学生だけど、どうしてもお金が欲しい。
そんな方に向けて当ページでは学生がお金を借りる主な方法である、「奨学金制度」「カードローン」「学生ローン」「クレジットカードのキャッシング」の4点を紹介
また、利用をおすすめ出来ない闇金融や最近流行りのSNSを使った個人間の融資にも触れてありますので、是非参考にしてください。
お金がない時はどうすれば良い?ケース別におすすめするお金を得る方法10選
学生は他人からお金を借りない方が良い
冒頭ではお金を借りる手法の紹介をすると申し上げました。
しかし、企業や団体からお金を借りることは、金銭賃貸借契約を結ぶということであり、当然責任や義務が生じます。
最悪、訴訟沙汰になる可能性もあるのです。
もしお金が欲しい、という事ならば以下の事を試してみてからでも遅くは無いと思います。
バイト先に交渉してみる
現在バイトをしているならば、「〇〇をするから時給を上げては貰えないか」と社員さんに交渉してみるのはどうでしょうか。
人手不足の現代ですし、仕事や勤務によっては数十円数百円の賃上げ交渉は不可能ではありません。
親や友人に相談してみる
抵抗のある人も多いとは思います。
ですが、使い道、返済方法、返済期間、利息の有無等、お金を借りるにあたって重要な事柄を真剣に話してみれば意外と貸してくれるものです。
くれぐれも友情を担保にしていることを忘れてはいけませんが。
不要な物を売ってみる
使ってない物は身の回りにありませんか。
「こんな物誰も欲しがらない」様な物でもオークションサイト等に投稿してみるのはどうでしょうか。
貝殻やトイレットペーパーの芯等も売れる世の中です。
奨学金制度を利用してみる
メリットは金利の安さと場合によっては返済免除の可能性
奨学金制度のメリットはやはり金利が安いことです。
第2種ならば、上限が0.33%、第1種ともなれば返済自体が免除されます。
これは後に紹介する3つの方法と比べても圧倒的な金利条件の良さと言えるでしょう。
デメリットは学業の成績などの条件の厳しさと時間がかかること
デメリットは条件が非常に厳しく、審査に相当時間がかかることです。
大学在学中の奨学金の申込は毎年4月しか受け付けていません。
審査には3ヶ月かかり、成績や作文の作成等決して手軽とは言えません。
社会人になってから奨学金返済に苦しむ人も少なくなく、社会問題になっています。
カードローンを利用してみる
メリットは手軽さとスピード
カードローンのメリットはATMなどを利用して手軽にお金を借りることが出来る点です。
会社によっては即日融資を受けられる場合もあります。
デメリットは基本20歳以上と安定した收入が必要であること
カードローンのデメリットは20歳以上でないと利用出来ない場合が多い点です。
また、安定した收入が求められますので、收入が不安定になる可能性がある場合は他の手法を検討した方が良いでしょう。
学生ローンを利用してみる
メリットは未成年でも利用できること
学生ローンのメリットはカードローンと違い、学生を対象にしている為に20歳以下でも利用できる場合が多いです。
また、審査に通りやすく郵送物を個人名で送ってくれる等、親にバレたく無い人にもオススメできる方法と言えます。
デメリットはATMが使えないなど手軽さに欠けること
デメリットは基本的にカードが発行されない為、ATMを使った借り貸しが出来ない点です。
また、あくまでも学生のローン、という括りなので取引実績として評価されずらい点もあります。
クレジットカードのキャッシングを利用してみる
メリットはとにかくスピーディーに利用できること
クレジットカードのキャッシングはとにかく手間かけずにお金を借りる事が出来ます。
クレジットカードを発行した時には「キャッシング枠」という物がついている場合があります。
その枠内であればまるで現金の様にショッピングに使う事が出来ます。
デメリットは金利が高くなりやすいこと
デメリットは金利の高さが挙げられます。
キャッシングの場合、多くのカードローンの最大の金利である18.0%を求められる事が多いです。
手軽でありながら、高い金利ですので、こちらも社会問題になっています。
お金を借りる流れを方法別に徹底解説
奨学金制度で金を借りる流れ
奨学金制度を利用する為には、在籍中の学校に奨学生として応募して、審査の結果、日本学生支援機構(JASSO)からお金を借りる事になります。
また、奨学金制度はあくまでも学生生活をサポートする為に借りる物になるので、用途は学費・教材費・部活動(サークル)の活動費・家賃・食費・生活費に限られます。
カードローンで金を借りる流れ
カードローンを利用する際には、カード会社に審査を申し込み、通過後にATMや銀行の口座等から借り入れる事になります。
カードローン商品には銀行が扱っている物と、消費者金融が扱っている物があります。
どちらも一長一短ですが、利息を気にするならば、銀行の物を使いましょう。
今すぐ欲しいということであれば、消費者金融を利用しましょう。
カードローンで即日の融資を希望する場合は、消費者金融を使うほかありません。
学生ローンで金を借りる流れ
学生ローンを利用する際には、学生向けのカード会社に審査を申し込むことが必要です。
その後の流れはカードローンと変わりません。
しかし、学生カードローンはカードローンと違い、銀行口座の自動引き落としに対応していない場合もあり、やや手軽さに欠けます。
クレジットカードで金を借りる流れ
クレジットカードを用いる場合は、既に発行されたクレジットカードのキャッシング枠を利用する形になります。
未成年者でもクレジットカード自体を発行する事は可能ですが、キャッシング枠の付与は認めらません。
また、20際以上の学生がキャッシング枠を付与したとしても、精々10万円程度が限度になるので、高額の借り入れには向いていません。
絶対に利用してはいけない借入れの方法
法外な利子を科して来るかもしれない闇金融
世の中には「收入が不安定でも大丈夫!」「圧倒的低金利!」等のフレーズで知識に乏しい学生を騙そうとする業者が存在しています。
たとえ法定利率を超えた金利を課されたとしても、支払う義務は無いのですが、もし裁判になれば、相当なコストがかかりますし、あなたの事も公開される事になります。
更に、悪徳業者の中には、「学校や自宅、友人のお家等に押しかけても返させる」といった行動を取る者もいます。
利息額は会社や手法を選ぶ重要なファクターではありますが、それだけを見ると危険な目に遭う事があります。
個人情報を抜き取られるだけかもしれないSNSでの融資
近頃、TwitterやInstagram等で「#個人間融資」「#すぐに手渡し 即金 池袋」等のタグを使い、個人で貸金業務を行っていると思われるアカウントが散見されます。
全てが悪意を持ってお金を貸しているとは言いませんが、インターネットのQ&Aサイトや消費者庁に「手数料だけとられた」「個人情報だけ聞くだけ聞いて連絡が取れなくなった」等の訴えが絶えません。
また、2018年の金融庁の発表によれば、お金を借りた経験のある学生の5人のうち約1人が闇金業者の被害に遭ったという結果が出ています。
よほどの信頼が無い限り、個人間でのお金の融資は避けた方が良いでしょう。
学生がお金を借りるうえで重要なこと
当ページではお金を借りる手法について紹介してきました。
どの手法も一長一短ではありますが、お金を借りる時に大事な事は「なんの為にお金を借りるか」「どうやってどれくらい返済しなければならないか」です。
よく考慮した上で借りることが何よりも重要だと言えます。