お子様の進学や大学進学での1人暮らし、授業料などお金は非常にかかります。
例として大学進学まで行こうとなると、公立でも500万円以上のお金を必要とします。
これが私学だったり、医学部だったりする場合にはさらに大きな費用がかかることも考えられます。
そんなお金のかかりがちな教育資金に使うことのできるのが「横浜銀行の教育ローン」です。
横浜銀行の二種類の教育ローン
横浜銀行の教育ローンは二種類あります。
一つは一括借り入れ型、もう一つはカードローン型です。
そのため利用方法には基本的には同じようになっています。
まずご利用になれる方に関してですが、これはお借り入れ時点での年齢が満20歳以上で、最終返済時の年齢が満70歳未満であることが条件です。
この他安定した収入、横浜銀行の定める保証会社の保証を受けられる人に限ります。
使いみちもおなじで、幼稚園から小・中・高等学校、大学、大学院、各種学校などで必要とされる入学金、授業料、施設費などの学校納付金に利用できます。
この他、下宿やアパートの入居費用、教科書などの学習用品、通学費用、制服代などの就学に必要な費用、学習塾費に使うことが出来ます。
借入金額は共に10万円から1000万円以内となります。
金利は共に3.450%から給与振込・住宅ローン・横浜バンクカード・はまぎんマイダイレクトを利用することで割り引かれて2.750%となります。
これをさらに安くしたい場合には、パソコンかスマートフォンでお申込みしてください。
その場合は金利が2.800%となり、さらに先ほどと同じ給与振込などを使うことで最低2.100%の金利で利用できます。
一括借り入れ型とカードローン型の違いは?
基本的に使いみちが同じ両者の違いは一体何でしょうか?
第一に一括借り入れ型は、通常のローン商品と同じように必要な資金をまとめて借り入れ、毎月一定額を返済していく様になっています。
対してカードローン型は、教育に関するもののみですが、その都度必要な分だけを何度でも借り入れを行います。
両者の違いの基本はこのことを前提にしています。
また在学中をカードローン期間、卒業後を元利均等返済期間としているため、カードローン型のみ期間や返済方法などに違いが出てきます。
ではまずは使いみちに関してです。
一括借り入れ型のみ、他の銀行の教育ローンの借り換えとして利用ができ、カードローン型は、そもそもカードローンと仕組みは同じなので借り換えは出来ません。
次に借入金額についてですが、一括借り入れ型は500万円以上の利用は医学部、歯学部、薬学部などの高額な授業料のかかる場合にのみ利用可能です。
カードローン型は、1000万円以内で限度額内の反復利用が可能です。
借入期間は、一括借り入れ型が1年以上10年以内に対して、カードローン型はカードローン期間と元利均等返済期間に応じて期限が違います。
在学中のご利用に関しては、限度として6ヶ月以上7年以内となっています。
返済方法もカードローン型は在学中をカードローン期間として利用ができ、毎月10日にして口座から利息のみ支払うことになります。
カードローン期間の終了後、元利均等返済期間に入ります。
以降は金利や返済方法に関しては借り入れ型と同じ仕組みになります。
このように一括借り入れ型は、カードローンのようなその都度の借り入れを行うことができないため、一定期間分をまとめて借りるということになりますが、カードローン型は必要に応じて借り入れが可能になっています。
2つの教育ローンをうまく使うには
以上のような違いのある2つの教育ローンですが、どのような使い方をしたいかで選ぶといいでしょう。
カードローン型はその都度借りることができるので、入学金以外にも毎月の授業料や、通学に使う定期券と言った月々にかかるものや、緊急に必要になるものに対して効果的に利用することが出来ます。
一括借り入れ型は一度に借りることになりますので、その都度使うという使い方はあまり向いていません。
そのため教育ローンの借り換えや資格取得、高くなりがちな入学費の費用と言った形で利用するといいでしょう。
審査結果は三ヶ月有効
このローンの特徴に審査結果が3ヶ月間有効と言うものがあります。
お申込から最短で1週間~2週間でご融資が可能ですが忙しい年度末では申し込む側も忙しくスムーズにお手続きが行かないこともあるかもしれません。
そこで入学が決まる前から審査を行いましょう。
合格発表前でも入学する学校が決まっていなくても最長で3ヶ月間は審査結果が有効になりますので入学が決まってから正式にお申込み、ということも可能です。
なお正式な審査には資金使途確認資料つまり学費案内書や納付書の内容を確認する必要があります。
横浜銀行の教育ローンは2つの使い方のできるプランが用意してあります。
お子様の入学前にどちらが良いか、今後の使い方をよく検討して選ぶといいでしょう。