバイトの人にもおすすめと言われています。
しかし、楽天銀行カードローンの審査は本当に甘いのでしょうか。審査についてなど楽天銀行カードローンについて詳しく紹介していきます。
楽天銀行カードローンは審査を受けやすいと評判!その理由は?
楽天銀行カードローンは、一般的な銀行系カードローンと比較して審査を受けやすいと評判になっています。
今の時代はカードローン全体が厳しくなりつつありますが、特に審査が厳しく、気軽に審査を受けることが出来ないと言われているのが銀行のカードローンです。
そういった状況であるにも関わらず、比較的審査基準が緩いと言われているのが楽天銀行カードローンになるわけです。
正社員などではなく、アルバイトやパートであっても安定した収入があれば審査に通ることが多いとも言われています。
しかし、なぜ楽天銀行カードローンは銀行のカードローンなのにも関わらず審査を受けやすいのでしょうか。それには大手銀行とは違う楽天銀行ならではの理由があるのです。
楽天銀行のカードローンを大手8社と徹底比較!メリット・デメリット
ネットバンクなので審査が大手銀行よりも柔軟
一般的に大手の銀行カードローンの審査が厳しいと言われている理由として、年収や職業属性などが重視される傾向にあるためハードルが高くなってしまうというところがあります。
楽天銀行は大手銀行のように街中に多数の支店を持つスタイルではなくネットバンクです。
楽天という名前がついているように大手ショッピングサイトの楽天の事業の一つとして楽天銀行もあるわけですが、大手銀行と違ってカードローン事業などに依存してないというのもポイントとなるでしょう。
そのため、万が一貸し倒れとなったとしても金融を専門に行なっている銀行や消費者金融などと違ってダメージが少ないため審査が甘く、より柔軟な審査基準を設けることが可能なのです。
月2,000円から返済できるので収入基準が厳しくない
カードローンの審査において非常に重視される傾向にある収入ですが、銀行カードローンの場合非正規の人は、その時点でかなり厳しくなるとも言われています。正
社員であっても、収入が少ない人は返済が滞る可能性が高いと落ちてしまうことも多いです。
貸す側としては返済を問題なく行える収入があるかどうかを重視するのは、ある意味当然かもしれません。
しかし、楽天銀行カードローンは、収入基準が他の大手銀行カードローンと比較しても厳しくありません。
というのも、楽天銀行カードローンの最低返済額は月2,000円なのです。
最低でも2,000円を返済することが出来る人であれば、審査に通る可能性があるということになりますので、安定した収入がある人であればハードルはかなり低いということが言えるでしょう。
学生・パート・アルバイトの申込みも受け入れている
楽天銀行カードローンは、パートやアルバイトの人であっても、申し込みが可能であることを公式サイトで公表しています。
他社のカードローンの中には、パートやアルバイトといった収入が不安定な人は申し込みができなかったり、審査になかなか通らないケースも少なくなく、申し込みのハードルは高いです。
しかし、楽天銀行カードローンはパートやアルバイトでも、安定した収入があれば問題ないので申込みがしやすいのです。
もちろん、満20歳以上の条件をクリアしているのであれば、パートやアルバイトで収入がある学生も申し込みをすることが可能なので、申し込みへのハードルはかなり低いと言えるでしょう。
利用者の年収は300万円強と銀行の中では低め
楽天銀行カードローンを実際に利用している人の年収は、300万円強だと言われています。
この300万円強という年収は、銀行カードローンの利用者の平均からすると低めであるとされています。
サラリーマンの平均年収が400万円程度と言われていますので、それよりも低い年収の人が楽天銀行カードローンのボリュームゾーンであることがわかります。
このことからも、アルバイトやパートなどといった年収が低い人から、よく利用されているということがわかるでしょう。
また、銀行カードローンは総量規制の対象外ではありますが、現実は年収の3分の1を超えるような貸付はされないケースがほとんどです。
したがって、楽天銀行カードローンは比較的少額での利用者が多い傾向にあるということも言えるのではないでしょうか。
楽天銀行カードローンの審査に通る人の傾向は?
楽天銀行カードローンは審査が比較的甘めとはいっても、実際に楽天銀行カードローンの審査を受けた時にどういう人の方が審査に通りやすいのかは気になるポイントではないでしょうか。
楽天銀行カードローンの審査基準というのはオフィシャルなものは公開されていません。
しかし、実際に楽天銀行カードローンを利用した人や、楽天銀行カードローンの審査に落ちてしまった人などの情報を見ていくことで、なんとなくの目安のようなものは浮かび上がってきます。
どういう傾向の人が審査に通りやすいのか、逆に落ちやすいのかを把握しておくことで対策を講じることが可能なこともありますので、審査通過率を上げるためにもしっかりと傾向を見ることが大切です。
まずは申込み条件をチェック
楽天銀行カードローンの審査に通過する人の傾向としてまず挙げられるのは、申し込み条件をクリアしている人です。
当たり前だと感じる人もいるかもしれませんが、申し込み条件を満たしていなければ審査に通過するわけがありません。
あらかじめしっかりと申し込み条件を確認しておくことは非常に重要なのです。
楽天銀行カードローンの申し込み条件は2つと非常に単純明快となっています。
1つ目は日本国内に居住する20才から62才までであるということです。
2つ目が仕事に就いており毎月安定した定期収入のある人です。
この2つの条件を共にクリアしていれば問題ありません。
つまり、いくら収入があっても63才の人は申し込みが出来ませんし、年齢が範囲内でも仕事をしていない人は申し込みができないということです。
審査で重視されるのは年収と信用情報
楽天銀行カードローンを申し込みすると、楽天銀行の方でカードローンの利用が可能かどうか審査が行われます。
この審査の内容などは一切明かされていません。
しかし、内容は明かされていないと言っても、審査で重視されているものは見当が付きます。
審査において最も重視されるのは年収と信用情報です。
年収はすぐにどうこうすることは出来ませんし、年収300万円の人が800万円の枠で申し込むなどしても希望の枠を得るのは不可能でしょう。
楽天銀行カードローンはアルバイトなどでも申し込みができるように、年収の額に関してはよほど低くなければ大丈夫と言われています。
信用情報に関しては出来るだけクリーンな方が望ましいです。
すでに他社で借り入れがある場合などで返済遅延などのトラブルを起こしていると、年収は十分でも返済能力を疑われてしまう可能性があります。
年収200万円代でも審査通過は可能!大事なのは返済額とのバランス
楽天銀行カードローンはアルバイトやパートでも申し込みが可能なカードローンです。
学生のアルバイトや主婦のパートであれば年収200万円に届かないケースもあるでしょう。
したがって、年収が200万円台であっても楽天銀行カードローンの審査に通過することは十分可能であると言えます。
しかし、年収があまり高くない場合には、それに応じた利用方法になるということは理解しておかなければなりません。
年収200万円の人に200万円の枠を与えるなどということは基本的にありえないですし、年収200万円の人が200万円も借り入れてしまったら返済するのは大変です。
大事なのは返済額とのバランスになりますので、年収に相応しい額で申し込まないと審査で不利になるかもしれません。
楽天銀行カードローンの審査に通りやすくするコツ
消費者金融系のカードローンではなく、銀行カードローンでお金を借りたいという人は多いです。
銀行カードローンの中でも審査が比較的甘いとされている楽天銀行カードローンですが、甘いといってもどんな人でも通過する訳ではありません。
審査がある以上、当然審査に通過せず利用することが出来ない人もいます。
審査に落ちることを考えると申し込みを躊躇してしまうという人もいるかもしれません。
しかし、楽天銀行カードローンの審査に通りやすくなるようなコツが存在しています。
このコツを踏まえた上で申し込みをすると、何も考えずに申し込みを行うよりも審査に通りやすくなるので、試してみると良いでしょう。
借入希望額を必要最低限まで抑える
楽天銀行カードローンの申込み方法ですが、パソコンやスマートフォンで楽天銀行のウェブサイトに行きカードローンの申し込みフォームに必要事項を入力するだけと、非常に手軽になっています。
楽天銀行に口座を所有している人、楽天のIDを所有している人、それらを所有していない人で若干の違いはありますが、いずれにしても名前や住所、勤務先といった必要事項を入力していきます。
その途中に「ご希望の利用限度額」という欄が出てきます。
何もしないと800万円にチェックが入った状態になるのですが、審査通過の可能性を高めるためにはそのままでは駄目です。
上記以外の金額にチェックを入れて必要最低限まで抑えた金額で申し込みをすることで、審査に通りやすくなります。
信用情報を自分の手で確認しておこう
楽天銀行カードローンを申し込みした際には、信用情報も審査の項目となります。
しかし、信用情報とは一体どのようなものなのかわからないという人もいるでしょう。
楽天銀行が加盟している信用情報機関は「JICC」と「KSC」です。ここに、氏名や住所、勤務先などの個人情報に加え借り入れ先や借り入れ残高などといった情報が掲載されています。
ここに悪い情報が載っているのがいわゆるブラックな状態です。
過去に問題を起こしていない人であれば良いですが、不安な人は事前に信用情報を自分自身で確認しておくと安心です。
個人信用情報機関は有料で開示サービスを行っています。
信用情報機関によって申込み方法は異なりますが、1週間から10日程度で届きますので申し込んでも大丈夫か確認すると良いでしょう。
他社からの借入を減らしておく
楽天銀行カードローンの申し込みがはじめてのカードローンであれば良いですが、すでに他社から借り入れがあるという人もいるでしょう。
基本的に楽天銀行カードローンに限らず、他社からの借り入れが多ければ多いほど返済能力に疑問を持たれてしまいますので審査は通りにくくなります。
したがって、楽天銀行カードローンの審査に通りやすくするためには、今ある他社からの借り入れを出来るだけ減らしておくということが必要となります。
ちなみに、申込み時に他社からの借り入れに虚偽の情報を記載したとしても、信用情報機関からの情報で確実にバレてしまいます。
虚偽の情報を記載するとその時点で審査は落ちるので注意が必要です。
楽天カードの優良顧客になっておこう!
楽天銀行カードローンならではの審査に通りやすくなるポイントとして、楽天銀行のクレジットカードである楽天カードの優良顧客になるというものがあります。
楽天カードを利用することによって、楽天の会員ランクも最上位ランクとなるダイヤモンド会員になりやすくなります。
楽天会員ランクが上位なほど審査は有利になるとも言われているので、楽天カードの優良顧客になるのは審査で有利になる可能性が高いのです。
もちろん、必ずしも優遇されるとは限りませんし、クレジットカードを利用するということも借金になりますのでリスクはあります。
しかし、普段の買い物や公共料金の支払いなどを上手く楽天カードで行うと実績が作れますし、それによって返済能力があると判断されるかもしれないのです。
楽天銀行カードローンは楽天銀行口座や楽天のIDの有無によって申込みフォームが異なるように、楽天のサービスの利用状況によって審査の通りやすさが変わる可能性が高いので、意識してみると良いでしょう。
楽天銀行カードローンの審査に必要な書類
楽天銀行カードローンの審査には必要な書類が存在します。
基本的に楽天銀行カードローンの審査は、インターネットで申し込みを行った場合、申し込みの内容に沿って審査が行われます。
その結果は仮審査結果という形になり、最終的に契約する時に必要な書類を提出するという形です。
必要な書類は、本人確認書類の写しと収入証明書類の写しの2種類です。
審査の結果によっては、これらの書類以外に楽天銀行が指定する書類を別途用意しなければならないケースもあります。
また、必要書類は返却されませんので原本ではなく、必ず写しを送るようにしなければなりません。
では、本人確認書類と収入証明書類それぞれの書類について細かく確認していきましょう。
本人確認書類
楽天銀行カードローンで必要な本人確認書類ですが、5つ指定されているものがあるので、そのいずれかの写しを送る形になります。
まずは「運転免許証」です。
運転免許証を所有している場合は、必ず運転免許証の写しを用意する必要があります。
基本的に表面のみで良いですが、裏面に変更情報が記載されている場合は、表面と裏面の写しが必要です。
次に「健康保険証」です。名前・生年月日・住所が記載されているページの写しが必要となります。
3つ目が「パスポート」です。国内で発行された物の、顔写真および所持人記入欄の写しが必要です。
4つ目が「住民基本台帳」で、これは顔写真付きの写しが必要となります。
最後が「個人番号カード」で、顔写真付きの氏名・生年月日・住所が記載されている表面の写しです。
収入証明書類
収入証明書類に関してですが、お勤めの人と自営業の人では用意する書類が異なるので注意が必要です。
まずお勤めの人が用意する収入証明書類ですが、源泉徴収票・給与明細書・課税証明書のいずれかの写しが必要となります。
自営業の人の場合、課税証明書・確定申告書のいずれかの写しが必要です。
いずれの場合においても、最も直近のものが有効となります。
特に課税証明書や確定申告書に関しては、何年も前のものでは意味がありません。
必ず一番新しいものを提出してください。
源泉徴収票や給与明細などに関しては、3ヶ月程度以内のものであれば良いとも言われていますが、基本的には最も新しいものを提出しましょう。
もし古いものしかない場合には、事前に問い合わせておくと確実です。
楽天銀行のカードローン審査には在籍確認があるので注意
楽天銀行カードローンの審査においては、実際に職場に在籍しているのかどうかの確認があります。
この在籍確認に関してですが、電話で行われます。
楽天銀行カードローンなどと社名を名乗ることは基本的にはなく、非通知設定にて担当者の個人名で確認が行われます。
ただし、電話を受けた人が社名を訪ねた場合には、「楽天銀行の担当者」であると伝えられる形です。
カードローンとは名乗らないので、クレジットカードの在籍確認のようになるでしょう。
また、在籍確認の時間においては、事前に楽天銀行カードローン側と打ち合わせをすることも可能で、ある程度の希望は通ります。
指定の時間の電話を自分で取るようにしていればバレにくいです。
派遣社員なら在籍確認の連絡は派遣元に来る
派遣社員の人でも楽天銀行カードローンの申し込みは可能となっていますが、派遣社員の場合の在籍確認は、派遣元なのか派遣先なのか気になるという人もいるでしょう。
派遣社員の場合、所属している会社は派遣元となりますので、在籍確認は派遣先ではなく派遣元の会社に連絡が来るようになっています。
したがって、自分で在籍確認の電話を取るなどということは難しくなるでしょう。
会社によっては在籍確認に応じないケースもあります。
その場合には楽天銀行カードローンの窓口に相談するなどして、電話確認以外の在籍確認で対応してくれる場合もあります。
賃貸の契約時やパスポートの発行時などにも、必要となる勤務先から発行される在籍証明書でOKな場合もあるのです。
お得な楽天銀行カードローンを使いこなそう
楽天銀行カードローンは、年1.9%~14.5%と、ネット銀行ならではの低金利で利用することが可能です。
また、年会費や入会金、コンビニATMの手数料などは一切不要となっていますので、今は特にお金に困っていなかったとしても、いざという時のために備えておくのにも便利です。
また、返済口座は他の銀行を指定することも可能となっていますが、楽天銀行の口座を指定すれば楽天スーパーポイントがたまるため、楽天や楽天ポイント加盟店での買い物などに使えます。
楽天銀行カードローンは上手く使うことで便利かつお得なカードローンです。