J.Score(ジェイスコア)の審査基準を徹底解説!スコアアップの方法と通らない人の特徴・審査落ち時の対処法

ジェイスコア

ローンの審査は、金融機関によって審査基準が異なる、時間がかかるということがあります。

また、実際に申し込んで断られた場合、信用情報に傷がつくのではないかという不安を抱えている方も少なくはないでしょう。

データを入力するだけで融資可能な条件や融資可能額、金利がわかれば便利そうだとは思いませんか?

今回ご紹介するのは、AIシステムを搭載した新たな融資審査ができるJ.Score(ジェイスコア)です。

無料で審査を体験することもできますので、試してみてはいかがでしょうか。

ジェイスコアはAIを使った独自の審査モデル

ジェイスコアはAIを使った独自の審査モデル

株式会社ジェイスコアは、3代メガバンクの一角であるみずほ銀行とソフトバンクが合弁して設立した子会社です。

みずほ銀行の顧客データ分析やローン審査のノウハウと、ソフトバンクのAIシステムを用いることにより、入力された顧客データをスコア化し、そのスコアを融資に活用することが可能となりました。

AIによるスコアは、日本国内に居住する20歳以上の顧客が利用することを前提にシステム化されています。

入力はチャット形式で、いくつかのデータを入力することによりAIスコアが算出されます。

このシステムは、未来への投資を1つの選択肢として顧客が活用できるように開発されました。

本来であれば、目標に対して資金を調達する期間が必要です。ですが、融資が可能となれば目標を達成するまでの期間の短縮化につながります。

ジェイスコアは安心して使うことができるように公正なAIスコアを元に審査を行う日本初のAIスコアサービスです。

ジェイスコアの審査と一般的なカードローン審査の違い

一般的なカードローンの審査も効率化を図るために、大手であればコンピューターによるスコアリングシステムを行っています。

このスコアリングに活用されるデータは、氏名や生年月日などの本人情報、郵便番号や自宅の住所、家族の人数などといった自宅情報、会社名や職種、収入などの勤務先情報、他社からの借入状況などです。

これらを項目ごとにスコアリング審査を行い、その合計点を算出してランク分けの上、審査の可否を決定づけ、利用可能額や金利が判断されます。

一方で、ジェイスコアの審査に必要なのはAIスコアリングの条件を満たしているか、スコアリングの点数が一定以上を超えているかということだけです。

性格や行動パターン、ライフスタイルなどの一般的なカードローン審査では使われないデータも参考にAIスコアリングが行われます。

従来のカードローン審査は申込情報を基にスコアリング

カードローン会社により多少の違いはありますが、従来の審査は個人の属性情報を基準とし、スコアリングを行います。

申し込みを行った後、コンピューターを用いた仮審査を受けますが、その時の基準が申し込み時に入力した本人情報や勤務先情報、借入状況などです。

それらを基に、返済能力の有無について大まかにチェックを行うことによって、顧客のランク付けを行います。

また、同時に信用情報機関にアクセスすることにより、信用情報が参照されます。このスコアリングと信用情報を合わせ、仮審査に通過できるかが決定されます。

その後本審査へと進み、人間の目による細かいチェックを行い、融資が決まります。

ジェイスコアはビッグデータから申込者の行動パターンを分析

一方で、ジェイスコアは独自のAIシステムを用いたスコアリングを行います。

日本国内に在住する、定期的な収入がある人のみを対象に審査が行われ、従来のカードローンで重視されていた属性情報はもちろん、他の審査では重要視されていなかったライフスタイルや性格、趣味などから得られるデータも活用することにより、スコアをより精緻化させることに成功しています。

また、AIによるチェックに、すべての質問に対する回答の整合性のチェックや、何度も修正が行われた項目についての真偽チェックなどもあり、より正確なデータを分析することが可能となりました。

将来の信用力・可能性をスコア化するので審査が分かりやすい

AIを用いたスコアリングは、他のコンピューターによるスコアリングとは異なり、現在の信用力だけではなく、将来的な信用力と可能性を推定し、反映させることができます。

提供された情報が多くなれば多くなるほどよりスコアが精緻化され、将来的な予測を行うことが可能となります。

また、情報の提供によりAIスコアが成長し、明確な点数が算出されますので、基準がわかりやすい審査となっています。

ジェイスコアはAIスコア600点以上が審査通過の目安

ジェイスコアは、公平性を保つために目安のスコアが設定されています。最高得点が1000点で、融資可能かどうかのボーダーラインは600点です。

AIスコアで600点未満であると、残念ながらAIスコアによる融資審査には落ちてしまいます。

しかし、まだあきらめる必要はありません。最初に表示されるスコアは、基本情報だけでAIが判断した点数です。

他の質問に答えるなど、スコアを上げるための方法はいくつか用意されています。

それによりスコアが600点以上になれば、ジェイスコアによる融資の申し込みが可能となります。

もちろん、その後に審査を受ける必要がありますので、嘘を答えてはいけません。

最初の16の基本項目の配点が高い

まず重視されるのは、他のカードローン審査でも重要視される属性情報です。

生年月日や性別といった属性や年収や勤続年数などから返済能力を判断しますので、この最初の項目の配点は高くなっています。

他社の借り入れ状況に関しては、住宅ローンや教育ローン、自動車ローンはあっても入力する必要はありません。

配点が高くなっていますので、この16項目の入力だけで600点を超えることも少なくはなく、それだけで融資可能な場合もあります。

この基本項目で600点以上であれば、あとは本審査に通ることで融資を受けられます。

質問の回答数が増えるほどスコアも上がっていく仕組み

では、基本情報で600点以上を出すことができなかった場合はどうすればよいのでしょうか。

実は、基本情報以外にも質問内容が100個以上用意されています。

人生経験などの生活に関する質問、情報連携の設定、趣味や嗜好などの性格に分かれており、それらによりスコアアップが可能です。

例えば、生活面であれば家にあるテレビの大きさや、所持しているゲーム機の数などにより貯蓄の有無や生活のレベルを計測し、返済能力を予測します。

また、ジェイスコアの親会社であるソフトバンクやみずほ銀行と情報連携を設定することで、スコアのアップはもちろん金利を下げることも可能です。

趣味や嗜好、生活の診断ではスコアアップに加えて性格診断まで行ってくれます。

J.Score(ジェイスコア)の審査は一般的なカードローンより通りやすい?

審査にAIを利用しているJ.Score(ジェイスコア)ですが、一般的なカードローンより通りやすいのでしょうか?

J.Score(ジェイスコア)はプロミスやアコムなどと異なり成約率を公開していないため、なんとも言えませんが、審査難易度は基本的に金利と反比例の関係にあります。

例えば金利が20.0%程度と高めの中小消費者金融は貸倒が起きた際の損失額が少ないため、多少属性や信用情報に問題がある人へでも積極的に融資しています。

一方、J.Score(ジェイスコア)の金利は15.0%と消費者金融の中では非常に低く抑えられており、審査難易度の高さが伺えます。

「他のカードローンの審査に落ちたがJ.Score(ジェイスコア)なら利用できた!」ということはほとんど有り得ないでしょう。

J.Score(ジェイスコア)の審査の流れ

J.Score(ジェイスコア)の審査は、以下の7ステップで進めていきます。

  1. AIスコア診断
  2. 審査申込み
  3. 仮審査
  4. 必要書類の提出
  5. 在籍確認
  6. 契約手続き
  7. 融資

詳しくは次から見ていきましょう。

①AIスコア診断

まずはJ.Score(ジェイスコア)のホームページにアクセスして、AIスコア診断を受けましょう。

AIスコア診断はホームページからメールアドレスとパスワードを登録して、届くメールのリンクから受けることができます。

その際は6ケタの認証コードが必要になるので、メモをしておくことをおすすめします。

AIスコア診断では、勤務先や業務形態など17個の質問をチャット形式で回答していきます。

全ての質問回答後にAIスコアが表示され、600点を超えていれば審査に通る可能性は非常に高いです。

なおJ.Score(ジェイスコア)ではAIスコアが600点未満の人向けに、優待サービスを提供する「AIスコア リワード」を実施しています。

点数が足りなかった人は、AIスコア リワードもチェックしてみましょう!

②審査申込み

AIスコアで600点以上を獲得したら、カードローンの審査を申込みましょう。

なおAIスコア診断で入力した項目はそのまま審査で反映されるため、二度手間にはなりません。

またAIスコア診断の結果表示された利用限度額はあくまでも目安であり、仮審査や本審査の結果次第では、減ることもあるため注意しましょう。

③仮審査

審査の申込みが完了次第、J.Score(ジェイスコア)では仮審査が実施されます。

仮審査では申込み情報の正誤や、信用情報がチェックされます。

そのため虚偽の情報による申込みや、信用情報に傷があった場合は、この時点で審査に落ちてしまうため注意しましょう!

④必要書類の提出

仮審査が完了次第届くメールの指示に従って、必要書類を提出しましょう。

J.Score(ジェイスコア)の審査で提出が必要になるのは、本人確認書類と収入証明書です。

本人確認書類として利用できるのは、公的機関が発行した顔写真付きの身分証明書のみであり、運転免許証やパスポートなどが該当します。

なお収入証明書の提出は全ての申込者に求められる訳でありませんが、年収や借入希望額によっては必要になります。

会社員であれば給与明細、自営業者であれば確定申告書などがおすすめです。

また提出する書類に個人番号が記載されている場合は、見えない様にマスキングしておきましょう。

⑤在籍確認

提出された書類の確認が完了次第、J.Score(ジェイスコア)では在籍確認が実施されます。

J.Score(ジェイスコア)の在籍確認では個人名で電話が掛かってくるため、会社バレのリスクは少ないでしょう。

それでも会社バレが気になる人は「クレジットカードの在籍確認がある」と会社の人間に伝えておくと安心です。

また、J.Score(ジェイスコア)からの在籍確認が取れなければ審査に落ちてしまいます。

会社に誰も人がいない時間帯がある・部署の人数が少ないなどがあれば、あらかじめJ.Score(ジェイスコア)へ電話を掛けて、在籍確認をおこなう時間を指定しましょう!

⑥契約手続き

在籍確認が完了次第届くメールのリンクからカードローンを契約しましょう。

J.Score(ジェイスコア)はカードレスなので、ローンカードの郵送を待つ必要はありません。

また新しく銀行口座を開く必要もないため、普段利用する口座を登録すれば融資の準備は完了です。

なおAIスコア診断は何度でも受けられるため「借入件数が減った」「年収が増えた」などがあれば、受け直すのも良いでしょう。

AIスコアが上がれば金利ダウンや利用限度額の増額が見込めます。

⑦融資

振込先の口座登録が完了次第、Webから借入を申込みましょう。

借入の申し込みは24時間対応していますが、平日の22時55分・土曜日の21時40分・日曜日の16時40分以降に申込むと翌日の9時振り込みになるため、急いでいる人は注意が必要です。

J.Score(ジェイスコア)の審査に通らない人の特徴

J.Score(ジェイスコア)の審査に通らない人の特徴としては、以下などが挙げられます。

AIスコアが600点未満の人

J.Score(ジェイスコア)の審査では複数の質問に答えてAIスコアを獲得していく必要があります。

そしてスコアリングの点数が600点未満の場合、J.Score(ジェイスコア)を利用することができません。

J.Score(ジェイスコア)のAIスコアを上げたい人は、このページの「J.Score(ジェイスコア)のAIスコアをアップさせるコツ」を確認しましょう!

高スコアでも本審査に落ちてしまうことはある

J.Score(ジェイスコア)ではAIアコムが高ければ高いほど審査に通りやすくなりますが、高スコア=確実に可決になる訳ではありません。

ここからはAIスコアが600点以上でも、審査に落ちてしまうケースについて解説していきます。

信用情報に傷がある

例えどんなにAIスコアが高くとも、信用情報に傷がある人は審査に通りません。

信用情報にはカードローンやクレジットカードの利用履歴などが記録されており、3ヶ月以上の長期滞納や債務整理の情報があった場合は、信用情報に傷があると判断され審査に落ちてしまいます。

なお信用情報の傷は5〜10年は残り、消えるまで基本的にはどのカードローンも利用できません。

借入額が総量規制を超えている

J.Score(ジェイスコア)は総量規制(年収の3分の1以上の融資を禁止する法律のこと)の対象です。

そのため、申し込み時点で年収の3分の1の額を他社から借りている・J.Score(ジェイスコア)で年収の3分の1以上の額を希望している場合は、審査に落ちてしまいます。

またここでの他社から借りているとは、実際の借入額ではなく利用限度額を指すので、注意が必要です。

すでに他カードローンやクレジットカードを利用している人は、あらかじめ調べておきましょう!

申込情報にウソや誤りがある

AIスコアを上げるために虚偽の情報を申告するのは絶対に止めましょう。

確かに年収や他社借入をごまかせばAIスコアは上がりますが、信用情報の照会や提出書類のチェックで虚偽の申告は100%バレてしまいます。

また単純な入力ミスだとしても、J.Score(ジェイスコア)の審査担当者はウソか入力ミスか判断できないため、審査落ちの原因になり得ます。

審査を申込む際には正確・誠実な情報申告を心がけましょう!

未成年者

J.Score(ジェイスコア)を利用できるのは満20歳以上70歳以下の人のみです。

そのため未成年者はJ.Score(ジェイスコア)のカードローンを利用することができません。

未成年者はJ.Score(ジェイスコア)ではなく、以下の方法でお金を借りましょう!

  • ろうきんJAカードロローン
  • 奨学金
  • 学生ローン

なお、未成年者がお金を借りるためには必ず親の同意書が必要になります。

未成年者は家族に黙ってお金を借りることはできない、と覚えておきましょう!

71歳以上の人

J.Score(ジェイスコア)を利用できるのは満20歳以上70歳以下の人のみです。

そのため未成年者はJ.Score(ジェイスコア)のカードローンを利用することができません。

未成年者はJ.Score(ジェイスコア)ではなく、以下の方法でお金を借りましょう!

  • ベルーナノーティス(80歳まで利用できるカードローン)
  • 年金担保貸付制度

ただし年金担保貸付制度は令和4年の3月末に新規受付を終了することが決定しています。

年金担保貸付制度の利用を検討している人は早めに申し込みましょう!

外国に住んでいる人

J.Score(ジェイスコア)のカードローンを利用できるのは、現在日本国内に在住している人のみです。

そのため外国に住んでいる人はJ.Score(ジェイスコア)のカードローンを利用できません。

一方日本国内に住んでさえいればJ.Score(ジェイスコア)を利用することが可能です。

外国人の方は注意しましょう!

勤労による安定した収入がない人

J.Score(ジェイスコア)のカードローンを利用できるのは、勤労による安定した収入がある人のです。

なお勤労による安定収入がある人の特徴としては、以下などが挙げられます。

  • 月収8万円以上
  • 月々の収入に大きなバラつきがない
  • 今後も収入が得られる見込みがある
  • 連続して3ヶ月以上収入を得ている
  • 年金以外の収入がある

J.Score(ジェイスコア)の審査を申込む前に、自身の収入が安定しているか確認しておきましょう!

3件以上のカードローンを利用している人

J.Score(ジェイスコア)の審査では申込者の返済能力を確認するために、カードローンの利用状況がチェックされます。

カードローンの利用件数が多ければ多いほど、以下などの理由で審査に通りづらくなります。

  • 今後債務整理をする可能性が高いと判断される
  • ローンの管理能力が低いと判断される
  • J.Score(ジェイスコア)への返済額が少なくなる

特に3件以上のカードローンを利用している場合は、J.Score(ジェイスコア)の審査に通るのは難しいです。

現在3件以上のカードローンを利用している人は、J.Score(ジェイスコア)の審査を申込む前に、返済を進めておきましょう!

年収の3分の1以上を借りている人

J.Score(ジェイスコア)のカードローンは総量規制(年収の3分の1以上の融資を禁止する法律)の対象です。

そのため現在他のカードローンで年収の3分の1以上の融資を受けている人は、J.Score(ジェイスコア)から融資を受けることができず、審査に落ちてしまいます。

J.Score(ジェイスコア)の審査を申込む前に、自身の年収と他社借入残高を計算しておきましょう!

信用情報に傷がある人

J.Score(ジェイスコア)の審査では返済能力をチェックするために、申込者の信用情報がチェックされます。

そのため、信用情報に以下などの金融事故情報が記録されている場合、J.Score(ジェイスコア)の審査に通るのは難しいでしょう。

  • クレジットカードの支払い延滞
  • カードローンの返済の遅れ
  • カードの強制解約
  • 携帯電話料金の滞納
  • 保証会社経由の家賃滞納
  • 保証会社などの代位弁済
  • 奨学金の返済滞納
  • 連帯保証人の返済滞納
  • 任意整理などの債務整理

ただし信用情報には保存期間が設定されているため、金融事故が解消されてから一定期間が経過していれば、事故情報は消えています。

上記の金融事故に心当たりのある場合は、J.Score(ジェイスコア)の審査を申込む前に、自身の信用情報を確認しましょう!

同時に3件以上のカードローンを申し込んでいる人

J.Score(ジェイスコア)の審査で信用情報がチェックされることは説明した通りですが、信用情報にはカードローンの申込み履歴が記録されています。

そのためJ.Score(ジェイスコア)の審査担当者は申込者が現在何件のカードローンを申し込んでいるか確認できます。

その際にカードローンの申込み履歴がJ.Score(ジェイスコア)を含めて3件以上あると「手当たり次第にカードローンを申し込んでいる」と判断され審査に落ちやすくなります。

J.Score(ジェイスコア)と同時に申込むカードローンは1件までに絞っておきましょう!

虚偽の情報で申し込んでいる人

J.Score(ジェイスコア)の審査を受ける際に、虚偽の回答や申告をするのはやめましょう!

虚偽の情報を申告したことがJ.Score(ジェイスコア)に発覚すると、その時点で審査落ちが決定するためです。

また他人になりますしての契約や書類を偽造すると審査に落ちるどころが、警察や裁判沙汰になる可能性もあるため、絶対に避けましょう!

ジェイスコアのAIスコアをアップさせるコツ

ジェイスコアのAIスコアアップにはメリットがあります。

もちろん600点以上を超えなくては融資を受けることができませんので、これは最低条件といっても差し支えないでしょう。

加えて、AIスコアが高くなるごとにキャッシング条件がよりよくなります。具体的には、融資可能額が高くなり、貸付金利が低くなるというのがメリットです。

スコアアップには、なるべく多くの質問に答えることが大切です。

また、スコアがなかなか上がらないという場合は、いくつかの理由が考えられます。それらを解消することにより、スコアアップにつなげることができます。

もちろん、基本の項目が大切なことには変わりありませんので、従来から用いられている属性情報のレベルアップにつなげることが重要です。

とにかく多くの質問に答える

実は、AIスコアの9割は基本情報に左右されているといっても過言ではありません。

そのため、追加の質問は約1割にしか関わりません。

ですが、この追加質問にすべて答えることにより、得点の上乗せをすることができます。

追加質問の中で特に重要視されるのは、性格カテゴリーと情報連携カテゴリーです。

性格カテゴリーにおいては、その回答によりお金の管理がずさんなためリスクが高い顧客と判断されることもあります。

例えば、借入に対する意識やクレジットカードの支払い方法、現金の引き出し頻度などの質問は、本人のお金に対する意識をチェックする意図があります。

もちろん、ローン返済額などについて嘘をついてしまうと後の審査で実際のデータとの整合性が取れず、審査に通りませんので、嘘ではない範囲で回答するようにしましょう。

情報の連携は、親会社であるみずほ銀行とソフトバンク、ヤフージャパンのアカウントと行うことができます。

これらの利用がある場合は、情報連携をすることにより、口座の残高や取引履歴、個人情報といった各種サービスとのデータを組み合わせることによりAIスコアに算出させることができます。

年収をアップさせる

基本情報である年収は、返済能力を判断するのに大切な情報です。

年収が低いと借金に対する返済能力が低いと判断されてしまいますので、融資に対するリスクが高い顧客であるとされてしまいます。

また、年収が低いだけではなく、収入が安定性に欠けていると判断された場合もスコアは低くなってしまいます。

それらを防ぐためには、年収を少しでも上げる必要があります。

また、総量規制というルールがあり、これは年収によって融資可能な上限額が定められるというものです。

融資希望額が年収の3分の1を超える場合、そのルールに則った金融会社は融資をすることができません。

勤続年数を延ばす

現在勤めている職場での勤続年数が短いと、ジェイスコアが低く算出されてしまいます。

特に低く評価される期間は、働き始めてから3か月から6か月程度の期間です。

そのため、少しでも評価を高くしたいのであれば、最低でも1年以上、可能であれば3年以上の勤続年数が必要です。

勤続年数の情報は、年収と同じく返済能力を図るための大切な情報であり、スコアにおいても大きな割合を占めています。

そのため、転職を行い間もない時にジェイスコアの審査を受けるより、時間が経ってから審査を受けたほうが有利に働きます。

また、勤続年数が長いほど安定した職についているという判断をされますので、それらを踏まえても勤続年数は長い方がよいでしょう。

まずは無料のデモスコア体験を試してみよう!

ジェイスコアでは無料でデモスコア体験を行うことができます。

デモスコア体験は簡易診断にもなっており、AIスコアをシミュレートすることができます。

質問は、年齢、勤続年数、年収、雇用形態、趣味の5つに分かれています。

この5つの組み合わせにより簡易的に診断を行うことができます。

デモスコア体験のよいところは、アカウント登録の必要がなく、何度試してみても信用情報に影響されないという点です。

しかし、これによる点数は、統計情報に基づいたシミュレーションによる結果ですので、実際のスコア結果とは異なる場合もあります。

点数の目安はわかりますが、それほど正確なものではないため、あくまで体験として試してみるほうがよいでしょう。

本番と結果が違う場合もあるので注意

デモスコア体験では何歳代であるか、勤続年数はおよそ何年で年収は何万円程度であるという粗い情報だけでシミュレーションが行われます。

そのため、ローンの有無や情報機関による信用情報、実際にその企業に勤めているのかといったことも度外視の上で点数が表示されてしまいます。

実際にデモスコア体験とAI診断を行った人の話によると、デモスコア体験で算出された点数はあまり意味がないとしています。

そのため、実際に融資を受けようと考えている場合は、デモスコア体験なしにアカウントを作成し、AIスコアを算出した方がよいです。

この時点で600点を超えているのであれば、融資の申し込みが可能です。

また、点数が足りない場合はもちろん、融資可能額を上げたい、金利を下げたいという場合は追加の質問にも回答を行いましょう。

基本的な質問を答えるためには最短で2分程度、追加質問は100問以上用意されていますが、早くて30分程度、遅くても40分程度で答えることができます。

カテゴリー別に幅広く質問が用意されています。詳しい情報を入力するほどAIスコアは高く反映される仕組みとなっていますので、可能な限り回答するようにしましょう。

J.Score(ジェイスコア)の審査に関する口コミ

ここではJ.Score(ジェイスコア)の審査に関する口コミを紹介していきます。

審査を申込む前に確認しておきましょう!

年齢 30代
性別 女性

他社借入80万円、年収230万円ですが、限度額50万円の金利11.0%で審査に通りました。

ここまで金利の低いカードローンはなかなかないので、助かりました。

年齢 30代
性別 男性

チャット形式でポンポンと質問に答えられるので、手軽にいいなと思います。14時までに申込んで15時には借入ができたので、融資スピードも申し分ありません。

ジェイスコアの審査に通るには地道なスコアアップが大切

ジェイスコアは明確に600点以上で融資の申し込みを行うことができるとされています。

そのためには、地道に600点以上になるようにスコアアップを図ることが大切です。

属性情報が変わったらなるべく早く更新をする、頻繁に質問内容を確認し追加の質問が増えていないかを確認するようにしましょう。

また、どうしても点数が上がらない場合は雇用形態がより安定した正社員へ転職するというのもよいです。

加えて、独身者よりも既婚者の方が得点が高くつけられています。

AIスコアの基礎であるビッグデータはみずほ銀行から提供されていますので、最新の審査方式であるAIスコアでも、審査ノウハウはみずほ銀行のものであり、婚姻による安定性が評価されています。

また、借入件数や借入額が多いというのは、マイナスの評価がついてしまいます。

そのため、現在住宅ローンなど担保付きローン以外の借入金がある場合は、それらを返済してから申し込む方がよいでしょう。

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