南日本銀行は鹿児島県鹿児島市下町に本店を構えている地方銀行です。
鹿児島県民の方からは「南銀(なんぎん)」と略称で呼ばれることも多く、愛されている銀行の一つです。
南日本銀行では、無理なく借入ができるカードローンが人気になっています。スマホ一つで申込が可能なことから利用者が増えています。
しかし、審査に通過しなければカードローンを利用することはできません。
今回は、南日本銀行カードローンの審査基準と落ちる理由、さらに通過するコツをご紹介していきます。
カードローンの審査基準を徹底解説!こんな人は審査に落ちる可能性大!
南日本銀行カードローンの基本情報
南日本銀行カードローンが提供している「WAZZECA(ワゼッカ)」は、満20歳以上~70歳未満の方であれば利用することができるカードローンです。
専業主婦やアルバイトの人でも収入が見込める方であれば申込することができます。
さらに、年金受給者の方であっても、条件によっては利用することが可能なのです。
融資額は10万円~1,000万円となっているので、他からの借入をまとめて一本化するのにも向いているカードローンと言えるでしょう。
スマホやPCからであれば、24時間365日受付が可能なので、隙間時間に簡単に申込することができます。
使い道に関しても、特に規定がなく自由な為、借入しやすいカードローンとなっているのです。
年利は2.8%~14.5%で、地方銀行の中では平均的な金利です。
ただし、融資利率に関しては保証会社の審査によって決定されるので、この範囲内のどの金利になるかは審査の段階で決まります。
南日本銀行カードローンの審査のポイント
南日本銀行カードローン「WAZZECA」の審査ポイントは、申込条件に該当しているかどうかが重要となってきます。
年金受給者でも申込ができるとは言え、一切の収入見込みがない場合は審査落ちしてしまうかもしれません。
その理由に、パートやアルバイトなど一定額の収入が毎月見込める方というのが審査条件に含まれているからです。
借入金額によっては、そこまで厳しくないかもしれませんが、金額が多ければ多いほど、収入に関しての審査が厳しくなります。その点には注意しておきましょう。
保証会社によって審査を行うことになっているので、保証会社から断られてしまうと借入自体ができません。
南日本銀行カードローン「WAZZECA」は利用者にとって魅力的なカードローンですので、審査ポイントを抑えて審査に通過しましょう。
「WAZZECA」の魅力については下記を参考にしてください。
用途は原則自由
カードローンの種類によっては、使い道が指定されていることがあります。
地方銀行の中でも、申込者の条件に中小企業の経営者や個人事業主の借入を断っているケースがあります。
経営に対しての借入はお断りしていると明言しているのです。このように、申込条件が厳しいカードローンも多数存在しています。
その点、南日本銀行カードローン「WAZZECA」は使い道に関して言及していません。
使い道に関しては原則自由としている為、申込条件に則ってさえいれば誰でも申込することが可能というわけです。
さらに、10万円~1,000万円まで融資可能としているので、複数からの借入を一本化したい人にもおすすめのカードローンとなっています。
審査がスピーディで楽
南日本銀行カードローン「WAZZECA」は審査がスピーディなことでも有名です。
ネットから申込する場合は、365日24時間受付してくれますので、自分の都合の良い時間に申込を完了させることができるでしょう。
審査結果に関しては、平日の9時~18時までの間に電話で連絡をくれます。
土日祝日に申込した場合は、翌営業日に審査となる為、時間を要することがありますのでその点には注意してください。
仮審査終了後、契約に必要な書類や本人確認書類などを持参し、南日本銀行へ直接行った場合はその日中に利用することが可能。
郵送の場合は申込から1週間前後かかってしまうことがありますので、申込をネットから行い、仮審査終了後、直接銀行に行くのが一番早く利用することができる方法となっています。
多くの保証会社がついている
南日本銀行のカードローン審査は、保証会社が行っています。
もちろん南日本銀行でも行っていますが、すべての工程をしているわけではありません。
南日本銀行の保証会社は、九州総合信用株式会社や(株)オリエントコーポレーション、三菱UFJニコス株式会社などが請け負っています。
さらにアイフルやSMBCコンシューマーファイナンスの方でも行っていると言われているので、保証会社の方から返済能力に疑問があると言われてしまうと、南日本銀行のカードローンを利用することはできなくなってしまいます。
特にアイフルなどで借入をした経験がある人で、遅延や滞納などがあった場合、審査落ちの原因になってしまうことがあります。
南日本銀行カードローンの審査は甘い?厳しい?
南日本銀行カードローンの審査は地方銀行の中では平均的な難易度と言われています。
審査で最も評価されるのが、年収や返済能力です。
アルバイトやパートでも借入可能としている分、返済能力があるかないかをかなり重視しています。
その為、審査の段階で在籍確認をしっかり行う傾向があるのです。
在籍確認がとれないと審査落ちの原因になってしまうので注意が必要です。
南日本銀行カードローンに関しては、そこまで審査に厳しい印象はありませんが、申込条件に虚偽があった場合などは容赦なく落とされてしまいます。
詳しくは、下記で説明していきますので是非参考にしてください。
審査の甘いカードローンの特徴!確実に借りられるカードローンはどこ?
地銀の中では標準的な審査難易度
地方銀行のカードローン審査と比較しても、南日本銀行カードローンが特別厳しいという印象はありません。
ですが、複数の保証会社を利用していることから、保証会社の審査基準によって審査落ちしてしまう可能性がありますので注意が必要です。
特に過去に金融トラブルを起こしている場合は、保証会社から返済能力なしと判断されてしまうことがあります。
特にトラブルと無縁という場合は、そこまで厳しく感じることはないでしょう。
地方銀行の中でも標準的であり、収入や在籍確認がしっかりとれれば、利用することが可能です。
審査では年収が最も重視される
南日本銀行カードローンで最も重視されるのが年収と言われています。
パートやアルバイトでも問題ないとしているので、年収額が重要なのではなく、継続的な収入が見込めるかどうかが重要なのです。
その為、在籍確認をして勤続しているかをチェックしますし、勤続年数なども審査に影響するポイントと言われています。
専業主婦でも借入が可能としていますが、これは配偶者の収入があるかどうかによっても審査に影響してきます。
配偶者が申込時に無職の場合は借入ができません。
南日本銀行としては、返せないお金を貸すことはできないのです。
これはどこの銀行でも消費者金融でも同様ですが、返済能力がない人には貸せません。
審査の段階で重視されるのが年収というのは、南日本銀行に限った話ではありませんので、収入に関して不安な人は審査落ちする可能性があることを頭に入れておきましょう。
勤務先への在籍確認に注意
南日本銀行では、申込者の勤務先に在籍確認の電話を行います。これは必ず行いますので、勤務先の休日などを考慮して申込しましょう。
勤務先への電話が繋がらなければいつまでも審査結果が出ません。
なぜ在籍確認を行うのかと疑問の方もいるかもしれませんが、申込者が申請している書類に不備がないか、年収に嘘はないかを確認する為、必要な作業と言われています。
本当はすでに退職しているのに、勤めているフリをして借入を行うという人は少なくないのです。
そのような虚偽の申告がないかをチェックする為に、在籍確認は行われます。
在籍確認されたくないという人もいるでしょうが、カードローンの審査だと分かるような言い回しで電話をすることはありませんので安心してください。
南日本銀行カードローンの審査に落ちる理由と対処法
南日本銀行カードローンの審査時に落ちてしまう理由について再度考えてみましょう。
例えば、「低年収なのに借入額を多くしてしまった」など、このような理由でも審査落ちの原因になることがあります。
また、過去に金融トラブルを起こしている場合も審査落ちの原因になるでしょう。
申込条件さえ合致していれば誰でも申込することはできるものの、審査通過するのはその人次第です。
審査落ちしない為にできる対処法はないのでしょうか。下記で詳しく解説していきますので、参考にしてください。
年収が不安な時は希望限度額を下げよう
南日本銀行カードローンでは、10万~1,000万円まで融資が可能とされていますが、年収が200万円しかない人が1,000万円の融資を希望した場合、審査に通過する確率は0に等しいと言えます。
申込者が返済できるレベル以上の借入を希望した場合には審査が厳しくなりますし、審査落ちの可能性もアップするでしょう。
そこで大切なのが、希望限度額を下げることです。特に年収に不安がある人は、10万円の借入を希望してみてください。
希望限度額が低ければ低いほど、審査が緩くなりやすい傾向がありますので、初めての借入時には最低限の金額にしておくことが大切です。
金融ブラックなら信用情報がクリーンになるまで待つ
過去に債務整理を行った場合は、5年~10年程度信用情報機関に情報が登録されています。
これを通称ブラックリストと呼んでいるのですが、ブラックリスト入りしてしまった状態ですと、審査の段階で落とされてしまいます。
過去のクレジットヒストリーがクリーンになるまで、カードローンの利用は控えることがベストです。
どのカードローンでも信用情報機関への問い合わせというものが行われてしまいますので、審査に通過することが難しくなってしまいます。
その為、信用情報機関から情報が抹消されるまで待つのが得策なのです。
在籍確認の日時を事前に希望しておこう
在籍確認が完了しなければ、審査結果が出ません。
勤務先が休日だった場合などは連絡が取れないとなり、審査が長引いてしまいます。
その為、事前にこちらから希望日を伝えておきましょう。
確実に連絡が取れる日時を南日本銀行側に伝えておけば、在籍確認がしやすくなります。
これは双方にとってメリットがありますので、事前に伝えておくことをおすすめします。
在籍確認がスムーズにできれば、審査時間も短くなるでしょう。
おまとめ・借り換え目的なら専用のローンを借りよう
南日本銀行では、「WAZZECA」の他に「mocchito(もちっと)」というカードローンがあります。
融資額が10万~50万円と少額融資のカードローンになっているのですが、ちょっとお金が必要という人ならばこの「mocchito」の方がおすすめです。
おまとめや借り換え目的として利用するなら、上記で紹介してきた「WAZZECA」が条件に合っています。
融資額が10万~1,000万円となっているので、複数からの借入を一本化することが可能となりますし、金利を統一することができるので利息の節約にもなるでしょう。
このように、自分のニーズに合わせて、カードローンを選ぶことが大切です。
南日本銀行カードローンの審査の口コミ
南日本銀行は「なんぎん」と呼ばれ鹿児島県民の方から愛されている地方銀行の一つです。
実際に認知度も高く、利用者の数も多いのが特徴。
では、実際に南日本銀行のカードローンを利用した人達はどのような感想を持っているのでしょうか。
口コミからその評価が見えてきましたので、ご紹介していきます。
カードローン審査の口コミまとめ!利用者の実際の感想とおすすめローン
なじみのある銀行なので安心して借りれた!
昔からなじみのある南日本銀行にカードローンがあることを知り、初めて利用してみました。ネットから簡単に申込ができるとは聞いていたのですが、やり方に不安があったので直接店舗でお願いし、対応してくれた方が私にも分かりやすいようにとても丁寧に説明してくれました。
急な出費があって家計的に苦しく、どうにかお金を工面しなくてはいけないと切羽詰まった状態だったのですが、その丁寧な対応で心がホッとしたことを覚えています。
審査に数日かかると言われたのですが、翌日には電話を貰い契約することができました。
迅速な対応と丁寧な説明で、安心して借りることができました。
「サラ金から借りるのは怖い」という方におすすめ
お金に困っている人の中にはサラ金(消費者金融)で借りることしかできないと思っている人がいるみたいですが、銀行でもお金を借りることは可能なのです。私も少し前そう思い込んでいました。サラ金で借りるとなると、暴利な利息が取られるのではないかと不安ばかりが強く、躊躇してしまっていたのです。
そんな時、ふと目にしたのが南日本銀行カードローンのポスター。
銀行でもお金を貸してくれることを知りました。
すぐに、ネットで南日本銀行を検索したら、そのまま申込ができたのです。今はネットから申込が簡単にできるのだと知り驚きました。
電話連絡も丁寧でさすが銀行と思ったことを覚えています。
お金を借りたいけど、サラ金から借りるのは怖いと思っている人は、南日本銀行のカードローンがおすすめです。
在籍確認の電話が来てびっくり
南日本銀行カードローンに申込をしてから数日後、勤務先に電話がかかってきました。たまたま電話に出たのが私自身だったのですが、在籍確認って本当にするのかと驚きました。
電話口では、私自身が勤めているかどうかの確認のみで、それ以上に詳しい話などは一切ありませんでした。
在籍確認ってどんな感じでくるのだろうと思っていたのですが、実際に受けてみて感じたのが、これならいくらでもしてもらって構わないということです。
何となくお金に困っていることを勤務先に知られたくないという気持ちがあり、在籍確認のイメージがとても悪かったのですが、南日本銀行の場合はシンプルなやりとりのみでしたので安心することができました。
在籍確認されたくないという人でも、このような電話ならば周囲に知られるようなこともなく、安心です。
コンビニのATMからも利用できて便利
南日本銀行のカードローンのメリットと言えば、コンビニATMから利用できることです。わざわざ銀行のATMまで行くのは大変だと思っていたのですが、近くのコンビニからも利用することができると知り活用しています。近くのコンビニでは24時間対応してくれるので、必要な時にすぐ借入ができ、返済することも可能です。
コンビニによっては24時間対応していない場所もあるようですが、銀行ATM以外の場所で借入できるのは便利だと感じました。
またネットからであれば365日24時間対応してくれるのですが、ネットバンキングの申込をしておかないと利用することができないので注意が必要です。
その日中にお金を融資してもらいたい場合は、15時までに手続きしないといけないのが難点ではありますが、自宅からでも簡単に手続きできるので便利です。
コンビニATMやネットからでも簡単に返済できるのが南日本銀行カードローンの魅力だと思います。
南日本銀行カードローンは知名度は低いが意外に便利
南日本銀行カードローンは全国的には知名度の低いカードローンですが、鹿児島県民にとっては馴染み深い銀行のカードローンです。
地方銀行の中でも平均的な金利ですし、審査条件に関してもそこまで厳しくありません。
融資額が10万円~1,000万円という幅があることで、多くの人が利用しやすいカードローンであることは間違いありませんし、パートやアルバイトでも収入があれば審査通過することが可能な点も魅力です。
専業主婦や年金受給者が利用できないケースが多いのですが、南日本銀行カードローンの場合はどちらも申込が可能です。
幅広い人に利用できるカードローンなので、もっと知名度が高くても良いのではないかと思いますが、鹿児島県民だけが知っているカードローンというのもなかなか良いものです。