急な出費でまとまったお金が必要な場合、カードローンを検討するのも一つの方法です。
東邦銀行の主力商品「TOHOスマートネクスト」は、東北エリアの地銀で第2位の東邦銀行が提供する便利なカードローンです。
パートやアルバイトでも収入があれば申し込むことが可能で、返済も毎月決まった金額なので、カードローンが初めてという方も安心して利用できます。
ここでは、気になるカードの特徴や審査基準・通過するためのポイントなどを詳しく調べてみました。
カードローンの審査基準を徹底解説!こんな人は審査に落ちる可能性大!
東邦銀行カードローン「TOHOスマートネクスト」の基本情報
「TOHOスマートネクスト」の詳しい情報を見ていく前に、以下の基本的な情報を確認しておきましょう。
申し込み条件 |
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融資金額 | 10万円以上500万円以内(1万円単位) |
資金使途 | 自由(事業資金への利用は不可) |
金利 | 年4.8%~14.6% |
無利息期間 | なし |
申し込み方法 | ネット・来店・郵送・電話・FAX |
審査時間 | 原則当日中 |
借入までの最短日数 | 1週間〜10日 |
返済方法 | 東邦銀行の口座から引き落とし※随時ATMで入金返済も可能 |
返済窓口 |
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返済日 | 約定返済日は毎月10日 |
東邦銀行カードローン「TOHOスマートネクスト」の審査を受ける4つのメリット
東邦銀行カードローン「TOHOスマートネクスト」のメリットとして、次の4つが挙げられます。
東邦銀行の普通預金口座を持っていると、わざわざ銀行に行かないで審査が受けられるので、忙しい方や近くに銀行がない場合とても便利です。
また、すぐに借入をしたい場合、東邦銀行のキャッシュカードを持っていれば、ローンカードが発行されるまで待たずに融資が行われます。
借入や返済は最寄りのコンビニからできるので、とても使い勝手が良いのもこのカードのメリットです。
使い道が自由なので、旅行や結婚資金・資格取得など幅広い用途に使えるほか、融資限度額が500万円まで設定されているので、他のローンのおまとめや借り換えにも利用可能です。
口座を持っていると来店不要で審査を受けられる
東邦銀行カードローン「TOHOスマートネクスト」は、東邦銀行の普通預金口座を持っている方に限り、WEB完結申込に対応しています。
ネット上で申し込みから契約まですべて行うことができるので、仕事が忙しくて時間が作れない方や近くに東邦銀行がない方でも気軽に契約することができます。
また、WEBの契約では、押印や契約書の記入など面倒な手続きが省けるので、時間を節約できるのも大きなメリットと言えます。
WEB契約型で申し込む場合、運転免許証やパスポートなどの本人確認書類や収入証明書(希望限度額が150万円以上の方)も提出する必要はありません。
カードローンの契約までに口座を開設しなければいけないので、あらかじめ作っておくと便利です。
ローンカード発行無しでキャッシュカードをそのまま使える
東邦銀行カードローン「TOHOスマートネクスト」をWEBで申し込む場合、東邦銀行の口座やキャッシュカードを持っていることが条件になります。
審査を通過しても、借入できるまでに1週間から10日ほどの期間を要しますが、急いで借入したい場合はローンカードが到着する前に持っている預金口座をカードローン返済用口座に指定すれば、借入極度額を限度として最大50万円まで入金をしてもらえます。
さらに、契約が成立すると、ATMを利用しないで融資をしてもらえるダイレクトバンキングサービスが受けられ、ATM手数料などの利用コストを抑えられます。
最寄りのコンビニATMからも借入・返済が可能
東邦銀行カードローン「TOHOスマートネクスト」は、契約さえしていれば旅行先で急にお金が必要になった場合でも、全国の提携ATMから借入れすることができるのでたいへん便利です。
返済は、毎月10日(休業日の場合は翌営業日)に東邦銀行の普通預金口座から自動で引き落とされますが、東邦銀行と提携している最寄りのセブン銀行やローソンATM・ファミリーマートのE-netから随時繰上返済をすることができます。
ただ、コンビニATMを利用する場合、曜日や時間帯によって108円もしくは216円の手数料が必要です。
また、ATMで24時間利用できるのは借入だけで、曜日に関係なく返済するときは7時から23時までなので気を付けましょう。
使い道は原則自由!おまとめ・借り換えにも利用可能
東邦銀行カードローン「TOHOスマートネクスト」は、事業資金以外なら自由に使うことができるフリーローンです。
借入の最高限度額も500万円と高額で、たくさんの融資が必要な場合はとても便利に利用できます。
日常のちょっとしたお買い物や冠婚葬祭などに使えるのはもちろん、使い道が限定されていないので複数のカードローンのおまとめも利用可能で、金利や返済日を一本化できるので返済の負担を軽減できます。
また、金利も比較的低く設定してあるので、高い金利のカードローンを利用しているなら、借り換えを検討するのもよいでしょう。
ダイレクトバンキングサービスを利用すれば、限度額によっては他社カードの分割・リボ払いの手数料より安く支払えるというメリットもあります。
東邦銀行カードローンの審査ポイント
東邦銀行カードローンの審査は、銀行で定められた審査基準を満たしていないといけません。
まず、契約時の年齢が満20歳以上満69歳以下の方・安定した収入がある・東邦銀行の営業エリア内に勤めているか住んでいる・保証会社の保証が受けられることが申し込みの条件になっています。
審査では、返済能力があるかどうかをチェックされます。
担当するのは、東邦銀行の保証を行うエム・ユー信用保証株式会社です。
東京UFJ銀行とアコムの共同設立会社で、基準は公表されていませんがしっかりした会社なので審査は慎重に行われます。
複数のローンがあっておまとめをしたい場合、申し込みの際に明確な返済意思があることを伝えるのも大切なポイントです。
審査の甘いカードローンの特徴!確実に借りられるカードローンはどこ?
審査完了は最短でも翌営業日
東邦銀行カードローン「TOHOスマートネクスト」の審査結果は、申し込みを平日午前中までにした場合原則即日回答されます。
ただ、申込者の状況や時間帯によっては最短でも翌営業日になり、審査内容次第では2~3日かかるケースもあります。
審査結果の連絡方法は、WEB完結型での申し込み(東邦銀行に普通預金口座を持っている場合)は、Eメールで審査回答が送られてきます。
店頭や電話・FAX・郵送で申し込んだ場合は、電話での回答になります。
また、申し込んだその日に審査が完了した場合、東邦銀行の預金口座を持っていれば、即日融資を受けられることがあります。
口座がない方は、カードが郵送されるまで利用できないので、融資まで1~2週間ほどかかる可能性があります。
急ぎの場合は、あらかじめ口座を準備しておいた方がスムーズに借入ができます。
東邦銀行は基本的に在籍確認を実施
東邦銀行では、基本的に職場へ電話をして在籍確認をしています。
ただ、東邦銀行の公式ホームページでは、WEB契約型の場合は在籍確認のために保証会社よりご勤務先に連絡させていただく場合がありますと記載されているので、電話がないケースもあります。
確認の電話は、周りにカードローンの審査であることが伝わらないように配慮されているので、身構える必要はありません。
仮に席を外していて電話に出られなくても、電話に出た人から申込者が席を外していることを聞いただけで終わることもあります。
電話での在籍確認は申し込みや契約時に行われ、確認が取れないと審査に通過しないので、電話番号を間違えないように気を付けましょう。
審査では収入の安定性を重視している
東邦銀行カードローン「TOHOスマートネクスト」の審査では、収入が安定していることが重視されます。
長期的に借入と返済を繰り返しながらカードローンは利用していくものなので、月々の返済を問題なく続けられる収入の安定性が求められます。
つまり、申込時の収入が将来的にも続き返済能力があると判断されなければ、審査を通過することはできないことになります。
審査では、過去の返済履歴も調べられます。
多少収入が少なくても、これまでのカードローンの支払いがきちんと行われていれば、審査に通過する可能性は高くなります。
東邦銀行カードローンの審査は甘い?厳しい?
東邦銀行カードローンの保証会社は、数多くのカードローンを取り扱うエム・ユー信用保証株式会社となっています。
三菱UFJフィナンシャル・グループの一員で大株主はアコムなので、これらの会社に似通った審査が行われます。
コンピューターによるスコアリング審査で、申し込み内容と過去の利用者の統計を照らし合わせ、基準内であれば通過する仕組みです。
業界の中でも大手で保証業務を手広く行っているので、他社のカードローンで延滞事故があった場合は審査に影響します。
ただ、アコムのデータバンクでは新規の成約率が44.8%になっており、初めてカードローンを申し込んだ2人に1人が通過していることになります。
収入があれば、積極的にパートやフリーターにも融資をしているので、審査は甘い方だと言えます。
審査難易度は地銀の中では標準的
東邦銀行カードローン「TOHOスマートネクスト」の上限金利は14.6%で、他行カードローンと比較して平均的です。
一般的に、審査の難易度は、金利が低いほど高く、金利が高いほど低くなると言われています。
消費者金融と比べると審査の難易度は上がりますが、地銀のカードローンの中では審査の難易度は標準的になっています。
口座や関連サービスを利用していると審査で優遇?
東邦銀行カードローンには、TOHOスマートネクストの他にメインサービスカードローンがあります。
満20歳以上満70歳未満の方・勤続年数が1年以上で前年の年収が120万円以上の方が申し込みの対象になっており、東邦銀行カードローンの中でも利用しやすいサービスです。
借入限度額も10・30・50万円コース、100万円コース・200万円の3種類が用意されています。
まずは、比較的審査に通りやすいメインサービスカードローンを利用していれば、TOHOスマートネクストにグレードを上げることも可能で、延滞などの事故がなければ審査も優遇されます。
住宅ローン利用者なら「あんしんプラス」がおすすめ
東邦銀行でカードローンの利用を考えている場合、当銀行で住宅ローンの融資を受けているなら、あんしんプラスというカードローンがおすすめです。
限度額は50万円から500万円までで、住宅ローン利用者に適用される金利は4.5%、オートローン・教育ローンの融資を受けているなら7.5%の低い金利になります。
ただ、住宅金融支援機構を利用していたり、それぞれのローンが完済している場合には対象から外れます。
東邦銀行カードローン「TOHOスマートネクスト」の審査に落ちる理由と対処法
東邦銀行カードローンは前述のように審査は甘い方ですが、審査に落ちた場合以下の理由が考えられます。
まず、収入が安定していることが求められ、次々に勤務先を変えていたり転職をしたばかりでは、審査に通りにくくなります。
また、申し込みの際に、嘘の内容を意図的にすれば、信用はなくなってしまいます。
間違えた場合は問題ありませんが、提出書類や信用情報を元にして調査が行われるので、事実と反することはすぐにバレてしまいます。
支払いの滞納も信用情報に記録されるので、携帯料金などを分割払いにしている場合も注意が必要です。
また、信用情報には、消費者金融や信販会社などへの申込は半年間、銀行への申込は1年間記録が残るので、すでに複数のカードローンを利用している場合はお金に困っていると判断され、審査で落とされる可能性は高いです。
支払い状況などはすべて信用情報に記載されているので、対処法としては返済日に遅れないようにすることです。
複数の借入があるときは、申し込みの際に東邦銀行カードローンでおまとめしたい趣旨を伝えることが重要です。
希望限度額は必要最低限まで下げる
東邦銀行カードローン「TOHOスマートネクスト」の審査に通りたいのであれば、希望限度額を必要最低限まで下げて申し込むようにしましょう。
このカードローンは、30・50・70・100から500万円までの12種類から希望限度額を選べるようになっており、借入と返済のバランスが取れた金額であれば、審査に通りやすくなるからです。
また、100万円以下は収入証明書の提出が不要なので、審査は信用情報をメインに受けることができます。
金融事故があったら信用情報がクリーンになるまで待つ
東邦銀行では、カードローンの審査をする際に、申込者が過去に行った金融取引の状況を信用情報で確認します。
滞納などの金融事故情報は、契約終了日から5年は残るので、過去に大きなトラブルがあると返済への態度に問題ありと見なされ、審査に通りにくくなります。
審査を担当するエム・ユー信用保証が扱うカードローンはなおさらです。
もし、金融事故を起こしているなら、クリーンになるまで待つ方が無難です。
一度審査に落ちると、再度審査に通るのはかなり難しくなります。
他社借入は3社以内にとどめておく
銀行カードローンの審査は、他社に借入があるかどうかに対して、かなり敏感です。
カードローンの申し込みに対して、銀行は年収の1/2(消費者金融では1/3)の金額が融資可能とされており、他社借入に関しては2社(消費者金融は3社)以上の借入があると、審査に合格する可能性は低くなります。
さらに、借入件数だけでなく、1ヶ月以内に4社以上同時に申し込みをしている人は、審査に通らないことが多いです。
短い期間で多数の申し込みをすれば、それほどお金に困っているとみなされ、返済能力に欠けると判断されます。
もともと銀行が提供するカードローンは、消費者金融や他の銀行で借入が行われていないことを前提にしたサービスです。
審査に認められるとすれば3社が限界で、それ以上は申し込んでも通過することはできません。
もちろん、借入残高も重要で、年収の1/3を超えている場合は、銀行だけでなく消費者金融からも借入ができなくなります。
借入件数・金額を把握し、申し込みをするようにしましょう。
勤続年数は1年以上あるのが理想的
カードローンの審査では、勤務年数が長いほど有利になります。
なぜなら、お金を確実に返してくれる人に貸したいからです。
勤続年数が長ければ収入も安定しています。
逆に、転職を繰り返すなどして勤務年数が短いと、収入が安定していないとみなされます。
そのような人にお金を貸してもリスクが高くなるだけなので、審査には通りにくいです。
審査に通りやすい勤続年数の目安は、一般的に会社員なら1年以上が合格ラインです。
自営業はもう少し長い方が良いとされます。
ただ、カードローンの審査は、勤続年数だけでなく、年齢や年収・職種などを総合的に見て判断されるので、何年務めたから必ず合格するというものではありませんが、1年以上ある方が理想的で審査に有利になることは事実です。
ただ、アルバイトやパートなどは、正社員のように収入が安定していません。
やはり勤続年数は、審査の際に重視されるので注意が必要です。
東邦銀行は地元からの信頼が厚い!安心して利用可能
東邦銀行は、福島県福島市に本店を持つ創業から70年以上の歴史がある地銀です。
地域密着型の銀行として、地域に長い間貢献してきた経緯があり、福島県の指定金融機関の一つとして、地元の人たちから厚い信頼を寄せられています。
この銀行のカードローンはWEB完結ができるので利用しやすく、キャッシュカードとローンカードが一体になっているので、急ぎの場合は振り込み融資も可能です。
カードの種類も3種類あるので、目的や用途で使い分けることができます。
収入や借入金額には厳格ですが、ポイントを押さえれば審査に通るのも難しくはありません。
安心して利用できるカードなので、検討してみてはいかがでしょう。