葬式や結婚式などでは、多額のお金が急に必要になります。
即日で100万円を用意する方法はあるのでしょうか。
結論から言うと、消費者金融であれば即日100万円を借りることができます。
このページでは、本当に即日100万円を借りることはできるのか、借りられる人とはどんな人かについて説明していきます。
また、100万円を借りるときのおすすめの金融機関も紹介しています。
即日100万円借りることはできるのか
銀行は即日融資に対応していない
まず、即日100万円を借りることはそもそも可能なのでしょうか。
大きな額を借りるときは、多くの人は銀行の利用を検討します。
実際、100万円の借り入れともなると、消費者金融よりも銀行で借りる方が金利面で得をします。
しかし、銀行は即日融資に対応していません。
スピード審査を売りにしている銀行であっても、土日や祝日の場合は銀行自体が閉まっています。
また、銀行によっては口座の開設が必要になる場合も多く、銀行での即日融資は実質不可能です。
銀行での即日融資が難しい理由については下記のサイトを参考にしてください。
消費者金融であれば借りられる可能性がある
しかし、消費者金融であれば即日融資を受けることができます。
以前銀行は、多くの多重債務者を生み出していました。
しかし、多重債務者は反社会勢力の財源となることが多く、2018年1月から銀行の融資の際には警察庁のデータベースの照会を義務付けられました。
一方、消費者金融は総量規制という、多重債務者を生み出さないための仕組みをすでに採っていました。
そのため、今でも消費者金融は総量規制の範囲であれば、即日融資が可能なのです。
消費者金融 | 銀行 | |
---|---|---|
多重債務者を出さないための取り組み | 総量規制 | 即日融資の禁止 |
即日融資の可否 | 可能 | 不可能 |
100万円の即日融資は可能だが難しい
即日融資を希望する場合、消費者金融以外の選択肢はありません。
しかし消費者金融で即日100万円を借りることは可能なのでしょうか。
結論から言うと、非常に難しいですが、不可能ではありません。
以下に即日100万円を借りることできる人の特徴について説明します。
また、10~30万円の即日融資であれば、質屋を利用するのもおすすめです。
即日100万円借りられる人の特徴
属性が非常に良好である
即日100万円融資の審査に通るためには、属性の審査で非常に良好なスコアを出す必要があります。
以下が審査で見られる属性の項目です。
- 年齢(未成年者は消費者金融を利用できない)
- 職業(個人事業主などの収入が不安定な職業は不利)
- 雇用形態(正社員や公務員であることが必須)
- 勤務先(大企業であれば雇用の安定性から有利になる)
- 勤続年数(3年以上は欲しい)
- 年収(最低300万円以上が必要)
- 収入形態(固定給が有利、歩合制はやや不利。)
- 居住形態(持家であれば有利)
- 家賃の負担割合(家賃がない方が有利、収入の3分の1以上は不利)
- 家族構成(子供がいたり、一人暮らしであるとやや不利。働いている両親と同居していれば有利)
- 持っている電話の種類(固定電話の有無はあまり関係がない。携帯電話はあった方が有利)
- 保険の種類(保険の種類が直接的に関係することは少ないが、勤務先を確認する材料になる)
年収が最低300万円以上ある
先ほど説明したとおり、消費者金融は即日融資に対応する代わりに、総量規制を設けています。
そのため、借り入れ希望額が100万円であれば、年収はその3倍の300万円が必要になります。
しかし実際のところ、年収300万円で100万円の融資を受けられることはほとんどありません。
限度額ギリギリを希望する人は「非常にお金に困っている」と判断され、信用ができないからです。
現実的な話として、返済を滞りなくおこなうために600万円以上の年収が欲しいところです。
取引実績がある
多くの消費者金融は初回借入額を50万円までに設定しています。
消費者金融にとっても50万円以上は高額であり、どんなに属性が良くても初回で融資をおこなうのはリスクが高いからです。
そのため、すでに一つの消費者金融で取引実績を積んでいることが、100万円の即日融資の前提です。
必要書類を用意できる
100万円の融資には本人確認書類と、収入証明書が必要になります。
融資の際に利用できる本人確認書類としては、以下のものが挙げられます。
書類の種類 | 原本・コピーの可否 | 有効期限 |
---|---|---|
運転免許証 | コピー可 | 有効期限内 |
健康保険証 | コピー可 | 有効期限内 |
パスポート | コピー可 | 有効期限内 |
住民票の写し | 原本 | 発行より半年以内 |
住民票の記載事項証明書 | 原本 | 発行より半年以内 |
印鑑証明書 | 原本 | 発行より半年以内 |
年金手帳 | コピー可 | 有効期限内 |
マイナンバーカード | 原本 | – |
身体障碍者手帳 | コピー可 | – |
各種福祉手帳 | コピー可 | – |
後期高齢者被保険証 | コピー可 | 有効期限内 |
母子健康手帳 | コピー可 | – |
特別永住者証明書 | 原本 | 有効期限内 |
戸籍謄本 | 原本 | 発行より半年以内 |
希望額が50万円を超える場合は、収入証明書の提出が必要です。
100万円の融資を希望する場合は、収入証明書を提出しなければなりません。
収入証明書として利用できる書類として、以下のものが挙げられます。
- 源泉徴収票
- 給与証明書
- 市民税、県民税額決定通知書
- 所得証明書
- 確定申告書
即日100万円借りるのにおすすめの消費者金融
アコム
即日100万円の融資を受けるならば、アコムがおすすめです。
アコムは現在30日間金利0円サービスを提供しています。
1ヵ月以内に完済できれば、無金利で利用することができます。
契約から振込依頼までインターネットで行えるのもアコムの利点の一つです。
プロミス
おすすめの消費者金融としては、プロミスも挙げることができます。
プロミスもアコムと同じく30日間金利0円サービスを提供しています。
さらに、プロミスポイントサービスによって無利息期間を延長することができます。
ポイントサービスの申し込みで100ポイント、収入証明書の提出などで160ポイントを獲得することができます。
250ポイントを貯めれば7日間無利息期間を延長することができます。
つまり、ポイントサービスに登録し、収入証明書を提出すれば1ヵ月と7日間無利息でお金を借りることができるのです。
また、プロミスはオペレーターを女性だけにできる、レディースキャッシングというサービスを提供しています。
「お金の話を男性とするのが怖い」という方は、プロミスのレディースキャッシングの利用を検討しましょう。
さらにおすすめの消費者金融を知りたい方は下記のページを参考にしてください。
プロミスは夜・早朝も審査・借入できる?審査受付・回答時間を解説
審査を数日待てるならば銀行がおすすめ
銀行の方が金利は安い
冒頭で説明したとおり、100万円ほどの高額を借りるならば、消費者金融よりも銀行で借りた方がお得ではあります。
多くの銀行カードローンの金利は1.8~14.6%です。
一方、消費者金融の金利は3.0~18.0%です。
以下に消費者金融と銀行で100万円を借りて、毎月返済をし、1年で完済した場合を表にまとめました。
金融機関 | 銀行 | 消費者金融 |
---|---|---|
借入額 | 100万円 | 100万円 |
金利 | 13.6% | 15.0% |
毎月返済額 | 89,599円 | 90,258円 |
総返済額 | 1,075,184円 | 1,083,096円 |
利息額 | 75,184円 | 83,096円 |
計算すると、銀行と消費者金融で利息差は7912円あることが分かりました。
当然借入額が大きくなったり、返済期間が長引けば利息差はさらに開きます。
そのため、「少しでも金利を安くおさえたい!」という方には銀行の利用がおすすめです。
おすすめの銀行は楽天銀行
もし銀行を利用するならば、楽天銀行がおすすめです。
楽天銀行では、入会時に漏れなく1000ポイントを貰うことができます。
また、スマートフォンやPCで申し込みが完結する点も大きな利点と言えます。
借りる前に返済シミュレーションをしよう!
100万円を借りるということは、毎月7~8万円以上の返済が必要になるということです。
もし、返済が2か月以上滞納してしまえば、容赦なくブラックリスト入りしてしまいます。
100万円を借りられるほどの信用があっても、一度長期滞納をすれば数万円だって借りることができなくなります。
切羽詰まった状況だったとしても、無理のない返済プランを立てましょう。
そのためには、アコムやプロミスなどがおこなっている審査シミュレーションの利用をおすすめします。
審査シミュレーションの結果が、実際の審査結果とイコールになる訳ではありません。
しかし、一つの目安と金融機関選びに大いに役立つのは間違いありません。