無担保で比較的手軽に融資が受けられると人気の個人向けカードローン。
様々な銀行がカードローンのサービスを行っているので、どこのカードローンを利用しようか迷っている方もいるでしょう。
カードローンを選ぶ時に気になるのが、審査に通りやすいかどうかということです。
今回は人気の地方銀行、京都銀行が提供しているカードローンに関して詳しく解説していきます。
審査に落ちる理由や通過のコツ、審査の厳しさなどを紹介するので参考にしてください。
カードローンの審査基準を徹底解説!こんな人は審査に落ちる可能性大!
京都銀行カードローンの基本情報
京都銀行で取り扱っているカードローンは、京銀カードローンW(京銀カードローンワイド)と言われる個人向けのキャッシングサービスです。
限度額は30万円、50万円、100万円、300万円、500万円の5つのタイプから選ぶことができます。
借入利率は限度額によって3.975%から11.975%の間で決定される変動金利制です。
担保や保証人が原則不要となっているので、誰でも比較的手軽に融資が受けられます。
ただし、借りたお金は事業運転資金として利用することはできません。
あくまで生活費やレジャー費用など、個人で使う範囲に限るので注意しましょう。
申し込み条件の幅が広く、満20歳以上満60歳以下で安定した収入があれば誰でも申し込みできます。
パートや派遣社員、アルバイトの方でも申し込みできるカードローンです。
京都銀行カードローンの審査を受ける4つのメリット
カードローンを利用する時に気になるのが、どんなメリットがあるかということでしょう。
様々なメリットがある京都銀行カードローンですが、中でも特に押さえておきたい4つのメリットがあります。
ここからは、京都銀行カードローンのメリットについて1つ1つ詳しく解説していきます。
金利がとにかく低い
カードローンを利用する上で重要になってくるのが金利です。
どの程度の金利が適用されるかによって、返済総額が変わってくるので金利が低いカードローンを選ぶことが重要なポイントになります。
京都銀行カードローンは変動金利制となっています。
変動金利制というのは、限度額によって金利が変わる制度です。
京都銀行カードローンの金利は以下のようになっています。
借入限度額 | 借入利率 |
---|---|
30万円 | 年11.975% |
50万円 | 年8.975% |
100万円 | 年5.975% |
300万円 | 年4.975% |
500万円 | 年3.975% |
このように、借入限度額が多くなればなるほど金利は低くなります。
例えば限度額50万円で40万円の融資を受けた場合、金利は年8.975%が適用されるというわけです。
特徴的なのは一番高い金利でも、年11.975%と低く設定されていることです。
消費者金融系のカードローンでは、最高金利が15%以上に設定されているところが多くあります。
それと比べると、京都銀行カードローンの最高金利は11.975%と低いため、少額の融資でも支払う利息が少なく済みます。
あまり多くの融資を受けるつもりはない、少しでも金利の低いカードローンを探しているという方には、最適なカードローンと言えるでしょう。
ネットからの申込みが可能
どのような申し込み方法に対応しているかで、申し込みのしやすさが変わってきます。
京都銀行カードローンは、店頭での申し込みだけでなくネットからの申し込みが可能です。
ネット申し込みなら来店不要で、全ての手続きを自宅で行うことができます。
- インターネットから仮申し込みをする
- 仮審査が行われ電話か郵送で結果の連絡が来る
- 本申し込みをして契約手続をする
- ローンカードが発行され融資が受けられるようになる
上記のような流れで、インターネットの申し込みができます。必要書類の提出も郵送でできるので非常に便利です。
カードローンを利用したいけれど、近くに京都銀行の店舗がなく申し込みに行くのが面倒という方もいるかもしれません。
そういう方は、インターネットで申し込みすれば手軽に手続が行えます。
京都以外にも近畿地方全域で利用可能
地方銀行のカードローンを利用する時に注意したいのが、住んでいる地域によって申し込みができない場合があるということです。
地方銀行によっては、居住地域や勤務している地域の場所の条件が、県内に限定されていることもあります。
京都銀行も地方銀行ですが、カードローンの申し込みができるのは京都府に住んでいる方だけではありません。
京都以外にも、大阪府や奈良県など近畿地方全般に住んでいる方が申し込みできるのです。
住んでいる地域が限定されているから、銀行カードローンは諦めて消費者金融を利用しようと考えている方にも利用しやすいカードローンとなっています。
遅延利率が低いのでもしもの時も安心
カードローンを利用して融資を受けると、毎月決まった金額を返済しなければなりません。
京都銀行カードローンの場合、借入残高によって毎月の返済額が変わります。
万が一返済ができなかった場合、どうなってしまうのか不安という方もいるかもしれません。
京都銀行に限らず、設定されている引き落とし日に引き落としができないと、遅延扱いになってしまいます。
遅延というのは期日までに返済ができなかったということです。
これは規約違反となり、信用度が低下したりカード利用停止になったりと様々なリスクがあります。
また遅延損害金が発生してしまうという点にも注意が必要です。
遅延損害金というのは、いわゆる延滞金と言われるもので遅延した日数が伸びるほど多くの遅延損害金を払わなければなりません。
遅延損害金は一般的に「借入残高×遅延損害金利率÷365日×返済日からの経過日数」で計算されます。
ここで重要になるのが遅延損害金利率です。
遅延損害金利率はカードローンによって変わります。遅延損害金利率が高ければ高いほど、発生する遅延損害金も高くなるのです。
京都銀行カードローンの場合は、遅延損害金利率が年14.0%となっています。
カードローンによっては、遅延損害金利率を20%以上に設定しているところもあるので、14%という数字はかなり低い数字です。
うっかりしていたり、どうしてもお金が用意できなかったり、返済が遅れてしまう可能性はあります。
そんな時も遅延損害金利率が低く設定されている京都銀行カードローンなら安心です。
ただし、返済が遅れると様々なリスクを負うことになるので、忘れず返済するように心掛けましょう。
京都銀行カードローンの審査ポイント
カードローンを利用するためには、まずは審査を受けなければなりません。
この審査がどういったものか分からず、申し込みを躊躇している方もいるかもしれません。
ここからは京都銀行カードローンの審査を受ける時、知っておきたいポイントについて詳しく解説していきます。
審査の甘いカードローンの特徴!確実に借りられるカードローンはどこ?
審査完了は最短でも翌営業日
カードローンの利用を検討している人の中には、すぐにでもお金を融資して欲しいと考えている人もいるでしょう。
しかし、京都銀行カードローンの審査が完了するのは、最短でも翌営業日です。
最短で翌営業日に審査が完了するということは、即日融資ができないということです。
しかし、これは京都銀行カードローンに限ったことではありません。
昔は銀行カードローンでも、即日融資に対応しているところはありました。
しかし2018年から銀行カードローンは即日融資が不可になってしまったのです。
なぜ即日融資が不可になってしまったかというと、銀行カードローンが総量規制対象外であったことに原因があります。
消費者金融とは違い、銀行カードローンは総量規制対象外ということで、年収の3分の1以上の融資が受けられました。
それにより、銀行カードローンを利用した人の自己破産率が増加してしまったのです。
この問題を解決するために、金融庁が銀行カードローンの審査体制の改善を求めました。
それにより銀行側が自主規制という形で、今までよりも入念に審査対象者の調査を行うようになったため、即日融資が不可になったというわけです。
京都銀行カードローンの利用を検討しているなら、即日融資は受けられないということを覚えておきましょう。
収入があれば正社員以外でも申込み可能
カードローンの審査では、申込者に返済能力があるかを見られます。
この人ならお金を貸してもしっかり返済してくれそうかを、銀行側が見極めるというわけです。
そのため、正社員でなければ審査に通らないのではないかと考えている人がいるかもしれません。
確かにフリーターや契約社員などに比べると、正社員のほうが信用は得やすくなるでしょう。
しかし、京都銀行カードローンは、パートやアルバイト、契約社員など正社員以外でも申し込み可能となっています。
申し込み可能ということは、正社員以外でも融資が受けられる可能性があるということです。
京都銀行カードローンなら、アルバイトだからといってカードローンの申し込みを諦める必要はありません。
利用目的は原則自由
カードローンというのは、借りたお金をどのようなことに使ってもよいわけではありません。
利用目的が決められているので、その範囲で利用しなければならないのです。
どのようなことに利用できるかは、カードローンによって変わります。
京都銀行カードローンの場合、利用目的は原則自由となっているため、旅行や買い物、入院費や冠婚葬祭の費用など様々なことに利用できます。
ただし、事業性資金の借入はできないので注意してください。
京都銀行カードローンの審査は甘い?厳しい?
京都銀行カードローンに申し込む時、審査基準が厳しいのか甘いのか気になる人も多いでしょう。
カードローンは銀行によって審査基準が変わります。
では、京都銀行カードローンの審査は甘いのか、色々な観点から詳しく見ていきましょう。
他の地銀に比べると若干通りにくい
カードローンの審査は、基本的に金利が低ければ低いほど厳しくなるものです。
金利が高くなると利息が多くなり、トータルの返済額が多くなります。
これは貸す側からすると利益が増えるということです。
そのため、ある程度のリスクを負っても融資を行う傾向にあり、審査基準は甘くなります。
逆に金利を低くして貸し出すと、利益が減ってしまうのです。
そのため、貸し倒れを防ぐために審査基準は厳しくなる傾向にあります。
京都銀行カードローンは、上限金利が11.975%と低く設定されているため、他の地方銀行に比べると若干審査に通りにくいと思っておいたほうがよいでしょう。
借入額が高額になるほど審査が難しくなる
京都銀行カードローンに限らず、借入額が高額になるほど審査が厳しくなります。
そのため、申し込み時にどの程度の借入額を申請するかで、審査基準が変わってくるというわけです。
京都銀行カードローンは、30万円から500万円まで5タイプの限度額が用意されています。
借入額が高くなると当然限度額も上がるため、上限限度額いっぱいの借入額を申し込むと審査基準はかなり厳しくなると考えておいたほうがよいでしょう。
もし、収入がそれほど高くなく、審査に通るか不安に感じているなら低い借入額で申し込むとよいです。
借入額を少なくしておけば審査が甘くなり、融資を受けられる可能性が高くなります。
余計な機能を付けないほうが審査には通りやすい
カードローンを申し込む時に、オプションで様々な機能をつけることができます。
色々と便利な機能もありますが、必要ないものを無駄につけるのはよくありません。
なぜかというと、オプションをつけることで審査が厳しくなる場合があるからです。
少しでも審査に通りやすくするために、本当に必要だと感じた機能以外はつけないようにしましょう。
京都銀行カードローンの審査に落ちる理由と対処法
カードローンの審査に落ちる人と落ちない人がいますが、落ちるにはそれなりの理由があります。
なぜ審査に落ちてしまうのか原因を知っておけば、対策の仕方が見えてくるはずです。
京都銀行カードローンの審査に落ちないために、どういった対処をすればよいのか解説します。
希望限度額は必要最低限まで下げる
まず審査に落ちないためにしておきたい対処法が、希望限度額を必要最低限まで下げるということです。
京都銀行カードローンは、申し込む時に希望限度額を選ぶことができます。30万円、50万円、100万円、300万円、500万円の5タイプです。
万が一たくさんのお金が必要になった時のことを考えて、とりあえず最高限度額の500万円で申し込みしておこうと考える人もいるかもしれません。
しかし、限度額が高くなるとそれだけ審査は厳しくなります。銀行側からすると、たくさんお金を貸すということはリスクも大きくなります。
多額の融資をして貸し倒れされてしまうと、かなりの損害が出てしまうため審査が厳しくなるというわけです。
限度額というのは、後からでも増やすことができます。
そのため、最初の申し込みの段階では審査に通ることを重視して、必要最低限まで限度額を下げておいたほうがよいです。
限度額30万円で申し込むのと、限度額500万円で申し込むのでは審査の厳しさが大きく変わります。
どの程度のお金が必要なのかをしっかり考え、なるべく少ない限度額で申し込むことが大切です。
金融事故があったら信用情報がクリーンになるまで待つ
個人信用情報機関に金融事故の情報が残っていると、基本的にカードローンの審査に通ることはできません。
過去にカードローンやクレジットカードを利用していた時、返済が遅れてしまったり、返済ができず個人再生したりした人はその情報が個人情報機関に残ってしまいます。
カードローンの審査は、個人情報機関の情報もしっかりチェックされるので、金融事故の情報が載っていた時点で審査に落とされてしまうのです。
しかし、一度金融事故を起こしたら、二度とカードローンの利用ができないというわけではありません。
信用情報機関に金融事故情報が記録されるのは、5年間から10年間ほどです。
もし過去に金融事故を起こしてしまった人がカードローンを申し込む場合は、信用情報がクリーンになってから申し込めば審査に通過する可能性があります。
他社借入は3社以内にとどめておく
すでにカードローンを利用し借入を行っている人で、新たに京都銀行カードローンの申し込みをしようと考えている人もいるかもしれません。
もちろん複数業者から借入を受けることは可能ですが、あまりに借入件数が多いと審査に通りにくくなってしまうので注意してください。
利用しているカードローンが多いと、返済残高も増えるため返済能力がないと思われてしまいます。
もし新たにカードローンの申し込みをしようと考えているなら、他社からの借入件数は3社以内にとどめておくとよいでしょう。
勤続年数は1年以上あるのが理想的
審査では申込者がどんな会社に勤めているかもチェックされます。その時に重要になるのが勤続年数です。
評判の良い会社に正社員として勤めていたとしても、入社したばかりだと信用度は低くなってしまいます。
なぜかというと、すぐに会社を辞めてしまうリスクがあるからです。
申込者が仕事を辞め収入がなくなると、貸したお金を回収できなくなります。これは銀行側からすると大きな痛手です。
審査では返済能力があるかどうかを厳しく見られるため、勤続年数が長いにこしたことはありません。
長ければ長いほど信用を得やすくなるので、最低でも勤続年数は1年以上あるのが理想的です。
京都銀行カードローンは自動融資機能ありでもしもの時も安心
京都銀行カードローンは自動融資機能にも対応しています。
自動融資機能というのは、預金口座から電気代やガス代などを支払う時、残高不足だった場合に自動的に融資をして引き落としを可能にするサービスです。
自動融資機能があれば、支払日の前日までに入金するのを忘れ、公共料金の支払いができなかったというミスもなくなります。
京都銀行カードローンは金利が低くパートやアルバイトでも申し込み可能な上、こういった便利なサービスもついています。
カードローンを利用するのが初めてという方にも、選びやすいカードローンと言えるでしょう。