青森銀行は青森県最大の地方銀行で、青森市に本店があります。
青森に拠点を置いていた、第五十九銀行、青森銀行、八戸銀行、津軽銀行、板柳銀行の5つの銀行が合併して誕生した銀行です。
青森県にあるほとんどの自治体で、指定金融機関として利用されています。
青森県内に生活の拠点がある人々にとっては、とても馴染みのある銀行です。
この青森銀行が提供しているカードローンが、青森銀行カードローン「Aキャッシング」です。
地方銀行系カードローンである「Aキャッシング」とは、どのようなカードローンなのでしょうか。
カードローンの審査基準を徹底解説!こんな人は審査に落ちる可能性大!
青森銀行カードローン「Aキャッシング」の基本情報
青森銀行カードローン「Aキャッシング」の基本情報は、次のようになっています。
利用条件 | 保証会社の保証が得られる満20歳以上満75歳未満の人 |
---|---|
金利 | 固定金利型 |
限度額 | 実質年率(平成29年6月19日現在) |
810~1,000万円 | 2.4% |
510~800万円 | 4.0% |
410~500万円 | 4.8% |
310~400万円 | 8.0% |
210~300万円 | 11.2% |
100~200万円 | 14.0% |
10~90万円 | 14.5% |
使いみち | 自由(ただし事業性の資金には利用不可) |
貸付額 |
|
融資期間 | 3年(契約日より3年目の応答日の属する月の末日まで)※原則として契約期間は自動更新 |
「Aキャッシング」で50万円を超える申込をする場合には、所得を確認できる書類の提出が必要となります。
青森銀行カードローン「Aキャッシング」の審査を受ける4つのメリット
青森銀行カードローン「Aキャッシング」には、次のような4つのメリットがあります。
- 口座なしでも利用OK
- インターネットで手続きできる
- 月の返済は最低2000円から可能
- 最寄りのコンビニATMから借入・返済できる
「Aキャッシング」には、青森銀行の口座が無くても申し込むことができます。
1日でも早く現金が必要な時には、これはとても大きなメリットだと言えるでしょう。
また、「Aキャッシング」はインターネットからも申込むことが可能です。
銀行窓口まで出向かなくてもよいので、青森銀行の本支店所在地から遠い場所に居住している人々にとっては特に助かります。
「Aキャッシング」の最低返済額は2000円で、コンビニATMから借入・返済ができます。
口座なしでも利用OK
青森銀行のカードローン「Aキャッシング」は、青森銀行に口座がなくても申し込むことができます。
カードローンの申込にあたって、銀行口座が必要かどうかということは、とても大きなポイントです。
というのは、申し込みから実際の融資に至るまでの時間に、大きな差が生じるからです。
カードローンを申込むためにその金融機関の口座を作らなければならない場合は、わざわざ銀行窓口まで出向かなければなりません。
居住地によっては、仕事を休まなければならない可能性も生じます。
その点青森銀行の「Aキャッシング」なら、思い立ったその時間に申込むことができるのです。
これはすぐにでも現金を融資して欲しい人には、とても有難いことなのです。
インターネットで手続きできる
青森銀行カードローン「Aキャッシング」の申込方法は次の3つです。
- インターネット経由で申込む
- 電話で申込む
- FAXで申込む
このうち一番申込がしやすいのが、インターネットを使用した申込方法です。
電話やFAXでもできますが、それぞれにデメリットが存在します。
まず電話での申込には、9:00から17:00までという時間制限があります。
もちろん銀行が休みの日には申込ができません。また、FAXでの申込には「Aキャッシング申込書」が必要になります。
この申込書は青森銀行の店頭やATMに設置してあるので、そこまで取りに行かなければなりません。
インターネットでの申込は、24時間365日いつでも行うことが可能です。
本人確認書類もネットでアップロードできるので、手間がかからず簡単です。
月の返済は最低2000円から可能
青森銀行カードローン「Aキャッシング」を利用した場合の返済額は、返済日の前日時点での総借入額残高に応じて変化をします。
総借入額に対する返済額は、次のようになっています。
総借入額 | 返済額 |
---|---|
10万円以下 2,000円以降 | 100万円までは10万円毎に2,000円追加 |
100万円超~150万円 | 25,000円 |
150万円超~200万円 | 30,000円 |
200万円超~300万円 | 40,000円 |
300万円超~400万円 | 45,000円 |
400万円超~500万円 | 50,000円以降100万円毎に10,000円追加 |
これを見てもわかるように、青森銀行カードローン「Aキャッシング」の最低返済額は2,000円です。
しかも100万円までは、10万円ごとに2,000円の追加のみになっています。毎月の返済額が多いと家計を圧迫することがあります。
その点青森銀行カードローン「Aキャッシング」ならば、余裕を持って返済ができるというわけです。
最寄りのコンビニATMから借入・返済できる
青森銀行カードローン「Aキャッシング」は、次のATMで借入と返済ができます。
- 青森銀行ATM
- イオン銀行
- セブン銀行ATM
- ローソン銀行ATM
- イーネット銀行
- バンクタイムATM(青森県内のサークルK・サンクス店舗)
(青森銀行とイオン銀行以外のATMは、それぞれのATMマークのある店舗に限られます)
青森県内で利用することのできる店舗とATMは、青森銀行のHPで確認できます。
このように、最寄りのコンビニATMで借入・返済ができるのが「Aキャッシング」のメリットの1つです。
しかも借入の回数に制限がないので、必要な時に何回でも借入が可能です。
コンビニでの買い物のついでに返済ができるので、わざわざ銀行の本支店に行く必要もありません。
青森銀行カードローン「Aキャッシング」の審査のポイント
カードローンの審査方法は、カード会社によって違いがあります。
青森銀行カードローン「Aキャッシング」を申込んだ場合の審査のポイントとしては、次のようなものが挙げられます。
- 申込方法によって限度額・審査基準が変わる
- 申し込めるのは青森銀行の営業区域内の人限定
- 審査のほとんどはアコムが担当
青森銀行カードローン「Aキャッシング」には、カードローン「Aキャッシング」とWEBカードローン「Aキャッシング」の2種類があり、申込方法と限度額に違いがあることを覚えておきましょう。
また、審査基準も違っています。「Aキャッシング」に申込むことができるのは、青森銀行の営業区域内の人だけです。
そして審査のほとんどはアコムが担当しています。
審査の甘いカードローンの特徴!確実に借りられるカードローンはどこ?
申込方法によって限度額・審査基準が変わる
青森銀行カードローン「Aキャッシング」の申込方法は、インターネットとそれ以外に区別することができます。
そして申込方法によって、限度額と審査基準に違いがあるのです。
インターネットから申込むことができるのは、WEBカードローン「Aキャッシング」です。
このカードローンの融資限度額は300万円となっています。WEBカードローンを申込むためには青森銀行の口座が必要です。
もし口座が無いのなら、申込と同時に「あおぎんネット支店」の口座を作ることができます。
WEBカードローンは限度額が300万円と低く、しかも銀行口座が必要ですが審査は厳しくなっています。
電話やFAX、窓口から申込めば1,000万円まで借りることができるうえ、審査はWEBよりも甘くなります。
申し込めるのは青森銀行の営業区域内の人限定
青森銀行カードローン「Aキャッシング」に申込むには、次の基準を満たさなければなりません。
- 保証会社の保証が得られ、満20歳以上満75歳未満であること
- 北海道、青森県、秋田県、岩手県、宮城県、東京都に生活の拠点があること(住居・仕事場)
- 日本国内発行の有効な運転免許証を所有していること
このうち、一番大きなポイントは生活拠点に制限があるという点です。
青森銀行は、青森銀行の営業区域内に密着をした銀行なので、カードローンの対象者も営業区域内に限られます。
また、WEBから申込む場合には口座が必要ですが、東京支店は別になるので注意が必要です。
これらの地域外に生活の拠点がある場合は、申込むことさえできません。
審査のほとんどはアコムが担当
カードローンの審査方法はローン会社で違います。
青森銀行カードローン「Aキャッシング」の審査は、業務提携をしているアコムが行っています。
アコムは借入をする人の保証を担当するので、青森銀行よりも大きなリスクを抱えることになります。
そのため、銀行の審査とはまた違った基準で審査を行います。
たとえば過去にアコムを利用し、延滞や金融事故を起こした経緯がある人は、審査がとても厳しくなります。
特にアコムに対して、自己破産などの債務整理を行ったことがある人は、審査を通ることはほとんど不可能です。
そのような経験のある人は、青森銀行カードローンではなく別のローン会社のカードローンを利用するのが賢明です。
青森銀行カードローン「Aキャッシング」の審査は甘い?厳しい?
カードローンを申込む時に気になるのは、審査基準が甘いか厳しいかという点です。
カードローンの審査基準を公開している金融機関はありません。
どれほど年収があったとしても、必ず審査を通るとは言い切れないのです。
各カードローンの審査が厳しいかどうかは、実際に申し込んだ人々の口コミから探ることができます。
青森銀行カードローン「Aキャッシング」の審査の傾向としては、次の3点が挙げられます。
- 地銀の中では標準レベルの審査難易度
- 審査では口座利用者を優遇
- 来店申込の方が審査に通りやすい
青森銀行は地方銀行であり、審査は地銀の標準レベルの厳しさです。
カードローンの審査にあたっては、青森銀行の口座利用者が優遇をされますし、来店申込の方が審査に通りやすい傾向があります。
地銀の中では標準レベルの審査難易度
カードローンを扱うカード会社は、主に次のように分類をされます。
- 都市銀行系
- 地方銀行系
- 消費者金融系
- 信販系
- 流通系
- サービス系(石油会社、車メーカー等)
このうち一番審査が厳しいのが、都市銀行系のカードローン会社です。
特に2018年からは、審査に警察データベースとの照合という項目が加わったことにより、より厳しさを増しています。
審査が甘いと言われているのが、信販系と流通系、サービス系です。
青森銀行が所属する地方銀行系は、都市銀行系の次に審査が厳しくなっています。
地方銀行系も都市銀行系と同じように、2018年から審査が厳しくなりました。
そういった地方銀行系の中で、青森銀行カードローンの審査の厳しさは標準的だと言われています。
審査では口座利用者を優遇?
口コミによると青森銀行カードローン「Aキャッシング」の審査にあたっては、青森銀行の口座利用者が優遇をされると言われています。
青森銀行は営業地域に密着をしている銀行であり、特に口座の利用者を大事にしています。
たとえば給与振込に青森銀行の口座を使っている人の場合には、信用があるということで審査が甘くなる傾向があります。
口座の利用が長ければ長くなるほど信用状態もよくなるので、青森銀行の口座を長く利用している人は、青森銀行カードローン「Aキャッシング」に申込んでみるとよいでしょう。
もちろん審査には他の項目も影響するので、青森銀行の口座を利用しているからといって必ず審査を通過するわけではないことは覚えておきましょう。
来店申込の方が審査に通りやすい?
青森銀行カードローン「Aキャッシング」を申込む場合には、インターネットや電話を使用することができます。
わざわざ銀行窓口まで出向かなくても、カードローンの申込ができるので大変便利です。
しかし、こと審査においては事情が違ってきます。
口コミによると、インターネットや電話、FAXでの申込よりも、直接窓口まで出向いた方が審査に通りやすくなると言われているのです。
窓口では借入を申込む人の、服装や態度なども見られることになります。
同じ属性を持っているのなら、直接窓口から申込んだ方が印象がよくなるのです。
また、申込書に不備があった場合も窓口ならすぐに修正をすることができます。
こういった意味からも、窓口から申込む方が審査には有利です。
青森銀行カードローン「Aキャッシング」の審査に落ちる理由と対処法
カードローンを扱う会社には、審査に関するクセのようなものがあります。
同じ年収、同じ年齢でも、ローン会社によって審査に落ちたり通ったりします。
カードローン会社で、審査基準を公開しているところはありません。
そのため、どのような属性なら必ず審査を通過するのか、などといったことについては判明していないのです。しかし、口コミを調べることである程度のことは分かります。
青森銀行カードローン「Aキャッシング」の審査に落ちやすい主な原因は、次のようになっています。
- 希望限度額が高すぎた
- 金融事故があり金融ブラックであった
- 申込内容に嘘があった
- 他のカードローンを利用していた
これらに対する対処方法を知っておくと審査が有利になります。
希望限度額は必要最低限まで下げる
銀行系カードローンは、2018年から審査が厳しくなりましたが、その背景には自己破産者の増加があります。
雑誌やテレビで自己破産の原因として、多重債務が取り上げられるようになり、銀行系カードローン会社への風当たりが強くなったのです。
消費者金融系カードローンには、過剰な融資を規制する「総量規制」というものがあります。
銀行系カードローン会社はこの規制の対象外ですが、世論に合わせて多重債務を防ぐ方向にシフトをしているのです。
カードローンの審査においては、年収と返済額のバランスを考慮するようになりました。
その結果、同じ年収なら融資の希望限度額が少ない方が審査に通りやすくなっているのです。
希望額は後で増額できるので、申込む時には最低限まで下げるのが賢明です。
金融事故があったら信用情報がクリーンになるまで待つ
過去にクレジットやカードローンを利用し、延滞などの金融事故があった場合は審査が非常に厳しくなります。
特に自己破産などの債務整理の情報が残っていると、ほとんど審査を通過することはできません。
こうした金融ブラックの情報は、信用情報会社に一定の期間保存されることになります。
一般的に延滞などの情報は5年、自己破産の場合は10年保存されます。
信用情報がブラックでは審査に通ることはできませんが、この保存期間が過ぎてクリーンになれば審査を通過できるようになります。
そのため、もし自分が金融ブラックだとしても、クリーンになるまで待てばよいということです。信用情報は情報機関に問い合わせることができます。
自分の情報を知り、クリーンになるまで待つようにしましょう。
嘘の内容での申込みはNG
カードローンの審査に落ちる原因として多いのが、嘘の内容でカードローンに申込むということです。
クレジットカードやカードローンは、申込む人の信用に基づいて審査をします。
嘘の内容で申込んだことが発覚をした場合には、信用状態が最悪となってしまいます。嘘の内容で多いのが、他の金融機関からの借入です。
ほとんどの銀行系カードローン会社は、自社の場合は50万円を、他社との合計だと100万円を超える申込みには収入証明書を求めてきます。
そのため、他社からの借入を記入しない例があるのです。しかしカードローンを扱う金融機関は情報を共有しているので、嘘は必ずバレることになります。
申込む時には、正確な内容で申込むのが鉄則です。
使っていないクレカやローンは早めに解約する
カードローンの審査で重要になるのが、年収と返済額のバランスです。
一般的に借入先が多くなれば多くなるほど、返済額は膨れてきます。
そのため、借入先が多い人は審査に通るのが厳しくなります。
また、カードローンを申込む際に、同時に他のカードローンも申込むことは避けた方が賢明です。
というのは、複数のカードローンに申込んだという情報も共有されるので、お金に困っているという印象を持たれてしまうからです。
現在使用していないクレジットカードやカードローンがあるのなら、解約をした方が審査に通りやすくなります。
なぜなら現在の借入額よりも、カードローンの限度額がものを言うからです。
そのため、使っていないローンは解約をするようにしましょう。
青森銀行カードローンは2種類!一長一短なのでしっかり選ぼう
青森銀行のカードローンは、「Aキャッシング」だけではありません。
もう1つ別のカードローンがあるのです。そのカードローンとは「あおたす」のことです。
この「あおたす」と「Aキャッシング」には、明確な違いが存在します。「あおたす」の最高限度額は500万円です。
また、「あおたす」の保証会社はあおぎんカードサービス株式会社になります。アコムではないので、審査基準も違います。
「あおたす」は、65歳未満の人しか申込めません。
2つのカードローンには、それぞれ一長一短があります。500万円以上の融資を受けたいなら「Aキャッシング」ですし、過去にアコムに関する金融事故があったのなら「あおたす」を選ぶしかありません。
自分の状態や希望に合わせ、しっかりと選ぶようにしましょう。