楽天銀行のカードローンを大手8社と徹底比較!メリット・デメリット

銀行のカードローンのなかでも、ネット専門バンクとして知られている楽天銀行のカードローンにはお得なメリットがたくさんあります。

申し込み条件がそれほど厳しくないのが特徴で、金利の低さも人気の秘密であると言えるでしょう。

ただいくつかのデメリットもありますので、知っておくのをおすすめします。

そこで今回は、楽天銀行のカードローンのメリットやデメリットを説明し、大手のカードローンとも比較して紹介しましょう。

楽天銀行の基本情報

限度額 800万円
金利(実質年率) 1.9%~14.5%
遅延損害金 19.9%(実質年率)
返済方法 残高スライドリボルビング返済
元利込定額返済
返済期日 1日・12日・20日・27日から選択
申込み条件 満20歳~62歳アルバイトやパート・主婦の場合は満20歳~60歳本人または配偶者に安定した
利用目的 原則自由
担保・保証人 不要

楽天銀行のメリット

  • スマホで簡単に申し込みができる
  • パートやアルバイト、専業主婦でも申し込み可能
  • 楽天銀行の口座が無くても借りられる

スマホで簡単に申し込みができる

楽天銀行カードローンの申し込みはWEBから行います。

スマホからでも簡単に申し込みが可能で、申込書類をダウンロードして記入するといった手間も必要ありません。

パートやアルバイトでも申し込み可能

楽天銀行カードローンは、安定した収入がある20歳以上の人なら誰でも申し込みが可能です。

パートやアルバイトであっても安定した収入があれば申し込みができ、20歳以上でアルバイトをして要る場合には学生でも申し込めます。

楽天銀行の口座が無くても借りられる

楽天銀行カードローンは楽天銀行の口座が無くても借りられます。

普段使っている銀行口座への振り込みが依頼できますので、楽天銀行の口座の開設にかかる時間や手間が省けるのがメリットです。

楽天銀行の口座以外の借入は、平日0:10〜14:45までの申し込みで、当日に振り込まれます。

ただ、楽天銀行の口座を持っている場合には24時間即時に振り込まれますので、スピーディーな借入が可能です。

楽天銀行のデメリット

  • 店舗や自動契約機がない
  • ローンカードが自宅に届くため家族に知られる可能性がある
  • 契約は62歳以下に限定される

店舗や自動契約機がない

楽天銀行はインターネット上の銀行ですので、実店舗がありません。

また、自動契約機もないため、申し込みもインターネット上で行う必要があります。

そのため、来店して契約をしたいという人や、インターネットが苦手だという人には申し込みが難しいと感じてしまうこともあるでしょう。

ローンカードが自宅に届くため家族に知られる可能性がある

楽天銀行カードローンにはローンカードがあり、契約した翌営業日に簡易書留で自宅へと発送されます。

送付される日の指定はできませんので、届いた郵便物から家族にカードローンの利用が知られてしまうこともあるでしょう。

そういった理由から、もし家族に内緒でカードローンを利用したいと考えている場合には注意が必要です。

契約は62歳以下に限定される

銀行のカードローンには65歳前後まで契約できるものが多くみられますが、楽天銀行のカードローンでは契約条件が62歳以下とされています。

またパート・アルバイトや専業主婦の場合には申し込みの上限が60歳までに制限されていますので気をつけましょう。

楽天銀行の審査の流れを徹底解説

  1. WEBの申込フォームに必要事項を記入して送信
  2. 審査結果通知
  3. 在籍確認
  4. 契約内容の確認
  5. 必要書類の提出
  6. ローンカードの発行
  7. 口座振替依頼書を返送
  8. 借入

WEBの申込フォームに必要事項を記入して送信

申し込みはWEB上の楽天銀行カードローンの申し込みフォームから行います。

スマホでも簡単に申し込みができますので、短時間で申し込みが完結します。

審査結果通知

審査の結果は申込時に登録したメールアドレスに送信されます。

もし登録したメールアドレスでドメイン指定受診を設定している場合には、審査結果の通知が受け取れませんので設定を解除しておきましょう。

また「@cc.rakuten-bank.co.jp」を受信設定しておくことでも、審査の結果が受け取れるようになります。

在籍確認

審査に通ると申込書に記入した勤務先に電話をかけ、在籍確認を行います。

在籍確認は、実際に申込者がその会社で働いているのかを確認するためのものです。

ただプライバシーの観点からカード会社からではなく、個人名で電話がかかってくることが多くみられます。

電話をかける時間帯も指定できますので、カードローンの利用を会社の人に気づかれることも少ないでしょう。

本人が席を外している場合でも、その会社で働いていることが確認できると在籍確認が完了します。

専業主婦の場合には在籍確認の電話はありませんので、夫の勤め先に電話がかかる心配もいりません。

契約内容の確認

審査に通過すると契約者に契約内容の確認の直接電話がかかってきます。

契約内容を確認した後、必要書類の提出を求められますので早急に準備をしておきましょう。

必要書類の提出

楽天銀行のカードローンの申し込みには本人確認書類が必要です。

本人確認ができる書類は運転免許証や健康保険証、パスポートで、これらの書類の写しを提出します。

また、希望額にかかわらず、収入証明書の提出が必要になることもありますので用意しておくのがいいでしょう。

収入証明書には源泉徴収票、給与明細書、課税証明書があります。

書類の提出は3日以内に送信する必要がありますので、できるだけ早く書類を揃えておくのがいいでしょう。

提出方法は、郵送またはスマートフォンアプリでのアップロードの2種類から選べます。

アプリからはスマートフォンで書類を撮影し、アップロードするだけですので非常に簡単です。

ローンカードの発行

書類の確認が終わるとローンカードが自宅に送付されます。

カードの送り先は勤務先も選べますので、都合のいい方を選択しましょう。

カード到着までは1週間ほどかかりますが、カード到着前でも振込で入金してもらうことはできます。

口座振替依頼書を返送

ローンカードが自宅や勤務先に届く際、返済に関する預金口座振替依頼書が同封されます。

この口座振替依頼書に署名・捺印して楽天銀行宛てに返送します。

借入

契約が完了すると借入が可能になります。

パソコンやスマホからの簡単な手続きで登録口座に振り込まれますので非常に便利です。

振り込みにかかる手数料も無料で、楽天銀行の口座を登録している場合には、24時間すぐに振り込まれます。

楽天銀行の審査基準は厳しい?

楽天銀行カードローンの審査は、返済能力の測定と借入意思の確認の2段階で行われます。

また、審査のほとんどの工程を外部の保証会社に委託しているのも特徴です。

というのも、楽天銀行はカードローン審査におけるノウハウを十分に持っていないため、適切な判断ができません。

そのため、審査をプロに委託することで確実性を向上させているのです。

株式会社セディナによる仮審査

楽天銀行カードローンで審査を委託されているのは株式会社セディナであり、株式会社セディナは登録された本人情報を自動で採点し評価を行います。

この審査方法をスコアリング審査と呼びますが、スコアリング審査によって算出された点数が一定基準に満たない場合には、返済能力が足りないと判断されます。

本審査は楽天銀行が行う

株式会社セディナの仮審査に通ると、楽天銀行が本審査を行い借入の可否を決定します。

本審査では警視庁データーベースへの情報照会を行い、申込者が暴力団関係者や犯罪組織と関係がないことを確認する作業を行います。

これに通れば審査に通過したと言えますが、審査に通らない人の多くは他社からの借入がある場合や、信用情報に問題があるケースがほとんどです。

そのため、そういった点に問題が無ければ審査に落ちる可能性は低いと言えるでしょう。

楽天銀行の貸付条件

楽天銀行の貸付条件は申込時の年齢が20歳から62歳で、本人に安定した収入があることです。

この条件を満たしている場合にはパートやアルバイトでも審査に通る可能性が高く、専業主婦であっても夫に安定した収入がある場合には貸付ができます。

ただ、貸付条件の他にも楽天銀行のカードロ―ン審査には基準がありますので覚えておくのをおすすめします。”

虚偽の申告は審査に通らない

カードローンに申し込む際には、申込者の住所や生年月日、勤務先の情報や電話番号などを記載します。

なかには少しでも審査に通るように虚偽の申告をする人もみられますが、虚偽の申告は審査に落ちる原因となりますので正確な情報を記載しましょう。

もちろん少しのミス程度であれば訂正のために手続きが長引くことも考えられますが問題はありません。

ただ、故意に虚偽の申し込みをした場合には悪質であると判断され、審査に落ちる可能性が高くなります。

さらに、虚偽の申し込みは不正行為にあたりますので、審査に落ちるだけでなく再申込ができなくなる可能性もあります。

そうなってしまうと今後、他社からの借入も難しくなる可能性も高くなりますので注意が必要です。

金融事故や他社からの借入も審査の対象

楽天銀行のカードローンの審査では、申込人に返済能力があるかどうかを厳しく審査します。

返済能力によって利用限度額も変わりますので、非常に重要なポイントです。

返済能力があるかどうかの審査はいくつかの基準をもとに行われます。

審査の基準となるもの

返済能力を評価するためには、まず、申込人がどの会社でどのくらいの期間勤めているのか確認します。

また、他社からの借入がどのくらいあるのか、金融事故をおこしていないのかといった点に関しても厳しい審査が行われます。

勤続年数

申込人が同じ会社で長く勤めている場合には安定した収入があると判断され、信用が高くなります。

もし勤続年数が1年未満である場合や転職を繰り返している場合には、今の仕事もすぐに辞めてしまい、収入がなくなるのではないかと判断されてしまうこともあるでしょう。

一般的には1年以上の勤務実績があることが望ましいと言われています。

また年収が高い方が審査に通りやすいと思われがちですが、返済能力の審査では年収の高さではなく安定した収入が重視されます。

他社からの借入件数

楽天銀行のカードローンの審査では、他社からの借入件数とその金額も重要なポイントです。

というのも他社からの借入が多い場合には、楽天銀行からの借入を他社への返済に充てる可能性を指摘されやすくなります。

多重債務に陥りやすいと判断され審査に通りにくくなるのです。

さらに、短期間にいくつものカード会社に申し込みを行っているとお金に困っていると判断されてしまいます。

金融事故をおこしていないか

金融事故をおこしていると審査に落ちる可能性が非常に高くなります。

金融事故というのは過去に自己破産や過払い請求といった「債務整理」や、他社で借入をした際に大幅に「返済遅延」をしたことが挙げられます。

また、身近なところでは「クレジットカードの未払い」や「家賃や携帯料金の未納」も金融事故のひとつです。

楽天銀行の金利を徹底解説

楽天銀行のカードローンの金利を他社と比較してみよう

楽天銀行のカードローンの金利は、その他の銀行のカードローンや消費者金融の金利と比べるとどのくらいの違いがあるのでしょうか。

カードローン名 最低金利 最高金利
ダイレクトワン 4.9% 20.0%
オリックス銀行カードローン 1.7% 17.8%
スルガ銀行カードローン 3.9% 14.9%
静岡銀行カードローン 4.0% 14.5%
楽天銀行スーパーローン 1.9% 14.5%
SMBCモビット 3.0% 18.0%
アイフル 3.0% 18.0%
プロミス 4.5% 17.8%

表を見ると楽天銀行のカードローンの金利は1.9~14.5%で、この中で最も金利が低いことがわかります。

消費者金融の各社と比べてみると最高金利では4%程度の差があります。

また、銀行各社と比べてみても、最低金利で3%近い差が出ています。

そのため、楽天銀行のカードローンは非常にお得にお金が借りられると言えるでしょう。

金利を少しでも下げてお得にお金を借りるコツ

楽天銀行のカードローンは、少しのコツで低い金利でお金が借りられます。

ここでは、そのコツを紹介していきましょう。

タイミングを上手に利用

楽天銀行のカードローンには無利息期間があります。

これは、楽天銀行のカードローンへ申し込みをした際に同時に楽天銀行の口座を開設すると、初回借入の翌日から30日間が無利息になるというものです。

少しでも利息が節約できますので、楽天銀行の口座を持っていない場合には同時に申し込むのをおすすめします。

利用限度額を上手に活用

楽天銀行のカードローンの利率は審査によって決められた利用限度額によって変わります。

もし利用限度額が200万円以上300万円未満の場合には利率は6.9~14.5%であり、350万円以上500万円未満の場合では4.9~8.9%です。

利用限度額が最高の800万円の場合には1.9~4.5%と最も低くなります。

また、楽天銀行のカードローンの利用限度枠は、はじめから数百万円が設定されることはありません。

最初は数十万円からの借入が可能で、そこから少しずつ上がっていきます。

借入ごとにきちんと返済することで信用が増し、利用限度額も挙げられるという仕組みです。

利用限度額の増額には申し込みが必要で、審査もありますが、利用限度額が上がると金利が低くなりますのでお得に借入ができるようになります。

楽天銀行の返済を徹底解説

返済日

楽天銀行のカードローンの返済日は、1日、12日、20日、27日から選べます。

そのため、給料日などに合わせた支払いが可能です。

カードローンの登録口座には都市銀行や地方銀行、信託銀行、信用金庫などが利用できます。

その他にも労働金庫や一部を除いた農業協同組合の口座も登録が可能です。

しかしながら、ゆうちょ銀行と大和ネクスト銀行は登録口座として指定できません。

また、27日の引き落としは楽天銀行口座を引き落とし口座として指定した場合のみ選べます。

さらに、じぶん銀行は1日と20日に引き落とし日が指定できませんので注意が必要です。

それに加えて静岡中央銀行と沖縄海邦銀行、商工組合中央金庫は12日の引き落としが不可能ですので気を付ける必要があります。

返済方法

月々の返済は登録した預金口座から自動引き落としされますので非常に便利です。

また、返済方式は「残高スライドリボルビング返済」と「元利込定額返済」の2つがあります。その他にも「随時返済」も選べます。

残高スライドリボルビング返済

新規で申し込んだ場合には、自動的に残高スライドリボビルビング返済に設定されます。

残高スライドリボビルビング返済は、毎月無理のない金額で返済したいという人におすすめで、ゆとりをもって返済ができます。

元利込定額返済

元利込定額返済は、契約時の利用限度額に応じて毎月一定の金額を返済する方法です。

随時返済

お金に余裕ができ、毎月の返済とは別に追加で返済ができる場合には随時返済も選べます。

追加で返済をすることで元金が予定よりも早く減り、支払総額が少なくなるといったメリットがあります。

返済額

楽天銀行のカードローンの返済額は、返済方式によって異なります。

残高スライドリボルビング返済の場合には10万円以内の利用で、毎月の返済額は2,000円に設定されています。

10万円超30万円以内の場合には5,000円、30万円超50万円以内では毎月10,000円を返済します。

一方で元利込定額返済の場合には借入残高が50万円超100万円以内の利用で毎月の返済額は2万円以上です。

100万円超150万円以内では毎月2万5千円以上、300万円超500万円以内の際にはひと月当たりの返済金額は5万円以上になります。

ただ、返済を続けることで借入残高は減りますので、それに応じて返済額も減ると考えましょう。

逆に追加の借入をした場合には残高が増えますので、返済額も変化します。

楽天銀行を利用した人たちの口コミ

年齢 22歳
年収 200万円
借入目的 夏の旅行
借入額 5万円
性別 男性

友人の勧めで楽天のカードローンを利用しました。大学生ですがコンビニのバイトをしているので申し込みが可能でした。スマホから必要書類も送れたのですごく便利です。バイトですので限度額が低かったものの、夏の旅行に足りない分を借りられて満足しています。返済は登録した預金口座から自動引き落としされますので、返済日を忘れることがなく安心です。返済額も少なくて済みますので、バイトの給料からでも十分返済ができ、負担が感じられません。

年齢 34歳
年収 340万円
借入目的 生活費
借入額 10万円
性別 男性

急な出費が続き、生活費が足りなくなったので10万円を借りましたが、金利も14.5%と低いため、非常にお得感がありました。借入でも楽天ポイントが貯まるので、普段から楽天で買い物をすることの多い自分にはぴったりだと感じています。また、楽天銀行の口座も持っていますので、24時間すぐに借入ができるのも魅力です。スマホから借入の申し込みができ、申込書類の提出もスマホのカメラで撮影するだけでしたので非常に便利だと感じました。

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