借入金が高額になる場合は消費者金融が取り扱っているカードローンよりも、金利が低いフリーローンの方が向いています。
しかし利用を検討している方の中には「審査に自信がない」「すでに他社のフリーローンの審査に落ちてしまった」などの理由で審査のないフリーローンを探している方もいるでしょう。
しかし正規のフリーローンを利用するためには、必ず審査を受ける必要があり、審査のないフリーローンは闇金業者と呼ばれる業者で利用には大きな危険が伴います。
このページではほぼ審査がないと言えるようなフリーローンのランキングや、正規のフリーローンに審査がある理由について解説していきます。
また、審査のないフリーローン(闇金)を利用するリスクについても解説するので、審査のないフリーローンを探している人はこちらもチェックしておきましょう。
審査の甘い・緩いフリーローンランキング!銀行の審査基準を徹底比較!金利が高いほど通りやすい
ほぼ審査なし?おすすめフリーローンのランキング
ほぼ審査なし=審査に通りやすいフリーローンのランキングは以下の通りです。
- 【1位】ジャパンネット銀行
- 【2位】イオン銀行
- 【3位】住信SBIネット銀行
- 【4位】大和ネクスト銀行
- 【5位】三井住友銀行
【1位】ジャパンネット銀行フリーローン
限度額 | 200万円 |
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金利(年) | 6.0%~18.0% |
使い道 | 原則自由(事業資金の利用は不可) |
即日融資の可否 | 不可 |
基本的に金利が高くなればなるほど、金融機関にとっては貸し倒れのリスクを下げることになり、多くの人へ積極的に融資をおこなうことができます。
そのため18.0%(多くの場合は金利の上限が適用される)というフリーローンの中では高く金利を設定しているジャパンネット銀行は、非常に審査に通りやすいと言えます。
※2020年4月現在、ジャパンネット銀行のフリーローンは新規受付を停止しています。
そのため、受付停止期間中はフリーローンと同額の金利で1000万円まで融資が受けられるジャパンネット銀行のネットキャッシングを利用しましょう。
【2位】イオン銀行フリーローン
限度額 | 10万円~700万円以内(10万円単位) |
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金利(年) | 3.8%~13.5% |
使い道 | 原則自由(事業資金の利用は不可) |
即日融資の可否 | 不可 |
イオン銀行を利用するメリットとしては、申込から融資まで来店が不要である点とイオン銀行店舗で繰り上げ返済が利用できる点です。
しかし、利用の際には契約1件につき2750円(税込)の事務手数料がかかります。
利便性の高さを重視する方はイオン銀行のフリーローンを利用しましょう。
【3位】住信SBIネット銀行フリーローン
限度額 | 10万円~1000万円 |
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金利(年) | 3.775%~12.0% |
使い道 | 原則自由(事業資金の利用は不可) |
即日融資の可否 | 不可 |
住信SBIネット銀行を利用するメリットとしては、50万円までは年収証明書の提出が不要である点や、繰り上げ返済の手数料は一切かからないなどの細かいサービスが受けられる点です。
また、住信SBIネット銀行の他商品(投資や保険・スポーツくじ)を併せて利用することで、フリーローンの金利を最大1.0%下げることができます。
投資やスポーツくじに興味のある方は、住信SBIネット銀行のフリーローンの利用を検討しましょう!
【4位】大和ネクスト銀行フリーローン
限度額 | 10万円~500万円 |
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金利(年) | 4.0%~9.5% |
使い道 | 原則自由(事業資金の利用は不可) |
即日融資の可否 | 不可 |
大和ネクスト銀行を利用するメリットとしては、申し込みから返済までインターネットで完結するため、家族にフリーローンの利用がバレる心配が少ない点です。
しかし、フリーローンを利用するためには大和ネクスト銀行の普通預金口座を開設する必要があるため、スピーディーな融資には向いていません。
時間はあるが家族に利用を秘密にしたい方は大和ネクスト銀行の利用を検討しましょう。
【5位】三井住友銀行フリーローン
限度額 | 10万円~300万円(1万円単位) |
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金利(年) | 5.975% |
使い道 | 原則自由(事業資金の利用は不可) |
即日融資の可否 | 不可 |
三井住友銀行のフリーローン(無担保型)を利用するメリットとしては、1万円ごとに細かく限度額を設定できる点です。
基本的にフリーローンの審査難易度は金利の高さによりますが、限度額を抑えることで申し込んだ金融機関の審査に通りやすくすることができます。
しかし、三井住友銀行のフリーローンは制約が多く、利用するためには以下の条件を満たす必要があります。
- 年収200万円以上
- 20~65歳以下
- 契約時に銀行窓口(ローン契約機)への来店必須
また、三井住友銀行のフリーローンで借りたお金を他社の借り換えに利用することができないなど、借入資金の使い道にも多くの制限があります。
三井住友銀行フリーローンを利用する際は公式ホームページの商品説明をよく確認してから申し込みましょう!
正規のフリーローンに必ず審査がある理由
正規のフリーローンが必ず審査を実施している理由としては以下などが挙げられます。
- 反社会勢力への融資を防止するため
- 過剰貸し付けを防止するため
反社会勢力への融資を防止するため
2000年代初頭消費者金融や銀行は好景気に乗り、ほとんど審査を行わずに多くの人へ融資をおこなっていました。
しかし中には反社会的勢力と繋がりのある利用者もいたため、一時は社会問題に発展しました。
その反省を生かし現在フリーローンへ申し込むと必ず反社会的勢力との繋がりがないか、警視庁のデータベースでの照会がおこなわれます。
なお、この警視庁のデータベース照会があるために、フリーローンで即日融資を受けることは実質的に不可能になっています。
そのため、即日融資を希望している方は消費者金融のカードローンを検討しましょう。
過剰貸し付けを防止するため
フリーローンが審査を実施するもう一つの理由は過剰貸し付けを防止するためです。
フリーローンに限らず全ての貸金業者は、利用者から利息付きの返済を受けることで利益を得ています。
しかし、過剰にお金を貸し付けると大抵の利用者は自己破産などの債務整理をおこなうため、お金を回収できなくなります。
そのため、利用者が債務整理をおこなわないラインを調査するために、フリーローンは審査をおこなっています。
審査なしのフリーローン(闇金)を利用するリスク
審査がないフリーローン(闇金)を利用するリスクについては、以下などを挙げることができます。
- 法外な高金利を課せられる
- 他社ローンの借入を強制される
- プライバシーを無視した取り立てを受ける
- 個人情報を悪用される
- 暴行や詐欺などの二次被害を受ける
審査なしの融資で法外な高金利を課せられる
闇金を利用する上での最も大きいリスクは、課せられる金利の高さです。
闇金業者は法定利率を守る気がないため、10日で1割や5割(トイチ、トゴ)などの法外な金利を課してきます。
法律的には法外な高金利を課せられた場合は元本を含め返済する必要はありませんが、職場や自宅への嫌がらせを受ける可能性は高いでしょう。
闇金の利用は絶対に止めましょう。
返済できなくなると他社からローンを借りさせる
闇金で借りたお金を返済できなくなると、他社からお金を借りて返済するように求められます。
しかし、正規のおまとめローンでもない限り安易な借り換えは借金地獄におちいるだけです。
正規のフリーローンであれば返済ができなくなった時点で借り換えを強制されることはなく、返済の猶予や利息の一部カットなどの対応を受けることができます。
闇金ではなくキチンとした正規のフリーローンを利用しましょう。
プライバシーを無視した取り立てがおこなわれる
闇金で借りたお金の返済期日が過ぎると職場や自宅へ電話を掛けてきたり、直接押しかけてくるなどのプライバシーを無視した取り立てがおこなわれます。
闇金の取り立てによって近所からの評判や社内評価が悪化し、引越しや転職を余儀なくされた人は多いです。
正規のフリーローンでも返済期日が過ぎれば確認の電話は掛かってきますが、必ず利用者の携帯電話に掛けられます。
自身の社会的評価を守るためにも闇金の利用は避けましょう。
個人情報を悪用される
闇金業者は個人情報を売買するブローカーと繋がりがある場合が多く、個人情報を聞くだけ聞いて連絡が取れなくなるなどの個人情報抜き取りの被害が相次いでいます。
売買された個人情報は国内外問わず悪用され、有料サイトの登録やクレジットカードの不正利用に繋がります。
一方正規のフリーローンは法律に基づく厳正な管理で個人情報を管理しているため、悪用や流用するリスクは限りなく低いと言えます。
自身の資産を守るためにも闇金の利用は避けましょう。
暴行や詐欺などの二次被害を受ける
闇金から借りたお金が返済できない場合、暴行を伴う財布や家財の差し押さえを受ける可能性があります。
また「利息を減らすから仕事を手伝え」など言われ、自身が詐欺などの犯罪に関与させられることもあるでしょう。
一度闇金と関係を持つと、お金の返済以外にも多くの被害を受けます。
繰り返しになりますが、闇金の利用だけは絶対に止めましょう。
審査なしのフリーローンを探す前に審査の対策を立てよう!
ここまで審査に通りやすいフリーローンのランキングや、正規のフリーローンに審査がある理由・闇金を利用するリスクについて解説してきました。
このページの内容をまとめると以下の通りになります。
- 審査のない正規のフリーローンは存在しない
- 正規のフリーローンで通りやすいのはジャパンネット銀行やイオン銀行
- 闇金を利用すると高金利の貸付やプライバシーを無視した取り立てがおこなわれる危険がある
審査のない闇金を探すよりも、正規のフリーローンの審査対策を立てることをおすすめします。