コロナでカードローンはどんな影響を受けた?特別融資や営業時間の変更を完全解説!

コロナでカードローンはどんな影響を受けた?

新型コロナウイルスの感染拡大防止のため多くの企業が営業の自粛や、業務の縮小をおこなっています。

中には収入が減ったことでカードローンの返済が厳しくなった人もいるでしょう。

このページでは新型コロナウイルスの影響で、特別なサービスを提供し始めたカードローンについて解説していきます。

また、コロナの影響で営業時間などが変更されたカードローンも解説するため、相談にいく際はそちらもチェックしておくとよいでしょう。

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コロナの影響で特別なサービスを提供しているカードローン!

2020年5月現在、新型コロナウイルスの影響で特別なサービスを提供し始めたカードローンとしては以下の4つを挙げることができます。

  • プロミス
  • ジャパンネット銀行
  • 西日本シティ銀行
  • 三菱UFJ銀行

具体的なサービス内容については次から詳しく見ていきましょう。

審査手続きの緩和や特別な融資が受けられるプロミス!

新型コロナウイルスの影響を受けた人に向けて、プロミスは以下の3点の特例対応を開始しました。

  • 収入証明書提出期限の延長
  • 事業計画書提出の免除
  • 無利息で10万円の融資が受けられる応援融資の実施

収入証明書提出期限の延長

通常時にプロミスを利用するにあたって、以下の条件に該当する場合は2ヶ月以内に収入証明書を提出する必要があります。

  • 提出した収入証明書の発行日から3年以上が経過した
  • プロミスの利用限度額が50万円を超える
  • プロミスの利用限度額と他金融機関からの借入合計が100万円を超える

しかし収入証明書の発行は会社での手続きが必要になり、出社が難しい現状で2ヶ月以内に書類を入手するのは難しいと言えるでしょう。

そのため、現在プロミスは収入証明書の提出期限を2ヶ月から6ヶ月に延長しています。

高額の融資を受けたいが収入証明書が準備できない、という方でも安心してプロミスへ申し込みましょう!

事業計画書提出の免除

プロミスの自営者カードローンを利用するためには、事業・収支・資金計画書の提出が必要になります。

しかし緊急事態宣言が発令している中で、事業やお金に関する正確な計画を立てることは難しいでしょう。

そこでプロミスは現在、計画書の提出に代わり事業状況の確認などで審査をおこなっています。

事業計画書の提出がネックで自営者カードローンの利用をためらっていた方は、この機会にプロミスの利用を検討しましょう!

無利息で10万円の融資が受けられる応援融資の実施

新型コロナウイルスの影響で収入の減少などの経済的被害を受けた方は、プロミスの応援融資を受けることができます。

応援融資のスペック
利用限度額 10万円
借入利率 無利息(貸付から1年後は4.50%)
返済日 3ヶ月に1回(貸付から1年後は毎月の月末)

なお、応援融資は新規契約者や既にプロミスと契約している方でも利用が可能ですが、総量規制の範囲内での融資になることを注意しましょう。

利息のキャッシュバックが受けられるジャパンネット銀行!

ジャパンネット銀行のネットキャッシングを利用している方は、以下のキャッシュバック制度を利用することが可能です。

対象者 制度内容
2020年4月1日以降にネットキャッシングを契約した人 初回借入日から91日間※に発生した利息を約定返済翌月に毎月キャッシュバック
2020年3月31日以前にネットキャッシングを契約した人 追加借入日から2ヶ月間で発生した利息を7月にまとめてキャッシュバック

※新規契約者は30日間の無利息期間サービスを利用できるため、実質的には61日間のキャッシュバックになる

また、ジャパンネット銀行のビジネスローン(法人向け・個人事業主向け)を利用している方もキャッシュバックを受けることができます。

詳細は以下の通りです。

申込期間 2020年6月30日まで
契約期限 2020年7月31日まで
対象者 申込期間中にビジネスローンを申し込み、契約期限までに契約した人
内容 契約月から2ヶ月後の月末までを無利息期間とし、利息分をキャッシュバック

ただし、ネットキャッシングやビジネスローンのキャッシュバックは、無利息期間中に一度も延滞していないことが条件です。

ジャパンネット銀行のキャッシュバックを利用する際は、返済額と返済期日をよく確認しておきましょう!

元金の返済据置ができる西日本シティ銀行!

2020年9月30日までに西日本シティ銀行を新規で契約した方は、以下の特別対応を受けることができます。

内容
  • 半年間の元金返済据置
  • 元金据置期間中の利息の全額キャッシュバック
対象商品
  • NCB EZフリーローン(「Web完結型」「子育てママ応援」含む)
  • NCB フリーローン VCLASS
  • NCB フリーローン キレイのミカタ
対象者条件
  • 新型コロナウイルスの影響を受けた
  • 対象商品をWeb(電話)で申し込み、Web上で契約をした
  • 申し込み金額が10万円以上100万円以下

なお、特別対応を受ける際は、対象者条件を全て満たす必要があります。

対象者条件をよく確認した上で、9月30日までに西日本シティ銀行のカードローンへ申し込みましょう!

3000万円を1.5%で借りられる三菱UFJ銀行!

新型コロナウイルスの影響を受けた法人・個人事業主は三菱UJ銀行の災害等特別融資を受けることができます。

災害等特別融資の概要
対象者 新型コロナウイルスの影響を受けた法人・個人事業主
限度額 3000万円
金利 1.475%~
返済期間 5年以内

なお、災害等特別融資を受ける際にも審査が必要になる点は注意しましょう。

まずは、三菱UFJ銀行の店舗へ相談の電話を掛けることから始めましょう!

コロナの影響で支払に関するサポートを実施しているカードローン一覧

プロミスやジャパンネット銀行など特別対応の実施を発表している金融機関は少ないですが、多くのカードローン会社は新型コロナウイルスの影響で返済が困難になった利用者へ向けてサポートセンターを設置しています。

以下にサポートセンターを設置している消費者金融とセンターの電話番号、受付時間をまとめました。

消費者金融 電話番号 受付時間
プロミス 0120-24-0365 平日9:00~18:00
アコム 0120-629-215 平日9:00~18:00
アイフル 0120-109-437 平日9:00~18:00
SMBCモビット 0120-24-7218 平日9:00~18:00
レイクALSA 0120-019-208 平日9:30~18:00

借り入れ状況などによっては、返済期日の延長や金利の免除などが受けれる可能性があります。

まずは気軽に電話で相談するところから始めましょう!

コロナの影響で店舗の営業時間を縮小しているカードローン一覧

新型コロナウイルスの影響で多くのカードローンの店舗は、営業時間の短縮や一時休業をおこなっています。

以下にカードローン会社と短縮後の営業時間をまとめました。

アコム 全有人店舗の休業・自動契約機の営業時間短縮(9:00~18:00)
アイフル 一部店舗※の休業
レイクALSA 自動契約機の営業時間短縮(9:00~18:00)

※休業しているアイフルの店舗は以下の通りです。

  • 札幌駅前店
  • 盛岡店
  • 仙台駅前店
  • 宇都宮JR駅前店
  • 大宮西口店
  • 千葉店
  • 池袋東口店
  • 新潟店
  • 金沢駅前店
  • 金山店
  • 梅田店
  • 兵庫店
  • 岡山店
  • 広島店
  • 高松レインボー通り店
  • 博多駅前店
  • 新市街店
  • 鹿児島中央駅店
  • 小禄店

自粛期間中に店舗や自動契約機の利用を検討している方は、事前に営業時間を調べておきましょう!

コロナの影響で多くのカードローンは問合せや審査に時間がかかる!

多くのカードローン会社が自動契約機や店舗の営業を停止したため、サポートセンターに人が集中しています。

そのため、問合せや新規の審査には通常時より時間がかかることが予想されます。

問合せや審査手続きは余裕を持っておこないましょう。

コロナの影響でカードローンの返済ができない場合は債務整理を検討しよう!

新型コロナウイルスの影響で利用会社に相談をしても、返済が困難である場合は債務整理を検討しましょう。

債務整理には任意整理・個人再生・自己破産の3つがあり、それぞれ性質が異なります。

詳しい違いなどは次から見ていきましょう。

利息のカットができる任意整理

任意整理とは利用者に代わって弁護士や司法書士などがカードローン会社と交渉することで、利息をカットできる手続きのことです。

任意整理は整理の対象を自身で決めることができるため、自宅や車を必ずしも処分する必要がない点がメリットとして挙げられます。

なお任意整理にかかる費用は1社あたり3~5万円+減額の10~20%程度です。

借金が最大10分の1になる個人再生

個人再生は裁判所の手続きによって、借金を大幅にカットできる手続きのことです。

自己破産と違い、借金の全額免除にはなりませんが、資産の中で住宅だけは残すことができます。

なお個人再生にかかる費用の相場としては50万円程度です。

借金が0になる自己破産

自己破産とは裁判所の許可を得て借金の全てをゼロにする手続きのことです。

ただし、以下などのケースに該当する場合は自己破産の許可を得ることはできません。

  • 財産隠しや財産価値を減少させる行為をした
  • 換金目的でクレジットカードを利用した
  • 一部の債権者に有利な返済をした
  • 借金の理由がギャンブル
  • 破産申立から1年以内に分割払いを利用した
  • 裁判所に虚偽の情報を申告した
  • 過去7年以内に自己破産を受けた

自己破産にかかる費用は30~70万円程度です。

また、国税の納付や損害賠償金、養育費の支払いなどは自己破産で免除されない点は覚えておきましょう。

どの債務整理が適切かは人によって異なります。

ますは法テラスなどで相談をするところから始めましょう!

まずは利用している金融機関に相談をしよう!

このページでは新型コロナウイルスの影響で、特別なサービスを提供し始めたカードローンや営業時間が変更されたカードローンなどを解説してきました。

このページの内容をまとめると以下の通りになります。

  • コロナの影響でプロミスやジャパンネット銀行は特別なサービスを提供している
  • コロナの影響で多くのカードローン会社は窓口や自動契約機の営業時間を減らしている
  • コロナの影響でカードローンの支払いが困難である場合は債務整理を検討しよう

まずは、利用している金融機関へカードローンの返済について相談をするのが先決だと言えます。

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