ろうきんのフリーローンの審査は通りやすい?審査難易度を徹底解説

「ろうきんのフリーローンの審査は通りやすいの?」「ろうきんのフリーローンはそもそもどんなローンなの?」

ろうきんのフリーローンでの借り入れを検討している方はいませんか?

ろうきん(労働金庫)は、働く人たちがお互いに助け合うという目的のもと、作られた金融機関であり、労働組合員や農業共同組合員が自ら資金を出し合って運営に参画しています。

ろうきんのフリーローンは、各ろうきんによって金利が多少異なっていますが、総じて低金利であると言えるでしょう。

今回は、ろうきんの中でも代表的な「中央ろうきん」のフリーローンの金利や、審査などに焦点を当てて、開設していきます。

フリーローンの審査基準を徹底比較!金利が高いほど審査に通りやすい

ろうきんフリーローンの基本情報

ではまず、ろうきんのフリーローンの基本情報について記載していきます。今回は、商品概要や、金利などについて詳しくまとめてみました。

お使いみち 結婚費用やパソコン購入、カルチャースクール、旅行費用など、さまざまな資金や、他金融機関等のローンの借り換えなどに利用可能。
ご融資金額 最高500万円
ご融資期間 最長10年 ※ただし、最終返済時は満76歳未満。
金利タイプ 変動金利型・固定金利型
ご融資方法 原則として、お支払先へお客様名でお振込みいたします。
ご返済方法 元利均等毎月返済または元利均等毎月・加算月併用返済。
保証 当金庫指定の保証協会をご利用いただきます。
※保証料は当金庫が負担します。

融資金額としては、最高で500万円、融資期間としては10年間となっており、フリーローンの利用用途も、ほぼ全て利用可能なので、非常に便利に利用することができます。

ただ、使い道として事業への資金として使うことはできなかったり、借り換えが組合員でなければ、不可能だったりと、制約はかかってしまうということを理解しておきましょう。

続いて、金利についてです。ろうきんでは、金利を以下のように設定しています。

団体会員の方  生協会員の組合員 左以外の一般の労働者の方
変動金利  固定金利 変動金利 固定金利 変動金利 固定金利
年5.825% 年7.000% 年6.105% 年7.280% 年6.325% 年7.500%

ろうきんの団体会員の方の金利が1番安くなっていますが、一般の労働者の方も、年6〜7.5%と、消費者金融が18%付近であるのに比べると、とても低金利であるということに間違いありません。

ろうきんフリーローンの審査に申し込む条件

続いて、ろうきんのフリーローンの審査に申し込む条件についてです。

ろうきんのフリーローンは、どういった流れで申し込むのでしょうか、まずは申し込み条件から見ておくようにしましょう。

ろうきんのフリーローンに申し込みできるのは、基本的に以下のような人たちです。

  1. 団体会員の構成員である方
  2. 生協の組合員
  3. 組合員と同一生計の家族の方
  4. 一般の勤労者(中央ろうきんの場合、関東の1都7県に住んでいるか勤務している方で、先ほどの条件に該当しない方)

以上がろうきんのフリーローンに申し込むことができる方々です。

団体会員の構成員や生協の組合員ではなくても、勤労者なら申し込みできるということなので、年齢の条件は、満18歳〜最終返済をする時に満76歳未満の方となっています。

ちなみに未成年の場合には、親権者の同意が必要です。

さらに、安定した年収があり、前年度の税込み年収が150万円以上、勤続で1年以上(自営業者は同一事業を3年以上行っている可能性あり)という条件もあります。

これらは、中央ろうきんと同様の条件になります。

別のろうきんでフリーローンの利用を検討している方は、ご自身の地域のろうきんでチェックしてみてくださいね。

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働いている人なら誰でも審査に申し込める

条件を見てもらうと分かるかもしれませんが、ろうきんのフリーローンに申し込むためには、団体会員の構成員や生協の組合員ではなくても、勤労者であれば申し込むことが分かります。

ろうきんは、労働組合が運営している金庫なので、組合員以外は申し込むことができないと考えてしまいがちですが、働いている方であれば特に問題はないので、安心してください。

店舗の営業地域にお住まい・お勤めの必要あり

また、ろうきん自身は、あまり強調していませんが、店舗の営業地域に住んでいる、または勤めている必要はあります。

審査を申し込む条件の項で触れましたが、ろうきんでは申し込むことができる人を、「関東の1都7県に住んでいる方」と範囲を絞って条件を立てています。

基本的に関東圏で働いている人なら誰でも簡単に審査に申し込むことができるので、条件に該当する方で、ろうきんのフリーローンに申し込みたい方には、オススメです。

一般勤労者の方はろうきん友の会に加入しなければいけない?

しかし、上記の条件に加えて、原則として中央ろうきんの会に加入していただくか、個人会員として金庫に加入の上、利用しなければならいという決まりがあります。

中央ろうきん友の会は、中央ろうきんと取引がある、一般の勤労者の方、ご退職者の方による組織であり、会員相互の親睦と交流を図っています。

ろうきんフリーローンの審査難易度は会員ランク・選んだローンタイプに影響

ろうきんフリーローンの審査難易度は、会員ランクや選んだローンのタイプに影響すると言われています。

これから、ろうきんのフリーローンを契約しようとしている方が気になっているのは、審査が厳しいのかどうかについてですよね。

当たり前のことですが、審査に通らない限り、利用することができません。

ろうきんのフリーローンの審査は、一般的に厳しい方だと言われています。

金融機関の申し込み基準では、年収の制限や勤続年数などの条件が定められていますが、こういった金融機関は、一般的に審査が厳しいと言われています。

ろうきんのフリーローンは、比較的に金利が低いことが強みなのですが、金利が低い金融機関は審査が非常に厳しい傾向にあります。

しかし、ろうきんのフリーローンの審査難易度は、会員ランクや選んだローンのタイプによっては、審査が甘くなったり、逆に厳しくなったりするようです。

会員組合員はろうきんフリーローンの審査で優遇する?

会員組合員の方がろうきんのフリーローンの審査で優遇されるという話はあるようですが、定かではありません。

確かに、少しは審査に影響するかもしれませんが、金融事故などを起こしていても、組合員なら受かるということではありません。

組合員であったとしても、あくまでも借入者でなので、金融機関側としては、その人の信用情報や、支払い能力がある人間であるか否かという視点で見ています。

実績のある会員組合員でも、必ず審査優遇される訳ではないので、注意が必要です。

ろうきんフリーローンは変動金利より固定金利のほうが審査に通りやすい?

ろうきんのフリーローンは、変動金利と固定金利が用意されています。

変動金利とは、返済期間中に定期的に金利が見直されているタイプのローンのことです。一般的な金利タイプの中では、金利が1番低く設定されています。

金利は半年ごとに見直されるので、金利が下がれば返済額は減り、金利が上がれば返済額が増えていきます。

固定金利よりも金利が低く設定されているので、金利が上昇しない限りずっと低金利を享受することができます。

一方で、固定金利とは、借り入れた時から、あらかじめ決められた機関において金利を固定することができるローンのことです。

固定金利は、固定金利期間中は世の中の金利がどれだけ上昇しても、金利は見直されないために返済額は変更されません。

ただ、金利が固定されているので、安定して毎月払う金額が決まっているので、毎月変動しない一定金額を支払いたい方には、オススメです。

管轄の店舗によって審査難易度が変わる可能性も

ろうきんの審査が厳しいということは周知の事実ではありますが、店舗によって審査難易度が変わる可能性も十分にあります。

ろうきんのフリーローンの審査は厳しい方だと言われていますが、それぞれのろうきんで審査の厳しさは当然変わってきますし、構成員ではない方は、敢えてフリーローンを選ばなくてもいいのかもしれませんね。

ろうきんフリーローンの審査ではどこを見られる?

では、実際にろうきんのフリーローンの審査ではどういったところを見られるのかについて解説していきます。

一般的に、どの金融機関も申込者が本当に借り入れる金額を借り入れるだけの返済能力があるのかどうかについて見ています。

実際にろうきんのフリーローンの審査はどこを見られるのかについてご紹介していきます!

最重要なのは申込者の年収(返済能力)

これはろうきんに限らず、どこの金融機関でも同様ですが、判断基準として、1番重要なのは、申込者の年収です。

申込者の年収が安定していなかったり、年収ベースで200万に届いていなかったりすると、貸し出す方としては、本当にお金を返せるのか不安になってしまいます。

審査基準としては、最低でも200〜300万円くらいは継続的に確保しておけると、非常に審査に通りやすくなります。

信用情報がクリーンであることも重要

信用情報に金融事故が記載されていると、審査に通ることは絶対に出来ません。

金融事故は、一度記録されてしまうと、だいたい5年〜10年くらいは記録が残り続けてしまいます。

信用情報をクリーンに保つということは、審査に通る上で最低限の条件なので、絶対に金融事故を起こさないように気をつけましょう。

また、一度起こしてしまっている方は、最低でも5年は空けてから審査に臨むようにしてください。

利用目的もしっかり審査される

審査の申し込みをする時には、必ず利用目的についても回答を求められます。

基本的に、カードローンの審査でも利用目的はしっかり目を通されるので、ここが不適切な内容だと、審査をしてもらえないかもしれません。

あまり理由を言いたくない場合は、利用目的として「友人の結婚式のため」「財布を落としてしまって」などのやむを得ない理由を書いておくと、審査でも妥当な理由と判断されるでしょう。

他社借入があると審査に通りにくい

他社の借り入れが複数あると、審査に通りにくくなってしまいます。

他からの借り入れをまだ返済しきれていないということは、それだけ返済能力が無い人である、と判断されてしまいかねません。

他社借り入れがあると、審査に通りにくいので、借り入れがある方は、一旦他のところからの借り入れを全て返済することによって、返済出来るということを証明して、審査に申し込むようにしてください。

ろうきんフリーローンの審査に通るコツ

ろうきんのフリーローンで審査に通るコツとしては、どんなものがあるのでしょうか。

ろうきんのフリーローンで審査を受けることを検討している方は、なるべく審査に通りたいと考えている方が多いですよね。

ここでは、審査に通るコツをいくつかご紹介していきます。

借入額は必要最低限に設定する

まずは、借入額を必要最低限に設定するということです。

借り入れをする時に、必要最低限に設定することで、当然借入額が少なくなり、返済する額も少なくなるので、返済能力を心配したりする必要もなくなるのです。

お金を貸し出す側としては、必要最低限に設定されていた方が、貸し出す際のハードルが下がるのでお金を貸し出しやすくなるので、審査も甘くなります。

素早く借り入れをしたい方は、必要最適限の分だけお金を借り入れるようにしましょう。

クレカ・スマホ代の延滞には日頃から気を付ける

先ほども触れたように、長期で返済を延滞すると、個人情報に記録されてしまいます。

クレカ・スマホ代などは、特に返済を遅らせてしまいがちです。延滞の心配がある方は、絶対に延滞しないように気をつけましょう。

複数社の同時申込はNG!できるだけ期間を空ける

複数社の同時申し込みは絶対にやってはいけません。

個人の信用情報機関には、カードローンの審査に申し込んだことも記録されてしまいます。

もしあなたが複数のカードローンに同時に申し込んでしまうと、全ての申し込みが記録されてしまうので、複数のところから借り入れをしているということがバレてしまいます。

出来るだけ期間を空けないようにして、複数社の同時申し込みはやめるようにしましょう。

申込内容のミスや嘘の記入は絶対に避ける

申し込み内容のミスや嘘の記入が判明すると、その時点で審査に落とされてしまうということもあります。

特に嘘の記入は、審査する側にバレてしまうと信頼を失うので、年収や職場などを偽るのは絶対にやめましょう。

ろうきんフリーローンは金利がお得!まずは審査に通ろう

今回は、ろうきんフリーローンの審査が通りやすいのかについて中心にご紹介してきました。

ろうきんのフリーローンは、確かに消費者金融と比べると審査に通りにくいですが、その分圧倒的に低金利でお金を貸してくれます。

これから、ろうきんのフリーローンに申し込もうとしている方は、是非とも本記事を参考にして、審査に通るようにしましょう!

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