横浜銀行発行のクレジットカード!バンクカードローンとは?

横浜銀行には通常のカードローンの他に「バンクカードローン」もあります。
名前が非常に似ていてややこしいのですが似て非なるもの!
返済額や借りられる額なども大きく異なるので、バンクカードローンについてもきちんと知っておきましょう。

横浜銀行バンクカードローンって何?

まず、大きく違う点。
通常のカードローンはあくまでお金を借りるためのものとして存在しています。
しかしバンクカードローンの主軸は「キャッシュカード」もしくは「クレジットカード」もしくは「その両方」です。

「キャッシュカード」もしくは「クレジットカード」に追加出来る、いわばオマケ的な存在としてのローン機能です。

限度額が違う

バンクカードローンは前述の通りあくまでオマケなので、基本的には50万円までしか借りられません。
(※横浜銀行の住宅ローンを利用している人だけが使えるバンクカードローンについてはこちらから

10万円/30万円/50万円の3枠のみ。

普通のクレジットカードについてるキャッシング機能に近いイメージですね。
ただ他社のクレカのキャッシング機能は金利が18%前後。
それに比べると13.6%というのはかなり安い金利なので良心的。

クレカでキャッシングするぐらいならバンクカードローンがオススメです。

返済方法が違う

バンクカードローンは、定例返済という毎月同じ金額が引き落とされる返済方法です
借り入れ額が60万円を超えるまでは毎月1万円ずつ返済していきます。
横浜銀行で住宅ローンを利用していない限りは50万円までしか借りられないので、90%以上の人が毎月1万円ずつ返済していくことになりますね。

しかし通常カードローンの場合はもっと小刻みに段階を踏んで行きます。
例えば、10万円未満なら月々2,000円の返済。
20万円未満なら4,000円の返済といった具合に小刻みかつ少額での返済が可能です。

このことから、バンクカードローンは、「とにかく今月しのげれば何とかなる人」向けだと推測出来ます。

金利が違う

返済方法と同じようにバンクカードローンと通常カードローンを比べると、金利の設定もだいぶ大きなくくりでまとまっています。
<横浜銀行カードローンの場合>
借入れ限度額が100万円以下:年14.6%
借入れ限度額が100万円超200万円以下:年11.8%
以下、1000万円まで11段階に分かれています。

<バンクカードローンの場合>
10~100万円未満:年13.6%
100~300万円:年8.5%
この2段階しかないです。

大ざっぱ過ぎると思うかもしれませんが、だいたいの人が50万円までしか借りられないから、これぐらいざっくりとした段階制で十分なのかもしれません。

小口融資ならバンクカードローンの方がお得?

金利設定を見てお気づきになられた方も多いと思います。
そう、50万円までしか借りない予定ならバンクカードローンの方が1%も金利が低いのです。

ただ注意したいのは先ほども述べた通り、毎月1万円の返済をしないといけない点です。
「別に来月以降はこんなヤバい状況にならないし大丈夫」という人なら問題ないと思います。
しかし、「慢性的に金欠で来月も1万円返せるか自信がない」という人なら横浜銀行カードローンの方をオススメします。

カードが違う

バンクカードローンの場合はキャッシュカード、もしくはクレジットカード機能付きキャッシュカードにそのまま機能追加出来ます。
よって、元から横浜銀行の口座を持っていた人にとってはカード発行する時間が短縮出来ますね。
しかもお財布の中に入れっぱなしにしていても何の問題もありませんから、家族に気付かれるのを心配している人にもオススメできます。

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左がクレジットカード機能付きキャッシュカード、右がカードローン用カード。
当然左の方はローンの「ロ」の字も記載されていませんので普通のクレジットカードにしか見えません。
しかし右の方はデカデカとカードローンの文字が入ってしまっていますね。

お財布のポケットの中に入れておけば見えない位置だとは思います。
しかし、世の中の奥様方は旦那の財布も我が物顔で開けることもあると聞きます。
もしそういった奥様をお持ちなのであればバンクカードローンの方が安心かもしれませんね。

保証会社が違う

前回保証会社についてもお話しましたが、バンクカードローンの審査は横浜信用保証株式会社が行います。
通常カードローンの方はSMBCコンシューマーファイナンス株式会社です。
保証会社が異なれば審査基準が異なる可能性も高いです。

以前プロミスやSMBCモビットを使っていて1日でも返済に遅れたことがあるのなら、バンクカードローンを使う方が審査通過率は高いかもしれません。

バンクカードローンを使う時の注意点

ちなみにバンクカードローンは、すでに横浜銀行で他のカードローンを利用していると申し込みが出来ません。
つまり、バンクカードローンと通常カードローンの併用は出来ないということですね。

どちらかにしか申し込めないのであればご自身の必要な金額、返済可能額、金利などの全ての項目をバランス良く見て比較する必要があります。

どんな人にオススメなのかまとめてみた

  • とりあえず今のピンチが凌げればOKな人
  • 慢性的金欠ではない人
  • 融資希望額が50万円以下の人
  • これ以上カードが増えるのは嫌な人
  • 家族に気付かれるのが心配な人

以上です。
あまりいないとは思いますが次回は横浜銀行で住宅ローンを利用している人向けに、バンクカードローンを解説してみたいと思います。


■この記事を書いた研究会メンバー
NAME:たぐち
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ひとこと:もっと違う名前つけてほしかった。

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