ジャパンネット銀行カードローンを大手8社と徹底比較!メリット・デメリット

ジャパンネット銀行カードローン

「ジャパンネット銀行」の「ネットキャッシング」は、インターネットのWEB上で簡単に手続きが可能なカードローンです。

スピーディーなキャッシングが可能であるため、急な出費でお金が必要になったときでも頼れる存在です。

また、残高不足サポート機能など、独自のサービスでも話題のカードです。

今回はジャパンネット銀行のカードローンのメリットやデメリットを、他社のカードローンと比較しながら、詳しく解説していきます。

ジャパンネット銀行カードローンの基本情報

限度額 1000万円
金利(実質年率) 2.5%~18.0%
遅延損害金 20.0%(実質年率)
返済方法 残高スライド元利定額返済方式
返済期日 「毎月1日~28日・月末」から選択
申込み条件 申込み時の年齢が満20歳以上70歳未満の人・本人に安定した収入のある人
利用目的 自由(事業資金は除く)
担保・保証人 不要

ジャパンネット銀行カードローンのメリット

  • 「30日間利息0円」の特典あり
  • 「自動融資機能」を備えている
  • 「郵送物一切なし」で契約を完結することが可能

「30日間利息0円」の特典あり

はじめてジャパンネット銀行カードローンを利用する人の場合、初回借入日から30日の間は全く利息がかからないという特典が用意されています。

無利息のサービス期間は「初回借入日」からスタートするという規約です。

「契約日」からの経過日数は一切関係ないので、あわてる必要もなく安心して利用することができます。

「自動融資機能」を備えている

ジャパンネット銀行カードローンには2つの「残高サポート機能」が備えられています。

1つ目は「自動融資」という残高サポート機能です。

ジャパンネット銀行で公共料金の引き落としなどをしていた場合、うっかり残高不足になってしまっても、不足分が自動的に融資されるというものです。

滞納などを未然に防ぐことができるため、安心して生活することができるサービスです。

さらに、「Visaデビット決済」についても不足分が自動融資されるという非常に珍しいシステムも用意されています。

レジでの支払い不能を防ぐことができるため、ショッピングなどもストレスなく楽しむことができます。

また、ジャパンネット銀行カードでATM引き出しを行ったときに残高が不足するような場合でも、自動融資が適用されます。

2つ目の残高サポート機能は「振替時自動借入」です。

ジャパンネット銀行の普通預金口座が残高不足でも振込みが可能という、非常に便利なサービスです。

カードローンの借入可能額の範囲内であれば、振込みに対する不足分が自動的に借り入れとして処理されるため、手続きや操作も不要です。

振込みや振込予約だけでなく、「Yahoo!かんたん決済」などのリンク決済サービスに利用できることも特徴のひとつです。

「郵送物一切なし」で契約を完結することが可能

「郵送物一切なし」で申込みから契約までの手続きを完結させることができます。

ローンのカードがないため、既にジャパンネット銀行の口座を持っている人であれば、パソコンやスマートフォンから簡単に手続きが可能です。

ジャパンネット銀行カードローンのデメリット

  • 低額利用者はかなり金利が高い
  • ジャパンネット銀行に口座がないと手続きに時間がかかる
  • 借り過ぎてしまうこともある

低額利用者はかなり金利が高い

ジャパンネット銀行カードローンの金利は利用限度額によって変わってきますが、適用金利が10%未満になるのは限度額250万円以上の利用者だけです。

低額利用者は金利が高くなってしまうため、注意が必要です。

特に利用者の多い100万円未満は一律18.0%で、銀行のローンとしてはかなり高い部類になります。

消費者金融大手の「アコム」や「アイフル」と同等の水準となるため、低額利用者は慎重に検討する必要があります。

ジャパンネット銀行に口座がないと手続きに時間がかかる

カードローン契約のWEB完結ができるのは、既にジャパンネット銀行に普通預金口座を持っている人に限定されます。

それ以外の人は、カードローンの契約と同時にジャパンネット銀行の普通預金口座開設手続きが必要になるため、ある程度の時間をみておく必要があります。

銀行カードはどうしても郵送になってしまうことに加え、銀行の初期設定も必要です。

借り過ぎてしまうこともある

ジャパンネット銀行のネットキャッシングには「自動融資機能」という非常に便利なサポート機能が付帯していますが、当然それだけ借金が増えていくことになります。

ショッピングなどでもVisaデビットで銀行の残高不足分が自動融資されるため、予算より使いすぎてしまうこともあります。

便利な分、借りすぎには注意することが大切です。

ジャパンネット銀行カードローンの審査の流れを徹底解説

  1. ジャパンネット銀行公式サイトから申し込み
  2. 必要書類を提出
  3. 勤務先への在籍確認
  4. 審査結果のお知らせ
  5. 借り入れスタート

ジャパンネット銀行公式サイトから申し込み

ネットキャッシングはジャパンネット銀行公式サイトから申し込むことができます。

利用者の状況に応じて「ネットキャッシングのみ」・「口座開設+ネットキャッシング」のいずれかを選択する必要があり、それぞれのアイコンをクリックして手続きを進めていきます。

既にジャパンネット銀行に普通預金口座を持っている場合はかなり手続きが簡単です。

必要書類を提出

申込み手続きが完了した後、必要書類を提出する必要があります。

書類は画像アップロード機能を使ってパソコンから簡単に提出することができます。

また、スマートフォンアプリも用意されているため、パソコンがない場合はスマートフォンからでも提出することが可能です。

パソコンやスマートフォンがない場合は、郵送での手続きとなります。

本人確認書類としては、「運転免許証」や「パスポート」が使用できます。

「住民票の写し」や「健康保険証」などの写真がないものでも可能です。

収入証明書としては「源泉徴収票」「最新2ヶ月分の給与明細」、「確定申告書」などが利用できます。

勤務先への在籍確認

ジャパンネット銀行カードローンを利用する場合、勤務先への在籍確認は必ずあると考えておいてよいでしょう。

電話のタイミングは、手続きが終わった後なので、必要書類の提出を待つというわけではないので注意が必要です。

審査結果のお知らせ

書類提出や勤務先への在籍確認が完了次第、審査に入ります。

審査結果の通知については登録アドレスへの「メール」と決まっています。

この時点では電話はないので特に気をつけることはありません。

審査結果が通知されるのは原則として営業時間内であるため、土曜日や日曜日などに通知がくることはありません。

借り入れスタート

ジャパンネット銀行の口座が開設済みであれば、審査結果のメールを受け取ると同時にカードローンの利用を開始することができます。

申込み手続きの際に「初回自動借入」を選択した場合は、銀行の口座に自動で入金されます。

ジャパンネット銀行カードローンの審査基準は厳しい?

ジャパンネット銀行のネットキャッシングは、銀行カードローンのなかでも手軽さが特徴です。

もちろん、誰でも審査を通過できるというわけではありませんが、過度に厳しいというわけではないのでさほど心配する必要はないといえます。

一般の銀行系カードローンは「年収」「勤務先」といった「属性」が重視されますが、ジャパンネット銀行は勤務先の企業の規模や、雇用形態などが不利な場合でも審査を通してくれることがあります。

正社員でない場合でも、まじめにきちんと働いていれば誰でも申し込むことが可能です。

居住年数や他社での借り入れなども含めて、総合的な信用が審査されます。

ただし、年齢などが条件を満たしていない場合は一切申し込みを受け付けていないので、「商品要項」は十分に確認しておく必要があります。

ジャパンネット銀行カードローンの貸付条件

ジャパンネット銀行カードローンは「アルバイト」「パート」「派遣社員」など、正社員以外の人でも申し込むことができます。

ほかの銀行系カードローンと比較しても、貸付条件はかなり緩いといえます。

「主婦」でも申込みが可能で、その場合は配偶者の収入などが審査の対象になります。

ただし、学生や年金生活者などは申込みできないので注意が必要です。

「在籍確認」はかなり重要

アルバイトでも申し込みができるなど、ジャパンネット銀行カードローンは貸付条件のハードルが低い分、勤務実態の審査はしっかりと行います。

もっとも重視されるのは「きちんとまじめに働いている、信用できる人物かどうか」ということです。

そのため、勤続年数が重視される傾向があることに注意が必要です。

勤続年数があまりに短い場合は、安定感や信頼感を欠く人物と判断される恐れもあります。

また、「在籍確認」については最大限の注意を払う必要があります。

会社の都合や業務の形態がどうであれ、連絡が取れない場合は審査を通過できないことがほとんどです。

必ず「職場できちんと働いており、安定した収入がある」ということを知ってもらう必要があります。

「保証会社」の審査などにも注意

ジャパンネット銀行のネットキャッシングの利用条件として「保証会社の保証を受けられること」があげられています。

これは、ジャパンネット銀行が指定する保証会社「SMBCコンシューマーファイナンス株式会社」の審査を通過しないといけないということを意味しています。

また、公式サイトでは「JICC(日本信用情報機構)」の個人信用情報を参照するということが明記されているため、他社での取引履歴を含めた債務状況が全てみられてしまうということを覚悟しておく必要があります。

過去にカードローンやクレジットカードで滞納などの経験がある人は注意が必要です。

また、他社での借り入れが多すぎるような人も審査では不利になるため、できるだけ整理しておくことが大切です。

ジャパンネット銀行カードローンの金利を徹底解説

ジャパンネット銀行カードローンの金利の特徴

“ジャパンネット銀行の金利は「変動金利」を採用しています。

市場金利に連動して変化するため、常時同じ利息というわけにはいきません。

また、「返済途中」でも金利が変更されるということに注意が必要です。

金利が変更されると、借入残高の全てに対して新たな金利が適用されるため、市場金利が上昇局面では慎重に利用することが求められます。

そして、ジャパンネット銀行カードローンの金利は以下のように利用限度額によって変動します。

利用限度額は審査時に決まりますが、希望通りになるわけではないことに注意が必要です。

限度額 適用金利
利用限度額100万円未満 実質年率18.0%
利用限度額100万円以上300万円未満 ・「100万円以上150万円未満」実質年率15.0%
・「150万円以上200万円未満」実質年率12.0%
以下、利用限度が50万円上がるごとに実質年率2.0%ずつ低下します。
利用限度額300万円以上 ・「300万円以上400万円未満」実質年率6.5%
以下、利用限度が100万円上がるごとに実質年率0.5%ずつ低下します(最大1,000万円)。

各社カードローンの金利を比較

大手8社との金利と比較

ジャパンネット銀行 2.5%~18.0%
プロミス 4.5%~17.8%
アイフル 3.0%~18.0%
レイクALSA 4.5%~18.0%
アコム 3.0%~18.0%
三菱UFJ銀行カードローン 1.8%~14.6%
三井住友銀行カードローン 4.0%~14.5%
みずほ銀行カードローン 2.0%~14.0%
楽天銀行カードローン 1.9%~14.5%

ジャパンネット銀行の金利は高いか

大手8社のカードローンとジャパンネット銀行ネットキャッシングを比較したところ、ジャパンネット銀行は上限金利がかなり高いことがわかります。

消費者金融と変わらず、金利という観点からは銀行系カードローンのメリットはあまり感じられません。

しかしながら、下限金利はかなり低い水準です。

銀行系カードローンのなかでは最も高い下限金利ですが、審査の難易度を考えると決して不利とはいえません。

ジャパンネット銀行カードローンの返済を徹底解説

返済日

銀行系カードローンの場合、返済日はあらかじめ指定されていることが一般的です。

しかし、ジャパンネット銀行カードローンは、返済日を自由に選択できるという特徴があります。

そのため、給料日の前日が引き落とし日であったり、給料日と半月離れているという状況も発生しないため、遅滞のリスクを極限まで減らすことが可能です。

複数の候補日から選択するのではなく、「毎月1日から28日・月末」から自分に都合のよい日を任意に選択することができます。

なお、返済日の直近20日以内の借入については当月の約定返済が不要で、翌月からの約定返済となります。

「借りてすぐに返す」という必要がないため、ゆとりのある返済計画を立てることができます。

返済方法

返済は、自動引き落としのみとなります。

自分で選択した約定返済日に、ジャパンネット銀行普通預金口座から自動引き落としされます。

ほかの返済方法は選ぶことができません。

消費者金融のカードローンに多いATMによる定例返済や、コンビニ払いなどは選択できないため注意が必要です。

なお、追加の一部返済も口座から自動引き落としになります。

ジャパンネット銀行にログインして「追加返済」を選択すると、自動で処理され利用残高の一部に充当されます。

また、全額返済も同様の手続きで可能ですが、この場合は「現金+利息」ということになるので注意が必要です。

ログインした後に「全額返済シミュレーション」で必要な金額を確認する作業をする必要があります。

返済額

返済額は2通りある

返済方式は「残高スライド元利定額返済方式(A)」「残高スライド元利定額返済方式(B)」の2種類があり、それぞれ返済額が変わります。

「返済方式(A)」は少なめの返済額で、返済にゆとりが欲しい人に向いています。

一方、「返済方式(B)」は返済額が多めのため、短期間で返済をしたいという人に都合がよい方式です。

返済額の例

借入残高10万円以下の場合、「返済方式(A)」は3,000円ですが「返済方式(B)」では、10,000円となります。

借入残高100万円の場合は、どちらも20,000円で変わりません。

借入残高200万円の場合は「返済方式(A)」が20,000円、「返済方式(B)」が30,000円となります。

細かい設定があるので、借入時には返済金額をしっかり確認しておく必要があります。

ジャパンネット銀行カードローンを利用した人たちの口コミ

年齢 43歳
年収 550万円
借り入れ目的 レジャーなど
借入額 40万円
性別 男性
「ジャパンネット銀行の口座を持っていなかったので、カードローンの申込みの際に口座も開設する必要がありました。しかし、翌日に承認をもらうことができたので、スピードに驚きました。希望した枠が小さいので仕方ないことですが、金利は18.0%です。もう少し低いとよいかなと思います。なお、ジャパンネット銀行のカードが届く前は他の銀行の指定口座に振り込んでもらえるため、すぐに利用することができます。カードがコンビニATMなどでも使えるので非常に便利です。」
年齢 46歳
年収 470万円
借り入れ目的 趣味・レジャー
借入額 50万円
性別 男性
「いつもジャパンネット銀行を利用しているので、カードローンもこちらを利用してみようと思って申し込みました。WEB申込みでしたが、確認資料も送って翌日の承認でした。かなり早いと思います。金利はあまり低いとは思いませんが、初回の30日間無利息キャンペーンがあるので、そこそこのお得感はあります。利用開始後もほとんどの手続きをWEBとコンビニATMでできるので、カードローンに利便性を求める人にはおすすめできると思います。」

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする