ネット銀行のカードローン審査は甘い?ネットバンクの審査基準・通りやすさを解説

審査の甘いネット銀行カードローン

ネット銀行のカードローンは従来の銀行と違い、独自の審査基準を持っていて借りやすいと言われています。

実際にネット銀行のカードローンは審査がどこにも通らず迷っている人にもおすすめなのでしょうか?

今回はネット銀行カードローンの審査基準・通りやすさを詳しく解説していきます!

審査の甘いカードローンランキング!即日融資可能な審査の緩い・通りやすいカードローンの特徴

借りやすいおすすめネット銀行カードローン3選

楽天銀行カードローン

楽天銀行カードローン

金利(年率) 1.9%~14.5%
融資限度額 最大800万円
申込条件
  • 20歳以上62歳以下の定期的な収入と返済能力を有する人
  • 楽天カード株式会社または株式会社セディナの保証を受けられる
申込方法 ネット(スマホ/PC)
借入方法
  • 提携CD・ATMによる借り入れ
  • 登録口座の振り込みによる借り入れ

楽天銀行カードローンは初回の借入審査でも高額を融資してもらいやすい、おすすめカードローンです。

金利が低く返済がしやすいだけでなく、楽天会員ランクに応じて審査を優遇してくれるといった独自の特徴があります。

契約時に大量の楽天スーパーポイントがもらえるなど、楽天ユーザーならとにかくお得なカードローンです。

楽天銀行カードローンの審査基準は甘い?学生やアルバイトにもおすすめ!

じぶん銀行カードローン

じぶん銀行カードローン

限度額 10万円~800万円(カードローンau限定割 誰でもコース)
金利(実質年率) 2.2%~17.5%
遅延損害金 18%
返済方法 ATMでの返済と自動支払い返済(自動支払い返済はじぶん銀行口座を持っている方のみ)
返済サイクル 期日指定返済と35日ごと返済を選択
申込み条件
  • 契約時の年齢が満20歳以上70歳未満の方
  • 本人に安定継続した収入のある方
  • 保証会社であるアコムの保証を受けられる方
担保・保証人 不要

じぶん銀行カードローンは、auユーザーなら審査で優遇してくれる傾向にあります。

また、auユーザー限定の低金利プランもあり、スマホのキャリアがauならとにかくお得なカードローンになります。

銀行カードローンの中でも申込手続きが楽で、審査が早いのも大きな魅力です。

じぶん銀行カードローンの審査基準は甘い?厳しい?在籍確認で時間がかかる?

オリックス銀行カードローン

オリックス銀行フリーローン

金利(年率) 3.8%~13.5%(固定金利)
融資限度額 10万円以上700万円以内(10万円単位)
申込条件
  • 満20歳以上60歳以下の定期的な収入と返済能力を有する人
  • 原則、前年度税込年収が200万円以上の人
  • オリックス・クレジットの保証を受けられる人
申込方法 ネット(スマホ/PC)など
借入方法
  • ネットバンキング
  • 店舗
  • 郵送

オリックス銀行カードローンはネット銀行の中でも金利が高いカードローンです。

これをデメリットに感じる人も多いですが、逆に言えばこれは審査に通りやすいポイントとも言えます。

高金利のカードローンは短期間で高い利息を回収できるので、完済ができそうにない人でも積極的に融資ができるのです。

困った時の最終手段として、オリックス銀行カードローンを使うのも一つの手です。

オリックス銀行カードローンの審査は甘い?厳しい?審査基準を徹底解説

ネット銀行カードローンの審査が甘いと言われる理由

ネット銀行カードローンの審査が甘いと言われる理由はどこにあるのでしょうか?

今回は従来の銀行とネット銀行の違いから、ネット銀行が借りやすいと言われるポイントを分析、解説していきます。

理由①カードローン事業を積極的に展開できる

大手のメガバンクや地方銀行は、利用者の信頼第一というイメージが強いと思います。

お堅い、クリーンなイメージが先行しているため、利益率の高いカードローン事業を強く打ち出しにくいのです。

これは以前、消費者金融が借金のある人に過剰貸付をつづけた結果、多くの自己破産者、自殺者を出したという事件に由来します。

そのため、お堅い銀行の審査が緩いとなれば、上記の事件の二の舞かと批判されるのは確実です。

一方、ネット銀行の運営元であるIT企業は銀行の他にも様々な事業を展開しています。銀行のような信用第一のイメージもなく、積極的にカードローン事業を打ち出せるのです。

積極的に利用者を募集できる=比較的借りやすいと推測することができます。

理由②属性に対して新しい価値観を持っている

従来の銀行カードローンでは、勤務先の規模や勤続年数が審査に大きく影響しました。

しかし、ネット銀行を運営するIT企業は、小規模でも早くして高い年収を稼ぐ人が多いです。

ネット銀行のカードローン審査も同様で、年収が安定さえしていれば、勤務先の規模や勤続年数、雇用形態をあまり気にしない傾向にあります。

ただ、その分年収額はシビアにチェックするので注意しましょう。

理由③銀行との信頼関係を気づきやすい

初回の借入審査が通りにくいのは、金融機関との信頼関係ができていないからだと言われています。

もしあなたが立派な会社に勤め、十分な収入があるとしても、書類上だけでしか証明できない場合、ウソの可能性もあるので融資に踏み切りにくいです。

一方、IT銀行はカードローン、金融業以外にも様々な事業を展開しています。

恐らくですが、他事業の利用状況なども審査時に共有されて、より借りやすくなると言われています。

特に同じ金融サービスであるクレジットカードとの関係は深く、長年カードを利用していた企業のカードローンは審査に通りやすい傾向があります。

ただ、逆にクレジットカードの利用でトラブルがある場合、その会社のカードローン審査には通りにくくなるので注意しましょう。

理由④独自の審査基準を持っている

従来の銀行カードローンは審査基準に若干の差こそあれ、実施される審査の内容はどこもほぼ同じでした。

一方、ネット銀行カードローンは従来の審査にはない独特の方法を取り入れているところもあります。

前述した楽天銀行カードローンは、楽天会員ランクが高い申込者を優遇する傾向にあります。この会員ランクは、クレジットカードや楽天市場など様々なサービスの利用を通して上げることができます。

また、じぶん銀行カードローンではauユーザーを審査で優遇し、金利も低くなる特典を実施しています。

このように、従来の枠にとらわれない審査を行っているため、ハマれば審査へ一気に通りやすくなるのです。

理由⑤銀行としては後発である

特に地銀などは、何代にもわたって利用してくれる顧客が珍しくありません。

そのため、積極的に新規顧客を取り込もうとしなくても、経営は十分成り立つのです。

一方、ネット銀行の歴史はまだまだ浅いので、ここから積極的に利用者を増やさないといけません。

そうした点も、ネット銀行カードローンのほうが審査に通りやすいのでは?と言われる理由です。

ネット銀行カードローンの審査に通らない人の特徴

借りやすいと言われるネット銀行のカードローンですが、それでも審査に落ちる可能性は十分あります。

金融機関はカードローンの審査内容を一切公表してはいません。ですが、審査に落ちた人、通った人の傾向から、どんな人が審査に落ちてしまうのかを知ることができます。

ここからは、ネット銀行のカードローン審査に落ちてしまう人の特徴を紹介していきます。

カードローンの審査基準を徹底解説!こんな人は審査に落ちる可能性大!

①年収が低い・返済負担率が高い

まず、審査に落ちる理由で最も多いのが年収の低いケースです。

貸したお金を利息込みで返済してくれないことには事業が成り立たないので、当然と言えば当然です。

ただ、年収が高ければ良いという訳ではなく、年収と借りる額のバランス(返済負担率)が何より重要となります。

あなたの年収が1000万円だったとしても、900万円以上借りようとすれば返済のメドが立たないので審査には通りません。

逆に収入が低くても、10万円ほどの少額を希望すれば、審査に通る見込みは十分あります。
年収に占めるカードローン返済の割合を計算し、だいたい25%以下に収まるように調整しましょう。

②信用情報が傷ついている(金融ブラック)

過去にローンの滞納や借金・債務整理の経験があると、信用情報に傷がついている状態になってカードローン審査に通りにくくなります。

起こした金融事故の情報は信用情報の履歴に登録され、カードローン審査では金融機関が開示して審査の参考にします。

金融事故の種類によって登録期間が決まっており、それを過ぎると削除されて再び信用情報がクリーンになります。

金融ブラック状態の方は、事故情報が消えるまでカードローン審査を待つのが無難です。

③他社からの借入件数・金額が多い

すでに他社から借金がある場合、新規のカードローン審査には通りにくくなります。

これは単純に返済負担が重く、返済日も分散するので滞納のリスクが高まるのが理由です。

ただ、残債が少なく、新規を合わせて余裕で返済できる金額だったとしても、借りている金融機関の件数が多いと審査に悪い影響を与えます。

これは、多くの件数を借りていることで借り換えのリスクが高まること、生活に困ったらその都度ローンに手を出す、お金にだらしない人である可能性が高いことなどが上げられます。

複数社から借金がある場合、合計額が最低でも年収の3分の1以下、件数が3件以下に抑えておくことをおすすめします。

借入件数が多くてどうしようもない場合は、おまとめローンを使って借金を一本化するのがおすすめです。

④他サービスの利用で滞納やトラブルを起こした

例えば楽天銀行カードローンの審査に申し込んだ場合、楽天カードや楽天市場など、楽天がおこなう様々な事業の利用状況を共有されている可能性があります。

もし楽天カードの支払いを滞納していたり、何かしらのトラブルを起こしたりした場合、カードローン審査で不利になる可能性が高いです。
日頃から、お金に関わるサービスの利用は丁寧におこないましょう。

⑤申込時にウソをついた

カードローンの審査申込時に、年収を実際より多く記入する方もいます。

「申し込み内容はだいたいでOK」としているところも多いので、完璧に数値が正確でなかったとしても審査落ちに直結する訳ではありません。

しかし、実際の数値と記入値が大きくかけ離れている場合は、気づかれて審査に落とされる可能性が高いです。

カードローン審査では銀行側が申込者に給与明細や源泉徴収票の提出を命じることができるので、それと照らし合わせればすぐにウソとバレてしまいます。

ネットで「年収を高めに書いたけどバレなかった」という口コミもありますが、これは恐らく審査結果に影響しないほど小さな水増しで、銀行側が“概算”の範疇だと認識した可能性が高いです。

もしウソがバレれば、問答無用で審査に落とされるだけでなく、今後の他社のローン審査にも影響する可能性があるので注意しましょう。

誰でも通る審査の甘いネット銀行カードローンはない!

ここまで、ネット銀行カードローンの審査基準を解説しました。

ネット銀行カードローンは比較的借りやすい傾向にありますが、誰でも通るほど審査が甘い訳ではありません。

審査が甘いというネットの噂を過信しすぎず、しっかり審査対策をしておきましょう。

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