アイフルのカードローンを大手8社と徹底比較!メリット・デメリット

アイフルのカードローンは最短30分で審査が完了し、インターネット上で契約手続きを完結できるので、急な出費の際も場所を選ばず利用可能です。

初めてアイフルを利用する人には、契約日の翌日から最大30日間利息0円サービスが付いてきます。

ただし、借りすぎに注意して計画的に利用することが、カードローンを有効活用するためのポイントです。

今回はアイフルのカードローンのメリット・デメリットを、他のカードローンと比較しながら徹底解説していきます。

アイフルの基本情報

契約限度額 800万円以内
金利 3.0%~18.0%(実質年率)
遅延損害金 20.0%(年率)
返済方法 残高スライド元利定額リボルビング返済方式
返済期日 返済日の翌日から35日以内に返済(サイクル制)
又は毎月の約定日に返済(約定日制)
申込み条件 申込時の年齢が満20歳以上69歳以下の方定期的な収入と返済能力のある方
利用目的 不問
担保・保証人 不要

アイフルのメリット

  • 最短30分で審査完了
  • セブン銀行ならスマホアプリで借入れ・返済が可能
  • 返済日の3日前にメールで知らせてくれる

最短30分で審査完了

アイフルのカードローン(キャッシングローン)では、最短30分審査、審査通過後はその日のうちに融資を受けることが可能なサービスを提供しています。

急ぎの融資を希望の場合は、インターネットで申込み後フリーダイヤルに連絡することで、優先的に審査を受けることも可能です。

セブン銀行ならスマホアプリで借入れ・返済が可能

アイフルでは、申込みからカードレスの借入れ・返済までスマホで可能なサービスが提供されています。

専用のアプリをスマホにインストール後、申込み内容を入力していきますが、運転免許証を撮影して取り込むと本人情報の入力を短縮可能です。

審査通過後のカードレスでの借入れ・返済は、セブン銀行のATM画面に表示されたQRコードをスマホで読み取り、スマホに表示された企業番号と自分の暗証番号を入力することで行うことができます。

返済日の3日前にメールで知らせてくれる

アイフルでは、返済日の3日前にメールでお知らせする、aiメールサービスを提供しています。

会員専用ページ又はQRコードを読み取って空メールを送信することで、メールアドレスの登録が可能です。返済日のうっかり忘れを防ぐことができる点がメリットです。

アイフルのデメリット

  • 銀行カードローンと比べると、金利が高い
  • 総量規制の対象となる
  • コンビニや提携ATMでの返済時に手数料がかかる

銀行カードローンと比べると、金利が高い

銀行カードローンの場合は一部を除き、最高金利が14%台後半のものが多いです。

一方、アイフルの場合は最高金利が18.0%となっており、10万円以上100万円未満の借入れにおける利息制限法での上限金利にあたります。

ただし、100万円以上の借入れの場合は利息制限法により上限金利が15%となるため、その範囲内での金利設定となります。

総量規制の対象となる

アイフルは貸金業者のため、貸金業法により年収の3分の1を超える貸付を制限する総量規制の対象となります。

この総量規制は、借りすぎによる多重債務を防止する目的で定められています。

したがって、既に他社借入れがある場合にはアイフルの審査に通らない可能性があります。

コンビニや提携ATMでの返済時に手数料がかかる

コンビニATMや提携ATMで返済をする場合には、手数料が発生します。

取引金額が1万円以下の場合は108円、1万円を超える場合は216円の手数料となります。

ATM手数料を負担せず返済したい場合は、口座引落の利用をおすすめします。

なお、アイフルATMでの借入れ・返済には、手数料は発生しません。

アイフルの審査の流れを徹底解説

  1. 公式サイト又は無人契約コーナー・電話で申込み
  2. 必要書類を提出
  3. 本人への申込み内容確認
  4. 勤務先への在籍確認
  5. 審査結果の回答
  6. 契約手続き
  7. 借入れ

公式サイト又は無人契約コーナー・電話で申込み

アイフルを利用したいと決めたら、まずは公式サイトで申込み手続きを行います。

スマホやタブレットからは、専用アプリでの申込みも可能です。

担当者と直接相談したい人は電話で申込むこともできます。

無人契約コーナーでの申込みでは、審査通過後の契約手続きやカード発行までその場で行うことができる点がポイントです。

申込みの際には、氏名や生年月日、住所といった個人情報、勤務先の情報、他社の借入れ状況を入力します。

急ぎの融資を希望する場合は、公式サイトから申込み後、9時から21時の間にフリーダイヤルにその旨を連絡します。

必要書類を提出

申込み後は、メールや公式サイト上の書類提出サービスを通じて必要書類を提出します。

カードローンの申込みでは、本人確認書類が必須となります。

アイフルで利用できる書類の例は以下のとおりです。

顔写真付き本人確認書類を1点

  • 運転免許証又は運転経歴証明書
  • パスポート
  • マイナンバーカード(表面のみ)又は住民基本台帳カード
  • 氏名・住所・生年月日入りの公的証明書類
  • 外国籍の人は、特別永住者証明書又は在留カード

本人確認書類に記載の住所が現住所と異なる場合には、次の書類のうち原本1点を追加で提出します。

  • 現住所が記載された本人確認書類(年金手帳や母子手帳等)
  • 直近2回分までの公共料金領収書(電気・ガス・水道・固定電話・NHK)
  • 発行日から6か月以内の、官公庁発行の書類(氏名・住所・生年月日が記載されたもの)

顔写真付きの本人確認書類がない場合は、健康保険証、年金手帳、母子手帳のうち2点を提出します。

又は、住民票や戸籍謄本を提出した後、アイフルから簡易書留郵便を送ってもらい本人確認を行う方法も用意されています。

また、利用限度額が50万円を超える場合や、アイフルを含めて他の貸金業者からの借入総額が100万円を超える場合には、最新の収入証明書類を1点提出する必要があります。

少ない借入金額で契約を希望する場合でも、状況により提出を求められる場合があるため、あらかじめ用意しておくとよいでしょう。具体的には、次のとおりです。

  • 給与所得の源泉徴収票
  • 確定申告書
  • 直近2か月分の給与明細書
  • 市区町村発行の所得証明書

給与明細書を提出する場合、過去1年以内の賞与明細書があれば、あわせて提出します。

市区町村発行の所得証明書を提出する場合、1月から5月中旬の間に発行を依頼すると前々年の所得証明が発行されるので、必ずしも最新といえない場合があることに注意が必要です。

本人への申込み内容確認

本当に本人が申込んだのかを確認する目的で、本人の自宅又は携帯電話に電話がかかってくる場合があります。

電話の中で個人情報や申込み内容の確認が行われます。

勤務先への在籍確認

本人への申込み確認後、勤務先に在籍確認の電話がかかってきます。

申込み時に記入した勤務先に、実際に勤務しているかを確認する目的での電話です。

公式サイトから申込んだ場合でも、申込み内容確認の電話の際に、在籍確認の日時を指定することができます。

在籍確認は個人名で行われ、本人が在籍しているとわかる返答があれば、それで完了します。

在籍確認の電話に本人が出た場合、その場で契約内容の確認が行われる場合があるので、借金に関する電話だと思われたくない場合は、後でかけ直す旨を伝えるとよいでしょう。

審査結果の回答

審査結果は、土日祝日を問わず9時から21時までの間に、申込み時に指定した連絡先に電話連絡があります。

申込みの時間帯によっては、翌営業日の午前中の連絡となる場合があります。

契約手続き

審査通過後は、契約手続きを行います。

書類やカードの郵送を希望しない場合は、返済方法を口座振替に指定することを条件に、公式サイト上で契約手続きを完結できます。

契約直後にカード郵送を希望しなかった場合でも、後日発行を受けることが可能です。

カード発行を希望する場合は、本人確認書類や収入証明書類の原本を持参した上で、無人契約コーナー又は店舗での契約手続きとなります。

借入れ

契約完了後は、コンビニATMや指定口座への振込予約により利用可能額の範囲でいつでも借入れ可能です。

あくまでも借金ですので、計画的に利用するよう心がけましょう。

アイフルの審査基準は厳しい?

アイフルの審査基準は公表されていませんが、アイフル月次データによると、5月の新規成約率は48.2%となっています。

したがって、審査に通る確率は五分五分といえます。

貸金業法の総量規制を超えている場合には、その状態が解消されない限り審査に通ることはありません。

個人信用情報によって、銀行カードローンやクレジットカードのリボ払いといった、貸金業者以外の債務の状況もチェックされるので、返済余力に乏しいと判断された場合も審査通過は厳しくなるでしょう。

他の債務で延滞していないかどうかも、チェックポイントとなります。

その反面、個人信用情報に問題がなく、定期収入や返済能力・年齢といった申込み条件を満たしていれば、審査に通過する可能性は高まってきます。

アイフルの貸付条件

アイフルの貸付対象者は、満20歳以上の定期的な収入と返済能力を持ち、アイフルの基準を満たす人となっています。

パートやアルバイトの人でも、この条件を満たすと判断されれば融資を受けることが可能です。

ただし、満70歳になった時点で追加借入れができなくなります。

融資にあたり、利用目的の制限は設けられていません。

他の債務を延滞していると、審査は厳しい

“アイフルの審査では、必ず個人信用情報をチェックされます。

個人信用情報には、申込み者のローンやクレジットカードの契約時期や利用可能額、返済状況が指定信用情報機関を通じて登録され、金融機関の与信判断に利用されています。

アイフルでは、株式会社日本信用情報機構(JICC)と株式会社シー・アイ・シー(CIC)2社の指定信用情報機関に加盟しています。例えばJICCでは、入金予定日から3か月以上元金・利息のいずれかの入金がなかった場合に延滞として取り扱われます。

延滞分を返済しても、その後1年間延滞解消として記録されます。

延滞や金融事故情報については、全国銀行個人信用情報センター(KSC)とも情報共有されているので、何らかの債務を延滞している場合には、返済能力の面で不利になるでしょう。

携帯電話やスマートフォンを割賦払いで購入している場合は、利用料金を延滞すると個人信用情報に割賦代金延滞と記録される可能性があるので、要注意です。

総量規制に限らず、他債務の残高にも要注意

貸金業法の総量規制は、多重債務を防止することを目的の一つとして定められており、個人の借入総額が原則として年収の3分の1までに制限されています。

貸金業者が総量規制を超えて融資を行うと、行政処分の対象となるため、借入総額のチェックは個人信用情報を通じて厳しく行われます。

したがって、申込み時に他社借入額を少なく書いたとしても、事実ではないとわかってしまいます。そもそも、事実でない情報を申し出たこと自体で、信用度は下がります。

総量規制に達していなくても、他の債務の残高が多い場合には返済余力が少ないと判断され、審査通過は厳しくなるでしょう。

カードローンやクレジットカードを利用する際は、使いすぎないように返済可能な範囲を把握しておくことが重要です。

アイフルの金利を徹底解説

審査の結果に応じて適用金利が決まる

適用金利は審査によって個別に決定されるので、審査の結果によっては同じ利用可能額でも適用金利に差が出ることもあり得ます。

ただし、利用可能額が100万円以上であれば貸金業法により上限金利が15%となりますし、利用可能額が高ければ低い金利が適用される傾向にあるため、事情が許す限り利用可能額を高く設定することをおすすめします。

ただし、借りすぎには要注意です。

実際に、アイフルから年利18%で50万円借りた場合は、1日あたり約246円の利息が発生します。

50万円×18.0%(実質年率)÷365日(日割)=246円57銭

また、1か月(30日)間借りた場合の利息は、約7,397円となります。

50万円×18.0%(実質年率)÷365日(日割)×30日間=7,397円26銭

1回あたりの最低返済額は、サイクル制(35日ごと返済)の場合は15,000円、約定日制の場合は13,000円なので、最低返済額のうち約半分を利息が占めることになります。

元金が減ればそれだけ利息も減るので、お金に余裕がある時は積極的に追加返済を行うよう心がけましょう。

アイフルのカードローンの金利比較

カードローン名 最低金利 最高金利
アイフル 3.0% 18.0%
アコム 3.0%
プロミス 4.5% 17.8%
レイクALSA 4.5% 18.0%
静岡銀行カードローンセレカ 4.0% 14.5%
三井住友銀行カードローン 4.0% 14.5%
楽天銀行スーパーローン 1.9% 14.5%
りそなプレミアムカードローン 3.5% 12.475%

銀行カードローンと比較すると、最低金利ではアイフルが有利なケースがある一方、最高金利は高く設定されていることがわかります。

初回契約時に限り、契約日の翌日から最大30日間の無利息期間があることが、銀行カードローンにはない特色です。

アイフルで初めて50万円を借りた場合、30日分の利息約7,397円がサービスとなります。

なお、無利息期間を過ぎると、契約時に決まった適用金利が適用されます。

アイフルの返済を徹底解説

返済日

アイフルの返済日は、口座振替での返済の場合は、銀行ごとに決められた日が返済日となります。

口座振替以外の返済方法では、契約時に毎月決まった返済日を決めるシステムとなっているため、給料日に合わせて返済日を決めることも可能です。

設定した返済日の10日前から返済期間となり、その期間内に返済すると約定返済として取り扱われます。

ただし、期間外の返済は任意増額の返済として取り扱われるため、返済したのに延滞ということにならないよう、返済期間を意識しておく必要があります。

何らかの事情で毎月の返済日を変更したい場合は、再審査を受けることになります。

また、返済日の翌日から35日後が返済日となるサイクル制も用意されています。

返済するごとに返済日が更新されますが、メールサービスを活用して返済日を忘れないよう注意が必要です。

返済方法

アイフルでは、5つの返済方法が用意されています。

  • 口座振替
  • アイフルATMでの返済
  • コンビニでの返済
  • 提携ATMでの返済
  • 振込

口座振替の場合、手数料はかかりませんが、返済日が銀行ごとに決められた日となります。

また、口座振替に対応していない銀行もあるため注意が必要です。

コンビニでの返済の場合は、セブン銀行・ローソン・E-netのATMから返済する方法と、LoppiやFamiポートから申込券を発券してから返済する方法があります。

いずれも、返済金額1万円以内は108円、1万円を超える場合は216円の手数料が必要です。

また、申込券の発券時間は7時から23時までなので、それ以外の時間帯はATMからの返済となります。

振込での返済の場合は、銀行ごとに決められた振込手数料を支払う必要があります。

返済額

アイフルでは、借入れ直後の残高に応じて支払期日ごとの返済金額が決定されます。

したがって、返済を進めて借入れ残高が減っても返済金額は変わらないため、借入れ残高が大きく減った際には、少額の追加借入れを行うと、支払期日ごとの返済金額を減らすことが可能です。

借入残高ごとの返済額は、次のとおりです。

借入直後残高 サイクル制 約定日制
100,000円以下 5,000円 4,000円
100,001円~200,000円 9,000円 8,000円
200,001円~300,000円 13,000円 11,000円
300,001円~400,000円 13,000円 11,000円
400,001円~500,000円 15,000円 13,000円
500,001円~600,000円 18,000円 16,000円
600,001円~700,000円 21,000円 18,000円
700,001円~800,000円 24,000円 21,000円
800,001円~900,000円 27,000円 23,000円
900,001円~1,000,000円 30,000円 26,000円
1,000,001円~3,000,000円 10万円ごとに1,000円ずつ加算”

アイフルを利用した人たちの口コミ

年齢 25歳
年収 320万円
借入目的 引越し費用
借入額 20万円
性別 男性

家賃の安いアパートに引っ越すことにしたのですが、クレジットカードが使えない引越し会社だったため、引越し準備費用と共に現金を借りることにしました。インターネットでの申込みが少し不安だったので、無人契約コーナーで申し込んだのですが、オペレーターが不明点をわかりやすく教えてくれたので、安心して手続きを進めることができました。家賃の差額で、無理なく返済を進めています。

年齢 30歳
年収 250万円
借入目的 お葬式の参列費用
借入額 30万円
性別 女性

父が急に亡くなってしまい、帰郷費用や香典を出すためすぐにお金が必要となって、アイフルに初めて申込みました。事情を察してくれたのか、優先的に審査を進めてくれて、1時間後には必要な金額を振り込んでもらうことができました。ネット上で契約手続きが可能だったので、空港までのバスの中でも対応できた点が、急いでいる私にはありがたかったです。無利息期間中にボーナスが出たので一括返済し、実際には利息ゼロで済んだのも助かりました。

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