他社借入が多すぎると、おまとめローンでも審査に落とされる可能性が高くなります。
最大の理由は信用情報を確認した段階で、返済されないのではないかと危惧されるためです。
他社借入件数が多い人は、おまとめローン審査では気を付ける必要があるでしょう。
ここではおまとめローン審査に他社借入が与える影響を紹介するほか、他社借入が多すぎる際におまとめローンを利用する際のポイントを説明します。
審査が甘い・緩いおまとめローンを厳選!即日で借りれる通りやすい審査激甘おまとめローンはある?
ダイレクトワン
限度額 | 1万円~300万円 |
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金利 | 年4.9%~20.0% |
他社借入の状況 | 4件でも審査を通過できる場合あり |
担保・保証人 | 不要 |
ダイレクトワンは、おまとめローンの中でも審査基準が甘くなっています。
審査時に他社借入件数がやや多いと判断される場合でも、返済能力を持っていれば審査を通過できるケースがあります。
他社借入件数が多くて困っている人はもちろんのこと、審査を通過できるか不安に感じている人はダイレクトワンを選ぶといいでしょう。
ただ、金利はやや高くなっているため、返済時の利息には気を付けておきましょう。
中央リテール
限度額 | ~500万円 |
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金利 | 年10.95%~13.00% |
他社借入の状況 | 4件でも審査を通過できる場合あり |
担保・保証人 | 不要 |
おまとめローンを専業としている中央リテールは、他社借入がやや多い状況でも審査を通過できます。
ただ、返済能力をしっかり確保していない場合、審査に落とされるケースが多くなるため気を付けてください。
なお、どうしても審査を通過したいのであれば、担保を付けたローンを選ぶといいでしょう。
不動産担保を出せば、他社借入の状況があまり良くない場合でも審査を通過させる場合があります。
おまとめローンを使いたいと考えるなら担保付きのローンも検討しましょう。
おまとめローンは3社までが目安
おまとめローンを利用したいと考えているなら、他社借入は3件程度に抑えるように心がけてください。
理想としては2社程度まで借りる会社を減らしてから利用したほうがいいでしょう。
他社借入件数が多すぎると、信用されない状況に置かれてしまいます。
おまとめローンは他社借入を1つにまとめられるメリットを持っていますが、3社までの借入は柔軟に対応できます。
一方で4件以上に達してしまうと、本当に信用できるのか不安に感じられるなどの問題から、審査に落とされやすくなってしまいます。
また、他社借入件数が多すぎる場合、借りている額もかなり多くなってしまいます。
借金額に影響で審査に落とされる可能性もそれなりに高くなりますので、3社までの借入でおまとめローンを使うものと考えたほうがいいでしょう。
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3社を超えると借金が高額になりすぎる
借りている会社が3社を超えると、借りている金額があまりにも多すぎる状況に置かれてしまいます。
3社からお金を借りると、少額の借入で住んでいる場合でもそれなりの借入額が発生しています。
この状況がおまとめローンでは審査に落とされやすくなる要因です。
5社以上になると、借りている金額があまりにも多すぎる状態となり、審査を通過できなくなります。
3社でも厳しい状況ではありますが、それ以上にお金を借りているとさらに厳しい判断を下される可能性があると判断してください。
なるべく借りる件数は抑えるように心がけるのです。
年収3分の1を超える可能性が高い
年収の3分の1を超えてしまうと、基本的に消費者金融では借りられない状態となります。
消費者金融では総量規制のルールにより、3分の1以上の借入が不可能となっています。
こうした状態に陥ってしまうと、借入ができない会社も多くなってしまいます。
ただ、おまとめローンは貸金業法に基づくサービスとして提供する場合があります。
しかし、この場合でも年収の3分の1を超えるような借り入れを持っていると、信用できないという判断が多くなります。
つまり借りる件数が多くなるにつれて、年収の3分の1を超える借入で信用が生まれにくくなるものと判断しなければならないのです。
とにかく借入額を抑えるようにすると同時に、借入件数を増やさないようにする努力が求められます。
件数が多いだけで信用情報にキズが付く
借りている件数が多ければ多いほど、信用情報ではあまりいい借入をしていないと判断されます。
信用情報を見れば、誰がどれくらいの借入をしているか簡単にわかるようになっているため、おまとめローンを提供する会社は借入状況を簡単に把握して、審査結果に反映させられるのです。
件数が多ければ多いほど、多重債務者として厳しい判断を受けることとなります。
多重債務者は借りている金額が少ない場合でも、おまとめローン審査には通りづらくなります。
場合によっては、借入額には問題なしと判断されても、件数が多すぎて信用できないと判断され、審査に落とされるケースもあります。
多重債務者という扱いを受ければ、借りられる会社はかなり少なくなります。
おまとめローン審査をどうしても通過したいなら、件数を抑えて信用情報に問題がない状況を作りましょう。
4社以上でもおまとめローン審査に通った人はいる
4社以上の借入を持っていた場合でも、おまとめローン審査を通過した人はいます。
ただ、借入額があまりにも多すぎる場合は審査を通過できません。
最低限の条件として、返済の負担があまり多くない借入という状態を作らなければなりません。
また、他の金融事故についても基本的に起こしてはいけません。
他の金融事故を起こしていた場合、返済される可能性が低いと判断されるほか、信用を失ってしまいます。
確実に信用されるためにも、基本的に他社での金融事故は起こさないようにしましょう。
返済負担率が低いのが大前提
おまとめローン審査を通過したい人は、借入件数が多くても返済負担率を減らすように心がけてください。
返済負担率が高すぎる場合、おまとめローン審査を通過できる可能性はほぼなくなります。
最大の理由は返済できないと判断され、信用を失ってしまうためです。
返済負担率を大幅に下げて、借りている件数に対して返済能力がしっかり残されていると思われなければ、おまとめローン審査は通過できません。
借入状況を少しでも改善させ、返済負担率を抑えるように心がければ、審査を通過するチャンスがないわけではありません。
ローン借入以外にも金融事故があると通りにくい
ローン以外に金融事故を起こしている場合、審査に通りづらくなります。
場合によっては審査を絶対に通過できない状況が発生し、どのような会社に相談しても審査に落とされる可能性があります。
金融事故というのは、1つでも残されているだけで信用を著しく失ってしまう状況です。
この情報が残されている場合は、他社借入を抑えたとしても審査に落とされる可能性が急激に高くなります。
金融事故は起こさないように心がけるほか、もし金融事故を起こした場合はしばらく待ってから審査を受けるようにしましょう。
4社以上をまとめたい時のポイント・注意点
4社以上の借入をおまとめローンでまとめたいなら、まずは相談しやすい金融機関に話を持っていくようにしましょう。
信用できる金融機関であるのはもちろんのこと、過去に利用して信用がある程度作られている会社に相談したほうが審査を通過しやすい場合も多いのです。
まずは知っている会社に相談してから次の対応を考えてください。
また、現在の借入状況を改善させるように心がけましょう。借入状況が改善しなければ、審査に落とされる可能性はかなり高くなります。
審査を確実に通過するためにも、現在の状況を改善させ、より返済能力を持たせられる状態で審査を受けてください。
他にも様々なポイントを押さえておけば、審査を通過できる可能性が高くなります。
4社以上の借入を持っている状態でも、1つ1つの注意点を改善させて借りやすい状況を作りましょう。
長年お金を借りてる金融機関に相談する
長年お金を借りるなど、多くの付き合いを持っている金融機関へ相談するといいでしょう。
知っている金融機関であれば、現在置かれている状況などを理解しておまとめローンを検討してくれる場合もあります。
あまり付き合いが長くない金融機関へ相談しても、基本的にいい回答は得られません。
より多くの信用を持っている金融機関へ相談しなければ、基本的に4社以上の借入で審査通過は難しいものと判断しておきましょう。
まずは普段から付き合いが多い金融機関へ話を済ませ、その後の対応を考えておくのです。
現在の借入状況を整理する
今の借入状況では審査を通過しづらいと考えているなら、他社借入の状況を改善させておきましょう。
1社だけでも完済するなど、よりおまとめローンを使いやすい状況に持っていければ、審査を通過できる可能性は高くなります。
また、完済できない場合でも大きく借入額を減らしておけば、返済負担率が下がって審査を通過しやすくなります。
どうしても審査を通過して借金をまとめたいと考えているなら、他社借入の改善をできる限り図ったほうがいいでしょう。
金利の高いおまとめローンを選ぶ
金利の高いおまとめローンを選ぶと、審査基準が下がって借りやすくなります。
金利が高い会社は、利息である程度のリスクを回避できると判断しており、審査基準を下げて貸している傾向が多くなっています。
金利の低いおまとめローンを狙いたいところですが、審査に落とされる可能性が非常に高い傾向にあります。
基本的に金利の高い会社の方が、他社借入の多い人には狙いやすいのです。どうしても審査を通過したいなら金利の高い会社に相談しましょう。
カードローンの借入中に延滞はなかったかチェック
カードローンの借入中に延滞などの問題を起こしている場合、審査に落とされてしまいます。借入中の問題がなかったか慎重に確認してください。
もし借入中に問題を起こしており、延滞によって返済していない時期が見つかった場合、審査に落とされやすくなります。
延滞を起こしている場合は、この情報が消えるまでゆっくりと待ったほうがいいでしょう。
借入5件以上だとおまとめローン審査にほぼ通らない
借入が5件以上に到達した場合、基本的におまとめローン審査には通らなくなります。
その理由は信用できないためです。5件以上になると、他社借入が多すぎると判断されるほか、借入件数が適切ではないと考えられ、審査に落とされるのです。
5件以上の借入は、返済能力を持っていても返済されないのではないかと危惧されやすく、審査では相手にされない場合もあります。
それだけ5件以上の借入というのは危険な状態ですので、絶対に作らないようにしましょう。
5件以上で通った口コミはグッと少なくなる
5件以上の借入でも審査に通ったという事例は非常に少なくなっています。
口コミサイトでも、5件以上の借入に関する情報はほとんど残されておらず、審査を通過できない傾向が非常に強まっているのです。
借入件数が多くなればなるほど、審査を通過しづらい状況が起きているのは間違いないことです。
審査を通過したいのであれば、まずは借入件数を減らし、信用度を高める対策を取りましょう。
借入件数が増えすぎた時の対処法
借入件数が増えすぎて、おまとめローン審査に通らない可能性が生まれているなら、まずは借入件数を減らす取り組みから始めましょう。
借入件数を減らしておけば、それだけ信用される可能性は高くなり、おまとめローン審査を通過しやすくなります。
また、公的機関へ相談して融資を受ける方法も検討してください。金融機関と違い、厳しい状況でも貸してくれる可能性が高く、返済も楽になります。
公的機関への相談で、返済の問題等も改善できる場合があるため、気になったら話を持っていくといいでしょう。
どのような場合でも、他社借入を他の借入で返済しようという動きは避けてください。
こうした動きは他社借入を減らせない状況を生んでしまい、肝心な審査に落とされてしまいます。
まずは1社を完済することから始める
基本的には1社を完済し、借入件数を減らす方向で動いてください。
すべての借入をまんべんなく返済していくのが一番いい方法かもしれませんが、借入件数が多すぎると返済がスムーズに進まないケースも多々あります。
そこで1つの借入を集中的に返済し、借入件数を減らしてしまうのです。
借入件数を減らしておけば、おまとめローン審査を通過できる可能性も高くなります。
ある程度借金を減らせば、後は1つにまとめて返済しやすい状況を作ってしまえばいいのです。
まずは1社でもいいので借金を完済するところから始めましょう。
返済が苦しくなったら公的機関に相談する
返済が厳しくなり、これ以上返済できないと思われる場合は公的機関へ相談してください。公的機関は、金融機関と違う方針で融資をしてくれます。
どうしても融資を受けられない状況に陥った場合は、生活費を得るためにも公的機関へ相談し、新しい方法を考えてもらうといいでしょう。
また、公的機関は返済できない人に色々なアドバイスを送ってくれるほか、より生活を楽にするための手法も検討してくれます。
生活への安心感を得るためにも、公的機関を有効活用したほうがいいのです。
ローン返済のためにローンを借りるのはNG
絶対にしてはいけないのは、ローン返済のために他社の借入を実施するというものです。
これは1社の返済が終わる可能性はあるものの、他社借入が1つ増えてしまい、結果的に借入件数は変わっていません。
さらにこの方法では利息が増加するという問題もあります。
他社借入で大きな借入をしている場合、発生する利息が増えてしまい、返済に大きな影響を及ぼしてしまいます。
より返済しづらい状況に陥ってしまい、返済遅延や延滞の可能性も高まってしまうのです。
ローン返済のために他の会社で借りようとするのは絶対に止めましょう。
こうした方法を使っていると、最終的には借りられる会社がなくなってしまうのです。
借入4・5社でも必ず借りれるおまとめローンはない!
借入件数が4・5社に到達した時点で、必ず借りれるおまとめローンは存在しません。
基本的には3件以内に抑えるように検討し、少しでも他社借入を減らす努力を考えましょう。
また、借入を気軽に考えず、できる限り同じ会社で借りられないかなども含めて件数を減らす方法も考えましょう。
おまとめローン審査を通過するには、返済負担率を軽減しつつ、信用度の高い情報を示さなければなりません。
他社借入を返済するなどして、より信用されるように工夫しつつ、返済負担率を下げるように心がけるといいでしょう。