カーローンを契約する際に気になるのが、金利ですよね。
このページではカーローンの種類ごとの金利や、金利の種類などについて解説していきます。
また、金利の低いおすすめのカーローンのランキングも紹介するので、カーローンの契約を検討している人はそちらも参考にしてください。
自動車ローン(カーローン)の種類ごとの金利
カーローンには大きく以下の種類に分けられます。
- 銀行系カーローン
- ディーラー系カーローン
- 自社ローン
上記の中では銀行系カーローンの金利が最も低く、平均1〜2%程度です。
しかし審査は最も厳しく契約手続きも複雑なのがデメリットです。
ディーラーで車を購入する際に同時に申し込めるのがディーラー系カーローンです。
平均的な金利は4〜8%と銀行系カーローンと比べると高い傾向にありますが、ディーラーと提携を結んでいるため、審査に通りやすく手続きも簡単というメリットがあります。
上記の中で最も金利が高いのが、信販会社を通さない自社ローンです。
自社ローンの金利は10%以上になるため、おすすめできませんが、信販会社を利用しない分スピーディに融資が受けられます。
金利の高低だけでカーローンを選ぶと「想定以上に審査に時間がかかる」「手続きが面倒だった」といった状況になりかねません。
自身の譲れないポイントと金利を比較した上で、契約するカーローンを選びましょう!
自動車ローン(カーローン)の金利の種類
カーローン自体に種類があることは説明したとおりですが、カーローンの金利にも以下の種類があります。
- 固定金利式
- 変動金利式
詳しくは次から見ていきましょう。
金利が変わらない固定金利方式
固定金利方式とはその名前のとおり、ローンの金利が変わらない契約方法です。
不景気の際にも金利が減らないというデメリットはありますが、逆に好景気であっても金利が上昇することはありません。
どちらがおすすめかは利用者の考え方によりますが、次から紹介する変動金利式よりも高い利率で設定されるケースが多いです。
景気によって金利が変わらない変動金利方式
固定金利方式とはその名前のとおり、ローンの金利が変わる契約方法です。
不景気の際には金利が減り、好景気の際には金利が高くなります。
今後の情勢によっては得することもあれば、損する可能性もあるややリスキーな契約方法だと言えます。
低金利の自動車ローン(カーローン)を選ぶポイント
低金利のカーローンを選ぶポイントとして、以下などを抑えておきましょう。
- 場合によっては中古車は金利が高くなる
- 複数の自動車ローン(カーローン)で見積もりを出す
- 借入額を確認する
- 下限・上限金利を確認する
- 手数料や保証料を確認する
詳しくは次から見ていきます。
場合によっては中古車は金利が高くなる
以下などの場合は新車と中古車でカーローンの金利が異なります。
- 中古車販売店でカーローンを組む
- 中古車を購入するために銀行ローンを組む
上記の場合は、新車より金利が高くなります。
一方ディーラーで中古車を購入し、そのディーラーで取り扱っているカーローンを利用する場合は新車と金利は変わりません。
カーローンを契約する際は、契約機関や新中古車で金利が変わるかどうかなどもチェックしておきましょう。
複数の自動車ローン(カーローン)で見積もりを出す
カーローンの種類によっては、審査基準が微妙に異なるため同じ属性でも提示される金利が変わる可能性があります。
そのため、少しでもカーローンの金利を抑えたい場合は、複数のカーローンの審査を申し込んで比較検討すると良いでしょう。
なお複数のカーローンを申し込む際は申し込みすぎに注意しましょう。
同時に複数のカーローンへ申し込みすぎると審査に通りづらくなる
カーローンの審査では信用情報がチェックされます。
あまり知られていないことですが、信用情報には債務整理や各種ローンの利用状況以外にも、カーローンの申し込み履歴も記録されています。
そのため、カーローンの審査担当者は申し込み者が現在何件のカーローンを申し込んでいるかをチェックできます。
その際に3件以上のカーローンの申し込み記録があると「手当たり次第にカーローンを申し込んでいる」と判断され審査に通りづらくなります。
そのため、複数のカーローンを申し込んで比較・検討する場合は2件までに絞っておこなうことをおすすめします。
借入限度額を確認する
金利の低いカーローンへ申し込む前に、自身が利用できる借入限度額を計算しておきましょう。
利用できる借入限度額は年収×30%で計算できます。
例えば年収300万円の人が利用できるカーローンの借入限度額は90万円になります。
利用できる借入額を大幅に超えてカーローンを申し込んでも審査に通る見込みは少なく、時間の無題になる可能性が高いです。
下限・上限金利を確認する
カーローンを申し込む際は、下限金利と上限金利の両方を確認しておきましょう。
カーローンの金利は下限金利以上、上限金利以下で設定されるためです。
なお初めてカーローンを利用する際は、上限金利設定される場合が多いため、特に上限金利には注意しておきましょう。
手数料や保証料を確認する
カーローンを契約する際にかかる手数料や保証料についても注意が必要です。
カーローンの公式サイトでは金利は大きく掲載されていますが、手数料や保証料に関しては小さく載っているだけ、というケースも多いためです。
元金以外にかかるお金は手数料や保証料と名前が付いていても、実質的には金利と変わりません。
カーローンを選ぶ際はしっかりと公式サイトを確認しておきましょう。
また契約する際に「金利以外にかかるお金はありますか?」と審査担当者に問い合わせるのもおすすめです。
金利の低いカーローンの審査に通るコツ
基本的に金利の低いカーローンであるほど審査難易度は高いです。
なぜならばカーローン会社にとって金利を抑えることは貸し倒れのリスクを上げることに他ならず、申し込み者を厳しく審査する必要があるためです。
そのため、金利の低いカーローンを利用する際は以下の点に注意すると審査に通りやすくなります。
- 頭金を多く用意する
- カードローンなどの返済を進める
- 保証人を立てる
- 審査前や審査中に転職しない
詳しくは次から見ていきましょう。
頭金を多く用意する
カーローン会社にとって高額の融資をおこなうことは、貸し倒れたときの損失額を上げることに他なりません。
そのため、できるだけ多く頭金を用意してカーローンの借入額を抑えることをおすすめします。
また頭金を用意すると借入額を抑えられるだけではなく、収入の安定性もアピールできるためおすすめの方法です。
カードローンなどの返済を進める
カーローンの審査ではカードローンやクレジットカードのキャッシングの返済状況をチェックされます。
そして現在利用ローンの返済額が多いと、以下の観点から審査に通りづらくなります。
- お金の管理能力が低い
- カーローンの返済に回せる額が少ない
- 債務整理をする可能性が高い
そのため、カーローンへ申し込む前にできるだけ利用しているローンの返済を進めておくことをおすすめします。
保証人を立てる
ディーラー系カーローンの場合は、契約する際に保証人が必要になる場合が多いです。
保証会社を使う手もありますが、保証人を立てておくと、貸し倒れのリスクを分散できるため審査に通りやすくなります。
可能であれば家族や友人などに保証人を頼むと良いでしょう。
審査前や審査中に転職しない
カーローンの審査では勤続年数がチェックされます。
そのため審査中や審査前に転職してしまうと、勤続年数が0になるため審査に通りづらくなります。
収入の安定性や信用情報とは違い勤続年数が短い=審査に絶対に通らないという訳ではありませんが、転職時期をずらせるのであれば、カーローンの審査後にしておきましょう。
金利の低い自動車ローン(カーローン)のランキング
以下に金利の低いカーローンのランキングをまとめました。
カーローン名 | 金利 | 借入可能額 | 審査時間 |
---|---|---|---|
たましんカーライフプラン(変動金利方式) | 1.530% | 1〜1000万円 | 最短即日 |
ちばぎん マイカーローン〈プレミアム〉 | 1.300〜1.700% | 1001万円〜3000万円 | 5日程度 |
〈中京〉Webマイカーローン | 1.950% | 10〜1000万円 | 2日程度 |
〈やまぎん〉マイカーローン(Web完結型) | 1.850〜2.150% | 10〜1000万円 | 最短2日 |
山梨中銀マイカーローン | 2.275% | 10〜1000万円 | 3日程度 |
城陽銀行マイカーローン「JOYO車」 | 0.950〜2.350% | 10〜1000万円 | 最短即日 |
金利を抑えたい場合はカーリースも検討しよう!
このページではカーローンの金利について解説してきました。
もし車を所有する必要がなければ、金利のかからないカーリースや、カーシェアリングを利用すると大幅に初期費用を抑えることができます。
カーローンと一緒に検討しておきましょう!