カードローンは大手の人気が高く、オリックス銀行もそのひとつでしょう。
100万円未満の融資はもちろん、最高800万円を限度額に幅広い用途で利用できます。
融資を受けるにあたりハードルをクリアしなければいけませんが、在籍確認の電話がまさにそうです。
申し込み時の会社に籍を置いているのかを、電話連絡によってチェックします。
オリックス銀行では在籍確認の電話をしてくるのか、会社や同僚にバレてしまう心配はないのかなど、不安に感じがちなポイントをここで解説していきましょう。
オリックス銀行カードローンの審査は在籍確認がある可能性が高い
在籍確認の電話は掛かってくるのか、この点に関しては、電話連絡がくる可能性は高いと考えておいた方が良いと言えます。
オリックス銀行のホームページを見てみると、「申し込みが承認された場合は勤務先に連絡をする」という旨がしっかりと掲載されています。
金融会社からすれば、確実に返済ができる能力があるのかどうかは最重要チェックポイントであり、申し込み時の会社に本当に在籍があるのかを確認しなければいけません。
したがって在籍確認については必須で、回避はできないものと言えるでしょう。
派遣社員の場合は派遣元に向けて電話が来る
正社員として勤めている場合は、その勤め先に連絡がくるのが必然です。
では、派遣社員の場合はどこに連絡がくるのでしょう。
基本的には派遣元の会社に連絡がきます。というのも、派遣の場合は勤め先が変わることも多く、カードローンの申し込みの際には派遣元の電話番号を記入するのが一般的です。
当然、オリックス銀行は記入された電話番号を元に在籍確認をするため、連絡がくるのは派遣元の会社ということになるでしょう。
ただ、派遣元への在籍確認があっても、個人情報ということで在籍の有無を答えない可能性があります。
在籍確認が取れず審査にも影響しますが、その場合はオリックス銀行側に事情を説明し、必要があれば派遣先に連絡をしてもらうといった対策を講じるのがおすすめです。
静岡銀行カードローンの在籍確認はどのようにおこなわれる？
参考までに、静岡銀行のカードローンの在籍確認についても触れてみましょう。
まず在籍確認については基本的に必要な手続きとされているため、会社への連絡は避けられません。
静岡銀行では、先に申し込み内容の確認として、本人に電話が掛かってきます。
その後、在籍確認の手続きへとシフトし、勤め先への連絡がされることになります。
自分への連絡がきてから比較的短時間で勤務先に電話が掛かってきますので、在籍確認のタイミングを読みやすいです。
電話は個人名でかかってくる
在籍確認の際、電話口でいきなり銀行名を言ったり、「カードローンの件でご連絡しました」などと言ったりすると、一発で会社にもバレてしまいます。
しかし、こうした連絡のされ方は基本的にありません。どこの金融会社でも個人名で掛けてくるため、電話を受け取った人は銀行からの連絡だと知る由はなく、ましてやカードローンの申し込みと気付くこともないのです。
会社にバレると困るという人も多いため、在籍確認の仕方にも配慮がされます。
申込者本人が電話に出なくてもOK
「在籍確認の電話を受け取れるよう、スタンバイをしておかなければいけない」、こんな風に考える人もいるかもしれませんが、そのような準備は一切不要です。
本人確認の連絡ではなく、在籍をしているかどうかの連絡ですので、申し込み者が会社に確実に存在することさえ把握できれば問題はないのです。
したがって自分自身は電話に出られずとも、電話を受け取った人が、あなたが存在する主旨の返答をすれば、相手も本当に在籍をしていると判断してくれます。
カードローン審査とバラす可能性はほぼ0%
個人名で電話が掛かってくるとは言え、カードローンの審査という旨を電話口で伝えてしまうことがないのか不安になるかもしれません。
しかしながらその心配は皆無と言えるでしょう。
申し込みはプライバシーにかかわることであり、個人情報を勝手に暴露するのは法律で禁止されています。
たとえ電話を受け取った同僚が、「電話の目的を言ってほしい」と言っても素直に、「実は審査の件で」などと、口を滑らせるようなこともないのです。
在籍確認の電話内容を3つのケースに分けて紹介
オリックス銀行から連絡がきた時のケースは大きく3つに分類することができます。
自分で直接電話に出た場合と、一旦同僚を挟んで自分に電話を繋いだ場合、そして自身が不在の場合です。
どのケースもあり得ますが、どれが良くてどれがダメということはありません。在籍確認さえ取れれば問題はなく、いずれのパターンでも無事にクリアすることができるはずです。
ただ、個々でプロセスがやや違ってきます。ケース別にその詳細を見ていきましょう。
本人が電話に出たケース
申し込み者からすれば、特に都合が良いと言えるのがこのケースかもしれません。
他人が電話を受け取る場合はバレてしまうリスクもあるところ、自分で直接電話を受け取ればそこで完結させることができるからです。
カードローンの審査を匂わせるような会話をすることもありませんので、話している内容を近くの人間に聞かれてバレてしまうこともないでしょう。
もしも自分で電話を受けたいという場合は、予めオリックス銀行側に相談をしておくのもひとつの手です。
何時頃に掛けて欲しいと伝えておけば、その時間に掛けてもらうこともできます。
ただ、電話を受け取れる立場にないと、このような展開は望めません。
そもそも電話の近くにいないようなら、自分が電話に出るシチュエーション自体が少なく、他のケースでの在籍確認を考える必要があるでしょう。
同僚から本人へ電話をつないだケース
同僚が電話を受け取り、そして自分へと取り次いでくれるケースもひとつに考えられます。
その際、電話口でオリックス銀行と告げることも、カードローンの審査と告げることもありませんので、同僚にバレてしまう心配はないでしょう。
ただ、会社に私用の電話が掛かってくるのは、珍しい出来事の場合もあるはずです。
勘の良い同僚だったり在籍確認の経験者だったりすると、そこで何かを察してしまう可能性も捨て切れず、意図せずバレてしまう可能性もあります。
こればかりは運によるところもあり、適当に誤魔化すなり正直に打ち明けるなりする羽目になるかもしれません。
しかし個人名で掛けてきてくれるため、上手く取り繕えば乗り切れるのではないでしょうか。
本人が不在だったケース
自分宛てに在籍確認の連絡がきた時、ちょうど不在にしているという可能性もあります。
不在の場合はどのように捉えられるのか気になるところですが、直接電話に出られずとも問題はありません。
電話に出た人が「そのような人物は在籍していません」という返答でもすれば問題ですが、「今は席を外しています」という受け答えならば、ちゃんと会社には存在している事実をオリックス銀行側にも確認してもらえます。
その会社に存在していることさえ分かれば、そこで在籍確認は完了となり、後は審査結果を待つのみとなるでしょう。
なお、不在だったからと何度も繰り返し連絡がされることはありません。
審査の担当者も不在と分かれば、「また連絡をします」というような切り返しで電話を切り、在籍確認の件はそこで終わりです。
在籍確認は一度目の電話に対応できなくてもOK
オリックス銀行から電話が掛かってきた時に、スムーズに連絡を受けることができた場合は何も問題はありません。
しかしながら、もし電話を受け取ることができなかった場合はどうなるのでしょう。
常時、受付がいればその心配はありませんが、そうではないこともあるはずです。
そもそもの電話が繋がらないようでは、在籍の有無をオリックス銀行は調べることができません。
ただ一度目の電話は受け取ることができなかった場合でも、問題はありませんので心配は無用です。
電話は何回か折り返しかけてくれる
もしも誰も電話に出ることができず在籍確認が取れない場合でも、何度か繰り返し連絡を入れてくれます。二度目だろうと三度目だろうと、そこで無事に申し込み者が在籍していることが分かれば、審査の問題はクリアとなるでしょう。仮に何度も電話を掛けてきてくれたものの、会社への連絡がつかなかった場合、自分の携帯電話の方にも連絡をくれることがあります。その時に電話を受け取れるタイミングを相談してみるのも良いかもしれません。
一か月近く電話がつながらないと審査落ち
一度で連絡がつかなかった時でも、繰り返し連絡をくれるので安心です。
ただし、一か月近くも電話が繋がらないとなると事情は違ってきます。在籍確認が取れないということで、審査に落ちてしまう可能性が高いです。
その場合は再度の申し込みをし、改めて在籍確認をしてもらうことになります。
審査落ちになるのは困るものの、その結果に至るまで一か月もの余裕があるわけですので、電話を受け取れるよう対処のしようもあるのではないでしょうか。
オリックス銀行カードローンの在籍確認の電話をやめさせる方法はある？
会社にバレる心配はないとは言え、在籍確認の連絡を積極的に好む人は少ないです。
何かの拍子に人に知られてしまう可能性はゼロではなく、カードローンは言わば借金ですので、その事実を知られて喜ばしいものでもないでしょう。
できれば在籍確認はしてほしくないという人もいるはずですが、電話をやめてもらう方法はないのか気になるところです。
電話をされることなく、安心して在籍確認を済ませる方法はないのか見ていきましょう。
電話確認をカットすることは原則できない
結論から言えば、電話確認をなくすことはできません。
オリックス銀行に限ったことではありませんが、融資をする側は返済をきちんとしてもらうことを絶対条件にしています。
貸したお金が返ってこないようでは損害ですので当然です。
それゆえに確実に返せる相手にだけ融資を行うという考えがあり、その判断のひとつとなるのが、安定した収入があるかどうかです。
そしてそれを見極めるための方法が在籍確認で、融資をする側はきちんと勤めている人物なのかを確実に確認しなければいけないのです。
逆に言えば在籍確認は自分を信用してもらうための必要なプロセスであり、金策のためにも前向きに捉える姿勢が大切と言えます。
希望があるなら事前に窓口へ相談しよう！
電話をせずにどうにか在籍確認を済ませたい時には、ダメ元で窓口に相談をしてみるのも良いかもしれません。
他の金融会社の中には在籍を確認できる書類を提出することで、審査に通過できる場合があります。
オリックス銀行は電話確認が基本のため、そのような措置がされるかどうかは不明ですが、事情次第では何らかの対応をしてもらえる可能性も捨て切れません。
しかし希望が通る確率は低いため、どうしても電話での在籍確認が不都合ならば、書類の提出でOKな金融会社を利用することも考えた方が良いでしょう。
消費者金融のほうが在籍確認の融通が利く
在籍確認における融通の面で言えば、消費者金融に分があります。
銀行系のカードローンは消費者金融のカードローンと比較して、やや審査が厳しい傾向があり、審査の仕方についても原則を重視します。
一方、消費者金融の場合は、銀行では融資を受けられなかった人をターゲットにしている節もあり、柔軟な姿勢で顧客を獲得しようとしています。
在籍確認の仕方についても相談に乗ってくれることも多く、利用のしやすさで言うと銀行よりもハードルは低めです。
書類確認では余計な書類の提出が必要なことも
書類の提出で済ませられる消費者金融ですと、利便性が良いと感じられるものです。
こと電話での在籍確認が困る人からすれば、ありがたいシステムと言えるでしょう。
ただ、書類を提出するにしても、準備に煩わしさを感じるかもしれません。
提出書類の種類は色々ですが、社会保険証をはじめ、源泉徴収票や社員証などが必要になることもあります。
電話で在籍確認をする時なら不要な書類までも準備しなければいけませんので、電話でサクッと完了させた方が簡単とも言えます。
借金バレを防ぐためには逆に周知したほうが良い？
周囲の人間にはカードローンのことをバレたくない人からすれば、在籍確認の連絡が入ってくることに対しても敏感になってしまうものです。
借金に対しては良いイメージを持たれにくいもので、「お金に困っている人」という見られ方をされる可能性も否めません。
とはいえ、カードローンの利用が不可避な場合、いっそのこと「在籍確認の電話が自分のところにくるかも」と、それとなく同僚に伝えておくのも良いでしょう。
隠しておこうとコソコソすると周りも気になってしまうものですが、堂々としていれば特別気にされないこともあるのです。
カードローンは借金ではあるものの、悪いことをしているわけではありませんので、変に隠そうとしないことも大切です。
特に外回りの多い方は注意が必要
なんだかんだ言っても在籍確認を不安に思う人もいるかもしれませんが、外回りが多い仕事の人は特に心配に感じるところでしょう。
自分のいない間に私用の電話が掛かってくるわけであり、誰がその電話を受け取るのかも気になってしまうものです。
しかし、そんな状況に置かれるからこそ、敢えて同僚に伝えておくのが効果的です。
一人でドキドキしているよりも、信頼のできる相手に一言告げておくことで、気分的にも楽になれるのではないでしょうか。
在籍確認をスムーズにクリアしよう！
カードローンはいざという時に便利な金融サービスです。
多くの人から利用されており珍しいものでもありません。
ところが自分自身で申し込むとなると、在籍確認というハードルをクリアしなければならず、多少なりとも勤務先を巻き込むわけですので、心配になってしまう人がいるのも無理はないでしょう。
しかしバレてしまうリスクは基本的に低いため、過剰に不安になる必要はないと言えます。
何を話すわけでもなく、会社に在籍しているかどうかを確認するためだけの電話ですので、時間にして1分程度で完了することが殆どです。
思っている以上にあっという間に終わる手続きであり、スムーズにクリアして無事にカードローンの申し込みを成功させましょう。