「どうしても欲しいバイクがあるけれど、お金が足りない…」「お得に中古車が売っているけれど、手元に現金がない!」そういう時もありますよね。
そんな時に頼れるのがバイクローンですが、バイクローンを利用したことがない人の中には「そもそもバイクローンってなに?」と疑問に思っている人も多いでしょう。
バイクローンとは、
このページの前半ではバイクローンのメリットやデメリット、種類などを解説していきます。
また後半ではバイクローンを申込むために必要な書類や、申込みの流れを紹介していくのでそちらも参考にしてください!
バイクローンとは?メリットとデメリットを解説!
まずはバイクローンのメリットとデメリットを見ていきましょう。
バイクローンのメリットとしては手元にまとまった現金がない場合でも、バイクを購入できる点が挙げられます。
一方でバイクローンのデメリットとして、利息を支払う必要がある・返済を滞納すると信用情報に傷がつく・完済するまでバイクを処分できない点は注意する必要があるでしょう。
詳しくは次から見ていきます。
欲しい時にバイクを購入できる!
バイクローンを利用する最大のメリットは、欲しい時にバイクを購入できる点でしょう。
そのため期間限定販売のバイクやパーツでも確実に購入することができますし、手元に現金がある場合は交通事故などの備えに回せます。
どうしても今欲しいバイクなどがあれば、バイクローンの利用を検討しましょう!
利息を支払う必要がある
反対にバイクローンを利用することの最大のデメリットは、利息が掛かる点が挙げられます。
特にバイク販売会社のバイクローンは年10%近くの金利が設定されるため、購入費用とは別に10万円以上の利息が掛かることもあるでしょう。
利息は返済期間が伸びれば伸びるほどかさむため、バイクローンを利用する際には月々の返済額だけではなく、総返済額も併せてチェックすることを強くおすすめします。
返済を滞納すると信用情報に傷がつく
バイクローンを利用する際は、必ず期日を守って返済しましょう。
バイクローンの返済を滞納してしまうと、滞納記録が信用情報に記録され、今後の生活に大きな影響を与えます。
【信用情報とは】
信用情報とは、バイクローンやクレジットカード、奨学金など月々支払う契約に関する利用履歴のこと。
返済の滞納や債務整理をおこなうと金融機関経由で信用情報に記録され、いわゆる「ブラックリスト入り」状態になる。
ブラックリスト入りしてしまうと、クレジットカードの強制解約やバイクローンの一括返済が求められ、保証会社を介する賃貸物件やスマホ本体代金の分割払いなどが5〜10年はできなくなります。
バイクローンは毎月無理なく返済できる額で利用するようにしましょう!
完済するまでバイクを処分できない
またバイクローンを利用する際に抑えておきたいポイントとしては、バイクローンを完済するまでバイクが処分できなくなるという点です。
つまりなんらかの事故でバイクが乗れなくなった場合でも、ローンの支払いは続ける必要がありますし、完済するまで他人にあげたり売ったりすることはできません。
また、バイクのカスタムにも一定の制限がある場合がほとんどです。
そのためバイクを自由に活用したい!という方はなるべく早くバイクローンを完済することをおすすめします。
バイクローンとは?種類を解説!
ここまではバイクローンのメリットやデメリットを解説してきましたが、一口にバイクローンと言っても種類によって金利や注意点が異なります。
ここからはバイクローンの種類について解説していきますので、自身のニーズに合ったものを選びましょう!
銀行のマイカーローン
「マイカーローン?」と思う人も多いでしょうが、基本的にはマイカーローンでもバイクの購入資金を借りることは可能です。
そのためバイクローンの利用を検討している人は、マイカーローンでも調べておくと良いでしょう。
その上でバイクローンの1つである銀行のマイカーローンについてですが、メリットとしては銀行ならではの安心感と支払い期間・回数の多さが挙げられます。
そのため「安心してローンを利用したい!」「できるだけ月々の返済額を抑えたい!」という人向けと言えます。
ただし借入限度額が比較的低く、審査から融資まで時間が掛かる点はデメリットとして把握しておきましょう。
損保ジャパン日本興亜のバイクローン
損保ジャパン日本興亜は唯一バイクローンを提供している保証会社であり、1.90~2.85%という金利の低さが最大のメリットとして挙げられます。
また保証人を立てる必要がなく、最大999万円まで利用できるため、利便性もバイクローンの中ではトップクラスと言えるでしょう。
ただし、損保ジャパン日本興亜のバイクローンの対象になるのは排気量251ccのバイクのみであるため、利用する際には注意が必要です。
ディーラーローン
ディーラーローンとは、ディーラーが契約している金融機関のローンのことで、バイクを購入すると同時に組むことができます。
またディーラーローンはディーラーと金融機関が提携を結んでおり、バイク自体が担保になるため比較的審査に通りやすいですし、審査自体も早ければ30分から1時間程度で完了します。
そのため「今日中に支払ってバイクを乗りたい!」という人向けと言えるでしょう。
ただしディーラーローンを利用できるのは、30万円以上の新車に限定しているメーカーも多いため、購入するバイクによっては利用できないケースもあります。
バイク販売会社のバイクローン
バイク販売会社によっては、ローン会社を介さずに自社独自のバイクローンを提供している場合もあります。
バイク販売会社のバイクローンは車検費用や整備用品もローンが適用されるなど、手厚いサービスが魅力と言えるでしょう。
ただしその分金利は高めであり、車種によっては10%近くの金利が設定されることもあります。
またディーラーローン同様に完済するまで所有権はバイク販売会社にあるため、カスタムや事故処理に多少手間がある点は覚えておきましょう。
バイクローンとは?必要書類を解説!
ここからはバイクローンの審査を受けるにあたって必要になる書類を解説します。
細かい点はローン会社によって異なるため、個別に問合せるのがベストですが、以下では一般的なバイクローンで求められる書類などを紹介していきます。
書類に不備があると審査や融資までに時間が掛かってしまうため、スムーズにバイクローンを利用したい方は確認しておきましょう!
本人確認書類
バイクローンの審査で必ず必要になる書類としては、運転免許証やパスポートなどの本人確認書類が挙げられます。
上記で挙げたもの以外でも公的機関が発行した顔写真付きの身分証明書であれば、原則利用できますが、学生証は不可としている機関が多いです。
また健康保険証を本人確認書類として利用する場合は、併せて公共料金の明細書などが求められるケースもあるため、注意しましょう。
なおWebでバイクローンの審査を申込む場合は、個人番号などが見えないようにマスキングの上、提出する必要があります。
銀行の通帳
バイクローンの審査を申込む際には、銀行の通帳を用意しましょう。
一度金融機関から融資を受けて、バイク販売会社に支払う際に銀行振込を利用すたるめです。
なお「通帳を持ち運ぶのが怖い」という人は通帳のコピーを取ることをおすすめします。
その際は店番号・口座番号・支店名の記載がある1〜2ページだけで十分です。
印鑑
店頭などでバイクローンの契約を結ぶためには、印鑑が必要になるため準備しましょう。
印鑑は100円ジョップなどで売っている認印でも問題ありませんが、シャチハタ(朱肉が既についている印鑑)は利用できない可能性があるため、避けた方が無難です。
収入証明書
バイクローンの審査では申込者の返済能力を確認するために、収入証明書の提出が求められることがあります。
アルバイトや会社員として働いている場合は、2〜3ヶ月分の給与明細書や源泉徴収票を用意しましょう。
なお個人事業主の場合は、確定申告書の写しが求められるケースが多いため、準備しておくことをおすすめします。
住民票の写し
125cc以上のバイクを購入する場合は、住民票の写しを準備しましょう。
なお住民票の写しを発行する際には本人のみ・個人番号の記載なしを選ぶ必要があります。
また手元にマイナンバーカードがあれば、全国のコンビニのマルチコピー機から住民票の写しを発行できるためおすすめです。
資金使途証明書
資金使途証明書とは「どんなバイクを買うか」の資料のことです。
パンフレットやカタログを一部準備しておくと、審査がスムーズに運びます。
バイクローンとは?申込みの流れを解説!
バイクローンの申込みの流れは以下のとおりです。
①インターネットから申込み
②審査結果の連絡
③契約手続き
④借入
⑤必要書類の提出
詳しくは次から見ていきましょう。
①インターネットから申込み
まずはバイクローンの審査を申し込みましょう。
大手銀行などであれば、複数の申込み方法に対応していますが、手軽かつスピーディーに融資が受けられるインターネット申込みがおすすめです。
なお審査を申込む際には年収や他社借入を入力する必要がありますが、虚偽の申告が発覚すると必ず審査に落ちてしまうため、ごまかさずに正確な情報を入力しましょう。
②審査結果の連絡
バイクローンの審査申込みが完了次第、ローン会社の方で審査が実施されます。
審査にかかる時間ですがディーラーローンやバイク販売会社ローンであれば30〜1時間程度で完了しますし、銀行ローンの場合は2日3日掛かる場合もあるでしょう。
そのため銀行ローンを利用する場合は、時間に余裕を持って申込むことをおすすめします。
③契約手続き
無事バイクローンの審査に通ったことを確認したら、契約手続きを進めましょう。
この段階で金利や月々の返済額、返済予定期間が確認できます。
またバイクローンによっては保険が付加されているケースもあるため、併せてチェックしておきましょう!
④借入
契約が締結次第、ローン会社から融資がおこなわれます。
なおバイクローンではローン会社からバイク販売会社へ直接支払いがされるケースと、申込者が借入金をバイク販売会社へ支払うケースの2パターンがあるため、確認することをおすすめします。
特に借入とバイクを購入するタイミングが異なる場合は、注意が必要です。
⑤必要書類の提出
借入が完了次第、必要書類を提出しましょう。
なおバイクローンによってはより前の段階で必要書類の提出が求められるケースもあるため、すぐに提出できるように準備しておくことをおすすめします。
またWebから必要書類をアップロードする際には、手ブレや写真の見切れがないように確認しておきましょう。
バイクローンにはデメリットも多い!しっかりと確認しておこう!
このページではバイクローンのメリットやデメリット、種類などを解説してきました。
基本的にバイクローンはメリットよりもデメリットの方が大きく、現金で一括払いできるのであればそちらの方がおすすめです。
それでもバイクローンを利用したい場合は、無理なく返済を続けられるように、必ず返済シミュレーションを受けておきましょう!