お店や会社の資金繰りが厳しくなってしまったのに、なかなか融資を受けることが出来ずに困ってしまっているという人は少なくありませんが、そんな人の強い味方となってくれるのが事業者向け貸金業者のビジネクストのビジネスローンです。
資金繰りに困っている人やこれから起業しようと考えている人に向け、ビジネクストのビジネスローンにおける申込み方法や審査、どういった点が重視されるのかを詳しく紹介しますので参考にしてみてください。
ビジネクストは赤字でも即日融資できる!
事業融資を受ける場合に赤字経営の場合だと、融資を受けるのがかなり厳しいことはよく知られているでしょう。
貸金業者によっては赤字決算を出している時点で、門前払いになってしまうところもあります。
しかし、ビジネクストは赤字でも融資を受けることが出来る可能性が十分あるのです。
というのも、ビジネクストは過去の財務内容だけで審査を行っている訳ではないからです。
もちろん、ビジネクストも慈善事業ではありませんので、赤字であろうが何であろうが融資をしてくれるというわけではありません。
決算内容ももちろん重要な判断材料ではありますが、それだけで判断するのではなく現状の商売を鑑みて融資の可否を審査するので、赤字でも場合によっては即日融資が可能となっているのです。
赤字状態は1期にとどめておく
ビジネクストは赤字でも融資を受けられる可能性がある貸金業者ですが、赤字の状態が長い会社であっても融資が受けられるかと言うと、それはかなり厳しいものがあるでしょう。
銀行などの例で言えば、3期連続営業赤字となっている会社については再建の見込み無しと判断することが多いです。
ビジネクストにおいても3期連続はもちろん、2期連続で赤字となると融資へのハードルはかなり高くなるのが現実です。
貸付を行う側からしても、貸付けたものをしっかりと回収できるかどうかを判断していきますので、赤字状態は出来るだけ1期までにとどめておくということが必要となるでしょう。
1期赤字決算でも償却前利益があれば一過性の債務超過だと判断される可能性も高くなります。
事業計画書をじっくり見てくれる
ビジネクストがなぜ赤字状態であっても融資をしてくれる可能性があるのかの大きなポイントとして、事業計画書をじっくり見てくれるからというものがあります。
ビジネクスト以外にも数多くのビジネスローンを提供している会社はありますが、銀行などは別としてノンバンク系のビジネスローンの場合、事業計画書の提出は義務ではありません。
もちろん、事業計画書を出しても良いのですが、あまり審査の結果には影響を与えないことが多いとされています。
しかし、ビジネクストは事業計画書をじっくりと見た上で、融資の可否の判断を行っています。
だからこそ、赤字であっても将来的に期待できるところであれば、融資を受けることが出来ることが多くなってくるのです。
将来性でお金を借りたい起業家に最適
起業をしたけれど将来性はあるのに資金が足りないというケースは多く、資金を借りたいという人は多いですが、起業したばかりの事業における資金調達というのは、非常に苦労することが多いものです。
しかし、ビジネクストは起業家の人にも最適なのです。
ビジネクストでは、一般的なノンバンク系のビジネスローンよりも、事業計画書を非常に重視する傾向にあります。
したがって、将来性のある事業に関しての融資も積極的に行うということでもあります。
業歴1年以上であれば申し込みができるので、いかに自分の起こす事業に高い将来性が秘められているのかをしっかりとアピールすることができれば、実績が少ない人であっても融資を受けられる可能性が一般的なビジネスローンよりも高くなるでしょう。
ビジネクストから即日融資を受ける流れ
ビジネクストから即日融資を受けるにはどの様な手続きを踏めば良いのでしょうか。
申込みから実際に入金されるまでの一連の流れを順に見ていきますので、実際に申し込みをする際に必要なものなどを用意するときに役立ててください。
申込み
ビジネクストのビジネスローンの申込み方法です。
電話でも可能ですが、申し込みをすることが出来る時間が限られているので、ウェブ申込みが簡単で便利です。
ビジネクストのウェブサイト上に申込みフォームが用意されています。
ビジネスローンの場合であれば、事業者ローンを選択し、資金使途や申込者情報、連絡先などといった必要事項を入力し送信するだけで完了となります。
必須項目と任意項目があるので、必須項目は漏れが無いように慎重に入力しましょう。
書類提出
正式な審査を受けるために必要書類の提出が必要となります。
提出書類は法人なのか個人事業主なのかで異なります。
法人の場合ですが、まずは運転免許証など「代表者本人を確認する書類」が必要です。
それに、登記事項証明書(商業登記簿謄本)と2期分の決算書の計3種類の書類が必要となります。
個人事業主の場合ですが、運転免許証など「本人を確認する書類 」が必要です。
それに、2年分の確定申告書の計2種類の書類が必要となります。
これらの書類はメールやFAX、郵送で提出が可能です。
審査
必要な書類などの提出が全て完了した後は本審査ということになりますが、審査に関しては申し込み側が出来ることというのはありませんので、審査が終わるのをただ待つだけです。
審査基準や審査内容に関しては、資金使途や希望など申込み内容を総合的に判断しているということ以外の詳しい内容は公表されていません。
審査結果に関してはメールなどには対応しておらず、ビジネクストから直接電話で回答してもらうという形になっています。
審査は最短即日のスピード審査です。
契約
無事に審査に通過して融資を受けられるということになったら契約を交わします。
契約の手段は実際にビジネクストの店舗に訪れて契約をするという方法と、郵送によって契約書類を送るという方法、ビジネクストの職員が訪ねてくる訪問による方法の3種類から選ぶことが可能です。
基本的に来店をしなくても契約をすることが出来るというのが、ビジネクストの特徴ではありますが、契約内容などによっては来店が求められるケースもあるので、よく確認する必要があります。
振込
審査に通過し、正式に契約を交わしたら融資を受けることになりますが、ビジネクストのビジネスローンの融資は振込で行われます。
指定した銀行口座にビジネクスト名義で即日振込が可能となっています。
希望した銀行口座への振込は可能ですが、ビジネクストは提携ATMの数が限られており、返済に関しては口座振替以外は、セブンイレブンなどに設置されているセブン銀行やグループ会社のアイフルのATMと店頭での返済しかありません。
したがって、セブン銀行などの提携ATMで普段から利用している銀行口座へ振込をしてもらった方が返済の際もスムーズに行えるでしょう。
ビジネクストから即日融資を受ける際の注意点
ビジネクストから即日融資を受ける際の注意点ですが、原則即日融資とは言っても混雑具合や時間帯によっては、即日融資が出来なくなってしまう場合があります。
したがって、ある程度余裕を持っておくということが必要となるでしょう。
また、即日融資と言っても当然契約を交わして、初めて融資を受けることが出来るという形になります。
しかし、ビジネクストの場合、基本的には店舗での契約ではなく郵送によって契約書類を送るという形が最も多いパターンです。
その場合、契約書類の郵送状況なども契約締結タイミングに大きく関わってくるということになりますので、天候状況や道路の混雑状況などによっては想定していた日時に契約書類を届けることが出来ない場合もあるということです。
したがって、即日融資を過信しすぎないということも必要になるかもしれません。
経営状況がやはり審査では最重視される
ビジネクストのビジネスローンを申し込みしようと考えている人にとって一番不安に感じるのは、審査に通るかどうかということではないでしょうか。
ビジネクストはノンバンク系で審査も比較的通りやすいと言われていますが、審査の基準や内容などについて細かいことは公表されていませんし、実際に審査に通過するかどうかというのは実際に申し込んでみないとわかりません。
ただ間違いないのは審査において、最も重要視されるのは経営状況であるということです。
ビジネクストは赤字経営であっても融資が可能なケースも多いですが、赤字経営で融資が受けられるのは、将来的に黒字化が可能でしっかりと返済が可能であると判断されたからです。
返済が問題なく行われるかどうかがビジネクストにとっては一番重要で、それを判断するのは経営状況なのは当然のことと言えるのではないでしょうか。
代表者の信用情報をクリーンにしておく
法人がビジネクストのビジネスローンを申し込む際に重要なのが代表者の信用情報です。
ビジネクストのビジネスローンは原則保証人は不要なのですが、保証人が不要なのはあくまでも個人事業主の場合です。
法人の場合はその限りではなく、ビジネスローン申込み時の代表者が連帯保証人となるのが原則になります。
代表者が連帯保証人になるということは、審査においてその法人の経営状況だけではなく、代表者の信用情報も審査の対象になり審査結果を左右する可能性が高いということです。
したがって、代表者の信用情報をクリーンにしておくことで、審査に通る可能性も高くすることができるということです。
信用情報は書き換えることは出来ませんので、クレジットカードの支払いをきちんと支払期日通りに行うなど、信用情報に傷がつかないようにしておくことが大切になります。
代表者の評判を改善しておく
法人がビジネクストのビジネスローンを利用する場合に、申し込みを行う代表者の信用情報も重要ですが、信用情報だけではない評判も場合によっては、審査の結果を左右することもあるでしょう。
法人が契約する場合は代表者は連帯保証人になります。
連帯保証人というのは実際の契約者が返済不能になった場合に、契約者の代わりに返済をしなければならないという人です。
だからこそ代表者の信用情報が重要になるわけですが、契約時に信用情報に問題がなかったとしても、その代表者が大散財を行っているであったり、ギャンブルにのめり込んでいたりするなどという評判が伝わってきたら貸す側としては不安ですし、貸付を行わないという選択肢を取る可能性も高くなります。
一般の友人同士であってもギャンブルをするために、お金を貸すというのは躊躇するというのが正常ですし、ましてやビジネスローンの場合の代表者はその企業の要職に就いている人であることがほとんどなので、評判を良くしておくことが大切になるのです。
休業日とかぶると即日融資できない
ビジネクストのビジネスローンで即日融資を受けたいと思っていても、受けられないケースがあります。
その即日融資を受けられないケースの1つがビジネクストや銀行の休業日です。
ビジネクストとの契約が結ばれれば即日融資は行なえますが、ビジネクストが休業日の場合はそもそも契約そのものが出来ません。
ビジネスローンの場合はカードローンと違って融資を受けられるのは1回だけで、ATMを利用して借り入れを行うということも出来ません。
そのため、ビジネクストの休業日には即日融資を受けることが出来ません。
また、銀行の休業日に関しても即日融資は出来ません。
ビジネクストのビジネスローンは振込によって融資が行われます。
したがって、銀行がお休みの日は振込をすることが出来ないので、即日融資も出来ないということとになります。
その点は事前によく確認しておくことが必要です。
事業計画書はわかりやすく書く
ノンバンク系のビジネスローンでは事業計画書の提出を義務付けていないケースも多いですが、ビジネクストでは事業契約書をしっかりと見てくれるのが特徴です。
しかし、事業計画書は書き方によっては相手に全く伝わらなかったり、プラス材料として働かなかったりすることも少なくありません。
事業計画書はそもそも何をするのかというと、事業の内容だけを書くものではありません。
事業内容自体はそれほど書くことは難しくありませんが、重要なのはその事業を実施するまでや実施して以降のスケジュールやビジョンの部分です。
どういったターゲットに向けてどの様な事業を行っていくのか、それはどういったスケジュールで進められていくのかをわかりやすく書くことを心がけなければいけません。
事業計画書がわかりやすく説得力のあるものであれば、融資を受けられる可能性は大きく高まるでしょう。
審査ギリギリだと即日融資できない!赤字状態は早めに改善しよう
ビジネクストのビジネスローンで即日融資を受けたい場合には、審査ギリギリだと難しくなります。
ビジネスローンの審査というのは慎重に行われていますが、融資が可能か不可能かギリギリの経営状況の場合普段よりもより慎重に審査が行われるため、審査の結果が出るまでの時間がかかり即日融資が出来なくなってしまうことが少なくないのです。
特に混雑している場合には通常の審査であっても時間がかかるので、余裕を持って申し込みを行う必要があるでしょう。
赤字経営の状態の場合はどうしても審査が慎重かつ長時間になるのは必至です。
即日融資をどうしても受けたいという場合には、赤字状態をできる限り早めに改善しておく必要があります。
赤字状態が改善傾向にあるということは審査も通りやすいということになりますので、審査スピードも早く即日融資可能となる確率が高くなるでしょう。