事業を営んでいると、「まとまった額がすぐに欲しい!」という場面に遭遇することがありますよね。
一刻を争う場面で、利用したいのが、消費者金融などのノンバンクのビジネスローンです。
ビジネスローンは、経営者や個人事業主を対象とした、担保や保証人を必要としない金融商品です。
このページでは、「ビジネスローンのメリットとデメリット」「ビジネスローンの即日融資に通るコツ」を紹介していきます。
事業資金の即日融資ならノンバンクのビジネスローンがおすすめ!
ビジネスローンのメリットとデメリット
ビジネスローンの一番のメリットは、担保が不要であり、年会費が無料である点です。
急いでいるときに、保証人やある程度のお金を用意する必要がないというのは、大きなメリット言えます。
また、ビジネスローンを長期的に利用したとしても、年会費を理由に使えなくなる心配はありません。
さらに、挙げられるメリットとしては、利用用途の広さです。
たしかに、ビジネスローンの利用用途は事業資金に限定されます。
しかし、事業資金という枠組みは決して狭くありません。
例えば以下のものが事業資金として認められています。
- 店舗物件の取得費用
- 内外装工事費
- 備品などの購入費
- 従業員の募集費用
- 水道光熱費
しかし、一切の制約なく利用できるわけではありません。
そのため、どこまで事業資金に含まれるか確認してから、ビジネスローンを利用しましょう。
デメリットとしては、金利の高さが挙げられます。
多くのビジネスローンは、上限金利を18.0%に設定しています。
銀行の金利が9.0%、日本政策金融公庫が3.0%であることを考慮すると、ビジネスローンの金利は安いとは言えません。
しかし、即日の融資のためにはビジネスローンを利用するほかありません。
ビジネスローンメリットとデメリットについて下記にまとめたので、参考にしてください。
ビジネスローンのメリット
- 担保と年会費が不要
- 広い用途で利用できる
- 唯一即日の融資を受けられる
ビジネスローンのデメリット
- 金利が比較的高く設定されている
自分のニーズとビジネスローンのメリットとデメリットを照らし合わせて、融資を申し込みましょう。
利息が不安な場合は他の調達方法を検討する
先ほども説明したとおり、ビジネスローンの金利は低くありません。
ビジネスローンの以外の借り入れ方法については以下のものが挙げられます。
- ファクタリング
- 手形貸付
- 不動産担保ローン
- 資産の売却
- 保険の解約
この中で、即日の融資を受けやすいのはファクタリングです。
ファクタリングとは、売掛金を譲渡して現金化をするサービスのことです。
ノンバンクのビジネスローンとは違い、あくまでも会社の資産である売掛金を売買しているため、負債が発生しません。
そのため、上記の借り入れ方法の中ではファクタリングをおすすめします。
売掛金がある場合は、ファクタリングサービスの利用を検討しましょう。
ノンバンクのビジネスローンで即日の融資に通る3つのコツ
必要書類を準備しておく
先ほどまでは、借り入れ方法について説明してきました。
ここからは、ノンバンクのビジネスローン話をしぼり、即日の融資に通るコツを紹介していきます。
まずは、必要書類の準備をしましょう。
ビジネスローンの申請に必要な書類は以下の通りです。
法人経営の場合 | 個人事業主の場合 |
---|---|
法人代表者の本人確認書類 | 事業主の本人確認書類 |
登記事項証明書(商業登記簿謄本) | 確定申告書 |
決算書 | 事業内容確認書 |
金融機関や、商品によって必要書類は異なるため、利用したい金融機関に問い合わせるのが確実です。
しかし、本人確認書類と事業所得の証明ができる書類は基本的に必要であると覚えておきましょう。
具体的にどういった書類が、本人確認書類などに該当するかは、下記のページを参考にしてください。
また、個人事業主の即日融資については、以下のページが参考になります。
個人事業主も即日融資できる?借りるポイント・注意点を徹底解説
午前中に申し込みを終わらせる
また、即日の融資を希望する場合は、午前中までに申し込みを終わらせましょう。
たしかに、ノンバンクの広告を見ると、最短30分や1時間で審査が終了するとあります。
しかし、それはあくまでも最短で審査が終了した場合に限ります。
審査の混雑状況や、申込内容の訂正などの可能性を考慮すると、審査受付の30分や1時間前に申し込むことは賢明とは言えません。
そのため、確実に即日の融資を受けたい方は、遅くとも午前中に申し込みを終了させましょう。
ビジネスローンは1つにしぼる
また、即日の融資に通りやすくするため、利用するビジネスローンを1つにしぼるのも重要です。
ビジネスローンの審査では、申込者の信用情報を照会します。
しかし、信用情報には、過去半年間の金融機関の申し込み履歴も記録されています。
そのため、担当者に現在の申し込み状況を隠すことができません。
複数のビジネスローンに同時に申し込んでいる人は、資金調達に非常に困っていると判断され、審査に時間がかかります。
複数申し込みによって、審査自体に落ちてしまう可能性も否定できません。
ビジネスローンを利用する際は「ここ!」という一つに絞って、審査を申し込みましょう。
事業資金の種類で申込先を変えよう
事業資金は3種類ある
ここまでは、ノンバンクのビジネスローンにしぼって解説をしてきました。
しかし、そもそも事業資金のは種類があることを知っておく必要があります。
事業資金の種類は以下に分類できます。
開業資金 | 設備資金 | 運転資金 |
---|---|---|
起業時にかかる支出(登記に必要な印紙代など) | 業務に必要な資材や環境にかかる支出(PCや賃料など) | 営業をしていく上で必要な支出(水道光熱費など) |
実績がないために、開業資金の融資のハードルは高い。審査に時間がかかりやすい | 設備にかかる資金のため、算出は容易。しかし金額が大きくなりやすいため担保が必要になることもある | 経営が軌道に乗るまでに必要な資金も該当する。最も正確な額の算出が難しい |
種類に合った機関で融資を受けよう
以上のように、事業資金は3種類に分類することができます。
開業資金に関しては、即日の融資に拘らなければならない場合は少ないはずです。
そのため、ビジネスローン以外の金利の安い借り入れ方法の利用をおすすめします。
設備資金に関しては、取引先への支払い期日の存在を考えると、スピーディーに融資が受けられるビジネスローンが良いでしょう。
運転資金に関しては、会社によって借り入れが必要になる期間が大きく異なります。
そのため、正確な額までいかなくとも、「ここまで行けば事業が安定する!」といった目安から金融機関を選ぶと良いでしょう。
おすすめのビジネスローン
オリックスVIPローンカード BUSINESS
これまで、事業資金の種類について説明してきました。
常にビジネスローンで融資を受けることが最適ではありませんが、ビジネスローンが有力な選択肢であることは間違いありません。
ここからは、実際におすすめのビジネスローンの商品を紹介していきます。
まずおすすめできるのは、オリックスVIPローンカードBUSINESSです。
BUSINESSのメリットは、金利が17.8%と低めに抑えられている点です。
また、申込から融資までWebで完結できるのも大きな強みと言えます。
「安く、便利に使いたい!」という方にはオリックスVIPローンカーのBUSINESSをおすすめします。
ビジネクスト「ビジネスローン」
次におすすめするのは、ビジネクストのビジネスローンです。
ビジネクストの最大のメリットは融資限度額の高さにあります。
ビジネスローンの限度額の平均が500万円程度に対して、ビジネクストの限度額は1000万円です。
また、オリックスVIPローンカードBUSINESSと同じように、Webで申込から融資まで行うことができます。
「多額の融資が必要!」という方にはビジネクストをおすすめします。
利用用途を考えてから申し込もう!
事業資金や、即日の融資を必要とするかによって、適切な金融商品は異なります。
「事業の何に使いたいか」を明確にした上で、審査に申し込みましょう!