カードローン利用にあたって、利用経験の大小に関わらず「審査に通るのだろうか」という不安を抱きがちではないでしょうか。
契約可否の判断基準が分かりづらく、ますます心配になりますよね。
近年の大手消費者金融や銀行系カードローンでは、申込書の内容を機械的に判断する「審査の自動化」が進んでいます。
ごく簡単なポイントを押さえて申し込むだけで、こうした審査システムに対する十分な対応が取れますよ。
同時に「なぜカードローン審査に不安を感じるのか」という点も振り返り、迅速&スムーズなキャッシングを実現しましょう。
審査の甘いカードローンランキング!審査の緩い・通りやすいカードローンの特徴
審査が不安な人におすすめのカードローン
審査が不安な人におすすめのカードローンとしては、以下などが挙げられます。
- J.Score
- SMBCモビット
- セントラル
商品の概要など詳しくは次から見ていきましょう。
J.ScoreはSNS感覚で審査を申し込める!
商品概要 | |
---|---|
限度額 | 10万円~1000万円(10万円単位) |
金利(実質年率) | 0.8〜15.0% |
J.Scoreはみずほ銀行とソフトバンクが共同で設立した新しい消費者金融です。
J.Scoreでは通常の年収などの申告に加え「コンビニエンスストアやスーパーマーケットの支払いは現金派?カード派?」など日常生活に関する質問に答えることで、将来の返済能力を踏まえた上で審査を受けられます。
また質問と回答はチャット形式でおこなわれ、LINEなどのSNSを使う感覚で審査を受けることができます。
手軽にカードローンの審査を受けたい場合は、J.Scoreへの申込みを検討しましょう!
セントラルは審査の通りやすさに定評がある!
商品概要 | |
---|---|
限度額 | 1万円~300万円 |
金利(実質年率) | 4.8%~18.0% |
セントラルは中小消費者金融に属するカードローンで、審査の通りやすさが特徴です。
一方で以下などの大手消費者金融並のサービスも提供しており、利便性も全く損なわれていません。
- Web完結
- 即日融資
- 30日間の無利息期間サービス
- セブン銀行からの借入・返済
- 都内外数10箇所以上の有人・無人店舗展開
審査に通りやすく、便利なカードローンを利用したい場合はセントラルへの申込みを検討しましょう!
カードローンの審査が不安な人は審査基準を把握しよう!
全てのカードローンに共通する審査基準は以下のとおりです。
- 利用条件に当てはまるか
- 他社借入が多くないか
- 信用情報に傷がないか
詳しくは次から見ていきましょう。
利用条件に当てはまるか
カードローンには利用条件が設定されており、当てはまらない場合は必ず審査に落ちてしまいます。
以下に多くのカードローンが設定している利用条件をまとめました。
- 申し込み時の年齢が満20歳以上69歳以下
- 申込者本人に安定した収入がある
なお、カードローンの審査担当者に安定した収入があると判断されるためには、少なくとも以下の条件を全て満たしている必要があります。
- 月収8万円以上
- 月々の収入に大きなバラつきがない
- 今後も収入が得られる見込みがある
- 連続して3ヶ月以上収入を得ている
カードローンの審査を申し込む前に、数ヶ月分の給与明細を確認して自身の収入状況をチェックしておきましょう!
他社借入が多くないか
カードローンの審査では他社の借入状況がチェックされます。
特に以下に当てはまる場合、カードローンの審査にとおるのは難しいでしょう。
- 年収の3分の1を借りている
- 借入件数が4件を超えている
理由など詳しくは次から見ていきましょう。
年収の3分の1を借りている
消費者金融は貸金業法という法律によって、年収の3分の1(総量規制)以上の融資を法律で禁止されています。
そのため既に年収の3分の1を借りている場合、新規に借り入れることはできず、審査に落ちてしまいます。
すでにカードローンを利用している場合は、他社の借入残高と年収を確認してから新規のカードローン審査を申し込みましょう!
借入件数が4件を超えている
カードローンの借入件数が多いと、以下などの理由で審査にとおりづらくなります。
- ローンの管理能力が低いと判断される
- 新規のカードローンの返済に回せる額が少なくなる
- 今後債務整理をする可能性が高いと判断される
また「カードローンの借入件数が4件以上ある場合は利用不可」などと借入件数について明確に審査基準を公表しているカードローン会社は少ないですが、債務整理をする多重債務者が平均4件のカードローンを利用していることを考えると、4件という数字は審査の成否を決める1つのボーダーラインだと言えます。
現在借入件数が4件以上ある場合は、おまとめローンを利用するか返済を進めてから新規のカードローンの審査を申し込みましょう!
信用情報に傷がないか
カードローンの審査では信用情報がチェックされるため、過去に以下などの金融事故を起こしていると審査にとおるのは難しいでしょう。
- クレジットカードの支払い延滞
- カードローンの返済の遅れ
- カードの強制解約
- 携帯電話料金の滞納
- 保証会社経由の家賃滞納
- 保証会社などの代位弁済
- 奨学金の返済滞納
- 連帯保証人の返済滞納
しかし信用情報には保存期間が設定されているため、金融事故の解消から一定期間が経過していれば審査にとおる可能性はあります。
上記の金融事故に心当たりのある場合は、カードローンの審査を申し込むまえに、信用情報を確認しましょう!
信用情報を確認する方法
信用情報はCICやJICCなどの個人信用情報機関に照会を依頼することで確認できます。
以下に信用情報機関ごとの照会方法をまとめました。
【CIC】
- ①CICにクレジット契約で利用した電話番号から電話を掛ける
- ②受付番号を控える
- ③クレジットカードで照会費用(1件につき1000円)を払う
- ④受付番号を入力
- ⑤WEBで信用情報を確認する
【JICC】
- ①「スマートフォン開示受付サービス」のアプリをダウンロード
- ②アプリからメールを送信
- ③パスワードを入力
- ④氏名・生年月日・住所・電話番号を入力
- ⑤本人確認書類を送信
- ⑥開示手数料の支払い
- ⑦郵送される照会結果の確認
【KSC】
なおKSCはWEBや来店での照会に対応しておらず、郵送のみの対応になります。
以下の3点を信用情報センターに送付して信用情報を取り寄せましょう。
- 開示請求申込書(KSCの公式サイトよりダウンロード可能)
- 定額小為替証書1000円分(郵便局にて購入可能)
- 本人確認資料(運転免許証やパスポート、マイナンバーカードなど)
なお、送付先は以下のとおりです。
東京都千代田区丸の内2-5-1
一般社団法人全国銀行協会
全国銀行個人信用情報センター
提携機関の信用情報を確認しよう!
信用情報は利用したいカードローン会社が提携を結んでいる機関のものを確認しましょう。
なぜなら金融機関は提携を結んでいる機関の信用情報を元に、審査をおこなうためです。
基本的に消費者金融はCICとJICC、銀行はKSCと提携を結んでいます。
しかし一部例外もあるため、利用したいカードローンを決めたら公式サイトの商品概要から提携機関をチェックしておくことをおすすめします。
カードローン審査が不安な方向け!審査に通る裏ワザ
カードローンの審査にとおるかどうか不安な方は、以下などの対策をしましょう。
- 年収は端数を切り上げて申告する
- 電話には迅速&丁寧に対応する
- 少額希望の場合も収入証明書を提出する
- 固定費を削減する
- 中小消費者金融へ申し込む
- 希望借入額を抑える
詳しくは次から見ていきましょう。
年収は端数を切り上げて申告する
カードローン審査のなかでも「年収(収入額)」は最重要視される項目です。
できるだけ正確な申告が求められる一方で、千円以下の端数については申込書に記入する必要がありません。
こうした申込手続きの特徴を利用し、少しでもいい条件で審査してもらえるよう「年収は千円以下の端数を切り上げて申告する」ことを心がけましょう。
【例】年収額=3,994,000の人の場合
- 正確に記入した場合:「399万円」で審査されてしまう。
- 端数切り上げで記入した場合:「400万円」で審査してもらえる。
実際にコンピュータによる審査が行われる際は、10万円単位で年収評価が行われています。さらに、ちょっとした収入額の違いは「総量規制審査」に大きく影響をもたらします。
【総量規制審査とは?】…利用者保護の観点から、貸金業法では「年収の1/3までしか融資してはならない」と決まっています。
これは総量規制と呼ばれ、消費者金融・銀行系カードローンの両方で厳守されるべき審査ルールのひとつとされています。
上記の例を取り上げると、正確に記入した場合「390万円÷3=130万円」が融資上限になってしまいます。
これを年収額400万円として審査してもらえる場合は「400万円÷3≒133万円」と上限額が大きくなるのです。
ほんのわずかな違いが審査上のより良い評価に繋がることを考えると、年収の端数切り上げテクニックを利用しない手はありません。
電話には迅速&丁寧に対応する
カードローン審査中は、金融機関ごとのフロー&審査状況に応じ、申込者の携帯電話に直接連絡が行われることもあります。
いずれも契約の双方にとって重要な内容であり、架電の目的が果たされないと、審査フローを進めてもらうことが出来ません。
【電話がかかってくる理由】
- 申込書の不備を知らせ、正しい情報を確認するため
- 「急いで借りたい」等の個別の事情にあわせた対応を行うため
- 電話番号が架空のものでないか確認するため
また、こうした電話には「申込者の人柄&申込目的が信用できるものか」を確認する目的も含まれています。
スピーディに現金を借入できるという性質上、カードローンには少なからず不正利用目的の申込みも存在するからです。
電話がかかってきた場合は誠実に対応し、指示通りの内容で迅速に手続きを進めることが、審査に落ちる可能性を低く抑える効果に繋がります。
少額希望の場合も収入証明書を提出する
一般的に借入希望額を50万円以下に設定している場合は、収入証明書を提出する必要はありません。
しかし借入希望額を少額に設定している場合でも、自主的に収入証明書を提出することで、以下などの理由から審査にとおりやすくなります。
・収入の安定性をアピールできる
・前向きに利用を検討していることが伝わる
なお、カードローンの審査で収入証明書として利用できるものとしては、以下などが挙げられます。
- 3ヶ月分の給与明細書
- 源泉徴収票
- 確定申告書
まずは会社の経理部や役所などで、収入証明書を受け取ることから始めましょう!
固定費を削減する
カードローンの審査では固定費もチェックされます。
特に家賃の支払いや住宅ローンの支払い額が高ければ高いほど、返済に回せるお金が少なくなるため、審査に落ちやすくなります。
可能であれば大家に交渉する、住宅ローンの月々の返済額を減らすなどして、固定費を下げてからカードローンの審査を申し込みましょう!
中小消費者金融へ申し込む
様々な事情からどうしても審査に不安が残る場合、中小消費者金融のほうがおすすめできます。
機械的に年収や信用情報(=過去のローン利用履歴)を判断するのではなく、丁寧なヒアリングをもとにした人の力重視の審査が行われるからです。
近年の大手カードローン会社では、スコアリングシステムを使った審査の自動化が推進されています。
その結果、基準さえ満たせば迅速&スムーズにお金を借りられるものの、申込者ひとりひとりの人柄や事情はほとんど考慮されなくなりました。
なんらかの挫折から元の生活を取り戻そうとしている最中の人・込み入った事情からお金を必要とする人は、こうした機械的な審査に向きません。
自分にあった最適なキャッシング手段を選ぶのも、カードローン審査と上手につきあうコツのひとつです。
借りやすいカードローンはどこ?断然人気なのは銀行より中小消費者金融
希望借入額を抑える
カードローン会社にとって高額の融資をおこなうことは貸し倒れのリスクを上げることに他なりません。
そのため、希望借入額を高く設定している申し込み者は厳しく審査されます。
しかし逆に言えば、希望借入額を低く抑えていれば審査に通りやすいとも言えます。
具体的には希望借入額を10~30万円程度に抑えれば多少属性が不利であっても、審査に通る見込みは大きいでしょう。
また、希望借入額を10~30万円程度であれば、カードローン会社から即日の融資を受けることも十分可能です。
「カードローンの審査に通りたい」「早く融資を受けたい!」という方は希望借入額をできるだけ抑えましょう!
カードローンの審査が不安な人は審査の流れを把握しよう!
カードローンの審査が不安な人は、審査の流れをあらかじめ把握しておきましょう。
審査の流れを把握していると、次は何をするべきか分かるためです。
全てのカードローンに共通する審査の流れは以下の通りです。
- ①申込み
- ②書類提出
- ③在籍確認
- ④カードローン契約
詳しくは次から見ていきましょう。
①申込み
まずはカードローンの審査を申込みましょう。
カードローンによっては、Web・電話・郵送・自動契約機・店頭窓口の中から審査を申込むことができます。
以下に申込み方法ごとのメリットとデメリットをまとめました。
申込み方法 | メリット | デメリット |
---|---|---|
Web |
|
スマートフォンやPCの扱いに慣れている必要がある |
電話 | 遠方でも相談しながら申込める | 営業時間内に申込む必要がある |
郵送 | スマートフォンやPCの操作に不慣れでも申込める | 申込みから融資まで1週間近くかかる |
自動契約機 | 即日ローンカードを受け取れる | 対応していないカードローンも多い |
店頭窓口 | 直接相談しながら申込める | 営業時間内に来店する必要がある |
メリットとデメリットをよく確認した上で、審査を申込みましょう。
なおカードローンの審査を申込む際は、申込み方法に関わらず以下などの項目を申請する必要があります。
- 氏名
- 生年月日
- 性別
- 家族構成
- 子供の有無
- 電話番号
- 自宅電話の有無
- 運転免許証交付の有無
- 郵便番号
- 自宅住所
- 居住形態(持ち家・賃貸住宅・社宅など・公営住宅)
- 雇用形態
- 勤務先名
- 郵便番号
- 勤務先所在地
- 所属部署(任意)
- 電話番号
- 社員数
- 最終学歴
- 入社年月
- 税込年収
- 健康保険証の種類
- 業種
- 職種
- 希望の契約方法
- 他社借入件数
- 他社借入残高
- 今回の希望借入額
- メールアドレス
- パスワード
- 審査結果の連絡方法
- 書面の受取方法
上記の事項は全て審査の成否に関わる重要な情報です。
誤りがないようにしっかりと確認した上で、カードローンの審査を申込みましょう!
②書類提出
カードローンの審査を申込み次第送られてくるメールの指示に従って、必要書類を提出しましょう。
提出が必要になる書類は以下の通りです。
- 本人確認書類(運転免許証・パスポート・マイナンバーカードなど)
- 収入証明書(3ヶ月分の給与明細書・源泉徴収票・確定申告書など)
なお希望借入額を50万円以下に設定している場合、収入証明書の提出は不要になるケースが多いです。
手軽にカードローンを利用したい場合は、希望借入額を抑えて審査を申込みましょう!
③在籍確認
書類の確認が完了次第、在籍確認が実施されます。
そして在籍確認が完了するまで、融資がおこなわれることはありません。
そのため、スムーズにカードローンを利用したい場合は、以下などの在籍確認対策は必須と言えます。
- カードローン会社に相談する
- 職場の人間に電話対応を頼む
詳しくは次から見ていきましょう。
カードローン会社に相談する
まずは在籍確認についてカードローン会社に相談の電話を掛けましょう。
場合によっては以下などの特別な対応が受けられます。
- 在籍確認を実施する前に申込者に連絡する
- 申込者が指定した時間帯に在籍確認を実施する
- 在籍確認の電話を書類提出で代替する
③の対応を受けるためには、相当の理由が必要になりますが、①や②の対応に関しては希望すれば受けられる可能性が高いです。
また、在籍確認について相談をする際には審査担当者(在籍確認の電話を掛けてくる人)の名前を聞いておきましょう。
詳しくは次から説明しますが、職場の人間に電話対応を頼みやすくなります。
職場の人間に電話対応を頼む
カードローン会社への相談が完了次第、職場の人間に電話対応を頼みましょう。
その際は以下のように頼むとカードローンの利用がバレません。
在籍確認の対策をしっかりと整えて、スムーズにカードローンを利用しましょう!
④カードローン契約
在籍確認が完了次第、最終審査が実施され、申込者にメールにて審査の成否が通知されます。
審査に通ったことを確認したら、カードローンの契約手続きに進みましょう。
契約手続きは審査に通った旨のメール内のリンクからWeb上でおこなうこともできますが、その日の内にATMから融資を受けたい場合は自動契約機を利用する必要があります。
早くカードローンで融資を受けたい場合は、積極的に自動契約機を活用しましょう!
カードローン審査に疑問や不安を抱く理由
利用経験の浅い人にとって、カードローンと運営会社は謎に包まれた存在です。
2000年代まで存在した「サラ金」のイメージが未だ払拭できず、怪しげな空間で行われる審査・家族や職場に対する身辺調査といったネガティブな想像をする人も多いのではないでしょうか。
実際には、貸金業法の改正・銀行の業界参入といった現状を背景に、安心して利用できるクリーンなサービスが提供されています。
【不安1】「審査に落ちるとブラックリストに入るかも」
「カードローン審査にいったん落ちてしまうとブラックリスト化してしまう」という誤解も広まっていますが、決してそのようなことはありません。
万が一審査に落ちてしまっても、信用情報※に登録される情報は「カードローン申込日」に留まります。年収や返済状況・審査の詳細に関する情報は、一切記録されません。
カードローン申込日の記録は、その人の返済能力が直接的にわかるものではありません。
次のキャッシング利用申込の際、審査の判断基準として重んじられることはほとんどないと言えます。
申込ブラックを避けるなら1~2ヵ月程度申込間隔をあけよう
万が一審査に落ちてしまった場合は、1~2ヵ月程度様子を見てから別のカードローンに申込しましょう。
直近にローン申込記録が集中していると「不正利用の疑いがある」として金融機関の警戒を招き、審査に通りづらくなるからです。
この状態は、一般に申込ブラックと呼ばれています。
信用情報を管理する機関の規定では「申込日から6カ月程度で記録が抹消される」というルールが設けられていますが、金融機関からは「1~2ヵ月の申込ペースなら自然」と判断されます。
カードローン会社から契約できないという連絡を受け取っても、焦らずに申込条件や他社借入情報を見直す期間と考えましょう。
カードローンはブラックでも審査に通る?消費者金融は審査が甘い?
【不安2】「借入業者が闇金だったらどうしよう」
カードローンの運営を行う会社には、貸金業者登録の上ルールに従う義務が課せられています。
しかし利用者側からはそうした業界の仕組みが分かりづらく、条件のよい金融機関を見つけても「違法業者(ヤミ金)ではないか?」と不安に思うのが常ではないでしょうか。
初めての申込に不安を覚える人でも、簡単なポイントを押さえるだけで、違法業者に誤って申し込むリスクからみをまもることができます。
【正規の貸金業者を見分けるポイント】
- 貸金業登録番号が公式サイト等に明記されているか?
- 「商品概要」「貸付条件」が掲示されているか?
銀行以外の業者がカードローンを運営する場合、貸金業登録番号を取得して利用者にわかるよう掲げる義務があります。
また、限度額や金利などの条件もきちんとまとめて公式サイトに掲示しなければなりません。
それぞれ曖昧にせず、明確に説明している会社を選ぶことで、ヤミ金被害を防ぎながら安心して取引することが出来ます。
審査なしで借りられるカードローンはある?無審査ローンは闇金しかない?
【不安3】「高い利息を取られたらどうしよう」
カードローンを利用する際は利息(金利)を必ずチェックしましょう。
消費者金融系カードローンでは18~20%、銀行系カードローンでは15%程度の金利が設定されていることが多いです。
例えば100万円を金利15%の金融機関から借りて、毎月5万円の返済をおこなった場合は、最終的な返済額は116万9531円になります。
また消費者金融系カードローンは銀行系カードローンと比べて金利が高い傾向にありますが、無利息期間が設けられている機関が多いです。
無利息期間中であれば利息を取られる心配はないため、30日程度の短期借入を検討している人は利用をおすすめします。
カードローンの審査に申し込む前に金利と無利息期間の有無をチェックしておきましょう!
【不安4】「上手く返済できるか分からない」
大手消費者金融系カードローンであれば、ATMや銀行振込、インターネットバンクなど多くの返済方法を提供しています。
また、返済が難しくなった場合は相談をすることで、返済期日の延長や今月は利息のみの返済にするなどの対応を受けることができます。
お金を借りた以上返済はしなければなりませんが、過度に恐れる必要はありません。
返済に関して不安があればカードローン会社に相談をしてみるのも良いでしょう。
【不安5】「取り立てが怖い」
貸金業の登録をしている正規のカードローンであれば、闇金のようなプライバシーを無視した取り立ては絶対におこなわれません。
返済期日を過ぎた場合は催促の電話は掛かってきますが、最初は利用者の携帯電話に掛かってきます。
もちろん返済を長く拒否していれば財産の差し押さえや裁判になることもありますが、キチンと利用している限り、カードローンの利用に心配はありません。
安心して正規のカードローンを利用しましょう!
審査に通った後はどうする?カードローン利用に関する疑問
カードローン利用に対する不安の原因は、審査やヤミ金被害だけではありません。
「利息をどんどん上乗せされて完済できないかも」「家や車を買う時に影響するかもしれない」という不安の強い人も多いのではないでしょうか。
サラ金時代のイメージが強い人の間では、暴言・張り紙での取り立てが行われるという誤解も広まっています。
いずれも、カードローン利用で過剰に心配する必要はありません。
計画的に利用すれば他ローン審査への影響はほとんどない
カードローンを使った取引は、借入と返済のたびに信用情報へ掲載されます。
かといって「使っていると他のローン審査で不利になる」とは言えません。
住宅購入から家電の分割払い契約にいたるまで、過去取引したローンの種類ではなく「きちんと返済できているか」が審査基準となるからです。
また、カードローン利用後の月々の最低返済額は2,000円~3,000円です。
自分のペースで返していけるよう設計されているため、将来に影響しない計画的な利用はそう難しくありません。
取り立て方法も厳しく制限されている
万が一支払いに遅れてしまっても、督促は利用者の立場を最大限尊重して行われます。
サラ金問題を機に法改正され、厳格に取り立てルールが定められているからです。
【貸金業法で禁止されている取り立て方法】
- 暴言・暴力・張り紙
- 家族や勤務先に対する督促
- 21時以降の電話
- 督促連絡の際、無用にサービス名を第三者に明かすこと
審査時と同じく、利用者に連絡がつく限り、自宅や勤務先にコンタクトをとられることすらありません。
貸金業者には、さらに「丁寧で利用者の立場に配慮したやりとり」も義務付けられています。
滞納しそうなときは速やかに連絡して事情を話すことで、申込時と変わらない丁寧な対応をしてもらえます。
カードローンの審査の不安を事前に払拭しよう!
このページではカードローンの審査の不安について、解説してきました。
そもそもカードローンの審査に対して不安を感じるのは、カードローンの知識がないからです。
まずはカードローンについてよく調べてから審査を申し込みましょう!