第三銀行は三重県に拠点を置く地方銀行であり、2種類のカードローンを取り扱っています。
SUNもPRECIOUSも人気のカードローンとなっています。
カードローンを利用するには審査をクリアしなければなりません。
SUNとPRECIOUSはどちらも第三銀行が取り扱っているカードローンですが、審査の基準も異なっています。
第三銀行カードローンの審査について詳しく解説していきます。
第三銀行のローンの利用を検討している方にとってはうってつけの内容となっています。
カードローンの審査基準を徹底解説!こんな人は審査に落ちる可能性大!
第三銀行カードローンの基本情報
第三銀行では2つのカードローンを取り扱っています。
その中の1つであるカードローンSUNの限度額は10万円から500万円までとなっていて、金利は下限が6.8%、上限が14.5%に設定されています。
パートやアルバイトの方も利用でき、全体的にオーソドックスな性能のカードローンとなっています。
PRECIOU ONEは10万円から1000万円に限度額が設定されており、金利も4.8%から12.8%となっているのが特徴のカードローンです。
利用のためのハードルは高めである一方、利点の多い内容となっています。
第三銀行カードローンの審査に通る5つのメリット
第三銀行のカードローンは2種類存在することからそれぞれ明白なメリットが用意されています。
例えばカードローン「SUN」には融資スピードが早いという魅力があり、「PRECIOUS ONE」は高額の借り入れの際に金利が低いという魅力があるので、目的に合わせて使い分けることが出来ます。
SUNとPRECIOUS ONEに共通する特徴として比較的高齢でも利用しやすいことが挙げられます。
これらのメリットについて詳しく解説していきます。
2種類のカードローンから選べる
第三銀行カードローンは2種類の中から選ぶことが出来ます。それはカードローンSUNとPRECIOUS ONEです。
カードローンSUNは一般的な性質を持つカードローンとなっていて、パートやアルバイトから正社員まで幅広い方が利用できる特徴があります。
PRECIOUS ONEは一定以上の収入を持つ方向けのローンであり、金利や限度額の面で優遇されます。
この2つのカードローンがあることにより、幅広い目的を持つ方に対応できるようになっています。
「SUN」は融資スピードが早いのが魅力
カードローンSUNはスタンダードな性能を持つカードローンであり、融資スピードが速いという特徴があります。
即日融資がなされることはありませんが、翌営業日に審査結果が伝えられることもあるほどスピーディーなのが特徴です。
なるべく早く融資を受けたい方にうってつけとなっています。申し込みはインターネット上で行うことが出来ます。
来店する必要もなく、店舗への移動時間がかかることもありません。
インターネットを利用しない場合は郵送などを利用しなければならなくなるので少し時間がかかります。
「PRECIOUS ONE」は高額借入向け
PRECIOUS ONEは高い限度額と低い金利を実現しているカードローンであり、高額借入に向く特徴を多く持っています。
審査の難易度はSUNよりも高くなりますが、上限金利が12.8%なので非常にお得な借り入れが出来ます。
この金利は固定なので安定して低金利を実感可能となっています。
最低返済額は2,000円となっており、高額借入向きのカードローンとしては低めであり、自分のペースで返済しやすい特徴も持ち合わせているので便利です。
口座を持っている方は第三銀行のホームページ上から簡易診断を受けられます。
融資金額300万円までなら原則として年収確認書類も不要となっているなど、利便性も優秀なカードローンとなっています。
満69歳まで審査申込み可能!
第三銀行の取り扱っているカードローンに共通しているのが申し込み可能な年齢の幅が広めに設定されています。
カードローンの審査においては返済能力が重視されることから、全ての銀行は年齢設定を設けており、基本的には高齢になるほどローンの利用開始が難しくなります。
しかし、第三銀行の場合は満69歳までの申し込みを可能としています。
定年後であっても利用できる可能性のあるカードローンです。
ただし、定年後に著しく収入が下がってしまったという場合は審査に不利となってしまいます。
年齢制限が緩やかなのはあくまで申し込み条件のことであり、審査に厳しさは別問題であることに注意しておきましょう。
金利が他の地銀と比べて比較的低い
一般的な地方銀行カードローンの上限金利と言えば15%前後となっています。
第三銀行カードローンのSUNの方は年利14.5%となっていて平均的ですが、PRECIOUS ONEの場合は上限金利が12.8%なので平均よりも低いです。
金利の低さは借入額が大きければ大きいほど、高いメリットとなります。
100万円を1年間で返済する場合、12.8%と15%では2万円以上も利子の金額に差が生まれることもあります。
下限金利の4.8%も低めの水準であり、借入れを行うにあたってお得な特徴を持っています。
第三銀行カードローンの審査ポイント
第三銀行のカードローンSUNを利用するにしても、PRECIOUS ONEを利用するにしても審査をクリアすることが条件となります。
それぞれ審査のポイントが微妙に異なっているので注意が必要です。
ここからは第三銀行のカードローンの審査におけるポイントを紹介していきます。
第三銀行のカードローンに申し込むことを検討している方にとって有用な内容となっています。
審査の甘いカードローンの特徴!確実に借りられるカードローンはどこ?
審査完了は最短でも翌営業日
第三銀行のカードローンは比較的素早い審査が行われる仕組みになっていますが、即日で審査結果が知らされることはありません。
これは日本の銀行に共通した特徴です。
以前は地方銀行の中に即日審査、即日融資を行っているところもありました。しかし、世の中に多重債務者が増える中で銀行には一層慎重な審査が求められるようになっています。
そこで日本全国の銀行では審査の手順を増やし、即日融資を行わないようになりました。
第三銀行に審査を申し込んだ際にも、その結果が伝えられるのは翌営業日以降となるので注意しておきましょう。
大型連休などの前後には申し込みが殺到しやすく、そのタイミングで申し込みをした場合は1週間近く審査時間がかかる可能性もあります。
最も重視されるのは安定収入の有無
第三銀行のカードローンでは2種類のうち、どちらを選んだとしても安定収入があるかどうかが重要となります。
雇用形態についてはパートやアルバイトでも問題はありません。
収入が安定していれば審査をクリアできる可能性が高いです。
例えばある月は50万円の収入があり、他の月は5万円の収入しかないという場合は安定感がないと判断されてしまいます。
たとえ1ヵ月あたりの収入額が低かったとしても安定していることが重要です。
具体的にいくら以上必要になるかという指標はなく、借入れの希望次第ではそれほど収入が多くなくても融資を受けることが出来ます。
WEB完結で申込み可能
地方銀行カードローンの中には来店を必要とするものも少なくありません。
地方銀行は地域密着のサービスを行うものというイメージが根強く、来店した方にサービスを実施するというシステムを採用していることが多いからです。
しかし、そのようなイメージやシステムも徐々に変わってきています。
第三銀行のカードローンは申し込みや手続きをWEB完結で行うことが出来ます。
家の近くに第三銀行の店舗がないという方も申し込みやすくなっています。
地方銀行であっても場所に制限されずに幅広く顧客を獲得すべきという時代になってきたともいえるでしょう。
スマートフォンでも申し込みが可能なので外出先からも手続き出来ます。
第三銀行カードローンの審査は甘い?厳しい?
第三銀行カードローンの審査には厳しいという意見も、甘いという意見もあります。
審査結果が伝えられる際に理由が明らかになることはないので、個人個人が審査の難易度を知ることは実質的に難しいといえるでしょう。
しかし、インターネット上には第三銀行カードローンに申し込みを行ったことがある方の意見や情報などがあふれています。
もちろん、それらの中にはデマもあるかもしれませんが、それらを総合的に中立的に見ていくと第三銀行カードローン審査の難易度が見えてきます。
審査難易度は地銀の中では若干厳しい?
第三銀行カードローンの審査難易度は地方銀行の中でやや厳しい方となっています。
何をもって厳しいと判断するかは難しいところですが、収入が安定していないとあっさり落とされてしまうこともあるので、少し厳しめといえるでしょう。
地方銀行の中には低額融資であれば、それほど収入が安定していなくても初回審査を通すところもあります。
第三銀行カードローンにおいてはそのようなことがあまりありません。
逆に言えば安定収入を得られている方であれば、問題なく審査を通過できることが多いということでもあります。
収入が安定していない場合はカードローン申し込みの際に何らかの工夫をしないと、審査を通過できないかもしれません。
ただ、審査の通過可能性を高める方法自体は存在するので、やや厳しめの審査でもあきらめることはありません。
「SUN」のほうが比較的借りやすい
第三銀行カードローンでは2種類のうち、SUNの方が比較的借りやすくなっています。
SUNはPRECIOUS ONEに比べて一般向けのカードローンとなっており、高額な収入も必要としていません。
そのため、審査に通るか不安な方はまずSUNの方に申し込むのが有効です。
SUNの審査に通らなかった方がPRECIOUS ONEの方に通るということは基本的にありません。
SUNとPRECIOUS ONEでは約2%ほどの上限金利の違いがあります。
それゆえに第三銀行ではカードローンSUNで融資する方がリスクが低く、審査の難易度もそこまで高くしていないといえるでしょう。
また、SUNの審査では第三銀行へのこれまでの実績が求められることはありません。
PRECIOUS ONEの場合はこれまでの第三銀行との取引が審査に影響を与えるとホームページ上で明言されています。
このことからもSUNの方がハードルが低いことは明らかです。
第三銀行カードローンの審査に落ちる理由と対処法
第三銀行カードローンの審査はやや厳しめに行われているものの、審査に落ちる場合には何らかの理由があります。
その理由が分かれば今後カードローンに申し込む際、どこに注意しておけばいいか推測することも出来ます。
例えば申し込みの内容に不備があれば、審査に落ちてしまう可能性が高くなります。
これは内容が間違っていることで審査が進められないだけでなく、あえて嘘を書いたのではと疑われる恐れがあるからです。
カードローンの審査においては申し込み者の信用性が重要となります。
嘘をつくということは信用性が低いと判断されることに繋がります。
銀行は保証会社との情報共有を行っています。
それゆえに申し込み者の情報を詳しく手に入れることが出来ます。
申し込み内容に嘘や誤りが含まれているとすぐにバレる可能性が高いので、絶対に正確に記入するようにしましょう。
また、勤務先の連絡先が間違っていると在籍確認できない可能性があります。その点にも注意が必要です。
希望限度額は必要最低限まで下げる
第三銀行カードローンの審査をクリアする可能性を上げるためには希望限度額を必要最低限まで抑えることが重要となります。
限度額が高ければその分借りられるお金が増えたり、金利が下がったりするメリットがあります。
それゆえに必要以上の希望限度額で申し込む方もいます。
しかし、希望限度額が高いということは銀行側にとってのリスクを増大させるということでもあります。
申し込み者が高い限度額いっぱいまでお金を借りて、返済不能に陥った場合銀行に多大な損失が発生するからです。
希望限度額が低ければ低いほど、銀行から見たリスクは下がります。そのことが審査難易度を下げることにも繋がっていきます。
そのため、審査を通過できるか心配な方は必要最低限まで希望限度額を下げておくことが重要となります。
限度額は申し込み段階で固定されるわけではありません。カードローンの利用開始後も使用状況に応じて増額がなされることもあります。
つまり、低めの希望限度額で申し込んだとしても将来的に限度額を最大限に高めることは可能です。
金融事故があったら信用情報がクリーンになるまで待つ
銀行が融資に慎重になる最も大きな要因は金融事故です。
金融事故とは債務整理や滞納など、金融機関を相手に起こしたトラブルのことを表します。
金融事故を起こすと信用情報に記録が残り、お金を借りるのが非常に難しい状態になります。
この状態はブラックリスト入りとも呼ばれます。
信用情報に傷がある状態で銀行からお金を借りることは現実的ではなく、カードローンに申し込んでも高確率で審査落ちしてしまいます。
ただ、この信用情報の傷は永遠に残るわけではありません。
金融事故の内容に応じて記載期間が決まっていて、その期間を過ぎると消去されます。
それゆえに金融事故を起こしてしまった場合はその情報が消去されるまで待つことが重要となります。
金融事故の内容が重いと消去されるまでの期間が長くなりますが、悪質な滞納や延滞などの場合は1年程度で消去されることもあります。
信用情報についてはCICのホームページで確認できます。
最近ではローンの幅が広がっているので、信用情報の傷に気づかずに生活している方も稀にいます。
他社借入は3社以内にとどめておく
銀行は審査の際に申し込み者の借り入れ状況をチェックします。
申し込み者が他社に多額の借り入れをしている場合、その返済にカードローンが使われる可能性もあります。また、申し込み者が様々な金融機関から借り入れをしている多重債務の
状態にあった場合、新規の借り入れには大きなリスクが伴います。他社からの借り入れが多ければ多いほど審査の難易度は上がるので、可能な限り返済を行っておくことが大切です。
他社借入を3社以内に留めることが出来れば、それほど不利にはなりません。金額と借入先数の両方をなるべく抑えることが重要となります。
借り入れにはカードローンやフリーローンのように分かりやすいものだけでなく、自動車ローンや高額商品の分割払いも含まれます。
知らず知らずのうちに借入れ額を膨らませている方も多いので気を付けておきましょう。
カードローン申し込みの機会にこれまでの借り入れを整理しておくのも有効です。
勤続年数は1年以上あるのが理想的
収入が安定しているかどうかは審査に大きな影響を与えますが、そのことに関係しているのが勤続年数です。
勤続年数は長いとその仕事をこれからも続ける可能性が高いと判断されます。
逆に様々な職を転々としている場合、今の仕事もすぐにやめてしまうのではと思われてしまうかもしれません。
仕事を続けないと安定した収入を得られることは難しくなります。
それゆえに勤続年数が長いことは安定した収入を示す要素ともなっています。
これはアルバイトやパートでも同じです。出来れば勤続年数が1年以上ある状態で申し込んだ方が審査に通りやすくなります。
ただし、それまで長く同じ仕事をしていた方が転職した直後など、勤続年数が短くても仕方がない状況は少なくありません。
そういった場合には審査にそれほど不利とはならない可能性があります。
また、勤続年数が短くても収入や返済実績でカバーできるケースもあります。
第三銀行カードローンは目的に応じて使い分けよう
第三銀行カードローンは2種類あるので目的に合わせて使い分けることが出来ます。
気軽に申し込みやすいSUNと、金利が優遇されているPRECIOUS ONEのどちらが合っているか判断することも重要となります。
審査を受ける際にはその特徴を把握し、出来るだけ可能性が高い状態にしておくことが大切です。
第三銀行カードローンは2種類とも使い勝手がよく、審査さえクリアすることが出来ればその利便性を実感することになるでしょう。