常陽銀行カードローンを大手8社と徹底比較!メリット・デメリット

常陽銀行カードローン

常陽銀行のカードローン「キャッシュピット」は、面倒な手続き不要で利用ができる便利なカードローンです。

常陽銀行に口座を持っていない人でもすぐに申し込みができるので、窓口に出向かなくても手続きが完了します。

このカードローンの場合も、計画的に利用する必要がありますが、急にお金が入用になったときには役立ちます。

今回は、「キャッシュピット」を他のカードローンと比べながら、メリットやデメリットをご紹介します。

常陽銀行カードローンの基本情報

限度額 800万円
金利(固定金利・保証料込) 2.5%~14.8%
遅延損害金 15%~18%(実質年率)
返済額 スライドリボルビング返済方式
返済期日 希望する毎月の指定日(6日以外)
申込み条件 契約時の年齢が20歳以上75歳未満の方
本人に安定した収入のある方(パート・アルバイトの方も可)
保証会社アコム株式会社の保証を受けられる方
茨城県、福島県、栃木県に居住または勤務している方
利用目的 自由(事業資金、投機資金は除く)
担保・保証人 不要

常陽銀行カードローンのメリット

  • 口座の開設や来店不要で手続きができる
  • 申し込みから審査、カードの発送まで終始プライバシーに配慮
  • パートやアルバイト、年金受給者も利用が可能

口座の開設や来店不要で手続きができる

利用する際に常陽銀行に口座を開設する必要がないのが、常陽銀行のカードローン「キャッシュピット」の特徴になっています。

銀行系カードローンの場合、その銀行に口座を持っていない人は、申し込みのときに新たに口座を開く必要があるケースも見られます。

「キャッシュピット」の場合はそういった制約がなく、ほかの金融機関をメインバンクにしている人でも利用しやすいのがメリットと言えます。

このカードローンは、インターネット、FAX、郵送、電話の4つの方法で申し込みができますが、いずれの方法を選択した場合も銀行の窓口に出向く手間はかかりません。

申し込み用のフォームやプリンアウトした用紙、郵送で送られてきた用紙に必要事項を記入して銀行に送るだけで済むため、自宅にいながらにして取引ができます。

申し込みから審査、カードの発送まで終始プライバシーに配慮

「キャッシュピット」のサービスは、手続きが完了するまで終始利用者のプライバシーに配慮しています。

申し込み用紙を公式サイトからダウンロード、プリントアウトして使えるので、家族にも知られずに利用できるのがメリットです。

在籍確認や審査結果の通知は電話で行われますが、銀行名で連絡がくることはありません。

担当者の個人名で連絡があるため、カードローンを利用している事実を周囲にさとられる心配もなくなります。

カードや利用明細書の送付の際にも「キャッシュピット」と記載された封筒は使用せず、カードが手元に届くまでプライバシーが守られる仕組みになっています。

パートやアルバイト、年金受給者も利用が可能

「キャッシュピット」は、パートやアルバイト、年金受給者も利用ができるカードローンです。

申し込みをする本人に安定した収入があれば、雇用形態に関係なく利用ができます。

年金を受給している人、70歳以上の人でも利用ができる点は、大きなメリットです。

常陽銀行カードローンのデメリット

  • 茨城県、福島県、栃木県の人のみが対象になっている
  • 銀行系カードローンのなかでは金利がやや高め
  • 事業用や投機用の資金には利用ができない

茨城県、福島県、栃木県に居住する人や勤務する人のみが対象

常陽銀行の「キャッシュピット」は、茨城県や福島県、栃木県に住む人や勤務先がある人が対象です。

利用条件にこういった指定があるため、対象外の地域の人は基本的に利用できないのがこのカードローンのデメリットです。

プロミスやアコムといった全国の人を対象にしているカードローンと比較すると、利用者層がかなり限定されてきます。

大手都市銀行のカードローンでも、とくに居住地や勤務先の住所などは問われないことが多いので、「キャッシュピット」は地域を限定した少し珍しいタイプのカードローンと言えます。

銀行系カードローンのなかでは金利がやや高め

「キャッシュピット」の金利は、実質年率2.5%から14.8%です。

この金利は、ほかの銀行系カードローンと比べて少し高いと言えます。

最高金利は都市銀行のカードローンとほぼ同じレベルですが、最低金利に関しては決して低い利率とは言えないのがデメリットです。

実際、銀行系カードローンのなかには最低金利が1%台というところも見られます。

最低金利が適用されやすい高額の融資を受けるときには、利率などをよく見比べておいたほうがいいでしょう。

事業用や投機用の資金には利用ができない

生活資金や冠婚葬祭の費用、レジャーなどに幅広く利用できるのが「キャッシュピット」のいい点ですが、事業用や投機用の資金は融資の対象外になっています。

カードローンの場合、借り入れたお金を事業用資金に妥当できないケースは少なくありませんが、「キャッシュピット」は投機用資金も対象外です。

したがって、株や投資用不動産を買う目的で利用することはできません。

常陽銀行カードローンの審査の流れを徹底解説

  1. 常陽銀行の公式サイトから申し込み
  2. 利用申込書を記入し、本人確認書類と一緒に提出
  3. 審査
  4. 審査結果の回答、カードの送付
  5. 借り入れ

常陽銀行の公式サイトから申し込み

「キャッシュピット」の申し込み手続きは、常陽銀行の公式サイトから可能です。

インターネットやFAX、郵送、電話といった複数の申し込み方法が用意されているので、都合や希望に合わせて手続きができます。

申し込み用の契約書はサイトからダウンロードすることが可能になっており、プリントアウトをすればFAXや郵送の申し込みもスムーズです。

常陽銀行の公式サイトには、融資が受けられるかどうかを事前にチェックできる簡易診断のサービスがあります。

こちらの診断で入力が必要になるのが、次のような項目です。

  • 年齢
  • 前年度の年収
  • ほかに借り入れがあるかどうか

簡易診断で融資が可能という結果がでれば、審査に通る可能性が高くなります。

ただ、実際に融資が受けられるかどうかは正式な審査をへて決まりますので、表示された結果についてはあくまで参考として捉えておくのがベストです。

契約書を記入し、本人確認書類と一緒に提出

FAXや郵送で申し込みをする場合は、プリントアウトした契約書に記入をしてFAXで送信、または郵送で銀行に送ります。

このときには、運転免許証などの本人確認書類の写しも一緒に送付する必要があります。

50万円以上の利用限度額を希望する場合は、収入証明書の提出も求められるので、源泉徴収票などを用意しておきましょう。

公式サイトの「かんたん申し込み」からオンラインで手続きを行った場合でも、契約書や本人確認書類の提出はFAXや郵送で行います。

審査

契約書と本人確認書類を提出した後には、審査が行われます。

ちなみに、「かんたん申し込み」で手続きをしたときには、契約書や本人確認書類を提出する前に仮審査が行われる仕組みです。

フォームに入力した内容をもとに審査が行われ、結果が通知されてから契約書を公式サイトから、もしくは郵送で入手し、本人確認書類と合わせて提出する流れになっています。

審査のプロセスでは、本人確認のための電話連絡も行われています。

審査結果の回答、カードの送付

「キャッシュピット」の審査に要する期間は、2営業日から3営業日です。

通知は、本人あての電話連絡で行われるのが一般的です。

審査が終わると、1日から2日ほどでカードが送付されます。

カードが入った封筒は、「キャッシュピット」を利用していることがわからないようなデザインになっているため、周囲の人にカードローン関係の書類だと知られてしまう心配は少なくなっています。

借り入れ

カードを受け取れば、ATMで簡単に借り入れの手続きができます。

ATMで借り入れをする場合、時間帯や曜日を問わず手数料は無料です。

何回利用をしても365日手数料0円で借り入れが可能になっています。”

常陽銀行カードローンの審査基準は厳しい?

実のところ、常陽銀行のカードローン「キャッシュピット」の審査基準ははっきりと公開されていません。

ただ、利用できる人の年齢や雇用形態、収入の種類が幅広いことをを考えると、とくに審査が厳しいローンというわけではなさそうです。

パートやアルバイトの人、収入が年金のみの人も利用できるため、「安定した収入が継続的にあること」という条件をクリアしていれば審査に通る可能性は十分にあるでしょう。

常陽銀行の公式サイトの質問コーナーでも紹介されているように、「年収に対して、無理のない返済プランかどうか」という点が審査では重視されます。

どのくらいの金額の融資を希望するかによっても、審査の通過率は変わってくるでしょう。

常陽銀行カードローンの貸付条件

常陽銀行のカードローン「キャッシュピット」は、貸付条件が比較的緩やかです。

  • 契約時の年齢が20歳以上75歳未満の方
  • 本人に安定した収入のある方(パート・アルバイトの方も可)

年齢や収入に関しては、こういった条件が挙げられていますので、高齢者やパートの主婦、アルバイトの学生でも借り入れをすることは可能です。

ただ、以下のような条件もあります。

  • 茨城県、福島県、栃木県に居住または勤務している方
  • 保証会社アコム株式会社の保証を受けられる方

居住地や勤務地が限定されている点は、「キャッシュピット」を利用するときにも意識しておいたほうがいいでしょう。

このカードローンはアコム株式会社が保証会社になっているため、アコムの貸付条件をクリアしていることも必要になります。

毎回返済できる見込みがないと審査に通るのは難しい

無理なく返済できるかどうかがチェックされている

借入残高に応じて返済額が変わるのが「キャッシュピット」の特徴

「キャッシュピット」は、利用限度額と借り入れをしている金額によって毎回の返済額が変わる仕組みになっています。

例えば、利用限度額が100万円未満の場合、20万円超30万円以下の金額を借りると毎回の最少返済額は9千円です。

ちなみに、30万円を超えると、10万円ごとに3千円ずつ金額が上がります。

こういった金額を収入のなかから確実に返済していけるかどうかが、審査でも1つのチェックポイントになってきます。

公式サイトの簡易診断を利用してみよう

「キャッシュピット」の審査では、他社からの借り入れがどのくらいあるかも通過、不通過をわける基準になります。

「キャッシュピット」は総量規制の対象外ですが、他社からの借り入れが収入に対して余りにも大きいと、不通過になる可能性がでてくるので注意をしましょう。

自分で判断が難しいときには、常陽銀行の公式サイトに用意されている簡易診断を利用すると便利です。

このサービスでは、住宅ローンや消費者金融ローンの借り入れ金額などを入力して、診断が受けられます。

信用情報に問題があるかどうかもチェックポイントになる

「キャッシュピット」の審査でも個人の信用情報がチェックされる

他社の返済が滞っていると借り入れは困難

常陽銀行の「キャッシュピット」の審査では、個人の信用情報もチェックされます。

他社からの借り入れの返済が滞っている場合、信用情報にもその旨が記載されます。信用情報にこのような問題があると、たとえ少額の融資でも審査に通るのは難しくなるでしょう。

債務整理を行うと数年間は記録に残る

任意整理や個人再生、自己破産といった債務整理を行ったときには、その後の数年間は信用情報に記録が残ります。

こういった場合も、審査に通過するのは困難です。

信用情報は自分でも調べられる

審査の通過率を上げたいときには、申し込みの前に自分の信用情報を調べておくという方法もあります。

信用情報機関であるCICなどでは、個人の信用情報開示請求に応じています。

過去に消費者金融ローンや信販系ローンの返済が遅れたことがある場合は、自分の個人情報に問題がないかどうかをチェックしておくと安心です。

常陽銀行カードローンの金利を徹底解説

「キャッシュピット」の金利をチェックしてみよう

「キャッシュピット」の金利は、ご紹介したように実質年率2.5%から14.8%です。

ちなみに、ほかの消費者金融ローン、銀行系カードローンの金利は以下のようになっています。

プロミス 実質年率4.5%~17.8%
アイフル 実質年率3.0%~18.0%
レイクALSA 実質年率4.5%~18.0%
アコム 実質年率3.0%~18.0%
三菱UFJ銀行カードローン 実質年率1.8%~14.6%
三井住友銀行カードローン 実質年率4.0%~14.5%
みずほ銀行カードローン 実質年率2.0%~14.0%
楽天銀行カードローン 実質年率1.9%~14.5%

「キャッシュピット」の金利は、最低金利、最高金利ともに消費者金融ローンよりは数%ほど低くなっています。

ただ、みずほ銀行や楽天銀行のカードローンと比べると、最低金利や最高金利が少し高いです。

ただ、その差はわずかですので、借り入れをするに当たっても極端に利息がかさんでしまうといった心配はないでしょう。

「キャッシュピット」の金利は利用限度額によって変わる

「キャッシュピット」の金利は、利用限度額が増えるほど低くなる仕組みになっています。

利用限度額が最高額の800万円の人は、実質年率2.5%という低金利で融資が受けられます。

このように借入残高が多くなるほど金利が安くなるパターンは、ほかの銀行系カードローンでもよく見られます。

利用限度額が大きい人は銀行からも一定の信頼を得ているため、よりお得にカードローンを利用できることが多いです。

お金を貸す銀行側でも、一般的に返済が滞るリスクを考慮したうえで利用限度額を設定しています。

これまでに返済の実績がある人や年収の多い人、現金化できる資産がある人などは低い金利でお金を貸しても銀行側のリスクが少なくなるわけです。

常陽銀行カードローンの返済を徹底解説

返済日

都合のいい日を選んで返済できる

「キャッシュピット」の返済日は、利用者が都合のいい日を選んで指定することができます。

毎月6日以外の日であれば指定が可能なので、給与の振り込み日などに合わせて返済日を決めることが可能です。

ただ、このカードローンには次のようなルールも設けられています。

  • 最初の返済日は、借入日の翌日から数えて35日以内
  • 2回目以降の返済期限は、約定返済金の支払いをした日の翌日から35日以内

返済は35日以内のサイクルで行う

「キャッシュピット」の場合は、毎月35日以内のサイクルで返済日を指定してお金を返していくことになります。

返済が遅れると日割りで計算された遅延損害金がプラスされますので、毎回約定返済日に間に合うようにきちんと入金をしていく必要があるでしょう。

返済方法

複数の方法から選んで返済

「キャッシュピット」の返済は、以下のような方法で可能です。

  • 常陽銀行のATMで返済
  • E-netのATMで返済
  • セブン銀行ATMで返済
  • ローソンATMで返済
  • 常陽銀行が指定した口座へ振り込み
  • その他、常陽銀行が指定する方法で返済

ATMで返済するときには手数料がかからない

ATMで返済をする場合、借り入れのときと同様に時間帯や曜日を問わず手数料はかかりません。

常陽銀行のATMは営業時間が決まっていますが、セブンイレブンやローソンといったコンビニエンスストアのATMなら24時間利用できることが多いです。

急いで返済したいときにこういった場所でいつでも返済できるのは、便利な点と言えます。

指定の期日を過ぎてしまった場合でも、早く返済をすれば発生する遅延損害金は少なくなります。

返済額

利用限度額と借入残高で返済額が決定

「キャッシュピット」は、通常は利用限度額と借入残高によって決まる返済額にしたがって返済をしていきます。

ただ、設定されている返済額は最少の金額ですので、懐に余裕がでたときにはより多い金額を入金することも可能です。

1回に返済するお金が多くなれば、借入残高が少なくなり、発生する利息も減る可能性があります。

経済状況に合わせて自由に返済額を調整できる点は、「キャッシュピット」の便利なところです。

多めに返済することも可能

また、まとまったお金が入ったときには、借り入れているお金を全額返済することもできます。

借入残高はインターネットや電話からチェックできますので、気がついたときに確認しておくと一括返済ができそうかどうかがわかるでしょう。

常陽銀行カードローンを利用した人たちの口コミ

年齢 32歳
年収 400万円
借り入れ目的 冠婚葬祭費用
借入額 20万円
性別 男性

友人や親せきの結婚式が立て続けにあって、少し金欠気味だったときに利用をしました。ATMから借り入れ、返済ができるので便利です。少額の借入であれば返済もさほど苦しくなく、カードローンの便利さに改めて気付かされました。

年齢 27歳
年収 310万円
借り入れ目的 引越し費用
借入額 10万円
性別 女性

念願の一人暮らしをする際に、「キャッシュピット」で引っ越し費用を用意することができました。敷金などに充てられたので、ゆとりを持って家探しができたように思います。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする