福岡銀行カードローンの審査は甘い?厳しい?通りやすさを他社と徹底比較

福岡銀行カードローン

銀行のカードローンは住宅ローンや車のマイカーローンのようにお金を借りるときの用途を決めずに融資してもらえることもあってとても使い勝手が良いです。

しかしお金を借りる際には必ず審査を受けなければいけません。

審査が甘いか厳しいかについては特に緊急でお金が必要となった際に重要な要素になります。

ここでは福岡銀行カードローンの審査について他社と比較していきます。

福岡銀行カードローンを大手8社と徹底比較!メリット・デメリット

福岡銀行カードローンの審査基準を他社と比較

審査に通過できるかどうかは審査基準を調べてみると一目瞭然です。

ところが福岡銀行カードローンの審査基準についてはどこにも公表していないのでいくら調べても見つけることができません。

しかしお金を融資する側がどうやって利益を得ることができるのかを考えると審査基準は判明しないとしても審査の厳しさに関してはある程度分かるようになります。

銀行のカードローンのみならず、金融機関にお金を借りた時は例外を除いて金利が上乗せされます。

この上乗せされている金利分がそのままお金を融資した金融機関側の利益となります。

つまり金利を多く設定していれば一人当たりの利益をたくさん得られるので、そのうち数人から貸し倒れが発生してもあまり痛手ではありませんが、金利を低く設定している場合は一人当たりの利益が少ないので少しでも貸し倒れが発生すると利益が出なくなります。

したがって金利を低く設定している金融機関のほうが審査基準は厳しいと考えることができます。

カードローンの審査の基準や難易度が気になる人は利用しようと思っているカードローンの金利をチェックするとよいでしょう。

福岡銀行は地銀の中でも審査が厳しい

福岡銀行のカードローンの金利をそのほかの地方銀行のカードローンと比較してみましょう。

金利は最高金利と最低金利が記載されていますが、カードローンを突発的に利用するような人はそれほど大きな金額でお金を借りることはないですし、特に初めて利用する場合は限度額を高く設定されることはあまりないので最高金利で他の地方銀行や大手の銀行などと比較してみるとよいでしょう。

福岡銀行カードローンの最高年利は14.5パーセントとなっていますが、そのほかの銀行カードローンの最高金利を見ていくと例えば「ちばぎんカードローン」は14.8パーセント、「横浜銀行カードローン」は14.6パーセントとなっていて、そのほかの地方銀行のカードローンと比較すると福岡銀行カードローンはどちらかといえば最高金利が低く設定されています。

先の判断基準に当てはめれば福岡銀行カードローンは地方銀行の中でも審査が厳しいということになります。

消費者金融と比較するとかなり厳し目

では同様に消費者金融と福岡銀行カードローンを比較してみましょう。

大手の消費者金融会社を見ていくとプロミスが最高金利17.8パーセント、アイフル、アコム、レイクALSAが最高金利18パーセントとなっています。

そのほかの消費者金融も軒並み福岡銀行と比較すると最高金利は高めに設定されているので福岡銀行カードローンと消費者金融を比較すると福岡銀行カードローンの審査は消費者金融のキャッシングの審査に比べてかなり厳しめとなることが予想できます。

銀行カードローンの審査は基本的に厳しい

これまでの解説から、銀行カードローンの審査というのは基本的に消費者金融の審査と比較すると厳しいということがわかります。

銀行カードローンの審査が消費者金融のキャッシングの審査よりも厳しいと想定できる最大の理由が金利の低さです。

キャッシングの最高金利は銀行カードローンの最高金利と比較するとかなり高めに設定されてはいますが、それでも貸金業法の基準以内には十分収まっています。

また業務形態の違いも審査の難易度に大きく影響しています。

消費者金融の場合はキャッシングが主な収入源です。

ですからキャッシングを利用するお客さんが少なければ利益が少なくなることもあって、審査基準を甘くして少しでもたくさんの利用者を確保しようとしますが、銀行はカードローン以外にもさまざまな業務を行っています。

銀行は信用がとても重要で何らかの不祥事があれば信頼を大きく損ねて利益に大きく影響するということもあって、顧客の数よりも必ずお金を返済してくれるような人に厳選してお金を融資しているのです。

2018年から銀行カードローンの審査が難化

2018年から銀行カードローンを利用する際の手続きが大幅に変化しました。

具体的には銀行のカードローンを利用した際の審査において申込者の情報と警察庁のデーターベースを照合させることが義務付けられることになっています。

銀行側には以前から反社会的勢力との取引は禁止されていたのですが、今回のこの措置はそれをさらに厳しく取り締まるための方法と考えられます。

これによって今までは即日融資も可能だった銀行カードローンが最短でも融資が翌営業日までかかるようになりました。

また以前から銀行カードローンに対しては融資しすぎという指摘があったためそれに配慮してか、上の規制を抜きにしても2018年の改正以降は銀行カードローンの審査が厳しくなったという声が多いです。

スルガ銀行の不祥事も地銀カードローンの審査基準に影響?

どうして銀行のカードローンに対して融資しすぎという指摘が出てきたのかというと、これまで銀行のカードローンには消費者金融が設定している「総量規制」というものが存在しませんでした。

総量規制とはお金を借りようとしている人の年収の3分の1までしかお金を融資できないと定めた制度です。

しかしこの制度が適用されていないということは銀行の審査さえ下りれば無制限にお金を借りることができるということになります。

この結果、かつて消費者金融で発覚したような銀行カードローンを利用しすぎたことによる財務整理や自己破産などの問題が次々に浮上してきました。

そして極めつけがスルガ銀行が起こした不祥事です。

スルガ銀行でシェアハウスやマンションなど不動産投資を行っているオーナーに対して審査基準を満たしていないのに審査基準を満たしているようにデータを改ざんして融資を承認したという不正が発覚しました。

この不祥事を受けて銀行カードローンにも借り入れ限度額を設定するように促しており、多くの銀行ですでに一定額以上のお金は融資できないように制限されています。

このことが審査難易度に大きく影響していることは間違いありません。

福岡銀行カードローンの審査は本当に厳しい?見極める4つのポイント

銀行のカードローンであることと最高金利がほかの地方銀行などと比較すると低めに設定されていることなどから、福岡銀行はデーターのみで推測すると審査はかなり厳しいと考えられます。

ただし本当に審査が厳しいのかどうかは金利だけですべてわかるというわけではありません。

福岡銀行カードローンの審査難易度について別の側面からも比較していきましょう。

①地銀カードローンの審査と大手銀行カードローンの審査の違い

まず福岡銀行が地方銀行であることに注目する必要があります。

先ほども少し触れましたが銀行には全国展開するメガバンクと福岡銀行のような地方銀行が存在し、両者にはいくつかの違いがみられます。

銀行を比較するうえで必ず考慮しなければならないのが取り扱っているお金の金額です。

取り扱っているお金の金額を比較すればメガバンクのほうが地方銀行よりも圧倒的に多いのは言うまでもありません。

つまり銀行が最も重要視している信用度において、メガバンクのほうが地方銀行よりも厳しめであることは明白です。

銀行カードローンに対して貸し過ぎを自主規制するような動きが出たことについて紹介しましたが、この自主規制の積極度がメガバンクと地方銀行とでは若干異なっていて、メガバンクはより信頼を得るために自主規制に積極的なのに対し、地方銀行は自主規制の動きがあるもののメガバンクよりも積極的には動いていないと考えられます。

したがって地方銀行とメガバンクとの審査の難易度を比較すれば地方銀行のほうが審査はいくらか緩めになっていることが多いでしょう。

②地銀カードローンは積極的に利用者を集めている

そして地方銀行の業務形態についても注目しなければいけません。

地方銀行の中にはある程度全国展開しているようなところもありますが、基本的には本店がある地域の取引を重要視しています。

ですから顧客となりうる人口の絶対数がメガバンクと比べると大幅に少ないです。

顧客となりうる人たちが少ないということは利益を少しでもアップさせるためには1人でも多くの顧客を取り込まなければいけません。

営業形態から見ても地方銀行のほうがメガバンクよりも審査は緩いと考えられます。

③地銀は長年の利用者を優遇する傾向にある

顧客となりうる人の絶対するが少ないということもあり、どの違法銀行も地域未着の営業を第一にしています。

ですから長年自分の銀行を利用してくれている人に対してはさまざまな優遇制度を設けているところが多いです。

例えば住宅ローンを利用してくれている人の場合は数十年は取引を継続してくれる顧客であるため、カードローンを利用する際にも金利を優遇してくれるなどという措置をしてくれたりします。

④保証会社はプロミスの「SMBCコンシューマーファイナンス」

銀行カードローンの場合、銀行側はあくまでもお金を融資するのみの立場であり、審査は保証会社となっている別の機関がおこなうケースが多いです。

福岡銀行カードローンの保証会社はプロミスの「SMBCコンシューマーファイナンス」となっているので、保証会社であるプロミスの審査基準が大いに参考になるでしょう。

ただしあくまでも参考になると言う程度で、実際の審査基準は保証会社の基準と大きく異なる場合もあるという点には注意が必要です。

「地銀カードローンの審査通過率は30%ほど」のカラクリ

地方銀行カードローンの審査通過率はだいたい30パーセントほどといわれていますが、実際に地方銀行カードローンが通過率を公開しているわけではありません。

ではどうしてこの数字が導き出されるのかというと、消費者金融の通過率と比較しているからです。大手の消費者金融は毎月審査の通過率を公表しています。

そのデータによると大手消費者金融の審査通過率はだいたい45パーセントくらいです。

大手の消費者金融の最高金利を見ていくとだいたい18パーセントとなります。そして福岡銀行カードローンの最高金利は14.5パーセントです。

金利が低いほど審査難易度は高くなると想定されるので、金利を使って計算すると福岡銀行カードローンの金利は大手消費者金融の8割程度ですから審査の通過率も大手消費者金融の8割程度だとすれば計算上だいたい3割台後半となります。

そこから少し少なめに想定して30パーセント代前半と試算することができます。

審査落ちの多くが無職・借金経験者

審査を受けた人の3人に1人が審査に落ちると考えればかなり狭き門のように感じますが、実際にはそれほど恐れることはありません。

カードローンにはしっかりと利用するための条件が記載されているのでその利用条件をクリアしさえすれば多くの場合お金を融資してもらえます。

実際に審査を受けて落ちてしまうような人は無職で収入が一切なかったり、借金まみれで返済に頭を悩ませているなど根本的に問題を抱えている人が大多数なのです。

審査対策をしっかりすればそこまで難しくない

カードローンの審査に通過する確率を少しでも上げたいのであれば審査対策をしっかりするという一言に尽きます。

少し調べればどういった項目で審査されるのかがすぐにわかるので事前の対策はかなりしやすいです。

自分の現状をしっかり把握し、審査に落ちそうな要素があれば審査を受けるまでに改善することで審査に通過する確率は飛躍的に上昇するでしょう。

申込者の状況別に福岡銀行カードローンの審査対策方法を紹介

ここからは申し込みする人の状況別に福岡銀行カードローンの審査対策の具体的な方法を紹介します。

以下の例に当てはまる人は参考にしてみてください。

信用情報のクリーンな正社員なら年収・勤続年数をチェック

カードローンの審査に通過できるかどうかを大きく左右するのが各金融機関が独自に保有している信用情報です。

信用情報にはこれまでのお金の借り入れ情報などが記載されています。

今までお金を借りたり、カードで買い物をした際にお金の返済が一切滞っていないなど信用情報がクリーンで、正社員の人ならばチェックしなければいけないのは年収と勤続年数のみです。

借入金額に問題がなければ年収は多ければ多いほど審査に通過しやすくなりますし、勤続年数が長い人は安定した収入が得られると判断してもらえて審査の時に有利になります。

信用情報がブラックの場合はクリーンになるのを待つ

一方、滞納をしたり借金の踏み倒しをしたなど信用情報にブラックな情報が記載されているのであれば現状カードローンの利用はかなり厳しくなります。

まずは信用情報がクリーンになるまで待ちましょう。

他社借入が多い場合はおまとめ利用がおすすめ

次に他社の借り入れが多い場合は先にそちらの処理を進めていきましょう。

複数の金融機関に借り入れをしていると多重債務者とみなされ、審査に通過するのがかなり厳しくなります。この場合はまずおまとめローンを利用するのがおすすめです。

おまとめローンを利用し、借り入れしている金融機関が1社になれば対策前よりも審査に通過する可能性は高まるでしょう。

無職・専業主婦の方は公的機関に相談するのがおすすめ

福岡銀行カードローンは従来無職の人や専業主婦でも利用可能でした。

ところが前述したように貸し出しの規制がなされたことにより、無職や主婦の人がお金を借り入れることができなくなっています。

専業主婦ならば夫の収入を利用することでお金を借りることも可能ですが、無職の人の場合は早急に公的機関を利用することを推奨します。

福岡銀行カードローンの審査基準を理解して申し込もう

お金の借り入れに成功するためにはその金融機関がどういった審査基準を設けているかをしっかりお調べることが重要です。

福岡銀行カードローンを利用する際にも貸し出しの対象となる条件に自分が当てはまるかをチェックしておけば多くの場合希望額通りのお金を借りることができるでしょう。

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