消費者金融では、嘘をついて自分をいいように見せ、審査を通過しようとする悪質な方法が存在します。
この方法を採用している場合、嘘がバレなければ審査は通過できるものの、その後に大きな問題が起きてしまう可能性があります。
嘘をついてもいいことは何もありません。将来的に大きな問題が起こらないためにも、嘘をついて審査を通過する方法は避けましょう。
審査を通過する際は、現時点での情報を正しく申請するように心がけましょう。
消費者金融の審査でよくある嘘
消費者金融では、嘘をついて審査を通過する人がいます。
嘘をついて審査を通過する場合、基本的には審査に関連している項目を偽装し、良いように見せかける方法が多くなっています。
特に年収や他社借入に関連する嘘をついている人が多く、金銭面で問題が起こっていないように見せているのです。
しかし、嘘というのは簡単にわかってしまいます。借りてしまえば大丈夫というわけではありません。
審査を通過したとしても、将来的に調べられる恐れもあります。嘘を付くというのは絶対に避けてください。
本人情報に関する嘘
本人の情報に関連する嘘をついている人はあまり多くいませんが、何件か存在します。
具体的には、個人情報を偽装し、自分の情報が分かりづらい状態としているのです。
本当の名前を違う名前を利用している、または、家族の名前を利用して審査を受けるなどの方法が主に取られます。
しかし、本人情報に関連する嘘は、色々な調査によって簡単にバレてしまいます。
バレないように情報を隠したとしても、将来的におかしいと判断される場合もあるため、基本的にはバレないという状況は起こらないのです。
ただ、本人の情報に関連する嘘は、余程のことがない限り意味のないものとなります。嘘を付く人はあまり多くありません。
年収に関する嘘
この項目は非常に多くの嘘が発覚しており、将来的に調査されて大きな問題に発展する傾向があります。
その理由として、年収というのは簡単にごまかせるものの、ごまかしたとしても情報がバレやすい傾向もあるからです。
消費者金融の審査を通過するためには、基本的に年収を増やす必要があります。しかし、年収を増やすというのは、そう簡単にできるわけではありません。
そこで、年収を偽装し、多くの収入を持っているように見せかける方法が取られます。
しかし、この方法は収入証明書を出すように求められれば、簡単にバレてしまいます。
限度額にもよりますが、収入を増やす方法を取ったとしても、あまり意味がないものと判断しておきましょう。
勤務先に関する嘘
勤務先に関連する嘘もいくつかあります。
主に採用されている方法は、仕事をしていないのに勤務先の情報が記載されるというものです。
無職のままでは審査を通過できないため、審査を通過するために勤務先の情報をごまかしているのです。
また、派遣会社に登録していないのに、派遣会社に登録しているように見せかける方法もあります。
派遣会社に登録さえしておけば、審査に落とされる可能性は減らせます。
少しでもいい情報を提供するために、仕事をしていない人が仕事をしているように見せかける手法は多く取られます。
しかし、勤務先の情報も簡単に把握されてしまいます。
一番多いのは、勤務先に実際に連絡する在籍確認という方法です。
この方法を利用していれば、簡単に勤務先が本当かどうかを把握できるのです。
勤続年数に関する嘘
勤務先の情報は正しいものの、勤続年数をごまかしている場合もあります。
勤務先での仕事年数は、最低でも1年程度は必要となります。
しかし、消費者金融に1年未満だと知られたくないため、勤続年数を1年以上として記載し、良いように見せかける方法があります。
この方法ですが、勤続年数を調べるのは難しい傾向があります。
ただ、勤務先について情報を請求したり、個人的に調査するなどの方法により、将来的に気づかれる可能性があります。
ごまかすのは避けるようにしましょう。
他社借入に関する嘘
年収についで多くなっている嘘が他社借入です。
他社借入を持っているにもかかわらず、他社借入がないように記載して申し込む人が増えています。
他社借入を正しく申告しなければ、気づかれないという判断を取る傾向が多くあります。
しかし、他社借入は簡単に情報がバレてしまいます。実は信用情報等を確認しておけば、他社借入については簡単にわかるようにしているのです。
気づかれないケースというのは、信用情報に記載されていない借入だけです。ただ、その借入は悪質な闇金等から借りているため、消費者金融で借りる以前の問題となります。
他社借入は気付かれないように思われていますが、簡単に情報を見つけられる傾向があります。
気づかれないものと判断し、嘘をついてごまかすのは避けましょう。
消費者金融の審査で嘘をついてもバレる!その理由は?
先程も紹介しましたが、消費者金融の審査で嘘をついてもバレます。
気づかれないという可能性はほぼないと言っていいほど、嘘というのはすぐに見抜かれてしまうのです。
嘘を見抜く方法は多数ありますし、場合によっては書類による確認等により、本当なのか判断する手法もあります。
色々な方法により、嘘を見抜く方法は用意されているものと判断しておきましょう。
気づかれないという思いを持って、消費者金融の審査を受けても良いことはありません。
基本的には、すべての情報は確認によって調べられているのです。
本人情報の嘘は書類に記載された番号を確かめればわかる
本人情報の嘘ですが、書類に記載された番号などを見ておけば、最終的に嘘じゃないかと判断できる傾向があります。
各種書類には番号が記載されていますので、この番号を照合すれば、最終的に本当の所有者が確認できるのです。
本人確認書類を提出しているのは、この番号を確認するためです。
番号を照合し、本当に用意されている書類が本物か判断しているのです。おかしいと思われるものがあれば、その時点で審査に落とせるように、番号の照合はしっかりと実施されます。
偽装している書類も、簡単に情報を確認できる状況が作られています。嘘をついても確実にバレるものと判断し、個人情報の偽装は避けましょう。
他人名義で申し込めば刑事事件・損害賠償請求に発展する
他人名義で申し込んだ場合、家族の名前であれば審査落ちだけで済むケースもあります。
しかし、赤の他人を利用していた場合、個人情報を不正に利用したと判断され、刑事事件に発展する恐れがあります。
最悪の場合、刑罰を受けてしまい、社会的にも厳しい制裁が待っています。
また、刑事事件に発展しなかった場合、民事で損害賠償請求を取る可能性があります。損害賠償請求を受けると、ほぼ勝ち目はありません。
求められた金額を支払うこととなり、大きな損失に繋がります。絶対に個人情報を悪用しないように気をつけましょう。
年収の嘘は証明書類・源泉徴収票と照合すればわかる
年収の嘘ですが、収入証明書を照合すれば簡単にバレてしまいます。多くの消費者金融が年収に関連する書類を求めるのは、こうした嘘を見抜くためです。
年収に関連する書類は、提出すれば簡単に金額の嘘がわかります。また、提出しなかった場合は、書類を出せない時点で嘘だと判断し、審査に落とせるのです。
こうした方法により、確実に年収の嘘は把握されてしまいます。
なお、消費者金融では、50万円以下なら証明を出さなくても良いルールが採用されています。
しかし、怪しいと思われる申込みでは、提出するように求められる傾向があります。
限度額を下げたとしても、嘘だと思われれば提出の義務が生じる点には気をつけましょう。
勤務先の嘘は在籍確認でバレる
勤務先の嘘ですが、先程も説明した通り、在籍確認で気づかれてしまいます。
在籍確認というのは、電話連絡によって直接本人が在籍しているか確認し、働いているか判断するというものです。
この確認により、嘘をついている人は簡単にバレてしまいます。
気づかれないものと思っている人も、電話1つで簡単に嘘は見抜かれるものと判断してください。
信用情報や社会保険証にも勤務先の記載あり
信用情報や社会保険証による確認でも、勤務先の情報は記載されています。この情報を見ておけば、在籍確認を取らなくても嘘だと判断される場合があります。
特に信用情報は、色々な情報を確認する際に用いられています。
使われないという事例はほぼありませんので、どのような場合でも見られているものと判断しておきましょう。
この情報を見るだけで嘘がわかるため、在籍確認以前でも嘘だと見抜かれるケースがあります。
勤続年数の嘘は保険証の資格取得年数を見ればわかる
勤続年数ですが、あまり気づかれないような気がするものの、保険証の資格取得年数で把握できます。
保険証を出した場合、その情報を見ただけで勤続年数がおかしいと判断されてしまいます。
出さなければ問題ないように思われますが、個人情報の確認で提出を求められるケースがあります。
提出しない場合は審査落ちとなるため、素直に応じるしかないのです。
他社借入の嘘も信用情報を確認すればすぐ分かる
他社借入については、信用情報を使えば簡単に調べられます。信用情報では、金銭の借り入れについて全て記載されています。
この情報を確認し、現時点で借りている金額が確認できる場合、虚偽の記載が存在すると判断されてしまうのです。
また、信用情報以外でも、他社借入について確認できる方法が多数あります。
ごまかしたとしても何も意味はありませんので、素直に情報を記載しておきましょう。
アリバイ会社を使って嘘をつけばバレない?
アリバイ会社は、会社で働いていない人が会社で働いているように見せかける、もしくは他の仕事をしているように見せかけるよう、書類等を作ってくれる会社です。
この会社を利用すれば気付かれないように思われますが、実は簡単にバレてしまいます。
金融機関では、アリバイ会社についてしっかりと調べており、明らかに怪しいと思われるものは排除しています。
また、おかしい情報は審査すらしないで落とすような場合もあります。
アリバイ会社ならばれないというのは大きな嘘なのです。
金融機関には詐欺常習のアリバイ会社をチェックしている
金融機関は、常習的に詐欺行為に加担しているアリバイ会社をチェックしています。
どのような社名などを記載しているか、そしてアリバイ会社の経営状況はどのようなものか確認し、審査でごまかされないようにしています。
こうした方法により、アリバイ会社を使ったとしても簡単に情報はバレてしまいます。既に先手を打たれているものと判断しておきましょう。
消費者金融の審査で嘘がバレたらどうなる?
消費者金融の審査で嘘が発覚した場合、基本的には審査落ちとなります。審査落ちとなれば、当然ですが申し込んだ会社ではお金を借りられません。
また、利用中に嘘がバレた場合、基本的に利用停止の措置を取ります。その上で、借りている金額はすべて返すように求められます。
大きな借入を実施した場合は、返済できないような状況が起きる恐れもありますので、絶対に嘘をつかないようにしましょう。
また、強制解約には追加のデメリットが存在します。このデメリットも併せて、将来的に借りられない状態が続いてしまいます。
デメリットについても理解し、嘘をつかない申込みを最初から考えましょう。
審査中なら問答無用で審査落ち
審査中の場合、嘘が発覚した時点で審査落ちとなります。
また、嘘が発覚した場合、この人は信用できないと判断され、それ以後の申込みについても審査落ち扱いとする場合があります。
1度の嘘が将来的にも借りられない状態を作る恐れがあるのです。
多少の嘘であれば、2回目以降の申込みも認めてくれる場合があります。
ただ、大きな嘘をついた場合、もしくは悪質な申込みと判断された場合は、その後の審査も通過できません。
将来的にお金を借りたい時は、嘘をつかないで申し込みましょう。
契約後にバレたら利用停止後に一括返済
契約した後で嘘が見つかった場合、気づかれても何もされないように思われますが、実は違います。
契約後の場合でも、嘘をついていた場合は利用させない方針を消費者金融は取っていますので、この時点で利用停止の措置が取られます。
つまり、お金を借りたくても借りられない状態となります。
また、現時点で借りている金額は返済するように求められます。返済については一括で返すように要求されるため、分割で返すという方法が使えません。
一括返済となれば、場合によっては100万円以上の返済が待っていますので、嘘をつくリスクは非常に高いと言えます。
強制解約になると今後のローン審査に通らなくなる
契約後に嘘が発覚し、利用停止の措置が取られた後、更に厳しい措置を取る消費者金融もあります。その方法が強制解約です。
利用停止後に一括返済を終えた後、強制的に解約して消費者金融で借りられないようにします。
解約されるだけなら良いように思われますが、その後のローン審査で解約が影響してしまいます。
この情報が信用情報に記載され、多くの業者に確認されてしまうのです。
その結果、今後のローン審査は通過できなくなり、お金は借りられません。
強制解約を受ける可能性は極めて高いため、嘘を付いても良いことはないと判断してください。
消費者金融の審査で嘘をつくのはリスクが高すぎる!
消費者金融で嘘を付くのはリスクが高く、良いことは何もありません。
最終的に損をするのは自分ですので、絶対に嘘をつかないように心がけてください。
正しい情報で審査を受けて、確実に審査を通過するように判断しておくのです。
近年でも嘘を付き、審査に落とされるケース、強制解約となるケースが跡を絶ちません。
業界全体として厳しい判断を下している傾向がありますので、嘘をつかないで審査を受けるように気をつけ、間違った情報を伝えないようにしましょう。