地方銀行の良い所は地域に密着していることです。
急にお金が必要になってカードローンの利用を申し込まなければならない時も、地元の銀行なら安心できます。
今回は千葉県と東京都内に店舗がある千葉興業銀行カードローン「リリーフ」について調べてみました。
リリーフですが、金利は低めなのですが、審査が厳しく、申込内容によっては審査落ちしやすいといわれています。
なぜ、カードローンの審査に落ちるのかその理由と通過するポイントについて教えます。
カードローンの審査基準を徹底解説!こんな人は審査に落ちる可能性大!
千葉興業銀行カードローン「リリーフ」の基本情報
金利 | 年率3.9%~14.6% |
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限度額 | 1,000万円 |
審査時間 | 不明 |
申込資格 | 満20歳以上60歳未満の安定した収入があり、保証会社オリエントコーポレーションの保証が受けられること(会社経営者(家族も含む)・個人事業主・年金生活者を除く) |
担保・保証人 | 不要 |
利用用途 | 自由(事業資金・投機目的・返済目的を除く) |
契約期間 | 1年 |
千葉興業銀行カードローン「リリーフ」の金利は3.9%~14.6%で、限度額が高い方が金利が低くなる「変動金利制」になっています。
返済方法は、返済日に自動的に引き落としをする「定例返済」です。
返済日は毎月10日で、借入は千葉興業銀行の窓口とATMの他に、提携金融機関やコンビニATMからも行えます。
千葉銀行の住宅ローンを利用している人は、金利が1%低くなります。
千葉興業銀行カードローン「リリーフ」の審査のポイント
千葉興業銀行「リリーフ」の審査のポイントは、お金を借りた後に返済ができるかということになります。
申込できるのは契約時に年齢が満20歳以上から60歳未満の安定した収入がある人となっており、60歳以上の人や年金受給者は利用できません。
「リリーフ」は、個人向けのカードローンのため「会社経営者」や「個人事業主」は対象外になります。
また、千葉興業銀行の他のカードローンの利用者も申込はできないので、リリーフ利用時は注意するようにしましょう。
審査の甘いカードローンの特徴!確実に借りられるカードローンはどこ?
用途は原則自由
カードローンの申込では使い道についても確認されます。
銀行というのは使い道を見て、お金を融資しても問題ないのか判断します。
千葉興業銀行カードローン「リリーフ」の使い道が自由であっても「借金の返済」や「ギャンブル」であれば、カードローンの審査は通りません。
リリーフは「会社経営者」や「個人事業主」は申込ができないので、「事業資金」ももちろん対象外になります。
他にも注意をしたいのが、使い道を「生活費」と記入した時です。
「お金を借りる位生活に困っている」と判断されたり、多重債務者と疑われてしまうかもしれません。
カードローンを申し込む時は「冠婚葬祭」や「旅行」といった、銀行側に信用してもらえる書き方をすることも大事でしょう。
60歳以上は審査を受けられない
最近は65歳定年の会社も増えていることから、カードローンの申込年齢も65歳や70歳までという所が多くなっています。
千葉興業銀行カードローン「リリーフ」に関しては、60歳未満でないと申込ができません。
他のカードローンに比べると厳しすぎるのではという意見もありますが、限度額の上限が1,000万円まで設定できるのは、千葉県内の地銀では「リリーフ」のみになります。
カードローンを利用するということはお金を借りることになるので、返済能力がないと銀行は貸すことができません。
そうなると60歳以上の高齢者で年金で生活をしている人は不利になるでしょう。
また、リリーフは利用していても満60歳の誕生日を迎えると契約が終了するので、いままで借りていたお金は全て返済しなければなりません。
希望額が高いほど審査は厳しくなる
千葉興銀カードローン「リリーフ」は、30~1000万円で限度額のコース設定ができます。
クレジットカードやカードローンの限度額は申込時に設定金額が高いと審査も厳しくなります。
リリーフの場合、限度額を200万円以上に設定するには、2倍の年収が必要です。
審査の結果によっては希望通りの金額にならないこともあるでしょう。
お金を貸す側からすると返済能力はあってもあまりにも大きな金額だと「貸し倒し」をされないか心配になりますし、そもそもの利用目的は何なのかというのも気になるはずです。
申込時の借入金額の希望が高いということは、それだけ審査にも時間がかかりますし、厳しくなるということも知っておきましょう。
千葉興業銀行カードローン「リリーフ」の審査は甘い?厳しい?
千葉興業銀行カードローン「リリーフ」は、契約時の年齢が満20歳~60歳未満の安定した収入がある人で、千葉県か東京都内の千葉興業銀行の営業地域内に自宅もしくは勤務先があることが申込の条件になります。
毎月決まった収入があれば、パートやアルバイト、主婦でも申込ができるので決して審査が厳しいとはいえませんが、利用目的や限度額の設定金額によっては審査に時間がかかることもあるでしょう。
また、クレジットカードのように即日発行はできず、WEBで申し込んでも仮審査に通過後、正式な書類を「郵送」で送るか「千葉興銀の店舗」まで持って行かなければなりません。
審査結果や正式書類の提出状況によっては、ローンカード発行まで1ヶ月位かかります。
地銀の中では標準的な審査難易度
銀行のカードローンは低金利での貸し出しになるため、審査が厳しいといわれています。
千葉興銀カードローン「リリーフ」の金利は3.9%~14.6%で、限度額が高い人ほど低金利になります。
「年齢」「住居」「勤務先」「収入」「他社での借入状況」が審査基準となり、契約時満20歳~60歳未満という年齢制限はありますが、限度額100万円までは収入の上限はありません。
返済能力があることが重要視されるので、複数のカードローンを利用していたり、借入の金額が大きいと審査落ちするかもしれません。
ただ、年齢制限はどこでもありますし、収入や他社からの借入状況は審査基準のポイントになるので、リリーフの審査が特別厳しいということではないでしょう。
地銀では標準的な審査基準といえます。
審査では年収が最も重視される
銀行のカードローンでは年収が高い=返済能力があると見なされます。
千葉興業銀行カードローン「リリーフ」は特にその傾向が強く、年収が高い人ほど審査が通りやすいといわれます。
年収だけでなく勤務先の知名度も大きく、やはり有名企業や大手企業に勤めている人は収入が安定していると考えられるのでお金を借りるという意味では有利になります。
また、在籍年数についてもしっかりと確認されるので、20代よりは30代、40代の方が、審査は通りやすくなるでしょう。
ただ、年齢が高くても転職回数が多かったり、年収が低いと返済能力はないと判断され、審査落ちすることもあります。
リリーフは、主婦でも申込ができるとありますが、これは夫の収入が安定していることが条件になりますし、会社経営者だと借りることはできません。
勤務先への在籍確認に注意
カードローンの申込をしたものの、勤務先に連絡が行くのは困ると心配になる人もいるでしょう。
クレジットカードやキャッシングの利用と同じようにカードローンの申込も担当者から在籍確認の連絡があります。
千葉興業銀行カードローン「リリーフ」も、申込の確認で「自宅」や「勤務先」に連絡をすることがあるので要注意です。
同じ千葉興業銀行カードローンでも「フリーローン」は必ず連絡と記載されていますが、リリーフについては申込内容によっては連絡が来ないこともあるのです。
千葉興銀の場合、担当者から連絡があったとしても、カードローンについては一切触れないようになっているので、勤務先に知られるということはありません。
千葉興業銀行カードローン「リリーフ」の審査に落ちる理由と対処法
千葉興業銀行カードローン「リリーフ」で審査落ちする理由に挙げられるのが「年収」「限度額」「他社からの借り入れ」です。
返済能力ということでいくと年収がネックになって落とされることがありますし、多く借り入れをしたくて限度額を高めに設定するのも落ちる原因のひとつといわれます。
また、カードローンをいくつも利用していたり、過去の延滞が原因で審査落ちすることもあるでしょう。
更に、申込時に間違いや記入漏れがあると審査落ちします。
できれば融資を早く受けたいというのであれば、つまらないことが理由での審査落ちは避けたいはずです。
ここでは、審査落ちをする本当の理由と落ちないための対処方法についてご紹介していきます。
年収が不安な時は希望限度額を下げよう
まず、千葉興業銀行カードローン「リリーフ」の審査を通りやすくするには希望限度額を低くすることが大事になります。
特にパート、アルバイトや正社員で勤務していても20代前半で年収が高くないという人は、一番低い30万円に設定しましょう。
他社だと10万円の所もあるので、借入金額によってはすぐに限度額いっぱいになりますが、30万円なら余裕を持って使うこともできます。
100万円までなら年収条件はありませんが、雇用形態や年齢によっては審査が通らない可能性もあります。
また、年収が高くても限度額を高く設定するのは「お金に困っているのかな?」と受け取られてしまいます。
使い道によっては限度額が高い方がよいかもしれませんが、金額が低い方が確実に審査に通りやすくなります。
金融ブラックなら信用情報がクリーンになるまで待つ
自己破産や債務整理をすると信用調査機関のブラックリストに載ってしまい、これまで利用していた銀行や消費者金融のカードローンが借りられなくなります。
この他にもクレジットカードの支払いを長期に渡って滞納した場合にはブラックリストに掲載されます。
信用調査機関のブラックリストに載ると早くても1年、長い場合は10年以上カードローンやクレジットカードの申込ができなくなります。
金融ブラックになっている場合、ホワイトになるまで待たなければ千葉興業銀行カードローン「リリーフ」だけでなく、他のカードローンも申込できません。
最近は、携帯電話の分割料金の支払いを滞納してブラックリストに載るケースも多いので、カードローン申込時に返済忘れがないかというのも確認しましょう。
虚偽の申込みは審査落ちに直結
審査落ちで多いのが、年収の虚偽申告です。
勤務先は「在籍確認」の連絡があるので、正直に書く人がほとんどでしょうが、収入についてはバレないと思って虚偽申告する人がいます。
年収が低いとカードローンは借りられないのではと不安になる気持ちもわかりますが、嘘は必ずバレます。
年齢や雇用形態に見合わない収入だと確実に審査落ちをします。
千葉興業銀行カードローン「リリーフ」に限らず、他社やクレジットカードについても同様のことがいえるので、申込内容は正直に書くということが大事になります。
申込時だけでなく、転職をしたり、引っ越しで変更があった場合には必ず連絡をしましょう。
連絡ミスで契約更新ができなければ、せっかくカードローンの審査に通っても意味がありません。
おまとめ・借り換え目的なら専用のローンを借りよう
返済のことを考えると金利は低い所がいいですし、複数のカードローンから借入をしていると「しんどい」と感じることもあるでしょう。
今までの借金をまとめたい、他社からカードローンの借り換えをしたいというのであれば千葉興銀カードローン「リリーフ」よりも専用のローンを利用するのがおすすめです。
千葉興銀の場合「おまとめフリーローン」と「フリーローン」があります。
おまとめフリーローンにすれば複数あった返済先や口座もひとつにまとめられるので返済額が少なくなります。フリーローンは「リリーフ」との同時申込もでき、借入期間が最大10年間なので、長期での利用も可能です。
借りたお金の使い道によっては、カードローンよりも専用のローンを借りた方がよい場合もあるので、迷ったら行員に相談してみましょう。
千葉興業銀行カードローン「リリーフ」の審査の口コミ
千葉興業銀行カードローン「リリーフ」を利用した人の多くが、低金利であったことが申込の決め手になったと言っています。
審査に通るためには、限度額を低めに設定することがポイントです。
千葉興業銀行カードローン「リリーフ」利用者の口コミを見ると年収が高めの人でも申込時の限度額は30万円~50万円となっています。
利用者の多くは30代、40代のビジネスマンですが、主婦のパートやアルバイトをしている学生も審査に通っているので、千葉県在住や都内でも千葉興業銀行の営業店舗があるなら申込をしてみましょう。
千葉興業銀行カードローン「リリーフ」の利用者のなかには、銀行の知名度で選んだという人もいるので、カードローンは不安と思っている人でも安心して借りられます。
カードローン審査の口コミまとめ!利用者の実際の感想とおすすめローン
他社借入があっても何とか通った
千葉興業銀行カードローン「リリーフ」がダメだったら消費者金融から借りなければならないのかなと思っていたのでひと安心です。
銀行カードローンは審査が厳しいといわれていますが、私のように他社から借入がある人間でも通る所があるので、クレジットカードやカードローンの返済をきちんとするのは大事だと思いました。
千葉興業銀行の窓口やATMだけでなく、指定金融機関やコンビニATMからも借りられるのは、とても便利です。
千葉の金融機関ならかなりお得
また、口座を持っていたこともあり、審査にもあまり時間がかかりませんでした。
県内にある他の地方銀行のカードローンについても調べてみましたが、私にとっては千葉興業銀行のカードローンが一番使い勝手が良さそうと感じました。
千葉興業銀行に口座がある、住宅ローンを利用しているのであれば、他の地銀や大手のメガバンクよりも千葉興業銀行カードローン「リリーフ」を申し込んだ方が、お得だといえます。
パート主婦でも借りれた
申込をWEBでして、正式な書類は郵送でも送れるので、銀行に行く時間がなくても申込できるのは、とても助かります。
借り入れもコンビニのATMでできたので、かなり便利だといえます。
カードローンは怖いイメージがありましたが、千葉興業銀行は地元の銀行ですし、消費者金融から借りるよりも安心です。
また、他社に比べると金利が低めに設定されていて、無理のない返済ができるのも家計を預かる主婦としてはありがたいことだと思っています。
ブラック・希望額20万で審査落ち
私は以前にクレジットカードの滞納をしたことがありブラックリストに載ったことがあります。
私の場合延滞だけだったので信用情報機関によっては1年位で事故情報が消えると思っていましたが、ブラックの情報って5年は残る所もあると知り、正直ショックでした。
安定した収入があれば、過去にブラックリストに載ったことがあっても時間が経っていれば大丈夫と思っていましたが、一度でも滞納したことがあるというのはお金を借りる上では相当なリスクということを今回知りました。
千葉興業銀行カードローン「リリーフ」は高い限度額が魅力
千葉興業銀行カードローン「リリーフ」は最高で1,000万円まで限度額が設定できるので、海外旅行や結婚式といったまとまったお金が必要な時でも利用しやすいのが魅力といえます。
最低限度額も30万円からになるので、余裕を持って使うことができます。
金利も低く、安定した収入があれば申込ができるカードローンになりますが、使いすぎには注意が必要です。
くれぐれも返済が遅れるということがないように、計画的な使い方をしましょう。