おまとめローンは即日融資できる？審査時間の解説と審査の早いおまとめローンの紹介

複数のローンを抱えている場合、便利なのがおまとめローンです。

おまとめローンを実施すれば、月に数回ある返済日をひとつに統一することができ、月々にかかるトータルの金利を少なくすることもできます。

では、おまとめローンを申し込んだ場合、審査期間はどれくらいかかるのでしょうか。

今回は、おまとめローンの審査期間や、かかる時間を短縮する方法などについて紹介します。

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おまとめローンの審査期間は種類によって異なる

おまとめローンは、金融に関するさまざまな機関・会社が設けている商品です。

おまとめローンは大きく分けると、銀行系おまとめローン、消費者金融系おまとめローンがあります。

各種銀行・消費者金融会社によっておまとめローンの内容詳細に違いがあり、その違いのひとつが審査の期間です。

もし、おまとめローンの審査を早めに済ませたい場合は、どのおまとめローンの審査が短いのか、事前に把握しておくことが大事といえます。

銀行おまとめローンは最短でも翌営業日までかかる

各銀行が用意しているおまとめローンの審査にかかる期間は、銀行によっては最短即日とうたっているところもあります。

しかし、平均して翌営業日に審査結果がわかるというところが多いです。

銀行によっては、審査を申し込んでから審査結果がわかるまで、3日ほどかかるところもあります。

おまとめローンは、通常のローンのようにお金を貸すことが主な目的ではないため、急いで審査の回答が要求される通常のローンと異なり、審査はゆっくりとしている傾向があるようです。

消費者金融おまとめローンは最短即日審査

消費者金融会社に通常のキャッシングを申し込みすると、最短30分ほどで契約が完了します。

そして、各消費者金融会社が用意したおまとめローンのほうも、審査にかかる期間は通常のキャッシング申し込みと同様なのが、ほとんどです。

ネットからの申し込み方法を利用すれば審査はすぐに終了して、即日融資可能なところもあります。

ただし、即日審査通過をするには、ある程度の条件を審査でクリアしなければいけないので、誰でも即日審査通過が可能になるわけではありません。

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担保付ローン・フリーローンのおまとめ利用は時間がかかる？

銀行や消費者金融のなかには「担保付ローン・フリーローン」というものも用意しています。

この商品は、自分や家族が所有している土地や家といった不動産などを担保にして、契約を行うものです。

担保が用意されていることによって、銀行や消費者金融会社にとって返済不可能というリスクを回避できるため、審査に通りやすくなるというのがメリットです。

担保なしで審査が通過できない人でも、担保を用意することによって契約成立可能になります。

最初にまとめて融資するため最短1週間かかる

担保付きローン・フリーローンは、金利が低くなる・返済期間が長くなる・融資限度額が高くなるなどのメリットがある反面、デメリットもあります。

まず、審査を通過するために、担保が本当に用意できるのかという証明である、各種書類を提出しなければいけません。

その審査に数日間の期間がかかり、また審査を通過しても最初にまとめて融資するためさらに時間がかかります。

最短でも1週間、長くて10日ほどの期間がかかるのが、担保付の特徴です。

おまとめローンの審査期間が長引く理由

銀行や消費者金融会社で融資を希望する場合、審査を通過する必要があり、審査基準をすべて満たしていればすぐに契約成立が実現できます。

しかし、審査の基準を満たしていない、あるいは、審査基準を満たす条件の提示があやふやな場合、契約不成立、あるいは、審査期間が長引く可能性があるのです。

そのため、おまとめローンを申し込む際は、自分が審査基準を満たしているか、事前に把握しなければいけません。

では、審査期間が長引く理由とは、具体的に何なのでしょうか。次から説明します。

申込者のスペックが審査基準ギリギリ

各銀行・消費者金融会社が用意しているおまとめローンに申し込みをする際、氏名、年齢、連絡先や住所などの個人情報を申告する必要があります。

年齢は、それぞれ各会社が決めた年齢の範囲に入っていない場合、審査を受けることができません。

また、住所や連絡先がない人も同様です。

なかでも重要なのが、今現在の雇用形態と年収です。

ある程度の年収および定期的な安定した収入がなければ返済能力がないと判断されて、審査を通過することができません。

また、安定した収入があっても、勤続年数が短い・転職回数が多いなどの職歴だと「定期的で安定した収入が得られていない」と判断されることもあります。

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おまとめ希望額が高額すぎる

おまとめローンは、複数の借り入れ金額をまとめるため、まとめた合計借入額は決して安い金額にはなりません。

それでも、あまりにも借り入れ件数が多い、合計額が多過ぎると審査を通過できる可能性が低くなるといわれています。

仮におまとめ額が多くても、安定した高い年収があれば問題はありません。

しかし、申し込みの際に提示した自分の雇用形態および年収が返済額と釣り合っていない場合、審査を通過するのは難しくなるといえるでしょう。

低金利ローンを一本化しようとしている

おまとめローンの種類のなかで、銀行系のおまとめローンは金利が低いといわれています。

金利が下がれば、それだけ合計の返済額を減らすことができるので、余分な返済を減らすことができます。

しかし、金利が低く契約者の負担が軽いということは、それだけ審査の基準も高くなるということです。

自分が安定した職業に就いて一定の年収があることをしっかりと証明しないと、低金利のおまとめローンは審査を通過できないでしょう。

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審査を休業日や遅い時間帯に申し込んだ

消費者金融会社は、無人契約機が用意されているので、その日が土日祝日であっても契約を完了することができます。

しかし、銀行などの金融機関は、基本的に土日祝日はお休みです。

各銀行のホームページには、各種サービスを申し込む専用フォームがあり、スマホなどのネット環境さえあれば24時間どこでも申し込むことが可能です。

しかし、金融機関がお休みの日であれば、申し込んだ内容を確認するのは営業日および営業時間になります。

そのため、審査を少しでも早く済ませたい人は、営業日に申し込みをしなければいけません。

長期休暇などのイベント前で審査が混みあっている

銀行窓口などは、大型連休や年末が近づくと、連休が来る前に窓口に大勢の人が並ぶ風景がおなじみになっています。それはおまとめローンの申し込みも例外ではありません。大型連休の最中では申し込みが不可能、あるいは、連休中にネット上で申し込みができても、申し込み内容を確認するのは連休明けの営業日になります。そのため、連休前に申し込みをすませようという考えを持った人々が殺到するので、審査に時間がかかってしまうのです。

保証会社の臨時メンテナンス期間などと重なっている

各銀行や消費者金融会社は、保証会社と提携しているところもあります。

キャッシングやローンの申し込みがあった場合、その審査などを実質的に担当するのは、提携している保証会社なのです。

しかし、その保証会社が臨時メンテナンスなどを行っている場合、平日であっても審査などに関する業務が一時的に休止の状態となります。

自分が申し込んだ日が空いている平日であっても、臨時メンテナンスと重なってしまっては審査が遅れてしまうのです。

おまとめローンの審査期間を短縮するコツ

おまとめローンの審査の仕組みや流れ、審査ポイントなどを事前に把握しておけば、審査期間を少しでも短くする可能性が上がります。

審査期間を短くすることを希望する場合、申し込む前にさまざまなことを準備することが必要です。

では、おまとめローンの審査期間を短くするためには、どのような点に気をつけなければいけないのでしょうか。

次から、審査期間を短縮するコツをいくつか紹介します。

一本化する件数・金額をできるだけ少なく抑える

おまとめローンの審査を通過して、なおかつ審査期間を短縮するには、一本化する借入件数とその合計返済額をできるだけ少なくすることです。

おまとめローンは、複数の借入件数をひとつにまとめるローンですが、その件数があまりにも多いと、今後、まとめた返済額をしっかりと返済できるのかと疑われてしまいます。

そのため、少しでも借入件数と総額を減らしておけば、審査期間を短縮できる可能性は高くなるのでしょう。

借入件数は3件以下に留めるのが望ましい

おまとめローン申し込みの際、借入件数が多過ぎると審査通過は難しいといわれていますが、各銀行・消費者金融会社は具体的な件数を提示していません。

一般的には、3件以上の借入件数がある場合は、審査通過は厳しいといわれています。

そのため、借入件数が4件からの人は、おまとめローン申し込に前に最低1社は完済するようにしましょう。

なかには3社に留めていても審査通過が難しいところもあるので、申し込む予定日の前になるべく抱えている件数を減らすことが重要です。

総借入額は年収の3分の1以下に抑えるべし

金融に関する法律で総量規正法という決まりがあります。これは「自身の年収の3分の1以上の借入はできない」という法律です。

例えば、年収300万円の人の場合だったら借入できる総額は100万円となり、すでに100万円の借入があった場合、それ以上の借入はできません。

この法律は、かつては消費者金融において適用されていた法律でしたが、2017年からは銀行ローンも自主的に総量規制を適用するようになりました。

そのため、総借入額が自分の年収の3分の1を超えている人は、おまとめローンの審査を通過することはできません。

借入額を減らして年収の3分の1以下に抑える必要があります。

申込内容はミスなく丁寧に記入する

おまとめローンを申し込む際、自分の個人情報を記入しますが、そのなかで重要なのが抱えている各ローンの借入残高やそれぞれの金利です。

この記入を間違えてしまうと、おまとめローンの具体的な融資限度額などを正しく設定することができません。

また、間違えてしまうと嘘の申告をしたとみなされ、審査を通過できなくなる可能性が出てきます。

嘘をつかずに正確に各種情報を記入して、記入後も見直しなどをして間違いがないかを確認することが大事です。

おまとめ専用のローンに申し込む

おまとめローンのなかには、融資が不可能で一本化のみを行っているおまとめ専用のローンもあります。

そのようなローンは、融資ができない分、審査基準も通常よりもゆるやかといわれているのが特徴です。

また、おまとめ専用のローンのメリットは、審査通過がしやすい・審査にかかる期間が短いだけでなく、返済のみに労力を費やせるという点もあります。

融資が可能なローンであれば、ついお金を借りてしまうこともありますが、おまとめ専用であれば融資は不可能なので、そのような心配もありません。

おすすめのおまとめ専用ローン3社を紹介

おまとめローンは、各機関・消費者金融会社により多くの種類があるため、どれに申し込みをすればいいのか迷ってしまう人もいることでしょう。

次からは、当ページおすすめのおまとめ専用ローン3社を紹介します。

口コミ・評判で選ぶ人気のおまとめローン！実際の利用者の評価を公開

プロミス「おまとめローン」

限度額	300万円まで
金利	年6.3％～17.8％
担保・保証人	不要
返済方式	元利均等返済
遅延損害金	年20.0％
返済回数	最大で10年120回

プロミスの「おまとめローン」は、金利は年6.3～17.8％、融資限度額300万円、延滞利率の実質年率は20.0%です。

おまとめできるものは、貸金業社からの借金の身が対象となっています。

そのため、銀行カードローンやクレジットカードのショッピング枠を利用した返済額は、まとめることができません。

このローンの特徴は、最短即日に契約成立が可能という点です。忙しくて少しでも早く借金をまとめたい人には向いているローンといえます。

利用できる人は、借入時の年齢が満20歳以上満65歳以下、安定した収入のあることが条件です。

パートやアルバイト、主婦、学生のかたも申し込み可能です。

申し込む時は、通常のローン申し込みと同じく、免許証など身分証明できるものが必要で、希望融資額の金額によっては収入証明書の提出もしなければいけません。

プロミスおまとめローンの審査基準・審査難易度を徹底解説

アコム「借換え専用ローン」

限度額	300万円まで
金利	年7.7％～18.0％
担保・保証人	不要
返済方式	元利均等返済方式
遅延損害金	年20.0％
返済回数	借入日から最長13年7ヵ月・2～162回

アコムのおまとめローン「借換え専用ローン」は、金利は年7.7～18.0％、融資最大限度額は300万円、延滞損害金は年率20.0%となっています。

おまとめできる対象は貸金業者からの借金のみです。契約機関は、早ければ即日契約が可能となっています。

契約する際、電話をかけてから無人契約機か店頭窓口に出向かなくてはならないので、他の会社に比べて手間がかかるのが特徴です。

申し込みの際は、通常のローン申し込みと同様に、免許証など身分証明できるものが必要で、希望融資額の金額によっては収入証明書の提出も必要となります。

アイフル「おまとめMAX」

限度額	1～800万円
金利	3.0％～17.5％
遅延損害金	20.0％
返済方式	元利均等返済
担保・保証人	不要
返済日	35日ごとに返済
返済回数	最大120回（10年）