「クレジットカードの支払いが厳しくて…」「期間限定の商品がどうしても欲しい!」お金を借りたくなる状況は珍しくありません。
しかし、どこから借りるにしても「どうしてお金を借りたいのか」は説明する必要があります。
友人からお金を借りる場合は、お金を借りたい理由は最も大事だと言えます。
一方、消費者金融や銀行から借りる場合は、利用用途はあまり重要ではありません。
通常の金融商品であれば、利用用途に制限を課していないためです。
しかし、利用用途を聞かれた時に、審査に受かりやすくなる答え方は存在します。
このページでは、借り先別のおすすめの借りる理由、嘘をついて借りた場合どうなるかを解説していきます。
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友人に借りる時のおすすめの言い訳
先ずは、友人からお金を借りる際のおすすめの言い訳を紹介します。
財布を落としてしまった
友人から借りる時は、以下の点に注意すると良いでしょう。
- 具体的に話す(金額、用途、いつ返すか)
- お金に困っていることを理解してもらう(相手が共感しやすい理由だと良い)
おすすめの言い訳としては「財布を落としてしまったから、貸してほしい」と言うのが挙げられます。
財布を落としてしまった、というのは誰にでもある経験です。
そのため「非常に困っている」という気持ちは伝わりやすいでしょう。
しかし、数十万円を財布に入れている人は少ないです。
そのため、借りられるのは、多くとも数万円が限度だと覚えておきましょう。
急に冠婚葬祭が入った
冠婚葬祭もお金を借りるおすすめの理由の1つです。
特に、葬式やお通夜などは予期することはできません。
「急にお金が必要になった」ということは伝わりやすいと言えます。
さらに、冠婚葬祭の場合は数十万円の費用が必要になることも珍しくありません。
そのため、ある程度高額の借り入れを相談しても、不審がられることはないでしょう。
しかし、冠婚葬祭は頻繁にある行事ではありません。
本当に冠婚葬祭でお金が足りなくなったとしても、何度も同じ相手に使える言い訳ではありません。
使う場面を考えて、冠婚葬祭を理由にお金を借りましょう。
どうしてもやりたいことがある
お金を借りるにあたって「どうしてもやりたいことがある!」と強く伝えることも一手ではあります。
共感しやすい理由ではなく、熱意を伝えることで、お金を借りるという方法です。
熱意が伝わりやすい言い訳として、以下に挙げられるものがおすすめです。
- 資格試験を受けたい(試験の難易度が高いほど借りやすい傾向にあります)
- どうしても行きたい場所がある(前々から行きたかったことをアピールすると良いでしょう)
- どうしても買いたいものがある(今逃すと手に入らない商品だとと借りやすいです)
また熱意をもってお金を借りたときは、後日資格試験の結果や行った場所などの写真などを、借りた相手に見せると良いでしょう。
金融機関から借りる時のおすすめの理由
旅行の資金に使いたい
ここまで、友人からお金を借りるときにおすすめの言い訳を紹介してきました。
一方、金融機関から借りる場合は、言い訳や理由は重要視されません。
通常のカードローンであれば、利用用途に制限は設けられていないためです。
そのため、本当の理由を申告する必要もありません。
しかし審査に通りやすい利用用途は存在します。
ここからは、金融機関からお金を借りる時に使える利用用途を紹介していきます。
まずは「旅行の資金に使いたい」と説明するのがおすすめです。
旅行資金は以下の特徴を持っているためです。
- 継続的にお金がかかるものではない
- ある程度まとまった額が必要になる
本当に使いたい用途を書くのが一番ですが、迷ったら「旅行資金」と申請することをおすすめします。
教材費に使いたい
また、金融機関からお金を借りる際の理由として、自己投資になるものを挙げるのもおすすめです。
自己投資に積極的な人間は、信頼されやすい傾向にあるためです。
ただし、自己投資と言っても、美容整形など収入に繋がりづらいものは疎遠される傾向にあります。
収入に繋がりやすい、資格取得などを挙げるのが無難だと言えます。
もちろん、美容整形のために借りる場合でも、資格取得の為と申告して問題ありません。
使うのがおすすめできない言い訳
ギャンブルの資金のため
ここまでは、借り先別におすすめの言い訳や理由を紹介してきました。
この項では、借り先に関わらず、使うのがおすすめできない言い訳を紹介していきます。
まずは、ギャンブルの資金のためと言い訳をするのはやめましょう。
確かに資金があればあるほどリターンが大きくなるのがギャンブルの特徴ですが、賭け事は基本的に負ける確率の方が高いです。
そのため、お金を借りてまでギャンブルをしようとする人間は、計画性を疑われます。
利用用途を聞かれた時に。ギャンブルの資金の為と答えるのは止めましょう。
借金返済のため
また、借金の返済のためと言い訳するのもおすすめできません。
借金の返済をするために、借金をしたとしても、借り先が代わるだけで根本的な解決にはならないためです。
しかし、既に複数のカードローンを利用している場合は、おまとめローンによる借り換えは良い選択だと言えます。
なぜならば、おまとめローンには以下のメリットがあるためです。
- 借り先を一本化することで、手数料を抑えられる
- 返済日がまとまるため、お金の管理がしやすくなる
- 現在利用しているものより、低金利で利用できる可能性がある
安心してお金を借りるコツ
借用書を作ろう
ここからは、安心してお金を借りるコツについて解説をしていきます。
友人から借りる場合、安心してお金を借りるコツとしては、借用書の作成が挙げられます。
「借用書なんておおげさな…」と思う方もいるでしょう。
しかし、借用書を作成することのメリットとして、以下のものが挙げられます。
①借りた金額、返済期間が明確になることで、貸した貸してないのトラブルを避けられる
②完済後に「まだ返されていない」と訴えられることを防げる
③返済する気があることをアピールできる
お金を借りる側としては、特に②のメリットが大きいと言えます。
また、借用書と言っても形式ばったものを作成する必要はありません。
以下の事項が全て記入されていれば、法的に有力な借用書になります。
必要事項 | 詳細 |
---|---|
タイトル | 借用書と記入すれば大丈夫です。 |
作成日 | 作成した日付を記載しましょう。年の表記は忘れやすいので注意しましょう。 |
金額 | 改ざんされないように、大字(だいじ)と呼ばれる漢字で表記することをおすすめします。 壱(1)・弐(2)・参(3)・肆(4)・伍(5)・陸(6)・漆(7)・捌(8)・玖(9)・拾(10)・佰(100)・仟(1000)・萬(10000) 例)金捌萬(80000)円を貸し渡したなど |
返済方法 | 振込や手渡しかを記載しましょう。振込の方が記録が残るのでおすすめです。 |
返済期日 | 作成日と同じく、何年何月何日と明記しましょう。お金を借りる人の名前、住所、印鑑 印鑑は100円ショップで売っているものでOKです。 |
お金を貸す人の名前 | 貸す人は住所や印鑑は不要ですが、フルネームで明記しましょう。 |
また、借用証を作った場合は、コピーをして自分と相手が1部ずつ保管するのが基本です。
インターネットで検索すれば、簡単なフォーマットをダウンロードすることができます。
数分で作成できる書類なので、少額であっても借用証を作ることを強くおすすめします。
消費者金融から借りよう
安心してお金を借りるコツとしては、そもそも友人から借りないとするのも一つです。
消費者金融と聞くと「恐喝まがいの取立をされるんじゃないか」「法外な金利を取られるのではないか」というイメージを持っている人もいるでしょう。
しかし、今や消費者金融の利用者は1000万人を超え、大学生や主婦の利用も少なくありません。
きちんと金融庁に届出をしている消費者金融を利用すれば、無茶な取立や違法な金利を心配する必要はないでしょう。
消費者金融を利用するメリットとしては、以下のものが挙げられます。
- お金を借りる本当の理由を説明せずに済む
- きちんと契約書を作ってもらえる
- 返済が滞ったとしても、友人関係が悪化しない
- 相談内容によっては、返済を待って貰える可能性がある
個人間の融資はどうしても、知識不足や認識不足によるトラブルが起きがちです。
お金を借りるのであれば、プロである消費者金融や銀行から借りることをおすすめします。
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質屋を利用しよう
また、安心してお金を借りるコツとしては、質屋の利用もおすすめです。
質屋とは、ブランド品などの市場価値が高いものを預けることで、お金を借りることができる金融機関のことです。
質屋で融資を受けた場合お金を返せなかったとしても、預けた物が戻ってこなくなるだけです。
取立やお金の返済を求められることもありません。
また、消費者金融や銀行とは違い、最短30分ほどでお金を借りられるのもメリットの一つです。
自宅にブランド品などがあれば、質屋の利用を検討しましょう。
嘘の理由で借りた時の注意点
ここまで、お金を借りる時のおすすめの言い訳や理由、安心してお金を借りるコツなどを紹介してきました。
しかし「嘘の利用でお金を借りても良いのか」が気になっている方もいるでしょう。
結論から言うと、消費者金融や銀行などであれば、利用用途に限れば嘘をついても大丈夫です。
しかし、友人から借りる場合は、必ず本当の理由を話しましょう。
この項では、通常のカードローンを借りる場合について説明します。
通常のカードローンであれば基本的に問題にならない
前にも説明した通り、通常のカードローンの場合は本当の理由を説明する必要はありません。
しかし、以下の場合などは、嘘の理由で借りると問題になります。
- 本当の利用目的が又貸し(借りたお金を他者に貸すこと)である場合
- 本当の利用目的が事業資金である場合
上記に挙げたものは、お金を借りるときの契約に反するものです。
契約違反が発覚すると、ローンの一括返済などが求められます。
又貸しの為に、通常のカードローンは利用できないことを覚えておきましょう。
また、事業資金のためにカードローンを利用する場合は、事業者用のカードローンを利用する必要があります。
事業資金の融資を受けたい方は、以下のページを参考にすると良いでしょう。
友人から借りた場合は訴えられる可能性がある
先ほど説明した通り、仮り先が友人の場合は、嘘の利用目的で借りるのは厳禁です。
なぜならば、友人は「○○という理由で困っている」からお金を貸すのです。
理由が異なれば、貸さなかった可能性もあるでしょう。
悪質な場合は、詐欺罪などに該当する恐れがあります。
友人から借りる場合は、必ず本当の理由を説明しましょう。
借りる理由は正直に話そう!
このページでは、お金を借りる時の理由や言い訳などについて解説してきました。
まとめると以下の通りになります。
- 友人から借りる時は、正直に理由を話そう
- 金融機関から借りる時は、正直に話す必要はない。ただし事業資金やギャンブルを理由にするのはNG
しかし、金融機関によっては「そういった目的ならばこちらの金融商品の方がお得に利用できる」といった説明を受けられる可能性があります。
基本的には、仮り先に関わらず、借りる理由は正直に話した方が良いと言えるでしょう。