ダイレクトワンのカードローンを大手8社と徹底比較！メリット・デメリット

ダイレクトワンは、全国から申込み可能なスルガ銀行グループのカードローンです。

ネット申込みの場合でも、担当者が直接電話で商品説明や申込み内容の確認を行っており、顧客と向き合う姿勢を大切にしていることが特徴です。

お金を借りている期間は金利が発生しますので、借りすぎに注意して計画的に利用するようにしましょう。

今回は、他のローン会社と較べたダイレクトワンのメリット・デメリットについて詳しく解説していきます。

ダイレクトワンの基本情報

ご利用限度額	1万円～300万円
貸付利率	4.9%～20.0%(実質年率)
遅延損害金	20.0%(実質年率)
返済方式	定額リボルビング方式(30万円以下は36回以内、30万円超は60回以内)
返済期日	毎月1回の約定日
申込み条件	20歳～69歳までの、安定した収入のある方
利用目的	生活資金・事業資金
担保・保証人	不要

ダイレクトワンのメリット

担当者と対話しながら申込みできる
最短即日融資が可能
借入時のATM手数料をゼロにできる時間帯がある

担当者と対話しながら申込みできる

ダイレクトワンの申込み方法は、店頭窓口・電話・インターネットの3通りですが、必ず担当者と直接対話する機会が設けられています。担当者と会話することなくネット申込みが完結できるローン会社もある中、顧客と向き合い適正な審査を行うと表明している点は安心感の一つとなるでしょう。

最短即日融資が可能

店頭窓口や電話での申込みが、即日融資可能な方法です。ただし、電話申込みの場合は契約書をFAXした後に振込融資が行われるため、午前中の早い段階に申込み手続きを行うとよいでしょう。

借入時のATM手数料をゼロにできる時間帯がある

この方法を使うには、スルガ銀行ダイレクトワン支店への口座開設が必須となります。
スルガ銀行の口座からお金を下ろす際、平日7時～18時と土曜の9時～14時であればコンビニATMやゆうちょ銀行・イオン銀行でもATM手数料がかかりません。それを踏まえ、テレホンセンターにダイレクトワン支店の口座宛に振込融資を依頼後、その時間内に借りたお金を下ろせばATM手数料ゼロとなります。ただし、それ以外の時間帯ではATMの時間外手数料がかかるので、注意が必要です。”

ダイレクトワンのデメリット

店頭・電話申込みや審査結果の連絡は平日のみ
店頭契約以外の場合は郵送物がある
総量規制の対象となる

店頭・電話申込みや審査結果の連絡は平日のみ

インターネットでの申込みは24時間365日可能ですが、土日祝日に申し込んだ場合は翌営業日に審査結果連絡となることが、ダイレクトワンのホームページに明記されています。店頭窓口や電話窓口の営業日も平日だけで、土日祝日に急いでお金を借りたいというニーズへの対応がないのが現状のようです。

店頭契約以外の場合は郵送物がある

ダイレクトワンではカードレスサービスの提供がないため、契約後は必ずカードが発行されます。電話やインターネットからの申込みでも、店頭窓口でのカード受取りを選択可能ですが、平日に店頭窓口へ行くことができない人は郵送でのカード発行となります。家族に知られずお金を借りたい人は、この点を考慮した対応が必要でしょう。

総量規制の対象となる

スルガ銀行グループといってもダイレクトワンは貸金業者なので、貸金業法の総量規制が適用されます。他の貸金業者を含めた融資残高が年収の3分の1を超えないよう融資が行われることから、契約極度額内であっても追加融資を受けられないケースが起こり得ます。また、他社の残高によっては審査に通らないことも考えられます。”

ダイレクトワンの審査の流れを徹底解説

公式サイトから申込み
申込み内容の詳細確認
勤務先への在籍確認
仮審査結果の連絡
必要書類の提出
本審査と契約手続き・カード発行
借入れ

公式サイトから申込み

まず、ダイレクトワンの公式サイトから申込み手続きを行います。土日祝日の申込みは、翌営業日の受付となります。
個人情報の取扱いや会員規約等に同意した後、審査に必要な次の情報を入力します。ダイレクトワンでは、サイト上での入力項目を少なくして、詳細は電話で確認する方針がとられています。

申込みのきっかけ
氏名・生年月日
性別
住所・電話番号
年収を含む勤務先情報
希望極度額・使い途
希望する連絡先(自宅・携帯・勤務先のいずれか)
Eメールアドレス
審査連絡用パスワード

申込みページでは、運転免許証番号や他社借入状況の入力は行いません。

平日の営業時間内であれば、店頭窓口や電話での申込み方法を選択することができます。

申込み内容の詳細確認

公式サイトからの申込みの場合、他社借入れ状況等の詳細確認を目的として、希望した連絡先に電話連絡が入ります。「担当者から直接お電話させていただき、適正な審査を行なっております。」と公式サイトに明記されているため、質問事項には事実に基づき的確に回答することが、スムーズな審査への必要条件となります。
なお、店頭窓口や電話での申込みの場合は、その場で申込み内容の詳細確認が行われます。

勤務先への在籍確認

申込み内容の詳細確認後、申込者が勤務先に所属しているかどうか確認するために、勤務先への確認電話が行われます。在籍確認は個人名を名乗って行われますが、日時等の要望があれば、先に担当者に伝えておくとよいでしょう。休暇や外勤で本人が不在でも、在籍している旨の受け答えがあれば大丈夫です。本人に電話が取り次がれた場合には、後でかけ直すと伝えれば在籍確認は完了です。

仮審査結果の連絡

勤務先への在籍確認後、申込み当日又は翌営業日にEメール又は電話で仮審査結果の連絡があります。Eメールで結果連絡があった場合は、申込時に入力した審査連絡用パスワードが必要となるので、忘れないようにしましょう。審査が通過した場合は、今後の手続きの流れについて案内されます。
店頭窓口での申込みの場合は、30分程度かかりますがその場で仮審査結果が回答されます。また、電話での申込みの場合は電話で仮審査結果が回答されます。

必要書類の提出

仮審査に通過したら、本人確認資料を提出します。提出方法は、店頭窓口への持参・FAX・郵送から選ぶことができ、公式サイトからの申込みの場合は、指定されたページへのアップロードも選ぶことができます。ダイレクトワンで利用可能な本人確認資料は、次のとおりです。

運転免許証又は運転経歴証明書
マイナンバーカード(表面のみ)又は住民基本台帳カード
特別永住者証明書又は在留カード
パスポート又は健康保険証

パスポート又は健康保険証を本人確認資料とする場合や、本人確認資料に記載の住所が現住所と異なる場合は、現住所が記載された次の書類のうち1点をあわせて提出します。発行日から6か月以内であることが条件となります。

納税証明書又は国税・地方税の領収書
社会保険料の領収書
公共料金の領収書（電力会社、水道局、ガス会社、NHK発行のもの）
住民票の写しまたは住民票の記載事項証明書

契約極度額が50万円を超える場合や、他の貸金業者を含めた借入総額が100万円を超える場合には、収入証明書類を1点提出する必要があります。契約手続きをスムーズにするため、あらかじめ用意しておくことをおすすめします。収入証明書類の具体的は、次のとおりです。

給与所得の源泉徴収票
直近2か月分以上の給与明細書
住民税決定通知書
市区町村発行の所得証明書
確定申告書

個人事業主や自営業者の契約時に利用可能な収入証明書類は、ダイレクトワンから指示されたものを用意します。

本審査と契約手続き・カード発行

必要書類の提出後に、本審査が行われます。仮審査に通過していれば、申込み内容と提出書類の記載内容との間に矛盾がない限り、本審査で落ちるケースは少ないといわれています。
本審査完了後は、指定されたページにアクセスして契約内容を確認します。その後、自宅へカードが郵送されます。契約書類を郵送・FAXした後に自宅へカードを送ってもらう方法や、店頭窓口に契約書類を持参してその場でカードを受け取る方法も選ぶことができます。

借入れ

契約完了後は、店頭窓口やATMを通じて必要な金額を借入れます。テレホンセンターに電話して、指定口座に借入額を振込んでもらうこともできます。使いすぎに気をつけて、計画的にダイレクトワンを活用しましょう。”

ダイレクトワンの審査基準は厳しい？

ダイレクトワンの申込み手続きの中に担当者との直接対話が組み込まれているため、コンピューターに依存しない審査を行っているものと考えられます。ただし、具体的な審査内容は公表されていません。
審査にあたっては、返済能力を判断するために必ず個人信用情報の確認が行われます。そのため、他の貸金業者で年収の3分の1以上の借り入れがあることや、他社の債務に延滞があることがわかった場合には、審査に通過しづらくなります。あるいは、貸金業者以外の債務が複数ある場合も、債務総額の面から審査に通ることは難しくなります。
他社の債務に延滞がなく、年収と借入総額から返済能力に問題なしと判断されれば、審査に通過する可能性が出てきます。”

ダイレクトワンの貸付条件

ダイレクトワンで契約して貸付を受けるためには、安定収入があることが条件となります。総量規制を超えた貸付にならないかどうかも、厳格にチェックされます。これらの条件を満たせば、主婦やパート・アルバイトの人でも申込みが可能で、審査に通ることで貸付を受けることができます。貸付ごとに使い途を確認されることはありません。

個人信用情報は審査に必須

個人信用情報は、契約者の借入総残高を正確に把握することを目的の一つとして、契約者の同意の下で貸金業者や金融機関に利用されています。また、貸金業者は指定信用情報機関に加入することが、貸金業法で義務づけられています。そのため、ダイレクトワンの審査にあたっては、株式会社日本信用情報機構(JICC)と株式会社シー・アイ・シー(CIC)2社に登録されている個人信用情報の確認が必ず行われます。

借入総残高の他にも、債務の支払状況や延滞情報等といった与信判断の資料となり得る情報が登録されています。例えばCICでは、債務返済の遅延情報を、契約期間中及び契約終了後5年以内の期間保有すると決められています。そのため、1回の延滞でも長期にわたり与信判断に影響するケースも考えられます。

借入残高が総量規制を超えていると審査に通らない

貸金業者が新規の融資申込みを受けた場合には、個人信用情報を使って他社借入残高を調査することが義務づけられています。そのため、申込者からの申告有無にかかわらず、他社借入残高を正確に把握した上で審査が進められます。その結果、他社借入残高が年収の3分の1を超えることがわかった場合には、審査に通りません。仮に総量規制を超えた融資を行った場合は、業務停止命令を含む行政処分が予定されているため、他社借入残高の確認は厳格に行われ、総量規制の例外も緊急医療費等に限定されています。
ただ、ダイレクトワンは使い途自由なカードローン商品であるため、申込時に総量規制の例外にあたると相談しても、審査に反映されない可能性があります。”

ダイレクトワンの金利を徹底解説

他の消費者金融・銀行カードローンとの金利比較

カードローン名	最低金利	最高金利
ダイレクトワン	4.9%	20.0%
SMBCモビット	3.0%	18.0%
アイフル	3.0%	18.0%
プロミス	4.5%	17.8%
オリックス銀行カードローン	1.7%	17.8%
静岡銀行カードローン	4.0%	14.5%
スルガ銀行カードローン	3.9%	14.9%
楽天銀行スーパーローン	1.9%	14.5%

消費者金融4社の中で、最低金利・最高金利ともダイレクトワンが一番高いことがわかります。系列のスルガ銀行カードローンと比較しても高めの金利設定となっています。ただし、利息制限法により契約極度額10万円以上の最高金利は18.0%、契約極度額100万円以上の最高金利は15.0%に読み替えられます。”

貸付利息は個別決定

ダイレクトワンの貸付利率は利用限度額によって異なりますが、基本的には申込者個別に貸付利率が決定されます。
10万円を貸付利率20%で借りた場合、30日分の利息は約1,643円となります(1日あたり54.7円)。ちなみに、ダイレクトワンで10万円を借りた際の約定返済額は4,000円ですが、その額だけの返済では32か月かかります。32か月分の利息総額は1,643円×32か月=約52,576円になります。
一方、11万円を貸付利率18%で借りた場合には、30日分の利息は約1,627円となります(1日あたり54.2円)。11万円を借りた際の約定返済額8,000円を返し続けると15か月で返済完了となり、15か月分の利息総額は1,627円×15か月=約24,405円になります。
2つの例から、借りた額が少なくても、返す期間が長くなればそれだけ払う利息も多くなることがわかります。一方、契約極度額や増額返済額によっては、借りた額が同じでも利息が少なくなります。貸付利率が高いからこそ、返済計画をきちんと立てたいものです。”
ダイレクトワンの返済を徹底解説

返済日

ダイレクトワンでは、月1回の返済日を契約時に自分で決めることができます。給料日の変更等で既に決めた返済日を変更したい場合は、お客さま相談センターへ連絡することで変更可能です。返済日が土日祝日にあたる場合には、翌営業日が返済日となります。
返済期日の10日前から、当月分の返済が可能となります。ただし、11日前以前に返済すると繰上げ返済として取り扱われることになり、返済期日までにもう一度返済しなければ当月分延滞の扱いとなってしまいます。
次回の返済日案内は、店頭やATM手数料での返済であれば利用明細書に記載されます。一方、口座振込で返済した場合は返済日の案内がないため、返済日の自己管理が大切となってきます。

返済方法

ダイレクトワンでの返済方法は、ATMでの返済・店頭窓口での返済・銀行振込での返済の3通りです。
ATMで返済する場合は時間帯にかかわらず、返済金額によって1回あたり108円又は216円の手数料が発生します。コンビニATMが稼働していても、早朝・深夜にダイレクトワンの返済が行えない時間帯があるので注意が必要です。
銀行振込で返済する場合は、平日15時以降の振込は翌営業日扱いになることと、振込手数料が自己負担になる点への留意が必要です。自分の口座に返済資金を預け入れる際にも、ATM手数料がかかる時間帯があります。
返済時にかかる手数料を少なくするために、自分の都合に合った返済方法を使い分けるとよいでしょう。

返済額

ダイレクトワンでは、利用時の借入残高に応じて毎月の約定返済額が決まります。約定返済額以上であれば、多めに返済しても構いません。
借入残高30万円以下の場合は36回以内、30万円を超える場合は60回以内となるよう約定返済額が決められていますが、ここでは借入残高100万円までの場合の約定返済額をご紹介します。

借入残高	約定返済額
100,000円以下	4,000円
100,001円～200,000円	8,000円
200,001円～300,000円	12,000円
300,001円～400,000円	12,000円
400,001円～500,000円	15,000円
500,001円～600,000円	18,000円
600,001円～700,000円	21,000円
700,001円～800,000円	24,000円
800,001円～900,000円	27,000円
900,001円～1,000,000円	30,000円

ダイレクトワンを利用した人たちの口コミ

年齢	30歳
年収	260万円
借入目的	歯科治療
借入額	20万円
性別	女性

前歯がひどく痛むので歯医者さんに行った際、見栄えの良い歯を入れるには保険外治療になると言われました。その歯医者さんではクレジットカードが使えなかったので、広告で見たことがあったダイレクトワンに申込むことにしました。ネットで申込んだにもかかわらず、担当者から電話が来て、詳しく事情を聞いてくれました。窓口が近くにあったので、翌日にカードを受け取ることができ、治療もスムーズに行うことができました。

年齢	38歳
年収	300万円
借入目的	罰金の支払い
借入額	10万円
性別	男性

高速道路でスピード違反をしてしまい、罰金を納めることになってしまいました。税金をカードで払えても罰金はカードで払えないし、罰金を延滞すると20日間の労役場行きになると検察官から知らされていたので、自宅近くのダイレクトワンでお金を借りることにしました。仕事が平日休みなので、窓口で申込みを行ったのですが、契約から借入までその場でできたので助かりました。3か月後のボーナスで完済しました。