緊急事態宣言後の買い物はどうなる?外出で罰則はある?買い占めはされない?【新型コロナウィルス】

緊急事態宣言後の買い物はどうなる?

2020/04/06、安倍首相は7都道府県を対象に明日にも緊急事態宣言に踏み切るとコメントをしました。

「日本でも緊急事態宣言が出たら、海外のロックダウン(都市封鎖)と同じ状況になるのではないか」そう考える人も多いでしょう。

しかし、緊急事態宣言とロックダウンは全く違うものです。

緊急事態宣言が発令されたたとしても、買い物を含む生活に大きな変化はありません。

このページでは、緊急事態宣言が出るとどうなるか・緊急事態宣言が出ることを聞いた人のコメントなどを紹介していきます。

また、緊急事態宣言が出たら最低限買うべきものも紹介するので、そちらも参考にしてください。

緊急事態宣言が出たら仕事はどうなる?お金は大丈夫?困った時の対処法

緊急事態宣言が出ると買い物はどうなる?

繰り返しになりますが、緊急事態宣言が出たとしても買い物に大きな変化はありません。

しかし、買い物をする店舗の営業時間が短くなる可能性はあります。

詳しくは次から見ていきましょう。

緊急事態宣言で買物に影響はない!

緊急事態宣言が出たとしても、急に何かが買えなくなることはありません。

肉や魚、米などの食料品はもちろん、ティッシュやトイレットペーパーなどの販売に特段の制限がかかることもありません。

事実、多くの食品加工場や製紙工場は通常時の数倍の規模で稼動をしており、生活必需品がなくなる恐れはないのです。

しかし、それは皆が必要最低限の買い物をした場合の話です。

誰かが買い占めや買いだめを行うと、以下などの事態が起きる可能性があります。

  • 通常の配送よりも時間がかかる
  • 必要最低限の必需品も流通しなくなる
  • 価格の高騰が起きる

現在マスクが品薄になっている原因も、買い占めによるものです。

緊急事態宣言が出たからと言って、買い占めをするのはやめましょう!

買い物に必要なお金の引き下ろしに影響はない!

また、緊急事態宣言後もATMやネットバンキングの利用に支障はありません。

そのため、買い物のために慌ててお金を下ろしに行く必要はないのです。

ただし融資の相談や、資金繰りの相談など、銀行窓口の営業時間は縮小される可能性があります。

ATM以外で銀行に用事がある場合は、今のうちに済ませておくと良いでしょう。

買い物する店の営業時間が短くなる場合はある

先ほども説明した通り、緊急事態宣言によって店舗の営業時間が短くなる可能性はあります。

例えば以下などの外食チェーン会社は、店舗の営業時間を調整するとのコメントをしています。

  • ロイヤルホスト
  • サイゼリヤ
  • すき家
  • 吉野家

一方、以下などのスーパーやコンビニでは緊急事態宣言後も、営業時間の変更はしない方針を固めています。

  • イオン
  • イトーヨーカドー
  • マルエツ
  • いなげや
  • コープみらい
  • オーケー
  • セブンイレブン
  • ファミリーマート
  • ローソン
  • ガスト
  • ジョナサン

しかし、営業時間はそのままでも、入店の制限などをおこなう可能性はあります。

もし不安であれば、買い物に行く前に店舗へ電話をかけることをおすすめします。

緊急事態宣言後の人々のコメント

ここからは、緊急事態宣言が出ることを聞いた人のコメントを紹介していきます。

買物中の主婦の話

海外ではたくさんの方が亡くなられていますし、日本でも感染者は増える一方ですから、いつか宣言が出るだろうなとは思ってました。正直今さら出せれても…というのもありますし、何かが急に買えなくなる訳ではないので特に気にしてはいません。

食品なら近所のスーパーやコンビニでも普通に買えますしね。

マスクや除菌系グッズですが、緊急事態宣言が発令されると、医薬品を所有している企業へ政府が流通させるように指示できるんですよね。

布マスクを洗濯して使ってはいますが、最近は劣化も気になっていました。

大企業であれば、大量の備蓄を持っていることも多いと思うので、少しは買いやすくなることに期待しています。

スーパーで働いている店員の話

都内の某スーパーマーケットで、レジ打ちや品出しを担当しています。緊急事態宣言のニュースが流れてから、ウチの店舗でも何件か電話がかかってきましたね。

「何か買えなくなるものがあれば教えて欲しい」という問合せが多いですが「特にございません。いつも通りお越しくださいませ」とお伝えしています。

ただそうは言っても買い占めがあると、店舗レベルでは品物が足りなくなってしまうんですよね。

ですので、ウチの店舗では「1ヶ月に必要な分はこれだけ!」「この食品なら数週間はもつ!」といったポップを貼って、買い占めをご遠慮頂くようにお願いしています。

また、食品の宅配サービスも充実させて、日に3便から5便に増やすことになりました。

昨今は技術の向上もあって、生鮮食品も一定のエリアなら配達が可能です。

そのため、お問い合わせを頂いたお客様にはそちらも併せておすすめしています。

食品加工会社の作業員の話

地方で食品の加工をしています。魚や肉の冷凍もしますし、生の食品を缶詰にしたり、真空パックに保存するなども僕の担当です。

東日本大震災や去年の台風以上に、スーパーからの発注が多いですね。

24時間体制とはいきませんが、工場は2月からフル稼動しています。

同業界の友人に聞いてみても、同じ様な状況らしいので、本当に日本全国の加工食品会社が総力を上げているのだと思います。

来週からは、さらに製造ラインと人員を増やすとのことです。

正確な数を計算している訳ではありませんが、このペースで製造が続けば、消費者の方に万遍なく食べ物は供給できると考えています。

運輸会社のドライバーの話

運輸会社のドライバーとして働いています。コロナウイルスの影響で仕事は増えてたのですが、今回の緊急事態宣言でさらに増えるでしょうね。

今は何とか人員やトラックを増やして対応しているところです。

正直辛い面もありますが、こういった時にこそ必要な仕事だと思って頑張っています。

「食品が足りなくなるのではないか」と思う方もいるかもしれませんが、現場の意見を言わせて頂けるなら、そこまでの心配はいらないかと思います。

4トントラック一杯に食品を積んでもまだまだ足りないぐらいは毎日運んでいますからね。

また、食品以外を注文される方は積極的に置き配サービスを利用して頂きたいですね。

以前は盗難事件もあったのですが、今は置き配ボックスのセキリティも上がりましたし、配達が完了するとすぐに利用者へ通知がいくサービスもありますからね。

通知を見てすぐに回収して頂ければ、盗難の心配も少ないと思います。

我々と利用者の感染を防ぐためにもご協力をお願いします!

緊急事態宣言が出たら必需品を最低限買おう!

緊急事態宣言が出たとしても、買い物に大きな支障がないことは説明した通りです。

ですが、店舗の営業時間が減る可能性はありますし、さらなる外出自粛が要請されることは間違いありません。

そのため、1ヶ月や2週間程度暮らせる程度の必需品を最低限買っておくと良いでしょう。

詳しくは次から見ていきます。

1ヶ月分生活できる日用品のリスト

以下に、成人男性が1ヶ月生活するという設定で生活必需品をまとめました。

トイレットペーパー 12ロール
ティッシュペーパー 10箱
シャンプー 1パック
リンス 1パック
ボディーソープ 2パック
石鹸 1つ
液体洗剤 2パック
お米 10kg
麺類 パスタ 3kg
肉類 合計3kg
ねぎ 2本
もやし 3袋
きゅうり 5本
缶詰 5缶
2L×5本
インスタントラーメン 10袋

あくまでも上記は一例に過ぎませんので、世帯数や生活によっては調整が必要になります。

緊急事態宣言中にあると便利なアイテム

また、緊急事態宣言後はこれまで以上に一日の大半を自宅で過ごすことになります。

そのため、以下などのアイテムを利用して、外出自粛中のストレスを発散させることをおすすめします。

  • 気になっていた書籍
  • ゲーム
  • AmazonプライムやNetflixなどの動画ストリーミング
  • ヨガマットなどの自宅でできる運動器具
  • バスグッズ

しかし家で過ごす人が増えた影響で4月7日現在、SwitchやPlayStationなどのゲーム機や
ゲームソフトは品薄が続き、入手が困難である状況です。

ゲームが中々手に入らない方は、電子書籍や動画のストリーミングサービスを利用することをおすすめします。

電子書籍や動画などであれば、配達の必要がないため注文後すぐに利用することができます。

また一部の動画ストリーミングサービスでは、利用者拡大のためにコンテンツの無料配信をしています。

気になるドラマやアニメなどがあれば、この機会に調べてみると良いでしょう!

緊急事態宣言が出ても買いだめはやめよう!

ここまで、緊急事態宣言が出ると買い物にどういった影響があるか・緊急事態宣言を聞いた人のコメント・緊急事態宣言が出たら買っておくべきものなどを紹介してきました。

このページの内容をまとめると、以下の通りになります。

  • 緊急事態宣言が出ても買い物に大きな影響はない
  • 緊急事態宣言後もATMやネットバンキングの利用に支障はでない
  • 普段利用する店舗の営業時間だけには注意が必要
  • 緊急事態宣言の発令で買い占めをすると、物流に影響がでる
  • 緊急事態宣言が発令されたら、生活必需品を最低限買おう!

緊急事態宣言が発令されたとしても、一般消費者には大きな影響はありません。

重要なのは、パニックやデマに踊らされずに、生活に必要なものを必要なだけ買うことです。

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