銀行系カードローンは消費者金融のカードローンよりも融資利率が低いこともあり、ある程度まとまったお金が必要になったときに利用するのにとても便利なカードローンです。
しかしいくら利率が低いからと言っても、借入は計画的に行わなければなりません。
そこで今回は福岡銀行のカードローンの基本情報についてまとめてみました。
カードローンのメリットやデメリットを考慮して、今後お金が必要になったときの参考にしてください。
福岡銀行カードローンの基本情報
限度額 | 10万円から1000万円 |
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金利(固定金利・保証料込) | 3.0%~14.5% |
返済方法 | 残高スライド返済方式(口座引落型または直接入金型) |
返済期日 | 1~26日の任意の日(口座引落型の場合) |
申込み条件 | 20歳以上69歳以下で、収入がある方 保証会社の保証が受けられる方 居住地および勤務先が九州・山口の方、または福岡銀行の普通預金口座をお持ちの方 |
利用目的 | 自由 ※事業性資金は除く |
担保・保証人 | SMBCコンシューマーファイナンス(株)が保証するため |
福岡銀行カードローンのメリット
- 来店不要、口座不要でカードローンの申し込みができる
- 全国の銀行やコンビニのATMで利用可能
- 返済方法を選択できる
来店不要、口座不要でカードローンの申し込みができる
福岡銀行のカードローンではわざわざ銀行に行かなくても、カードローンを申し込むことができます。
さらに福岡銀行に口座を持っている方なら最短3ステップの申し込みが可能で全てWEBで完結させることができるため、なかなか銀行に足を運べないビジネスマンの方でも簡単に申し込むことができます。
また口座をもっていなくても心配はいりません。
福岡銀行のカードローンなら銀行口座を新しく開設しなくても、カードローンを申し込むことができるのです。
この場合返済方法が直接入金型に限定されてしまいますが、自宅の近くに福岡銀行の支店がなくても郵送で契約の手続きができるため非常に便利です。
全国の銀行・コンビニのATMで利用可能
福岡銀行のカードローンの借入は全国の銀行・コンビニのATMで利用することができます。
そのため出張先や旅行先で急にお金が必要になったときにも心配はいりません。
また返済する際にも全国のゆうちょ銀行やコンビニATMを利用することができるため、返済日に合わせて入金することができるので安心です。
返済方法を選択できる
福岡銀行のカードローンでは返済方法を自分の都合に合わせて選択することができます。
口座引落型であれば1~26日までの任意の日を返済日に設定することができるため、自分の給料日などに合わせて確実に返済することができます。
一方で直接入金型を選択すると繰り上げ返済しやすいメリットがあります。
銀行やコンビニなどのATMで返済することができ、お金に余裕がある月には繰り上げ返済を行うことで予定よりも早く借入金を完済することができます。
支払い利息を抑えることができるため、可能であれば繰り上げ返済したほうがいいでしょう。
福岡銀行カードローンのデメリット
- 消費者金融と比較して審査に時間がかかる
- 九州や山口で暮らしていない場合には口座開設が必要である
- 無利息期間がない
消費者金融と比較して審査に時間がかかる
一般的に銀行系カードローンは消費者金融と比較して審査に時間がかかる傾向にあります。
それは福岡銀行のカードローンも同様です。
審査には最短でも約1週間~10日ほどかかるため、即日融資は難しくすぐにお金が必要なケースには向いていません。
また各銀行では2017年4月から個人に対する過剰融資を防ぐために自主規制を実施しており、審査基準もそれまでのものより厳しくなっているため審査に通らないことも十分に考えられます。
九州や山口で暮らしていない場合には口座開設が必要
福岡銀行カードローンは口座を開設していなくても利用することができます。
但し居住地が九州や山口にない場合には福岡銀行で口座を開設する必要があります。
そのため福岡銀行の支店がない地域では利用することは難しいでしょう。
無利息期間がない
消費者金融のカードローンでは一か月利息無料のサービスを提供しているところもありますが、福岡銀行のカードローンではそのようなサービスを実施していません。
そのため短期間だけ少額のお金を借り入れたい場合でも利息がかかってしまいます。
例えば1万円を1週間だけ借り入れた場合でも利息が28円かかってしまいます。
確実に短期間で返済できる目途がある場合には無駄な利息を支払わずに済むため、消費者金融を利用したほうがいいでしょう。
福岡銀行カードローンの審査の流れを徹底解説
- PC・スマートフォンから申し込み(電話・郵送・FAX・来店でもOK)
- アップロード等による必要書類の提出
- 勤務先への在籍確認
- 電話・郵送による審査結果のお知らせ
- 電話による契約内容の確認
- カード発行
PC・スマートフォンから申し込み
福岡銀行のカードローンに申し込むにはまずPCやスマートフォンから公式サイトにアクセスして申し込みを行います。
そして審査のために必要な情報を申し込みフォームに登録していきます。
福岡銀行のカードローンに申し込むためには氏名、生年月日、居住地などの基本情報の他にも家族の有無や運転免許番号、年金受給中であるか否かなどかなり詳細な個人情報を登録する必要があります。
もちろん勤務先や年収なども登録していきます。
申し込みフォームに従って順次入力していきましょう。
お借入診断を試してみよう
福岡銀行のカードローンに申し込む前に、公式サイトのお借入れ診断を利用してみましょう。
年齢や年収、他社からの借入状況を入力するだけで、融資可能かどうか簡単に調べることができます。
カードローンを利用できるか不安な人はまずお借入診断を利用してみてもいいでしょう。
アップロード等による必要書類の提出
カードローンの利用に際しては本人確認のために氏名、住所、生年月日が確認できる書類を提出しなければなりません。
原則として運転免許証・パスポート・マイナンバーカードのいずれかの提出が必要です。
また、利用限度額が50万円を超える場合には別途収入を証明する書類が必要になります。
必要書類の提出方法
カードローンの申し込み後1~3営業日を目安に、携帯電話やスマートフォンにショートメールが送信されてきます。
そのショートメールに記載されているURLからログインすることで、アップロードによる必要書類の提出が可能です。
もちろん郵送により送付することもできます。
自分にとって都合のいい方法を選びましょう。
勤務先への在籍確認
福岡銀行のカードローンの利用に当たっては申込者の申告に嘘がないか確認するために、勤務先への在籍確認が行われます。
在籍確認の電話は福岡銀行の担当者の個人名によって行われますので、勤務先にカードローンの利用がばれることはありません。
もし電話がかかってきたときにたまたま席を空けていても心配はいりません。
勤務先に在籍しており仕事に従事していることが分かればいいだけなので、申込者が出かけていたとしても特に問題になることはありません。
電話・郵送による審査結果のお知らせ
カードローンの申し込みをすると、約1週間~10日後に電話や郵送で審査結果の連絡があります。
審査の結果、残念ながら融資ができない場合には郵送のみのケースがあります。
プライバシーに配慮してカードローンに関する郵便物だとは分からないように配達されるため、心配はいりません。
電話による契約内容の確認
審査の結果融資可能と判断された場合には電話による申し込み内容の確認が行われます。
融資利率や限度額などのお知らせがあるため、できるだけメモをとるようにしましょう。
福岡銀行に口座を開設していない場合契約手続きが必要になる
審査の結果融資可能と判断されても福岡銀行に口座を開設していない場合、契約手続きが必要になります。
後日送付される契約書に署名・捺印を行い郵送することではじめて契約が成立しますので、覚えておきましょう。
カード発行
電話による契約確認が終るとカードが発行されます。
既に福岡銀行に口座を開設しており、キャッシュカードを所持している場合には振り込みによる融資にも対応しています。
電話による申し込み内容の確認が終わった翌営業日に指定金額が振り込まれます。
カードが届く前にお金が必要な際は活用しましょう。
福岡銀行に口座を開設していない場合には振り込み融資はできない
福岡銀行に口座をもっていなかったり、口座はあるがキャッシュカードを所持していない場合には振り込み融資には対応していません。
カードが届くの待つしかありませんので、注意しましょう。
福岡銀行カードローンの審査基準は厳しい?
一般的に福岡銀行などの銀行系カードローンは、消費者金融のカードローンと比べて審査が厳格に行われます。
そのため必ずしも誰もが融資を受けることができるとは限りません。
福岡銀行は明確な審査基準を明らかにしていませんが、審査に通らないケースとしては既に複数の金融機関から借入があるケースや、申込条件を満たしていないケースが考えられます。
また他社のカードローンと同時期に申し込みを行っている場合には、審査に落ちることもあります。
ただし福岡銀行が定める申込条件を満たしており、他社からの借入が少額である場合には審査には問題なく通る可能性が高いため、過度の心配は必要ないでしょう。
他社と同時に申し込むと審査に落ちる理由
カードローン各社は他社の借入状況を注視しています。
信用情報機関への問い合わせで短期間の内に複数の金融機関へカードローンの申し込みを行っていることが分かると、お金に余裕がない人物だと判断されてしまいます。
そのため審査に落ちやすい傾向にあるのです。
福岡銀行カードローンの貸付条件
福岡銀行のカードローンの貸付条件は以下の3点になります。
- 20歳以上69歳以下で、収入がある方
- 保証会社の保証が受けられる方
- 居住地および勤務先が九州や山口の方、または福岡銀行の普通預金口座を持っている方
この条件を満たしていればアルバイトなどの非正規雇用者でもカードローンを申し込むことができます。
また年金受給者も毎月安定した収入があるという理由で申し込むことが可能です。
ただしこれはカードローンを申し込む最低条件であり、この条件を満たしているからといって必ずしも審査に通るとは限りませんので注意してください。
福岡銀行に口座を開設しておこう
福岡銀行のカードローンは口座を持っていなくても申し込むことができるため、わざわざ口座を開設するのに銀行に足を運ぶ必要はありません。
しかし福岡銀行などの地方銀行は大手のメガバンクよりも取引実績を重視する傾向にあります。
そのため既に福岡銀行に口座を開設しており、給与振込口座に指定しているなどの取引実績があれば、口座を持っていない人よりもカードローンの審査において有利に働く可能性は十分にあるでしょう。
また口座を開設しておけばカードローンの申し込みや契約におけるプロセスも短縮できるメリットがあります。
今後カードローンの利用を考えている方でお住いの地域に福岡銀行の支店がある場合には、口座を開設しておいても損はないでしょう。
信用情報に問題があれば融資は難しいと考えよう
福岡銀行カードローンでは、SMBCコンシューマーファイナンスが保証を行うことでお金を借りいれることができます。
そのためSMBCコンシューマーファイナンスからの保証が受けられない方は、カードローンを利用することはできません。
SMBCコンシューマーファイナンスでは外部の信用情報機関に問い合わせることで、申込者の信用状態をチェックし、保証することが可能かどうかの判断を行います。
信用情報機関には申込者の過去の信用履歴に加えて現在の信用商品の利用状況なども事細かく記録されています。
その結果信用情報に問題があった場合には融資を受けることはできません。
過去にクレジットカードやカードローンの利用中に返済が滞るなどの事故を起こし、ブラックリストに登録されたことがある場合には、新たにカードローンの審査に通ることは難しいと考えていいでしょう。
福岡銀行カードローンの金利を徹底解説
福岡銀行カードローンで50万円借り入れた場合の利息はいくら?
福岡銀行カードローンで発生する利息を計算するための計算式は以下の通りです。
利息=利用残高×実質年率÷365×利用日数
この計算式に数値を当てはめると1か月間50万円を借りたときの利息は、50万円×14.5%÷365×30日=5,959円となります(但し、付利単位は100円)。
福岡銀行のカードローンでは40万円超~50万円以下の利用金額の場合、最低返済金額は1万円です。
口座引落型では返済日に1万円が引き落とされることになりますが、その内訳は約6割の金額が利息ということになります。この内訳は直接入金型のケースでも同様です。
このように借入期間が長くなるとトータルで支払う利息金額が増えるためお金に余裕があるときには、少しでも多くの金額を返済に充てたほうがいいでしょう。
福岡銀行カードローンの利率はメガバンクに匹敵する
福岡銀行カードローンの融資利率は地方銀行の中では最高峰であり、メガバンクにも匹敵する非常に優れたものになっています。
福岡銀行カードローンでは利用限度額によって適用される金利が変動します。
利用限度額が増えるとその分金利が低くなり、800万円~1000万円以下の利用では3%の金利が適用されます。
これは他の銀行系カードローンと比べても非常に低い金利となっています。
最も高い利率は14.5%になりますが他の銀行も概ね同じ利率のため、特別高い金利設定というわけではありません。
以上のことからも分かるように福岡銀行カードローンは金利設定が優れているため返済しやすく、まとまったお金が必要になったときに借入しやすいと言えるでしょう。
福岡銀行カードローンの返済を徹底解説
返済日
福岡銀行カードローンの返済日は口座引落型と直接入金型で異なります。
口座引落型
口座引落型の場合、1~26日までの任意の日を返済日として設定することができます。
給料日の翌日に返済日を設定しておけば返済忘れを防止し、残高不足で引き落としができないといったこともなくなるので安心です。
返済忘れが不安な場合には口座を開設しておくといいでしょう。
直接入金型
直接入金型の場合、返済日は毎月14日に設定されています。
直接銀行やコンビニのATMに足を運ばなければならず、うっかり返済日を忘れていたということも起こりえます。
しかし直接入金型であればお金に余裕のある月に多めの金額を返済しやすいため、早めに借入金を返済できる可能性が高くなります。
返済期間を短縮するには適した方法です。
返済方法
福岡銀行のカードローンの返済方法2つあります。それが口座引落型と直接入金型です。
口座引落型では自分で設定した返済日に福岡銀行の銀行口座から自動的に引き落としされます。
一方で直接入金型の場合には銀行やコンビニのATMに行く必要があります。
福岡銀行のカードローンの返済に使用できるATMは以下の通りです。
- 福岡銀行ATM
- 熊本銀行ATM
- 親和銀行ATM
- ゆうちょ銀行ATM
- コンビニATM(セブン銀行ATM/E-netATM/ローソンATM/福岡県内限定でBankTimeATM)
このように福岡銀行カードローンはお金を借り入れるときとは異なり、返済の際には利用できるATMが限定されています。
また口座引落型で任意返済を行いたい場合にも上記のATM以外の利用はできないので注意してください。
返済額
“福岡銀行カードローンの最低返済額は借入残高によって変わってきます。
ただし口座引落型と直接入金型のどちらの返済方法を選択しているかによって、最低返済金額を決定するための考え方が異なります。
口座引落型の最低返済額
口座引落型による返済方法の場合、最低返済金額は毎月の返済日(1~26日までの任意に設定した日)に利息を組み込んだ後の残高によって決定されます。
直接入金型
直接入金型による返済方法の場合、最低返済金額は毎月14日の返済日までに前月14日の最終利用残高によって決定されます。
借り過ぎに注意しよう
このようにカードローンでは利用残高に応じて最低金額が決定されていきます。
利用残高が高額になると当然返済日に支払わなければならない最低返済金額も増えることになります。
毎月の返済金額が増えると家計のやりくりがさらに大変なものになってしまうため、自分の収入に応じた無理のない範囲でカードローンを利用することが大切です。
福岡銀行カードローンを利用した人たちの口コミ
年齢 | 37歳 |
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年収 | 460万円 |
借り入れ目的 | 家族の入院費 |
借入額 | 100万円 |
性別 | 男性 |
母親が癌で入院することになり、手術費用や当面の治療費のためにカードローンを利用しました。恥ずかしい話ですが、この年になってもあまり貯金をしていなかったため、大変助かりました。今は母親も退院して元気に暮らしています。できるだけ早く完済したいので毎月最低返済額よりも多く支払っています。
年齢 | 23歳 |
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年収 | 300万円 |
借り入れ目的 | 生活費・友人の結婚式のため |
借入額 | 20万円 |
性別 | 男性 |
大学を卒業して福岡に就職できました。はじめての一人暮らしでこんなにお金がかかるとは思いもしませんでした。友人の結婚式のために地元に帰らないといけないのに、交通費や祝い金を考えると頭が痛かったのですが、カードローンを利用できて何とかなりました。月々の返済も少ないため、何とか暮らしていけています。