カードローンを申し込む際に気になるのが審査基準ですよね。
このページでは楽天銀行カードローン審査基準や、審査に通りやすくする方法について解説していきます。
また、楽天銀行カードローンの審査に落ちた際の対処法についても解説するので、利用を検討している方はそちらも参考にしてください。
楽天銀行カードローンの商品概要
楽天銀行カードローンの審査について見ていく前に、商品概要を確認しておきましょう。
限度額 | 800万円 |
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金利(実質年率) | 1.9%~14.5% |
遅延損害金 | 19.9%(実質年率) |
返済方法 | 残高スライドリボルビング返済 元利込定額返済 |
返済期日 | 1日・12日・20日・27日から選択 |
申込み条件 | 満20歳~62歳アルバイトやパート・主婦の場合は満20歳~60歳本人または配偶者に安定した |
利用目的 | 原則自由 |
担保・保証人 | 不要 |
楽天銀行カードローンはネット銀行の中でもサービスに力を入れており、利便性が高いという魅力があります。
ネットバンクらしく、Webを利用した審査やサービスの申込が非常にスムーズで、お近くに銀行がない方などにもおすすめです。
金利もお得な設定になっており、幅広い方におすすめできます。
楽天銀行カードローンの審査の流れ
楽天銀行カードローンの審査は以下の流れに沿っておこなわれます。
- ①申込み
- ②書類提出
- ③在籍確認
- ④カードローン契約
詳しくは次から見ていきましょう。
①申込み
楽天銀行カードローンの審査はWebから申し込むことができます。
申し込み時に入力が必要な情報としては以下などが挙げられます。
- 本人情報(氏名・住所・年収など)
- 他社の借入状況(借入件数・残高)
- 勤務先の情報(所在地・電話番号)
- 希望借入額
申し込み時に入力する情報は審査基準になります。
誤入力がない様によく確認してから申し込みボタンをタップしましょう!
②書類提出
楽天銀行カードローンの審査で提出が必要になる書類は以下のとおりです。
- 本人確認書類(運転免許証・パスポート・マイナンバーカードなど)
- 収入証明書(3ヶ月分の給与明細書・源泉徴収票・確定申告書など)
不備がないようにしっかりと確認した上で提出しましょう!
③在籍確認
楽天銀行カードローンの審査では在籍確認が実施されます。
在籍確認とは申し込み者が申告したとおりの職場に勤めているか確認する審査のことで、楽天銀行カードローンの場合は審査担当者が申し込み者の職場に直接電話を掛けることで実施されます。
在籍確認が取れなければ、カードローンの審査に通ることはありません。
そのため在籍確認を確実にクリアできるように、以下を実施すると良いでしょう。
- 楽天銀行カードローンに相談する
- 職場の人間に電話対応を頼む
詳しくは次から見ていきましょう。
楽天銀行カードローンに相談する
まずは楽天銀行カードローンに相談しましょう。
場合によっては以下などの対応が受けられます。
- 申し込み者の指定した時間帯に在籍確認を実施する
- 在籍確認を実施する前に申し込み者に連絡する
- 在籍確認を書類提出で代替する
③の対応を受けるためには相当の理由が必要ですが、①・②に関しては希望すれば受け入れてもらえるケースがほとんどでしょう。
また在籍確認について相談をする場合は、審査担当者(在籍確認の電話を掛けてくる人)の名前を聞いておきましょう。
次から説明しますが、職場の人間に電話対応を頼みやすくなります。
職場の人間に電話対応を頼む
在籍確認の相談が完了次第、職場の人間に電話対応を頼みましょう。
「職場の人間にカードローンの利用を話したくない」という方は以下のように伝えることをおすすめします。
一部のクレジットカードも発行の際に在籍確認が実施されるため、上記のように伝えれば、職場に人間から怪しまれることはありません。
在籍確認の対策をしっかりと立てて、スムーズに楽天銀行カードローンの審査に通りましょう!
④カードローン契約
在籍確認はカードローン会社側も手間が掛かるころから、審査の最終段階で実施されることが多く、在籍確認さえ完了すれば審査に通ったも同然と言えます。
在籍確認が完了次第、楽天銀行カードローンからメールが届くため、指示に従って契約手続きを進めましょう。
この段階で、最終的な借り入れ限度額や金利などを確認できます。
注意事項や利用規約などもしっかりとチェックした上でカードローンを契約しましょう!
楽天銀行カードローンの審査で必要になる書類
楽天銀行カードローンの審査で必要になる書類は住民票の写し(原本)・印鑑登録証明書(原本)のいずれか1点か、運転免許証(変更情報がある場合両面)の写し・健康保険証の写し・パスポート(日本国内で発行)の写し・その他楽天銀行が指定する本人確認書類の内2点です。
また保険者番号・被保険者番号・通院歴・臓器提供意思確認欄・個人番号にはマスキングして提出しましょう。
楽天銀行カードローンの審査難易度が低いと言える理由
楽天銀行カードローンは銀行系カードローンの中では審査難易度が低いと言える理由としては、以下などが挙げられます。
最低返済額が低い
楽天銀行カードローンの最低返済額は2000円程度と非常に低く設定されています。
返済額が低いということは、収入が低い人をターゲットにしているということであり、審査の通りやすさが伺えます。
アコムと利用者の年収が変わらない
カードローンの審査難易度は利用者の年収から推測することが可能です。
一般的に利用者の平均年収が低ければ低いほど、多くの人が利用できる審査に通りやすいカードローンだと言えます。
そして楽天銀行カードローンの利用者の平均年収は348万円程度であり、大手消費者金融系カードローンであるアコムと4万円程度しか変わりません。
そのため、楽天銀行カードローンは大手消費者金融並に審査に通りやすいと言えるでしょう。
なお、アコムの審査通過率は40~50%程度であり約2人に1人は審査に通っている計算になります。
パートやアルバイトでも利用可能
パートやアルバイトは正社員よりも収入が低く雇用が安定していません。
そのためパートやアルバイトは利用不可としている銀行系カードローンもあります。
そういった中、楽天銀行はパートやアルバイト、学生でも利用が可能であると公言しています。
返済能力が低いパートやアルバイトでも融資を実施していることから、審査の難易度は低いと言えるでしょう。
楽天銀行カードローンの審査の在籍確認について
楽天銀行カードローンの審査では必ず在籍確認が実施されます。
ここでは楽天銀行カードローンの在籍確認の方法とタイミングについて解説していくので、参考にしてください。
在籍確認の方法
楽天銀行カードローンの場合、在籍確認は申込時に申告した電話番号に掛かってきます。
番号は非通知で担当者の個人名で実施されます。
社名を聞かれた際には「楽天銀行の〇〇」と回答するとのことですが、楽天銀行は普通預金など多くのサービスを提供しており、カードローンの在籍確認だとは分からないでしょう。
そのため在籍確認による職場バレは気にする必要はありません。
在籍確認のタイミング
大抵のカードローンでは在籍確認は審査の最終段階で実施されるケースが多く、楽天銀行も例外ではありません。
そのため、在籍確認さえクリアしてしまえば審査に通ったも同然です。
なお土日は楽天銀行カードローンからの在籍確認は実施されない点は、抑えておきましょう。
楽天銀行カードローンの審査の口コミ
ここでは楽天銀行カードローンの審査に関する口コミを紹介していきます。
楽天銀行カードローンのリアルな口コミ・評判!審査は厳しい?利息が高い?
審査を申込む前に確認しておきましょう!
年齢 | 20代 |
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性別 | 女性 |
限度額も50万円程度で申し分ありません。
金利・融資スピード・限度額とバランスが取れていると思います。
年齢 | 20代 |
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性別 | 男性 |
フリーターの自分でも50万円の融資に通りました!
普段から楽天市場をよく使っていたのが良かったのだと思います。
年齢 | 30代 |
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性別 | 男性 |
引っ越しするためのお金が欲しくて楽天銀行のカードローンを申し込みました。
年収も300万円程度と低いですし、他社借入があったので不安でしたが、無事30万円を借りることができました。
楽天はプラチナランクなので優遇されたのかもしれません。
今後も楽天のサービスを使っていこうと思います!
楽天銀行カードローンの審査に通らない人の特徴
楽天銀行カードローンの審査に通らない人の特徴としては、以下などが挙げられます。
未成年者
楽天銀行カードローンを利用できるのは満20歳以上62歳以下の人のみであり、未成年者は審査に通りません。
そのため未成年者は以下の方法でお金を借りることをおすすめします。
- 奨学金
- 学生ローン
- JA・ろうきんカードローン
なお未成年者がお金を借りるためには、親権者の同意書が必要になる点には注意しましょう。
63歳以上の人
楽天銀行カードローンを利用できるのは62歳以下の人のみであり、63歳以上の人は審査に通りません。
そのため未成年者は63歳以上の人でお金を借りることをおすすめします。
- 消費者金融系カードローン
- 年金担保貸付再度
ただし多くの消費者金融系カードローンは70歳を超えると新規借入ができなくなる上に、年金担保貸付制度は令和4年の3月末に新規受付を終了することが決まっています。
上記の借入を検討している人は早めに審査を申込みましょう!
日本国外に住んでいる人
現在日本国外に住んでいる人は楽天銀行カードローンの審査に通りません。
つまり日本国外在住者が楽天銀行カードローンを利用するためには日本に移住する必要がありますが移住のハードルは高く、手続きも複雑であるため、おすすめできません。
そのため現在日本国外に住んでいる人は、外国在住者でも利用できる消費者金融系カードローンへの申込をおすすめします。
外国籍で日本の永住権・特別永住権を持っていない人
外国籍で日本の永住権・特別永住権を持っていない人は楽天銀行カードローンの審査に通りません。
そのため日本の永住権・特別永住権を持っていない人は、外国籍の人でも利用できる消費者金融系カードローンへの申込をおすすめします。
働いていない人
現在働いていない人は楽天銀行カードローンの審査に通りません。
つまり家賃や投資などで収入があったとしても、楽天銀行カードローンを利用することはできません。
大抵のカードローンでは安定収入さえあれば利用できるところが多いため、勤労以外で生計を立てている人は、他のカードローンへ申込みましょう!
勤労による安定収入がない人
現在働いていたとしても、勤労による収入が安定していない人は楽天銀行カードローンの審査に通りません。
なお勤労による安定収入がある人の特徴としては、以下などが挙げられます。
- 月収8万円以上
- 月々の収入に大きなバラつきがない
- 今後も収入が得られる見込みがある
- 連続して3ヶ月以上収入を得ている
- 年金以外の収入がある
楽天銀行カードローンの審査を申込む前に、自身の収入が安定しているかチェックしておきましょう!
3件以上のカードローンを利用している人
楽天銀行カードローンの審査では、安定して返済できるかどうかを確認するために、カードローンの利用状況がチェックされます。
カードローンの利用が多ければ多いほど以下などの理由で審査に通りづらくなり、特に利用件数が3件を超えている場合、楽天銀行カードローンの審査に通るのは難しいでしょう。
- 今後債務整理をする可能性が高いと判断される
- ローンの管理能力が低いと判断される
- 楽天銀行カードローンへの返済額が少なくなる
カードローンの利用件数が3件を超えている人は、楽天銀行カードローンの審査を申込む前に、返済を進めておきましょう!
年収の半分をカードローンで借りている人
楽天銀行カードローンは総量規制(年収の3分の1以上の融資を禁止する法律)の対象外ですが、相次ぐ多重債務者問題を受けて銀行は2018年より、総量規制に準じる内容の自主規制を設けるようになりました。
そのため現在は楽天銀行カードローンであっても、年収の半分以上の融資を受けることができません。
現在カードローンを利用している人は、借入残高と自身の年収を確認してから楽天銀行カードローンの審査を申込みましょう!
在籍確認が取れない人
楽天銀行カードローンの審査では在籍確認が実施され、確認が取れない人は審査に通りません。
在籍確認とは申込者が申告した通りの職場に勤めているか確認する審査のことで、楽天銀行カードローンの場合は審査担当者が申込者の職場に直接電話を掛けることでおこなわれます。
確実に楽天銀行カードローンの審査に通りたい人は、職場の人間に電話対応を頼むなどの在籍確認対策をしておきましょう!
信用情報に傷がある人
楽天銀行カードローンの審査では、返済能力を確認するために申込者の信用情報がチェックされます。
そのため自身に信用情報に以下などの金融事故情報が記載されている場合、楽天銀行カードローンの審査に通るのは難しいでしょう。
- クレジットカードの支払い延滞
- カードローンの返済の遅れ
- カードの強制解約
- 携帯電話料金の滞納
- 保証会社経由の家賃滞納
- 保証会社などの代位弁済
- 奨学金の返済滞納
- 連帯保証人の返済滞納
- 任意整理などの債務整理
ただし信用情報には保存期間が設定されているため、金融事故が解消されてから一定期間が経過していれば、事故情報は消えています。
上記の金融事故に心当たりがある場合は、楽天銀行カードローンの審査を申込む前に、自身の信用情報を確認しましょう!
虚偽の申告をした人
楽天銀行カードローンの審査を申込む際に、虚偽の申告をするのは絶対にやめましょう。
虚偽の申告が楽天銀行に発覚した時点で、審査落ちが決定するためです。
特に楽天銀行は年収と他社借入に関しては厳しくチェックしています。
年収や他社借入を申告する際には書類などを確認しつつ、正確な情報の申告を心がけましょう!
楽天銀行カードローンは即日融資に対応していないので注意
現在楽天銀行カードローンから即日融資を受けることはできません。
なぜなら銀行は2018年より暴力団関係者への融資を防止するため、全ての申し込み者を警察庁のデータベースで照会するようになったためです。
警察庁のデータベース照会には早くとも1営業日以上の時間がかかるため、楽天銀行を含む全ての銀行系カードローンから即日融資は受けられなくなりました。
即日融資を受けたい場合は、データベース照会を実施していない消費者金融系カードローンを利用しましょう!
楽天銀行スーパーローンで即日融資を受けられる?口座開設は必要?
楽天銀行カードローンの審査に通るコツ
楽天銀行カードローンの審査に通りやすくする方法としては、以下などが挙げられます。
希望借入額を抑える
金融機関にとって高額のお金を融資することは貸し倒れのリスクを上げることに他なりません。
そのため希望借入額を高く設定している申し込み者は厳しく審査されます。
一方希望借入額を10~30万円程度と低く抑えている申し込み者は、審査に通りやすくなります。
希望借入額を抑えて楽天銀行カードローンの審査を甘くしましょう!
他社への返済を進める
楽天銀行カードローンの審査では他社の借入状況をチェックされます。
その際に他社の借入件数や残高が多いと「お金の管理能力が低い」「債務整理をする可能性が高い」と判断され審査に通りづらくなります。
そのため他社借入がある場合は、返済を進めておくことで審査に通りやすくなるでしょう。
楽天会員のランクを上げる
楽天から届くダイレクトメールには「楽天会員様なら審査優遇」という文言が記載されています。
しかし楽天会員になりたての状態では、利用実績が少なく審査で優遇される可能性は低いと言えます。
そのため楽天市場などを利用してランクを上げてから、カードローンを申し込みましょう!
楽天銀行カードローンの審査に落ちた時の対処法
楽天銀行カードローンの審査に落ちた時の対処法としては、以下などが挙げられます。
1〜2ヶ月空けて再申し込みする
ローン申込情報は、信用情報機関でリアルタイム更新されています。
同時に楽天銀行以外のキャッシング商品に申し込むと、信用情報(クレヒス)の照会の際に「短期間に申込が集中している」と一目で分かってしまいます。
この状態を一般に「申込ブラック」と呼び、属性や返済実績が良好な人でも、各社の審査に通ることは難しくなります。
お金に困っているのではないかと勘繰られてしまうからです。
前回申込から1~2ヵ月開ければ「審査への影響は薄い」
ローン申込情報は、最長6カ月程度で信用情報から抹消されます。
実際にはそれほど待つ必要はありません。
申込情報がクレヒスに残ったままでも、1~2ヵ月ほど前の情報であれば「経済的に余裕のある人でもとる自然な行動」と捉えられます。
楽天銀行の審査に落ちてしまった場合、最低でも1ヵ月程度は申込内容を見直す期間をとってから、他社に再トライしましょう。
楽天銀行より審査の甘いカードローンを申し込む
楽天銀行カードローンの審査に落ちてしまった場合は、独自の審査基準を持つ中小サラ金を利用するのもおすすめです。
楽天銀行カードローンの審査のQ&A
ここでは楽天銀行カードローンの審査に関するQ&Aを紹介していきます。
審査を申込む前に確認しておきましょう!
楽天銀行カードローンの審査にはどれくらいかかる?
楽天銀行カードローンの審査は早くとも2日は掛かり、即日融資は受けられません。
また申込状況や土日祝日を挟む場合は、3日以上掛かる可能性もあるため、余裕を持って申込むことをおすすめします。
楽天銀行カードローンの審査結果はなにで通知される?
楽天銀行カードローンの審査結果は、申込時に入力したアドレスへメールにて通知されます。
楽天銀行カードローンの審査条件や審査基準とは?
楽天銀行カードローンの詳細な審査条件や基準は公表されていません。
なお日本国内在住の20〜62歳までで、勤労による安定収入があれば、パートやアルバイトでも審査に通る可能性があります。
楽天銀行カードローンの金利はなにで決まる?
カードローンの金利は限度額によって幅があり、例えば限度額500万円の場合、年4.5%~7.8%の間で金利が決定します。
なお具体的な金利に関しては利用者の属性によって変わります。
他社の審査に落ちても楽天銀行カードローンを申し込める?
他社のクレジットカードやカードローンの審査に落ちてしまった人でも、楽天銀行カードローンの審査を申込むことは可能です。
ただし、他社審査に落ちてしまった場合は落ちた原因を考えてから申込むことをおすすめします。
楽天銀行カードローンの審査に落ちても再チャレンジできる?
楽天銀行カードローンの審査に落ちてしまった場合は、最低でも6ヶ月以上期間を空けて審査を申込む必要があります。
急いでいる場合は、他のカードローンの利用を検討した方が良いでしょう。
楽天銀行カードローンの審査に落ちても焦らずに次の方法を考えよう!
このページでは楽天銀行カードローンの審査について解説してきました。
楽天銀行カードローンの審査難易度は銀行系カードローンの中では低めですが、誰でも審査に通るほど甘い訳ではありません。
審査に落ちたとしても焦らずに、信用情報をチェックするなど次の方法を考えることをおすすめします。