ソニー銀行カードローンを大手8社と徹底比較!メリット・デメリット

ソニー銀行カードローン

ソニー銀行カードローンは低金利で、カードを受け取り前に借入ができる初回振込サービスがあります。

低金利でお金が借りられる上にカードを受け取る前に借入ができるので、急な出費でもお得な金利によって対応することができます。

そんなソニー銀行カードローンにもデメリットもあるのでよく確認しておく必要があります。

今回はソニー銀行カードローンのメリット・デメリットを他のカードローンと比較しながら徹底解説していきます。

ソニー銀行カードローンの基本情報

限度額 800万円
金利(実質年率) 2.5%~13.8%
遅延損害金 14.6%
返済期日 2日・7日・12日・17日・22日・27日から選択
申込み条件 ソニー銀行の円普通預金口座を持っている方(同時申し込み可能)
申し込み時の年齢が満20歳以上65歳未満の方
原則として安定した収入がある方
日本国籍の方、もしくは外国籍の方で永住権を持っている方
保証会社 (アコム株式会社)の保証を受けられる方
利用目的 原則自由(事業資金には使えない)
担保・保証人 不要

ソニー銀行カードローンのメリット

  • 銀行ならではの低金利でお金を借りられる
  • WEB利用明細で自宅に明細書を送られる心配がない
  • 初回振込サービスが利用できる

銀行ならではの低金利でお金を借りられる

ソニー銀行カードローンの金利は2.5%~13.8%で、上限金利は大手銀行と比べてもかなり低金利だと判断できます。

主な銀行カードローンの金利としては、

三菱UFJ銀行カードローン 1.8%~14.6%
三井住友銀行カードローン 4.0%~14.5%
みずほ銀行カードローン 2.0%~14.0%
楽天銀行カードローン 1.9%~14.5%

となっていて、他の銀行のカードローンの上限金利が全て14%台に対し、ソニー銀行カードローンは13%台の上限金利となっています。

また大手消費者金融では、

三菱UFJ銀行カードローン 4.5%~17.8%
三井住友銀行カードローン 3.0%~18.0%
みずほ銀行カードローン 4.5%~18.0%
楽天銀行カードローン 3.0%~18.0%

となっていて、明らかにソニー銀行カードローンの金利が低いことが分かっていただけることでしょう。

Web利用明細で自宅に明細書を送られる心配がない

カードローンの利用では、家族には内緒で利用したい人も多いですが、自宅に利用明細が送られてくることで知られてしまうことがよくあるようです。

ソニー銀行カードローンではWeb明細を利用することができるので、自宅に明細書を送られたくない人も安心して利用できるカードローンです。

初回振込サービスが利用できる

低金利であることが銀行カードローンの魅力の一つなのですが、2018年からは即日融資が不可能になり、どこの銀行を利用しても短期間で借入をするのが難しい状況となりました。

自動契約機などを設置している銀行であれば、すぐにローンカードを受け取ることができて短期間で借り入れも可能なのですが、店舗や自動契約機が近くにないケースではローンカードの受け取りは郵送となります。

郵送ではローンカードが届くまでに数日必要になることから、すぐにでもお金が必要な人は、低金利のカードローンを利用したいけどすぐにお金が借りられないので利用を避けている人もいるかもしれません。

しかしソニー銀行カードローンでは、ローンカードが届く前に初回振込サービスを利用して借入をすることができるので短期間での借り入れも可能です。

ソニー銀行カードローンのデメリット

  • 利用するにはソニー銀行の口座を開設する必要がある
  • 返済方法が口座引落のみ
  • 電話や店舗から申し込みができない

利用するにはソニー銀行の口座を開設する必要がある

ソニー銀行カードローンを利用するには口座開設の必要があります。

すでに口座を持っている人はいいのですが、持っていない人は口座開設の手続きが必要です。

ただこの口座開設はWeb上で手続きが完了することから、一般的な銀行口座開設よりも手続きは簡単に済ませることができるでしょう。

返済方法が口座引落のみ

他の銀行ではいくつかの返済方法が用意されていますが、ソニー銀行カードローンの返済方法は口座引落のみです。

そのためこのカードローンを利用するためには口座開設が必須条件となっています。

口座引落を希望していた人にはデメリットと感じないかもしれませんが、ATM返済を望んでいた人にはこのカードローンは向いていないかもしれません。

電話や店舗から申し込みができない

ソニー銀行カードローンの申し込み方法は、パソコンやスマートフォンを使ってホームページからの申し込みのみとなっています。

パソコンやスマートフォン操作に慣れている人は問題なく申し込みを済ませることができるでしょうが、そうでない人には申し込みや契約時に質問したいこともあるでしょう。

店舗や電話からの申し込みができればスタッフに相談しながら申し込みをすることも可能です。

カードローンの利用が初めて、パソコンやスマートフォン操作に慣れていない、スタッフに質問や相談をしながら申し込みをしたい人には向いていません。

ソニー銀行カードローンの審査の流れを徹底解説

  1. 公式サイトから申し込み
  2. 仮審査結果の確認
  3. 勤務先への在籍確認
  4. 必要書類の送付
  5. 本審査結果の連絡
  6. 手続き完了

公式サイトから申し込み

ソニー銀行カードローンの申し込み方法はホームページからのみとなります。

また利用するためには口座開設が必要ですが、口座を持っていない人でも仮審査の申し込みはパソコンやスマートフォンからすることができます。

仮審査結果の確認

仮審査の申し込みを済ませるとメールで仮審査の結果が送られてきます。

この連絡は申し込みをした時間や審査状況によっては回答が翌営業日以降になることもあります。

勤務先への在籍確認

仮審査に通過すると本審査に進みます。

本審査で進む時には申し込みの意思の確認、在籍確認のための電話連絡があります。

必要書類の送付

在籍確認などの電話連絡が終わると、本人確認資料や収入確認資料、初回振込サービスを希望する人は振込先口座の確認資料の提出をします。

本人確認資料

本人確認資料は運転免許証か各種健康保険証のいずれか1点のコピーを提出します。

収入確認資料

50万円を超える利用限度額を希望される方は、下記の収入確認資料いずれか1点のコピーを提出する必要があります。

  • 源泉徴収票
  • 住民税課税決定通知書
  • 課税証明書
  • 確定申告書
  • 納税証明書(その1・その2)

振込先口座の確認資料

ソニー銀行口座を持っていない人が初回振込サービスの利用を希望する場合には、

「振込指定口座の普通預金通帳またはキャッシュカード券面」

のコピーを提出します。

本人確認資料や収入確認資料、振込先口座の確認資料必要書類の郵送かFAXで提出します。

本審査結果の連絡

本審査の結果はメールで送られてきます。

審査通過した場合にはメールのURLから契約手続きを進めることができます。

手続き完了

契約手続きは終われば手続きは完了です。

初回振込サービスを利用すれば指定した口座に振り込んでもらうことも可能です。

本審査結果通知後、7~10日程度でキャッシュカードとローンカードが届き、ローンカードを使って提携ATMから借り入れをできるようになります。

ソニー銀行カードローンの審査基準は厳しい?

一般的にカードローンの審査は金利の低さによって厳しさが変わると言われています。

ソニー銀行カードローンは他の銀行と比べても低金利であることから、審査が厳しいのではないかと不安を感じている人もいるかもしれません。

しかし実際に利用した人の声の中には、アルバイトで年収150万円の学生さんが審査通過したという声もあります。

低金利のカードローンでありながら間口も広く、多くの人が利用することができます。

また低所得でも審査通過が可能なことから、審査はそれほど厳しくないと判断することもできるでしょう。

一般的には審査通過のしやすさは銀行よりも消費者金融の方が高いと言われていますが、この利用者の声からも、まずはソニー銀行カードローンから申し込みをしてみるのも一つの方法です。

ソニー銀行カードローンの貸付条件

  • ソニー銀行の円普通預金口座を持っている方(同時申し込み可能)
  • 申し込み時の年齢が満20歳以上65歳未満の方
  • 原則として安定した収入がある方
  • 日本国籍の方、もしくは外国籍の方で永住権を持っている方
  • 保証会社(アコム株式会社)の保証を受けられる方

ソニー銀行カードローンの申し込み条件は上記の5点となっています。

口座を持っていない人でも申し込みと同時に口座開設の手続きをすることができますし、パートやアルバイト、自営業の方でも申し込みでき、働いている人なら安定した収入という条件もほとんどの人が満たしていることでしょう。

保証会社は大手消費者金融のアコムで、まずはアコム株式会社の審査を受けることになります。

上記の条件はそれほど厳しいものではありませんが、その他にもソニー銀行カードローンの審査には様々な審査基準があるので注意をする必要があります。

借入件数が多い人は審査が厳しい

ソニー銀行カードローンの審査は借入件数が多い人ほど、審査が厳しいと言われています。

これはソニー銀行に限らず他のカードローンに申し込みをする際にも注意が必要です。

少額の利用限度額が設定された人は、その利用限度額だけでは足りないため他のカードローンに申し込みをする人が多いようです。

借入額が少額であっても複数社からの借り入れをしている人は、審査では厳しくチェックされます。

一般的には2社まではOKで、3社以上借りている人は審査落ちをする可能性が高いとされています。

ソニー銀行カードローンは借り入れ件数に対して厳しいと言われているため、もし3社以上の借り入れをしている人は数社の借入を完済してから申し込みをすると良いでしょう。”

アコムの審査に通過しても安心はできない

ソニー銀行カードローンの保証会社は大手消費者金融のアコムとなっています。

アコムで借り入れをしたことがある人は、アコムの審査に通過すればソニー銀行カードローンの審査も通るのではないかと考える人もいるでしょう。

申し込み条件にもあるように保証会社であるアコムから保証を受けられる人は、審査通過する可能性は高いです。

ただアコムから借り入れをする場合と、ソニー銀行カードローンから借り入れをする場合とでは審査基準は違うと考えておく必要があります。

アコムが提供している金融商品とソニー銀行カードローンとでは金利に大きな差があります。

金利が低くなるほど提供している金融機関の貸し倒れのリスクは高まるため、利用者を厳選する必要があります。

このことからもアコムの審査に通過したことがあるからといって、安心することはできないでしょう。

ソニー銀行カードローンの金利を徹底解説

適用金利は利用限度額によって変動する

“ソニー銀行カードローンの金利は2.5%~13.8%ですが、適用金利は審査で決められた利用限度額に応じて決まることになります。

ソニー銀行カードローンの基準金利は、

  • 10万円以上60万円未満なら13.8%
  • 60万円以上100万円未満では12.8%
  • 100万円以上150万円未満なら9.8%

といった具合に決められています。

金利は審査の評価が高い人ほど低い

この利用限度額は審査で良い評価を受けた人ほど高くなり、金利も低く設定されることになります。

審査での評価は大手企業や公務員などの安定した職業に勤務している人ほど、評価も高くなります。

大手企業や公務員などのような職業でなくても、勤続年数が長い人ほど安定して収入が得られていると判断されて評価も高いです。

その他にも利用実績が良い人は評価が高まり、利用限度額の増額が可能になることもあります。

そのため利用限度額が低く金利が高く設定されても、今の会社に長く勤務する、ソニー銀行カードローンの返済を確実に行うことで、後々利用限度額が高く設定されて金利も低くなる可能性があります。

上限金利で50万円を借りた時の比較をしてみよう

ソニー銀行カードローンの上限金利は13.8%、三菱UFJ銀行カードローンの上限金利は14.6%となっています。

利息は借入残高×金利÷365×利用日数によって求めることができます。

この計算式で50万円をソニー銀行カードローンの上限金利で借りたケースと、三菱UFJ銀行カードローンの上限金利で30日間借りたケースで比較してみましょう。

ソニー銀行カードローンでは、50万円×13.8%(0.138)÷365×30日=約5,671円

・三菱UFJ銀行カードローンでは、50万円×14.6%(0.146)÷365×30日=6,000円

30日間の利息の差は329円となります。

この程度ならそれほど利息に大きな差はないと感じるかもしれませんが、数年間借入を続けているとその差はとても大きなものとなります。

利息総額を減らすためには少しでも金利が低いカードローンを選ぶことが大切です。

ソニー銀行カードローンの返済を徹底解説

返済日

ソニー銀行カードローンの返済日は、2日・7日・12日・17日・22日・27日から選ぶことができます。

カードローンの返済は、給料日直後の返済日を選ぶことで延滞などをせず返済しやすくなります。

カードローンによっては返済日を選択できない商品もありますが、ソニー銀行カードローンは複数の返済日から選ぶことができるので、無理なく返済を続けることができるでしょう。

余裕のある時には任意返済をしよう

ソニー銀行カードローンの金利は他の銀行と比べても低い設定となっていますが、住宅ローンや自動車ローンなどの目的ローンと比べるととても高いです。

約定返済だけでは利息負担も大きくなるので、余裕のある時には任意返済もしながら早めに完済をして利息負担を減らしましょう。

返済方法

ソニー銀行カードローンの毎月の返済は、ソニー銀行の円普通預金口座からの引き落としのみなので、指定した約定返済日までに円普通預金口座に入金をしておく必要があります。

返済忘れを続けていたり長期間の延滞をしたりすると、ソニー銀行からの信用を失うことにもなりますし、信用情報に傷がつくこともあります。

信用情報はカードローンだけでなく、住宅ローンや自動車ローンなどの目的ローンを利用する際にも重要になります。

後々住宅ローンや自動車ローンの利用を考えている人は、カードローンで延滞をしたために信用情報に傷がつき、住宅ローンや自動車ローンの審査に影響を与えることもあります。

このようなことが起こらないように約定返済日までには確実に入金をするようにしましょう。

返済額

ソニー銀行カードローンの返済額は前月返済日の利用残高によって決まります。

  • 利用残高が10万円以下で2,000円
  • 利用残高が10万円超20万円以下で4,000円
  • 利用残高が20万円超40万円以下で6,000円

といったように、利用残高が増えると返済額も段階的に増えていくことになります。

利用残高の確認もせず先月と同じように入金をしていると、思っていた以上にカードローンを利用していて入金額が足りなかったということも起こる可能性があります。

このようなことが起こらないように、カードローンの利用が多かった月はもちろんのこと、そうでない月も利用残高と返済額をしっかりと確認した上で口座に入金することが大切です。

このような確認をしていくことで信用情報に傷をつけることもなく、ソニー銀行からの信用を高めることにも繋がります。

ソニー銀行カードローンを利用した人たちの口コミ

ソニー銀行カードローンを利用した理由は金利と返済額が低いからです。上限金利は他の銀行と比べてもかなり低いですし、10万円以下の借り入れであれば毎月の返済は2,000円で済みます。給料日前になるといつもお金が足りなくなる私にとっては大きな助けとなっています。

大手消費者金融から借り入れをしていたのですが、限度額がいっぱいになったためソニー銀行カードローンに申し込みをしました。銀行にもかかわらず意外にスピード審査で10万円借りることができました。

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