北海道銀行カードローンを大手8社と徹底比較!メリット・デメリット

北海道銀行カードローン

「ラピッド」は、北海道に本拠地を置く地方銀行の北海道銀行が提供しているカードローンです。

銀行系カードローンなので消費者金融系カードローンに比べると金利が低いのが魅力といえるでしょう。

しかし、銀行への規制が強化されたことで2018年からは即日融資に非対応となっています。

ここでは、北海道銀行カードローン「ラピッド」のメリットやデメリットについて、ほかのカードローンと比較しながら詳しく解説していきます。

北海道銀行カードローンの基本情報

限度額 800万円
金利(実質年率) 年1.9%~14.95%
遅延損害金 (実質年率) 年18.0%
返済方法 借入残高スライドリボルビング方式
返済期日 35日ごとまたは毎月任意の指定日(6日は除く)
申込み条件 満20歳以上75歳未満で安定した収入があり、保証会社アコム株式会社の保証が受けられる
利用目的 事業資金は除き自由
担保・保証人 不要

北海道銀行カードローンのメリット

  • 申し込みから契約成立までスマホ完結
  • 最高800万円まで1万円から借入可能
  • 返済は月々2000円から

申し込みから契約成立までスマホ完結

WEBから申し込みをすることで、来店することなく契約できるのが「ラピッド」の大きなメリットです。

しかも、24時間365日、年中無休で申し込みを受け付けています。

これに加えて、北海道銀行に口座がない人でも申し込めるのは大きな特徴です。

また、申込みのあと口座を開設する必要のある銀行系カードローンも多いなか、「ラピッド」では口座開設の必要がありません。

最高800万円まで1万円から借入可能

「ラピッド」の最高借入限度額は800万円と高額で、1万円から借入ができます。

大口融資を受けたい人やおまとめローンにも向いているでしょう。

ただし、実際の借入限度額は契約者の条件によって個別に設定されます。

基本的に、利用実績を積む前に高額の融資を受けるのは難しいでしょう。

返済は月々2000円から

「ラピッド」の返済は、いわゆるリボ払い方式です。

リボ払いとは借入限度額と借入残高によって最低返済額が決められるシステムで、利用者の条件によって詳細は異なります。

最低返済額とは

借入限度額400万円以下の場合、借入残高が10万円以下なら最低返済額は2000円です。

これは、1回の支払いで最低でも2000円を支払う必要があることを意味します。

同じ条件で借入残高が30万円超~40万円以下の場合は8000円が最低返済額になります。

ATM手数料が完全無料

返済方法は、ATMからの返済と銀行振込の2通りから選べます。

口座を用意する必要がないことがメリットではあるものの、口座振替ができません。

このため、ATMの手数料は気になる問題になりがちです。

ところが、「ラピッド」の場合、曜日や夜間に関係なくATM手数料は一切かかりません。

北海道銀行カードローンのデメリット

  • 返済の手続きを必ず自分で行わなければならない
  • 即日融資が受けられない
  • 土日祝日は融資が受けられない

返済の手続きを必ず自分で行わなければならない

カードローンには、口座振替による自動引き落しが利用できるものも少なくありません。

これによって、うっかり返済を忘れたという事態に陥るのを防げます。

一方、「ラピッド」では必ず自分で返済手続きをしなくてはなりません。

返済日までに入金がないと、ただちに遅延損害金が発生します。

この遅延損害金の金利は大変割高なので、返済が遅れないよう心がけましょう。

即日融資が受けられない

銀行系カードローンは、2018年から即日融資には対応していません。

「ラピッド」の場合、最短でも申込み日から3日以内の融資となるため、すぐに融資が受けたいなら消費者金融を利用するのも一つの方法です。

とはいえ、審査結果がすぐに分かるのに加え、3秒診断も用意されているため審査結果の目安が付けやすいのが「ラピッド」のメリットといえるでしょう。

土日祝日は融資が受けられない

「ラピッド」の融資実行は平日のみで、土日祝日は対応していません。

そのため、平日に申し込んで最短で3日以内に融資可能となった場合でも、その日が土日祝日に当たっていると融資を受けられないのです。

急ぎの融資を確実に受けたい人は、別の方法を探したほうが無難でしょう。

北海道銀行カードローンの審査の流れを徹底解説

  1. 公式サイトから申し込み
  2. 仮審査(結果はメールで通知)
  3. 本人確認
  4. 本審査(勤務先への在籍確認含む/結果はメールで通知)
  5. カードが自宅に届く

公式サイトから申し込み

「ラピッド」の申し込みは電話やFAXおよび郵送などでもできるものの、最も便利なのがWEB申し込みです。

郵送で書類をやり取りする手間が省けるため、スピーディーな融資が受けられます。

公式サイトで申込みをしたあと、勤務か主婦、年金という3つの属性から当てはまるもの選ぶと、詳細な入力フォームが表示されるためしっかり埋めていきましょう。

記入が求められる項目とは

勤務を選んだとき入力フォームで記入する主な項目としては、以下のようなものがあります。

  1. 名前
  2. 生年月日
  3. 性別
  4. 独身か既婚か
  5. 自宅電話や携帯番号
  6. 郵便番号や自宅住所
  7. 住居種類
  8. 家賃や住宅ローンの有無
  9. 入居年月
  10. 家族の人数および子どもの人数
  11. 勤務先名や入社年月
  12. 年収
  13. 勤務形態や収入形態
  14. 金融機関からの借入の有無

仮審査

仮審査はコンピュータによる自動的なスコアリングによって実施され、すぐに結果が分かります。

メールで結果が通知されるので、忘れずに確認しましょう。

本人確認

仮審査に通ったら、本人確認に進むことになるでしょう。

北海道銀行に口座がある場合は口座番号を指定するだけで本人確認が完了するため、手続きがスムーズに進みます。

口座がない場合でも、運転免許証などの本人確認資料を写真に撮ってアップロードするだけでOKです。

所得証明書が必要になることも

本来、銀行系は総量規制の対象外ですが、自主規制を行うところが増えてきました。

「ラピッド」でも借入限度額で50万円超を希望するなら、併せて所得証明書の提出が求められます。

本審査

本審査は人的審査となり、個人信用情報や警視庁データベースへの参照が実施されます。

また、原則的にこのタイミングで本人在籍確認が行われ、勤務先に電話がかかってくると考えて良いでしょう。

とはいえ、電話は担当者の個人名で来るため、周囲にカードローン利用が分かってしまうことはありません。

カードが自宅に届く

本審査に通るとカードが自宅に届きます。

WEB完結なら契約は申込みの時点で完了し、その後書類をやり取りする必要はなくスピーディーです。

カードローンの利用は、基本的にカードが手元に届いてからとなります。

しかし、急ぎの場合は、指定した口座への振込(振込キャッシング)も可能です。

北海道銀行カードローンの審査基準は厳しい?

「ラピッド」の審査基準は公表されていません。

しかし、銀行系カードローンであることから、ある程度厳しい審査が行われると考えて良いでしょう。

年収の金額よりも、コンスタントに収入があることが重視されるのが一般的で、FXや株など一時的に大金は入っても収入が安定しないケースは基本的に対象外です。

かつて、銀行系カードローンは、総量規制の対象外でした。

総量規制とは年収の3分の1を超えてお金が借りられないという制度です。

ところが、銀行の貸しすぎが問題視されるようになったため、自主的な総量規制を実施しているところが増えています。

北海道銀行でも50万円超の借入限度額を希望すると、所得証明書の提出が求められるようになっており、総量規制を行っていると考えて良さそうです。

北海道銀行カードローンの貸付条件

  • 申込み時の年齢が満20歳以上75歳未満
  • 本人または配偶者に安定した収入のある人
  • 保証会社アコムの保証が受けられる人

「ラピッド」の申込み条件は上記3点です。

年齢条件を満たすことと、本人か配偶者に安定した収入があることが大前提です。

条件を満たしていれば、アルバイトやパートはもちろん、専業主婦や年金生活をしている人でも申し込めます。

アコムで金融事故を起こしている人は要注意

「ラピッド」の貸付条件の一つに、アコムの保証が受けられるという項目があります。

保証会社とは、カードローンの利用者が滞納などの金融事故を起こしたときに、利用者に代わって銀行に借金を返済する会社のことです。

利用者がきちんと返済しないと、お金を返してもらう権利(債権)は保証会社に移り、保証会社が回収業務に当たります。

損失が出るのを防ぐため、保証会社は利用者が信頼に値するかどうかを慎重に判断しなくてはなりません。

アコムをかつて利用していた経験があって、かつ金融事故を起こしている場合は要注意です。

その事実がアコムのデータベースに記録され、要注意人物扱いになるからです。

そのため、アコムで金融事故を起こしている人は、審査に落ちる可能性が高いでしょう。

総量規制に引っかからないために

北海道銀行は総量規制の自主規制をしている可能性が高いので、複数の金融機関からすでに借入をしている人は審査に通るハードルが上がります。

4社以上からの借入を抱えている人は要注意です。

年収の3分の1を超える借金がある場合は、少額の借金を完済するなどして借入している会社数と借金総額を減らしておく必要があるでしょう。

見落としがちなのが、クレジットカードのキャッシング枠です。

キャッシングを利用していない場合でも、キャッシング利用限度額が借金の総額に加算されてしまうので、総量規制に引っかかりやすくなります。

クレジットカードでキャッシングを利用するつもりがない場合は、キャッシング枠をゼロにしておくと効果的です。

北海道銀行カードローンの金利を徹底解説

利用限度額によって金利が変わってくる

「ラピッド」の金利は年1.9%~14.95%で、利用限度額が高いほど金利が低くなります。

利用限度額が10万円程度なら、最高金利の14.95%が適用されると考えて良いでしょう。

審査で利用者ごとの利用限度額が決められた時点で、それに応じた金利が設定される仕組みです。

とくに、初めての利用では信用度が上がっていないため、高めの金利になりがちです。

利用実績を積んでいけば、金利が下がったり利用限度額が上がったりする可能性が出てきます。

利息の計算方法を知ろう

利息は、金利と完済までの利用日数によって決まります。

たとえば、年利14.95%で3万円を15日借りた場合をみてみましょう。

この場合の利息は、3万円×14.95%×15日÷365日=184円となります。

他社の金利と比較してみよう

「ラピッド」の金利を把握するために、大手8社の金利と比較しておきましょう。

プロミス 4.5%~17.8%(最大利用限度額500万円)
アイフル 3.0%~18.0%(最大利用限度額800万円)
レイクALSA 4.5%~18.0%(最大利用限度額500万円)
アコム 3.0%~18.0%(最大利用限度額800万円)
三菱UFJ銀行カードローン 1.8%~14.6%(最大利用限度額500万円)
三井住友銀行カードローン 4.0%~14.5%(最大利用限度額800万円)
みずほ銀行カードローン 2.0%~14.0%(最大利用限度額800万円)
りそな銀行「プレミアムカードローン」 3.5%~12.475%(最大利用限度額800万円)

これをみると、銀行系カードローンのほうが最低金利も最高金利も低い傾向があることが分かります。

「ラピッド」の金利や最大利用限度額は、メガバンクと比べても見劣りしません。

北海道銀行カードローンの返済を徹底解説

返済日

「ラピッド」の返済日は、35日ごとに返済するか、月1回任意の返済日(6日を除く)を設定するかのどちらかを選べます。

35日ごとに返済する方法

35日ごとを選んだ場合、1回目の借入をした翌日から35日以内に返済する必要があります。

この期間内に追加融資を受けても、返済期日が延長されることはありません。

月1回任意の日に返済する方法

任意の日を設定した場合も同様で、途中で追加の借入をしても返済期日は変わりません。

また、返済期日の15日以上前に返済した場合、次回の返済期日にもう一度返済を求められるため注意しましょう。

資金に余裕があるのでない限り、あまり早々と返済してしまうのは考えものです。

15日を過ぎてからの返済であれば、返済期日は翌月になります。

「ラピッド」を利用するときは、計画的な返済が求められるでしょう。

返済方法

「ラピッド」の返済方法は、銀行振込かATMによる返済のどちらかになります。

銀行振込には安くない手数料がかかるのが普通なので、ATMを使うのが基本になるでしょう。北海道銀行のATMはもとより、セブン-イレブンやローソン、セイコーマートやファミリーマートなどといった全国の提携コンビニATMが手数料無料で利用できます。

ATMの利用に手数料がかかるカードローンも少なくないなか、手数料が一切かからないのは大きなメリットです。

とはいえ、ATMの種類や設置場所によっては、利用できない時間帯が出てくるでしょう。

使う予定のATMについて、あらかじめ営業時間を調べておくと安心です。

また、ほかの金融機関が設置している共同ATMは対象外です。

返済額

「ラピッド」の返済はリボ払いなので、最低払わなくてはならない最低支払額が決まっています。

借入残高が減ると、最低支払額(返済額)も少なくなるのです。

利用限度額が400万円以下かそうでないかで最低支払額が大きく変わってきます。

利用限度額が400万円以下のとき

借入残高 返済金額
10万円以下 2000円
10万円超~20万円以下 4000円
20万円超~30万円以下 6000円

利用限度額が400万円を超えているとき

借入残高 返済金額
10万円以下 1000円
10万円超~20万円以下 2000円
20万円超~30万円以下 3000円

北海道銀行カードローンを利用した人たちの口コミ

年齢 28歳
年収 300万円
借入目的 資格取得のため
借入額 30万円
性別 男性

転職を考えはじめたため、資格を取るための費用にしようと思ったのが利用のきっかけです。金利のことを考えると、銀行系カードローンが良いのではないかと思い、地元で有名な北海道銀行の「ラピッド」を選びました。人生で初めての経験だったので、うまく借りられるか不安でした。しかし、無事融資が受けられたのでホッとしています。
WEB完結を利用したこともあり、融資までの時間も大変スピーディーでした。ボーナスを使ってまとめて返済したため、利息も心配したほどではなかったのが良かったと思っています。

年齢 32歳
年収 280万円
借入目的 転勤のため
借入額 20万円
性別 女性

急に転勤が決まり、引越し費用が必要になりました。なにかと支払いが重なった時期だったこともあって資金が心もとなく、「ラピッド」にお願いすることにしたのです。職場への在籍確認があると聞いていたので、同僚に知られるのが一番の不安でした。ところが、電話は離席しているあいだに担当者の個人名でかかってきたらしく、なんの心配もいりませんでした。
引越しも無事終わり、毎月の返済も4000円程度と大きな負担ではありません。繰り上げ返済を利用して、できるだけ早い完済を目指すつもりです。

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