ノーローンは1週間無利息になる人気のカードローンです。
さらに支払い利息額に応じてポイントやマイルが貯まるというメリットもあります。
そんなメリットが多いノーローンですが、最初の利用限度額は少額であることが多いです。
今回はノーローンの利用限度額を増やしたい方に向けて、増額審査の厳しさや即日で増額できるかなどについて解説します。
ノーローンの審査は厳しい・甘い?審査落ちする7つの原因を紹介
ノーローンの増額審査は電話申込が一般的
ノーローンの増額審査は、インターネットの会員ページからも増額審査の申込みができるものの、電話で申し込むことが一般的です。
電話で申し込むことによって、ノーローン側が審査を行い、審査が完了したら結果を教えてもらうことができます。
電話で手続きを行う際には、ノーローンカードを手元に用意してから手続きするようにしましょう。
ノーローンカードに書かれている番号を伝えれば、スムーズに手続きを行うことができるからです。
窓口に電話をかけて増額申請
窓口に電話をかけて増額申請する場合のメリットは、増額に際してわからないところを相談しながら申し込むことができる点です。
またフリーダイヤルなので電話代がかからないというのもメリットの一つになっています。
ノーローンの増額審査は原則即日完了できない
ノーローンの増額審査は原則即日完了ができません。
中には即日で増額分の融資を受けることができた人もいますが、絶対に即日完了するわけではないので、2~3日余裕をもって申し込むようにすることが大切です。
ノーローンは即日融資できる!審査の平均時間は?土日も借入可能?
初回の借入審査よりも審査で見られるところが多い
ノーローンの増額審査では、初回の借入審査の時より利用者の評価が高くなっているかどうかを確認するので、返済能力や信用度を厳しくチェックされます。
具体的には、収入や勤続年数、他社の借入件数と返済額、個人情報の整合性や信用情報に問題点がないかなどです。
これらは初回の審査時にも行っていますが、増額審査ではそれ以外にもノーローンへの利用実績の確認を行います。
したがって初回の借入審査よりも審査で確認する項目が増えることになります。
ノーローンの増額審査の注意点
ノーローンの増額審査を申し込むと、利用限度額が増える可能性もありますが、逆に利用限度額が下がってしまう場合もあるので注意が必要です。
なぜなら増額審査は初回借入審査よりも、審査が難しいからです。
したがって増額申請をする場合は、希望額を小額にして申請することがポイントになります。
希望額が高額だとノーローン側も貸し倒れのリスクが高くなってしまうので、審査に落ちる可能性があるからです。
増額審査の申込みをするなら、希望額を5~10万円程度にしておくのがいいでしょう。
初回借入審査よりも審査は難しい
ノーローンの増額審査は初回借入審査よりも難しいので、審査に落ちてしまう場合があります。
審査に落ちてしまう人の特徴は、返済が遅れがちな人や他社の借入金額が増えている人、収入状況が改善されていない人などです。
また金融事故を起こして債務整理をした場合や年収の1/3ギリギリまで借りていたりする場合も、落ちる可能性が高いので注意しましょう。
このような審査が難しいノーローンの増額審査に通るためのポイントは、ノーローンを利用した時に返済期日などをきちんと守ることです。
ノーローンの増額審査では、自社カードローンの利用状況を重視しているので、継続的な利用と返済ができている人を高評価する傾向です。
したがってノーローンの増額審査を通るためには、利用や返済時にトラブルを起こさないようにすることがポイントになります。
ノーローンで1回目の増額審査が通った場合、2回目以降はスムーズに審査が通りそうなイメージを持つ方がいるかもしれません。
しかし、ノーローンにとっては限度額が増えれば増えるほど、貸し倒れのリスクも高くなると言えます。
そのため、先ほど解説したように、審査で行う項目が初回審査時より多くなるのです。
ノーローンで増額申請するのも有効ですが、このように2回目以降の場合は審査がさらに厳しくなってしまうので、他社のカードローン利用を検討してみてもいいのかもしれません。
再審査の結果限度額が下がるケースも
ノーローンの再審査は、電話一本で気軽に行うことができるので、試しに利用してみようかなと思っている方が多いのではないでしょうか。
しかしノーローンの再審査は利用限度額が上がるケースもありますが、その逆もあるので注意が必要です。
したがって再審査をする際には、次の条件に合うかどうかを確認してから行うようにしましょう。
その条件とは、ノーローンの融資を半年以上継続している、返済の遅延などをしていない、他社に借り入れがないことです。
他にも過去10年以内に債務整理をしていない点も条件となります。
このような条件がありますが、再審査を行う一番最適な時期は、ノーローンから増額できるという通知が来た時です。
この通知が来ればスムーズに増額することができる絶好のタイミングです。
ただし、再審査をした時に以前より返済能力が低下している状態だと、減額だけでなく利用停止になってしまう恐れもあります。
また何度も増額申請を行おうと考えている場合は、3ヶ月以上期間を空けることがポイントになります。
3ヶ月以上期間を空ける理由は、一度申請するとその記録が3ヶ月間残るためと、頻繁に申し込みをしていると本当にお金に困っているとノーローン側に思われてしまうからです。
増額申請する時は、適度に期間を空けるようにしましょう。
ノーローンの増額審査で見られるポイント
ノーローンの増額審査で見られるポイントは、収入が以前より下がっていないか、勤続年数は初回審査より伸びているか、毎月遅延なく返済を行っているかなどです。
このようにノーローンの増額審査では、返済能力と信用度をチェックされることになるので、自分の収入がアップした時や初回審査から職場を変えずにずっと働き続けているであれば、利用限度額が上がる可能性が高いです。
増額審査で収入の面を確認する場合、必ずしも収入がアップしている必要はありませんが、逆に収入が減っている時に増額審査を行うと、減額されてしまう恐れがあるので注意が必要です。
勤続年数は、そのまま働いていれば何もしなくても伸びるのであまり問題はありませんが、転職直後の場合は収入が不安定とみなされ限度額を引き落とされてしまう場合があるので注意しましょう。
転職してから増額申請をする場合は、少なくとも3ヶ月以上働いた実績を持ってから行うことが大切です。
また転職をしたり引越しをしている場合は、増額審査の申込みをする前に、個人情報の変更の届け出を出しておくことがポイントになります。
増額審査の際に、勤務先や住所が届け出ているところと異なっていると、審査に落ちる原因になるので注意しましょう。
基本的には新規の借入審査と同じ
ノーローンの増額審査では、収入や勤続年数、他社の借入件数や借入額も考慮されることになります。
これは初回審査と同じなのでもちろん信用情報に問題があると、審査に通ることはできません。
キャッシングやカードローンを利用している情報はすべて信用情報機関に保管されているので、他社で利用した借り入れについての情報もノーローン側で把握することができます。
したがって過去に長期遅延や自己破産などの債務整理をしていると、審査に通ることは難しいです。
このような金融事故の情報は、最長で10年間、信用情報機関に残ることになります。
具体的には長期延滞なら1~5年、債務整理なら5~10年です。
金融事故を起こした場合、これらの期間は、増額審査の申込みをしないようにしましょう。
ノーローンは消費者金融なので、総量規制の対象になります。
したがって評価の高い状態で増額の申込みをしたとしても、初回審査の時と同様に、借入の総額が年収の1/3以上になることがありません。
利用限度額いっぱいの300万円を申請できるのは、年収が900万円以上の人だけです。
さらに新規の借入審査と同様に、借入限度額の総額が50万円以上を超える場合は、源泉徴収票などの収入証明書が必要です。
これらの書類は、インターネットや郵送、FAXなどで提出することができます。
これまでの利用状況も審査に含まれる
増額審査では信用度をチェックされることになるので、ノーローンの利用実績が半年以上あることもポイントになります。
その利用している期間の中で、返済を滞らせないことが大切です。
それによってノーローン側から信頼感を得られることができ、審査に通りやすくなるからです。
逆に半年間で一度でも返済に遅延があると、増額アップする可能性は低いと言えます。
さらに他社の借入件数や借入金額などもこれまでの利用状況として審査内容に含まれます。
ノーローンで増額申請したいのであれば、他社のカードローンを新たに利用しないようにしましょう。
しかし以前から利用していた他社のカードローンを順調に返済しているのであれば、返済能力を高く評価されることがあります。
増額審査では在籍確認は基本的におこなわれない
ノーローンの増額審査では、他の消費者金融と同様に、初回の審査の時と勤務先が変わっていなければ基本的に在籍確認は行われません。
したがって勤務先が初回審査時と変わっていなければ、勤務先にカードローンを利用していることを知られることなく申し込みをすることができます。
転職間もない場合は在籍確認の電話が来ることも
ノーローンの増額審査時には、勤務先が変わっていないと在籍確認は行わないと解説しましたが、転職などをして初回審査の時と別の勤務先で働いている場合は、電話による在籍確認を行うことがあります。
その際には会社名を伏せて個人名で電話をかけるなど、プライバシーに配慮してくれるので安心です。
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ノーローンの増額審査を受けた方の口コミ
ノーローンの増額審査を受けた方の口コミがどうなっているのか気になる方が多いのではないでしょうか。
次に口コミを3名分紹介しますので、ノーローンで増額審査を申し込む際の参考にしてみて下さい。
ノーローンのリアルな口コミ・評判!審査は厳しい?利息が高い?
希望通り限度額がアップ!
そこで思い切って増額審査を申し込んだところ、希望通りの限度額にアップさせることができました。
私が増額審査を通るために行った対策は、返済期日をきちんと守ることと勤務先で嫌なことがあってもむやみに職を変えなかったことです。
それらをしっかり守って、初回審査から1年くらいたった後に増額審査の申込みをしたら、無事に増額することができました。
ノーローンは1週間無利息なので、給料日前などにお金が足りない時に本当に助かっています。
給料日前にお金を借りても、お給料をもらってすぐに返せば利息がかかることなくお金を借りることができるからです。
(40代・女性)
増額案内が来たので自信を持って申し込めた
ノーローンから通知が来ると何かいけないことでもしたのかと始めはドキドキしましたが、中を開けてみたら増額案内の通知だったので安心しました。
確かに私はノーローンを頻繁に使っていますが、返済に送れるようなことは一度もなかったので、優良な利用者として評価されたのだと思います。
特に利用限度額を上げる必要はなかったのですが、もしもの時に備えて増額申請をすることにしました。
増額案内が届いていたので増額できる可能性は高いなと考えていましたが、予想よりもスムーズに増額申請できたので少し驚きました。
これからも返済を怠らず優良な利用者としてさらに評価され、利用限度額を増やしていきたいです。
(20代・男性)
増額審査を受けたら逆に限度額が下がる…
私は1万円でも2万円でもいいので増額されればと考えていたのですが、再審査によって逆に限度額を下げられてしまいました。
たぶん、収入が下がってしまったのが原因だと思います。
限度額が下げられてしまうなら、始めから増額審査なんてやらなければよかったです。
でも後悔しても仕方がないので、別のカードローンに申し込んだところ、審査に通ることができました。
けどノーローンは1週間無利息というメリットがあるので、今の利用限度額いっぱいまで借りて、それでも足りない時は新規に申し込んだカードローンを利用しようと思います。
(50代・男性)
増額審査はリスクも考えて慎重に申し込もう
ノーローンの金利は4.9%から18.0%まで幅がありますが、低い金利で利用するためには、利用限度額を上げなければなりません。
したがってより安い金利でノーローンを利用したいのであれば、増額審査をすることも有効です。
しかしノーローン増額審査は、初回の借入審査よりも審査で見られることが多く、審査が厳しいと言われています。
場合によっては再審査を行うことによって利用限度額が下がってしまうこともあるので、増額審査はリスクも考えて慎重に行うことが大切です。